『離婚弁護士シン・ソンハン』1話~12話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

写真:Netflix より

2023年3月4日から配信の韓国ドラマ『離婚弁護士シン・ソンハン』。チョ・スンウさん主演、見ないわけにはいきません。ビアニストから離婚弁護士に?どんなドラマが語られるのでしょう、期待大です!

*ネタバレあり

概 要

つらい出来事をきっかけに、ピアニストから法律家に転身した離婚専門の弁護士。さまざまな事情を抱えるクライアントのため、型破りな方法で複雑な離婚訴訟に立ち向かう。ーNetflix よりー

配信:Netflix

配信日:2023年3月4日~4月9日、全12話

ジャンル:リーガル、ヒューマンドラマ

演出:イ・ジェフン監督、イム・ジュニョク監督

脚本:ユ・ヨンア

登場人物()はキャスト

〔主要人物〕

シン・ソンハン(チェ・スンウ):離婚専門弁護士、元ドイツの音大教授

イ・ソジン(ハン・ヘジン):元人気ラジオDJ、シン・ソンハンの依頼人

チャン・ヒョングン(キム・ソンギュン):シン・ソンハン法律事務所の事務長、ソンハンの中学からの友人

チェ・ジョンシク(チョン・ムンソン):不動産屋、ソンハンの中学からの友人

〔周辺の人々〕

キム・ソヨン(カン・マルグム):ラーメン屋の末娘

ユ・セボム(イ・ウンジェ):シン・ソンハン弁護士事務所の職員

パン・ホヨン:ラジオ番組プロデューサー、イ・ソジンのラジオも担当していた

カン・ヒソプ:イ・ソジンの夫

カン・ヒョヌ:イ・ソジンとカン・ヒソプの息子

〔テナム電子〕

マ・グミ:テナム電子の奥様

ソ・ジョングク:テナム電子社長、マ・グムヒの息子

チン・ヨンジュ:ソ・ジョングクの妻

ソ・ギヨン:ソ・ジョングクとチン・ヨンジュの息子

ソ・ハユル:ソ・ジョングクとチン・ヨンジュの娘

〔クムファ法律事務所〕

パク・ユソク(チョン・ベス):クムファ法律事務所の弁護士

チェ・ジュン:クムファ法律事務所のインターン弁護士

第1話 あらすじ

シン・ソンハンは、離婚専門弁護士で、今日も勝訴した。

彼の法律事務所は、古いビルにある、引き戸がすっきり閉まらない。

ソンハンは、脳細胞が衰え始めた頃に勉強を開始し、2年の忍耐の日々を得て、司法試験に合格した。しかし彼は”離婚”以外の案件を扱わない。

事務長のチャン・ヒョングンは、イ・ソジンが人気ラジオ番組のDJを降板したことでショックを受けていた。

そこに、当のイ・ソジンが現れた。

彼女は、不倫し、不倫相手が性行為の動画をネットに流した。彼女は世間から非難され、4年も続いたラジオ番組を降板させられ、夫から家を追い出されていた。ほとんど誰も事情を知っていた。

彼女はソンハンに「助けてください。私が望むのはただ1つ、養育権です」と言った。

「本心ですか?」とソンハンは聞いた。ソジンは、泥試合になっても、敗訴の可能性があっても闘う覚悟だった。それを聞き、ソンハンは受けた。


ソジンは、ソンハンの助言で家に戻った。果物を持って息子ヒョヌの部屋に入ったが、彼は電気もつけずゲームをしていて、彼女を無視した。

夫のヒソプが帰って来た。ソジンを見て、髪の毛をつかみ出ていけと怒鳴った。「あなたの本性を世間にさらしてやる」とソジンは言い、二人は激しくののしりあった。ヒョヌはゲームのボリュームを上げ、耐えた。


チェ・ジョンシクは、不動産屋で、ソンハンとヒョングンの共通の友だち。彼は大家のソンハンに家賃も払わず、ローレックスをして新車のスポーツカーを買ったようだ。それが2人にバレて、メシを食いながら説明してもらおう、と3人で行き着けのラーメン店に行ったが、”事情により休業中”の張り紙が、、。


イ・ソジンが事務所に来た。彼女は、棚の”親権および養育者指定’などのメモを見た。

ソンハンは彼女の状況確認をした。

不倫は約1年前から。ラジオ番組のパンPDの誘いで、彼女の友だちが経営する店に行った。そこのシェフがソジンのファンで、気分がよかった。よく行くようになり、彼と不倫関係に。

夫は、私の下着を全部知っている。朝夕写真を撮って記録する。夫が浮気を知ったのは、動画が拡散された後。

クズ男を避けて、ゴミ男に出会った。


ソウル家庭裁判所で調停が行われた。

夫側弁護士の供述:

「昨年3月24日はヒョヌ君の参加日、イ・ソジンさんは行かなかった。ヒョヌ君は失望して教室を出て、塀を越えてケガをして病院に行った。担任の先生が付き添い、ソジンさんに電話を10回もかけたがでなかった。誰もが寂しいから不倫をするわけではない。息子が母親の動画を見たら深く傷つくはず」

その日ソジンは浮気相手とホテルにいた。男は彼女の写真を撮り、彼女はやめてと言った。2人がベッドに横になった時、彼女のスマホが鳴ったが、男が取り上げ着信拒否に。男は自分のスマホから写真を削除するフリをして、動画録画にセットしてベッドの横に置いた。

ソンハンの供述:

「イ・ソジンさんは、どこで誰といようと30分ごとに写真を撮って夫に送らなければならなかった。彼女は友達の結婚式にも呼ばれず、番組関係者の会食に一度も参加できなかった」と言い、過去3年間、夫が彼女宛に残した”罵倒”のメモの山を出した。それらは家中に貼られ、この屈辱的な行為は7年以上続いている。さらに家中にカメラが6台も設置されている。妻に非人間的な行いをして、抑圧し統制下に置く、これこそ有責行為」と言った。

夫側弁護士は「母親の不適切な動画が存在することは、子供の養育上有害」と反論。

ソンハンは委員長に「動画の件は解決し、加害者は収監され、動画の処理費用も払った」と説明した。

しかし夫側弁護士は「依頼人が昨夜 例の動画が拡散しているのを確認した」と言った。

ソンハンは「この状況は、イ・ソジンさんへの二次加害、彼女は被害者。彼女は息子が同じ立場に置かれるのを避ける為に養育権を求めている」と言った。

その日の調停は終わった。


ソンハンは、動画の件について、ヒョングンに再度警察に確認するよう頼んだ。警察から戻った彼は「初期の段階で、加害者のパソコンから削除して、比較的早く収拾できたそうだ」と報告した。

なら、夫はどこで見つけたのか?


ソンハンたちはソジンに了解を得てから、学校帰りの彼女の息子ヒョヌと会い、ハンバーガー店に入った。ヒョングンは離れた席に座った。

ソンハンは「言いたくないことは言わなくていい、黙秘権がある」とヒョヌに言った。

「何が一番つらい?」とソンハンが聞くと「記憶力が悪くなるといいのに、僕が見たもの、、」とヒョヌは言った。ソンハンは彼の様子から、それが何なのかを聞くことができなかった。

ヒョヌは立ち上がり「ママが憎い、先生の電話に出なかった、着信拒否を。病院で待ってたのに、パパが来たんです。僕の頭からママが消えるといいのに」と涙を拭って、出て行った。

ソンハンは「複雑で もどかしく 心が痛む」とヒョングンに言った。


夜中、ソジンは、ヒョヌの悲鳴を聞き、急いで彼の部屋に入った。夫が、スマホから救急車を呼ぼうとした、ヒョヌがそのスマホを叩き投げ、泣き叫んだ

ソンハンは、ヒョヌの話を思い出し、モヤモヤと心が痛んでいた。

そこにイ・ソジンから電話が。「もうやめましょう、ヒョヌが病院に運ばれた、彼は苦しんでいる。突然泣き叫び、息も吸えずに。夫が救急車を呼ぼうとしたら、スマホを奪って何度も投げて、、」泣きながら言った。

ソンハンは「はい、ソジンさん、やめましょう。ヒョヌが落ち着いたら、24時間営業の店に行き、しっかり食事を。離婚調停ではなく裁判を、勝ちます、必ず」と言った。

感 想

第1話、興味深いスタートです。

シン・ソンハンの弁護士としての仕事ぶりが紹介されました。脳細胞が衰える頃に猛勉強し2年で司法試験に合格。しかし離婚専門弁護士で、他の案件は受けない。依頼人のイ・ソジンが「望みは養育権」と言った時に、受けると決めた。

離婚専門弁護士” と”養育権”というキーワード、それにこだわるのは、彼の過去と関係があるのでしょう。これから徐々に明らかにされるということですね。

おじさん3人組が面白そうです😆❤️ 行きつけのラーメン店が休業してショックを受けてましたが、このラーメン店も、これからの展開に大切な役割をにないそうですね。

妻の下着の写真も朝夕撮って、チェックする夫、新たなサイコ夫像ですか?とにかく妻をコントロールしようとするDV夫ですね。

ヒョヌ君が、本当に上手でした(泣)。子供が苦しんでいるのはつらいです。

チェ・スンウさんが、どんな”シン・ソンハン”を誕生させてくれるのか、たのしみです!

第2話 あらすじ

裁判が始まった。

原告:カン・ヒソプ vs 被告:イ・ソジン

原告代理人(弁護士)は「有責配偶者であるイ・ソジンさんが、子供が救急搬送されたにも関わらず養育権を要求。イさんに養育権を渡すことは、子供の尊厳を放棄したも同然。原告が養育権を主張するのは当然」と訴えた。

ソンハンは、病院でヒョヌと会った時の会話を思い出していた。

ソンハンは、ヒョヌに「二人とも親として0点だが、もし地球上に自分ともう1人だけ生き残れるとしたら誰がいい」と聞いた。ヒョヌは「ママ。ママが死んだらどうしようと思った。ママが苦しむの見ると僕も苦しい、、知ってるでしょ、僕がパパのスマホを投げた理由を」と言ったのだ。

ソンハンは「ヒョヌ、君が見たことは消えることがない、だからすごく努力しないといけない。思い出した時、気を紛らわせるために。そんな時 俺は*トロットを聴くんだ」と言い、「聞きたいことがある、答えなくてもいい。自分で見たのか?見せられたのか?」と。

*トロット:韓国の音楽のジャンル、日本の演歌のような歌

ソンハンは、ヒョヌの日記帳を裁判官に見せ、一説を読んだ。「”僕は不幸だ。ママは家にいない。最近は僕を不幸にするパパとばかりいる、だから自分が可哀想だ”」と、そして原告への尋問を要請した。

「カンさん、不安的な幼いヒョヌ君に、あの動画を見せましたか?」ソンハンは尋問した。イ・ソジンは驚愕した。

「息子のためです。この女と暮らせない理由を分からせるためだ。父親として俺の息子に見せて悪いか」とカン・ヒソプは怒鳴った。

「裁判長、このような行動を取る親に、子供の尊厳が守れると?」とソンハンは言った。

イ・ソジンが立ち上がり、カン・ヒソプの頬を2回平手打ちし、、泣き叫んだ、、ハンソンは彼女を後ろから抱えた、彼女は気絶した。

ソジンは病院で気がついた。

「今朝、ヒョヌ君から連絡があり、学校で日記帳を受け取った。あの動画を、、見たことをあなたが知ったら悲しむけど、それでも一緒に暮らしたいと」とソンハンは話した。

「死ぬまで償うつもりです。ヒョヌに会いたいです」とソジンは涙ぐみ言った。

ソンハンは、ソジンに「大事なことを言い忘れてた、勝訴しました」と言った。


イ・ソジンは家で、ヒョヌのために食事を作っていた。ヒョヌが帰ってきて、一緒に食べた。ヒョヌは「どっちと住むの?」と聞いた。「ママと」とソジンは答えた。

ソジンは、ヒョヌの手を取って「ごめんね。ママが悪かった」と泣いて謝り、二人は抱き合った。


ソンハンは家に戻って、ヒョヌとソジンの言葉を思い出し、物思いに沈んでいた。

彼は、ツナ缶をつまみに焼酎を飲んだ、、「苦い」。

そしてプレイリストから、トロットを選び、大音声(より低め)でかけ、一緒に歌った。

そこにインターホーン、ヒョングンジョンシクだった。

「イ・ソジンさんはどうだった?」「ドイツに音楽留学までしてトロットを?」口々にごちゃごちゃ言いながら入って来た。

ジョンシクは、イ・ソジンの心配をするヒョングンに「自分の心配をしろ、離婚に応じてから他人におせっかいを」と言い、ソンハンには「5000万ウォン以上もするドイツ製のスピーカーだろ、だったら聴くべき曲は、ドビッシーで兄さんとかヘンデル母さんとか」と説教を😆。

「音楽を差別するな、ナム・ジン、シム・スボン、、」と彼はトロット歌手の名を挙げた。そして80年代のギャグで盛り上がるジョンシクとソンハン。

ヒョングンは、ソンハンのプレイリストをいじりながら「裏切られたよ、シン・ソンフンの曲が入ってない」とカバンからマイ・マイクを取り出し、スピーカーにつなげ、”シン・ソンフン”の歌を情感こめて歌い出し、ヒョングンが加わりデュエットし、最後はソンハンがマイクを奪って、3人でその悲しい歌詞に涙した(ハハハ、、


翌日、ソンハンは、事務所の”成功チャレンジ”のブドウの絵の1粒を塗りつぶした。残りは1粒である。


ソンハンは、マンションの掃除をしているおばさんから「弁護士先生ですよね?離婚ご専門の、離婚には高額が必要ですか?」と聞かれた。

おばさんは、姑がオーナービルの掃除から管理まで、何もかもしていた。

家族は、夫と娘2人だが、そこに口やかましい姑が毎日来て、嫁と孫娘2人に小言ばかり言っている。おばさんは1日中働いてるが、夫は何もせず家にいるようだ。

翌朝4時、姑が台所で豆を洗っていた。起きたおばさんに「5階を人に貸す、私は家具や家電を処分してここに移る。孫たち2人を1部屋して、空いた部屋に入る。早くローンを返さなきゃ」と突然言い出した。

おばさんは出先から、夫を携帯で呼び出し「お義母さんが、5階を人に貸し同居しようとしている。やめるように説得して」と頼んだが、、。

家に戻ると、同居に反対の娘が、姑と言い争っていた。

おばさんは「もうおやめに」と言ったが、姑は「あなたが不甲斐ないからよ。女ばかり産んでおいて偉そうに」と言った。

娘が「父さん、しっかりしてよ。お母さんが可哀想でしょ」というと、姑は「それが父親への態度?」と娘を叩いた。「たたくな!暴言も暴力もやめて」とおばさんは叫んだ。

「言ってもわからないから」と尚も娘を叩く姑に、おばさんはキレた、、姑に近寄って彼女の背中を叩き、夫と娘に引き離された、、。


ソンハンは、病院のロビーで行われている、ピアノとバイオリン2台の演奏を聴きに来た。

ピアノを演奏していた女性は、ソンハンの教え子のようで、彼を「教授」と呼んだ。

彼女は、来週ドイツに帰ると言った。彼女は教授にワインをプレゼントした。

イ・ソジンがお礼に事務所を訪れ、彼女もワインを持ってきた。「今日はワインの日だな」とソンハンはありがたく受け取った。

彼はソジンに、結婚は自分の意思で?と聞いた。彼女は「元夫は、ギャンブル依存症の兄の親友で一緒に会社をはじめた。兄が会社のお金に手をつけ会社が倒産寸前になったが時、元夫が家を売って持ち直した。兄の借金の担保として結婚を。別れを決心した時、兄がギャンブルで負けし泥酔して事故で亡くなった。勇気を失ったまま月日が流れてしまった」と話した。

ソンハンは、モーツァルトピアノ協奏曲第23番第2楽章、”深い悲しみ” を思い浮かべた。

ソジンは「ワインを選んでよかった、ブドウの絵もあるし、あと1つですね」と言った。ソンハンは、就職活動を急いだ方がいい、元夫に訴訟を起こされるおそれもあるので、と助言した


ソンハンとヒョングンは2人で先に食事を始め、出来上がっていた。

あのブドウ、あと1つを塗りつぶせたら、ソンハンは”あいつ”とやり合うつもり。

「ぶっ殺す。あいつのせいでジュファとギヨンが、、、」とソンハンは酔っ払って言った。

その頃、”テナム電子”の社長の妻、チン・ヨンジュが、パク・ユソク弁護士を呼び「シン・ソンハンに会うように」依頼していた。

ソンハンは、一人で歩いて帰った、、アップライトのピアノがあった。

彼は、最初は静かに鍵盤に触れて、そして、激しい旋律を弾き始めた、、楽曲はシューベルトの”魔王”だった。

感 想

このドラマ、1つも無駄がない、全部面白くて、見逃せないです。

被告イ・ソジンと、原告カン・ヒソプの裁判は、被告側の勝訴になりました。ヒョヌ君は母親と暮らせるようになってよかったです。でもソンハンは、ヒョヌ君が実父から受けた傷を思うと、苦しくてしかたないようです。それが、彼の過去の傷を思い起こさせるのでしょう、だから、家で、またトロットを聞いていましたね、気を紛らわせるために。

ソンハンの過去、ピアニストでドイツで教授をしていたことはわかりました。しかし、その彼が、なぜ何もかも捨てて帰国して弁護士になったのかはまだわかりません。ドラマの後半に出てきた女性の子供と関係がありそうです。「ギヨン」という名前が2人から語られました。

韓国ドラマの特徴の1つ、物語の初めにいくつかの伏線を忍ばせておいて、徐々に全貌を明らかにしていくという脚本が、すごく上手だなと思います。

小道具、ブドウの絵、5000万ウォンのスピーカーで聴くトロット、ソンハンが最後に演奏したシューベルトの”魔王”、ぜんぶ意味があるはずです。


次の裁判は、掃除婦のおばさんからの依頼のようですが、、こんな姑っているのかな、って思うけど、多分いるのでしょうね、、。


一番好きだったのは、ヒョングンジョンシクソンハンの3人の場面、面白すぎでした🤣❤️。チェ・スンウさんも、ジョンシク役のチョン・ムンソンさんも、ミュージカル俳優だそうですが、ドラマで超一流のミュージカル俳優さんの歌を聴けるって、贅沢!!

そして、3人が歌っていた”シン・ソンフンさんの歌”をYouTubeで調べてみました、素敵な歌ですね(私、だいぶ、暇です😨)

第3話 あらすじ

翌朝、シン・ソンハンは、きつい二日酔いで起き上がるのもつらかった。

ジョンシクから「カッコイイ、腕がさびてない」と電話の後、動画が送られてきた。

何と昨夜、ソンハンが酔っ払ってストリート・ピアノを演奏した映像だった。ソンハンは”しまった!”と頭を抱え、すぐに投稿者に、”動画削除要請”のテキストを送ったが、スルーされた。


掃除のおばさん(エラン)が、離婚の相談に来た。

「もう耐えられない。暴行しました、姑を叩いた、正気じゃなかった。20年以上 犬のような扱いを受けても、私は我慢できる、でも子供たちまでそんな扱いを受けるのは我慢できない。とにかく、もらうべき物はもらいます。ビルを所有してて私の取り分もあるはず。ビルの名義は姑だが、夫が買った。事業が倒産した時に備えて、ビルだけは残そうと、私には無断で姑の名義にした」と話した。


ソンハンは、ヒョングンと一緒に食事に出た。2人とも二日酔いがひどかったが、ラーメン店が空いていて歓喜した!!しかしおばあさんではなく、よく笑う娘さんがオープン。彼女は「笑ってすみません、母が話していた ”哀れな3人の野郎どもがよく来る” の方々だとすぐわかったので。母は腰を痛めて入院中です」と言った。


病院にいる姑は、どこも悪くないが、少なくとも全治2週間の診断書を書いてもらい、嫁に一生罪悪感をもらせたいと息子に話した。

夫が病院から戻ってきた。エランは夫と話したが、夫はいつもの通り姑の肩をもった。

「お前の気持ちがわかるが、母さんに謝るんだ」と言う夫に、「そうね、離婚してから。このビルの取り分はもらう」と彼女は答えた。


ソンハンは、難しいケースだが、ひとまず調べることにした。エランがこのビルを2年以上も真面目に掃除をしてきて、人柄もいいから。

ジョンシクが客のフリをして不動産屋に行き、エランのビルについて偵察した。そして、ソンハンに「エランは評判がいい。姑の嫁いびりがひどいとみんな知ってる」と報告した。


ヒョングンは、別居中のジウンに会った。

彼はもう一度やり直したい。「一緒にカフェを」と話したが、ジウンに「やめて、私は他の男と暮らしてるのよ。離婚しよう、あの人を愛してる」と言われてしまった。


ソンハンは、掃除中のエランを手伝いながら、「暴言を吐かれた日やその記録が残っていないか?」と聞いたが「寝る間もないのに、記録なんか書けない」とエラン。

「近所の人たちは状況を知ってるので、証言してくれる人を探すとか、娘さんたちの証言も」とソンハンは言った。

またビルについて「”名義は義母に信託したがビルは夫の物”と証明できる、きちんと公証をうけた覚え書がないか?」と聞いた。彼女は昔の夫との会話を思い出し「”公正証書と録音がある”はず、姑のところに。必ず手に入れます」と言った。

エランは、5階の姑の部屋に入って、公正証書と録音を探していた。そこに夫が入ってきた。


ソンハンは、甥のギヨンと動画通話した。ギヨンは、来週泊まりに行く時、ゲームを持っていくと嬉しそうに話した。

甥はおばさんに呼ばれたと電話を切った。おばさんがチン・ヨンジュである。妹のハユルが、「お兄ちゃん、ゲームをしよう」と入ってきたが、おばさんが、勉強のじゃまをしちゃだめ、と連れていった。

ソンハンは、動画投稿者に再度「削除」のテキストを送ったが、投稿者”6月の男”から「動画は好評です、削除しません」との返信。彼はコメントが1000を超え、”マジでバズった”と喜んでいた。


イ・ソジンは、ヒョヌとの生活を始めていた。元夫に訴訟を起こされる前に仕事を見つけなければならないが、うまくいかない。

彼女が履歴書を持ってソンハンの事務所に来たので、みんなびっくりした。事務所は暇で人は足りている、断ろうとしたが「”在職証明書”が必要なのをご存知のはず」と彼女が言い、ソンハンは弁護士室で話そうとしたが、ドアはまだ半分しか開かない。

ソジンは「きっとお役にたつはず」とそのドアを外し、髪を束ねて、カッターや定規、ろうそくやライターを使って大工仕事を始めた。そしてドアをはめなおした。ドアはスムーズに開閉できるようになり、ソンハンたちは大興奮!!


事務所に招かざる客がきた。クムファ法律事務所のパク・ユソクである。

ユソクは壁の”ブドウ”の絵に気づき「全部ぬりつぶしたら、なにかありそうですね」と探りを入れた。

ソンハンは「話があるなら、単刀直入に」と。

「月イチでギヨンに会うのはもうやめてください。先方の決定です」と彼は言った。

「パクさん、ある弁護士がクソみたいな仕事ぶりだったのに、”全力を尽くした”と。買収されたザコのくせに、パートナー弁護士になった。私は激怒して当然ですね。法律に疎かった私は努力して弁護士になった、ピアノ弾きだった私が。その原動力は何か?”怒り”」とソンハンが話した。

ユソクはプッと笑って「かっこいい。妹の離婚訴訟の真相を究明するために弁護士になり、優秀なのに離婚専門、モテるでしょ、まだ独身?」とからかった。

ソンハンは「バカげた質問を」と言い、「お帰りを」と手で示した。


ユソクは事務所に戻り、インターンのチェ・ジュンを呼び出し、「シン・ソンハンという弁護士が準備している訴訟を調べろ、ブドウ栽培を邪魔してやる」と言った。


その夜、ソンハンは、妹ジュファの夢を見た。彼女が好きだった”モーツァルト「ピアノ協奏曲 第23番」、彼女はこれを弾いてくれるなら、ドイツ公演にギヨンと一緒に行くと言っていたが、、

雨の日に彼女は亡くなった、、

ソンハンは、ジュファの夢を見て、泣きぬれた、、、

感 想

ソンハンは酔っ払って、無意識にストリートピアノを弾いたようですね。

その演奏動画が拡散され、大人気になっているようですが、それの発信者”ピアノマン”は、クムファ法律事務所のインターン弁護士のチェ・ジュンのようです。


事務長のヒョングンも辛さを抱えています。別居中の奥さんから、離婚を迫られている、、彼女は別の男性と暮らしているようで、、。


そして、ソンハンが”離婚専門弁護士”になった理由がほぼ分かったようです。

彼の妹のジュファの離婚訴訟で、彼女の担当弁護士が、パク・ユソクだった。妹は、息子ギヨンの養育権を心から望んでいた。しかし、ユソクは買収され、妹は養育権を獲得できず、失望して、亡くなった。ソンハンは、裁判の内容、妹がなぜ死ななければならなかったのかを究明するために、弁護士になった。ということなのかなと思います。

ソンハンはつらい、そして、甥のギヨン君もつらくて寂しい。二人だけが、ジェファへの想いを共有できる(話さなくても)、会うことが何よりの楽しみで慰めなのに、一方的に阻止できるのでしょうか?


ラーメン屋の娘さん役のカン・マルグムさん、『39歳』の主人公の義姉役で出演されてました。素敵な俳優さんですね。

カン・マルグムさんは、『良くも、悪くも、だって母親』にも出演されます。クリクリのパーマをかけたお母役で双子の孫やいる役で、別人のようです。


第4話 あらすじ

シン・ソンハンは、妹ジュファの夢をみて目覚め、事務所に早く行った。イ・ソジンが待っていて、先日強引に押しかけたことを謝り、履歴書を返して欲しいと言った。

急に事務所にたくさんの相談者が訪れて列が出来た。イ・ソジンは相談者たちを手際よく案内した。


クムファのチェ・ジュン弁護士は、シン・ソンハンを偵察に来て、”ピアノマン”が、シン・ソンハンだと知った。

チェは、ソンハンの顧客がパク・エランだとパク弁護士に報告した。パクは彼に、エランの夫の弁護が初仕事だと言った。


エランはソンハンに、書類を見つけられなかったと言った。夫との関係を聞かれ「主人はいい人、だから苦労してきた母親を否定できない。義母が診断書を取った、私を訴える」と話した。ソンハンは「こちらも”名誉毀損”で告訴を。お義母をたたいていないのに、近所の人たちに、嫁にたたかれたと言いふらした」と言い、エランをびっくりさせた。


事務所に戻ったソンハンは、イ・ソジンをラーメン屋に誘った。ソンハンに採用が認められ、彼女は喜んだ。


風の強い休日に、ソンハン・ヒョングン・ジョンシクの男3人でキャンプ。

ソンハンが、夢にジュファが出てきたと言ったので、2人は黙った。彼女が亡くなった時のソンハンの苦悩を知ってるから。葬儀で、ジュファの夫は喪主にもならず、息子のギヨンも連れず弔問に来て、ソンハンは彼を追い返した。


エランの夫、ソ・ビョンチョルは、クムファのパク弁護士から「奥様が弁護士に会っている、クムファが無料でご主人の弁護をする」と話しかけられた。

夫がエランに「姑に手を上げておいて」と怒ると、彼女は「デマなら聞いた、お義母さんを名誉毀損で告訴する」と反論した。


チン・ヨンジュは、夫に「ギヨンを伯父に会わせるのをやめさせたい。ギヨンの養育権を渡さなかったのは、完璧な家族を築くため」と言った。夫は「今月が最後だ、合わせてやれ」と返答した。父から許可をもらったギヨンは、早速、伯父のソンハンに「来週行けるよ」と電話した。


ソンハンは事務所で上機嫌だったが、、ヒョングンが、突然、涙を流し事務所を出て行った。妻のジウンから ”妊娠したの、離婚に応じてちょうだい” というメールを受け取ったのだ。彼は一人、ラーメン屋で、から~いラーメンを注文、赤ワインをグラス4杯飲んだ。


ソンハンは、イ・ソジンから「相談室を作っては?お一人で対応は大変なので、私がお手伝いを」と提案をされ、了解した。


ソ・ビョンチョルは、ビル掃除中のエランに「目を覚ませ、告訴を取り下げろ」と。そこにソンハンが来た。夫はソンハンに「裏切られた気分だ」とうなだれたが、「姑に暴言をはかれ、精神的な虐待を受けても、あなたを信じてローンを払ってきたビルを姑のものだと言われた、エランさんの気持ちは?」と反論された。


ヒョングンは、ソンハンとジョンシクに、妻からのメールを見せた。2人は黙った。


離婚調停が行われた。

ソンハンは「ビルの所有者はソさん。パクさんに相談せず母親名義に変更した。当ビルについて財産分与を要求します」と言った。相手側のチェ弁護士が反論し、弁護士2人の攻防を聞いていたエランが、

「義母をたたきました。積年の恨みで思わず手が、すみません。でもあのビルはもらう権利があります」と言った。

その時、夫がポケットから録音機を出した。

ビルは、パク・ウルブンの名義に変更したが、息子ソ・ヒョンチョルの物”と姑が言っていた。

夫は、公正証書の正本も出し、「今まで苦労をかけたな」と言い、エランは涙を流した。

帰り、ソンハンはエランに「ロマンスが残ってると思って」と言った。


姑は、息子に「このビルを財産分与に?あんたの人生を潰した人よ」と怒った。息子は「教頭の娘には、親と同居するなら結婚できないと断られた。別れた後 酒浸りになり、毎朝 酔い覚ましのスープを作ってくれたのがエランだ。長い間交際してたんだ」と話した。

エランが姑の食事を用意して、床にひざまづき「お義母さん、申し訳ありませんでした、許してください」と泣いて謝った。

「立ちなさい、息子に食事を作ってやって。あなたのおかげで、今まで穏やかな老後を過ごすことができた。ありがとう」と姑は涙を流し、食事を食べた。


チェ・ジュンは、パク・ユソクに辞表を提出。シン・ソンハンの事務所に「採用してください」と来た。ソンハンが断ると、チェはスマホを出して「削除します」と。路上演奏”ピアノマン”の動画をアップした”6月の男”は、チェ・ジュンだった!

感 想

エランさんの件は、無事決着がつきました。「ロマンスが残っている」のは素敵ですが、、夫さん、”教頭の娘に断られた話”、何十年引きずってたの?←とツッコミを入れたのは、私だけ?

ヒョングンは、妻からのメールに衝撃を受け、泣いてました。後の2人は、そんな彼を気づかい、ソンハンが「ジュファの夢を見た」と話した時も、残り2人は気づかってました。おじさん3人組、いい人たち。

チン・ヨンジュが、ジュファの夫だったソ・ジョングクと結婚して、ギヨンの養育権ジュファから奪ったのか、渡さなかったということですね。チン・ヨンジュがまた意地悪そうな人ですね。

第5話 あらすじ

ソンハンは、チェ・ジュンが、ストリート・ピアノ演奏の動画をアップしたと知り、怒り狂ったが、動画削除のために、チェを雇用することにした。


相談者がきた。ソンハンは、イ・ソジンに勉強のため同席を依頼した。

既婚男性(パク教授)と不倫相手(キム・ジクシ)から「離婚できるようにしてほしい」との依頼。事情は”男性は肝がんで、肝移植を受ければ生存の可能性が高まる。女性がドナーになるつもりだが、婚姻届が必要。妻はドナーにならない、離婚ではなく夫との死別を待っている”。

ソンハンは、受諾について保留した。


ソンハンは、甥のギヨンが来る日なので張り切って準備した。送ってきた運転手が「夜の9時に迎えにくる」と言った。いつもは1泊するので、ソンハンが理由を聞くと「大奥様がお戻りになるので」と言った。

マ・グミ(大奥様)”に、ソンハンは、妹のジェファの結婚式で会った。「妹は優しい子です」と言った時、グミは「ダメよ、優しいと大ごとになる」と笑ったのだった。


事務所にジョンシクが花束を持って現れ、イ・ソジンに「よろしく」と渡した。彼女は戸惑い、それを”ラーメン屋”に持って行った。ソンハンとヒョングンが知り、ジョンシクに「余計なことをするな。彼女は今、注目されたくないんだ」と怒ったが、、彼には通じなかったようだ(ハハハ)。


チェ・ジュンは、クムファのパク・ユソクから「スパイだったのに、奴の事務所に行くのはおかしい」と笑われた。悩んだジュンは、ヒョングンとソンハンに打ち明けた。

ソンハンは「あいつのスパイを続けろ、情報を流せ。給料をもらえ、クムファのカネで酒を飲もう」と言った。


ヒョングンは、毎日、ラーメンと赤ワインで夕食。そこに妻ジウンから「助けて、痛い~」と電話があった。ラーメン屋の娘が運転してくれ、ジウンを病院に連れて行った。

ヒョングンが外で待っていると、ジウンの同棲相手が来て「感謝します、すみません」と何度も泣いてお礼を言った。

ヒョングンは泣きながら歩いた。

ソンハンはヒョングンに電話。彼が泣いているとわかり、家に呼んだ、、もちろん、ジョンシクもやってきますよ。

ヒョングンは「いい人だ」とジウンの同棲相手のことを言った。「こうなったら何が何だかわからない。安産であってほしい」と。

彼が立って窓から外を見ている姿をジョンシクが写真に、、クールに撮れたようで、、

ヒョングンもそれを見て「送って」と言った(哀愁とおかしみ🥲)


ソンハンの事務所に、チェ教授の息子が訪ねてきた。留学先のアメリカから帰国し、空港から直行、両親には無断で来たようだ。

彼は全ての事情を知っていた。そして「僕がドナーになる。親と取引する、”肝臓をあげるから、帰国させてほしい”と」と言った。


ラーメン店で、ソンハンはイ・ソジンと夕食。

ソジンは「チェ教授の案件を見送れば、私は作曲家の霊感どおり演奏出来ない気がします」と言った。以前、ソジンが花をもらったことに過敏に反応した時、ソンハンが「近々、イ・ソジンモードに戻ることを祈ってます。演奏家の解釈も重要だが、作曲家の最初の霊感が一番重要です」と言ったことへの返しだった。

ソンハンはお会計をして、お店に飾ってある花(ソジンが持ってきた)を取り上げた。その花は、翌日ソジンのデスクの上に飾られていた。


ソンハンはチェ教授と会い「必ず勝つために2つ我慢を、がん保険を全て解約、前科者になること。”生きるか死ぬか”の勝負になる」と言った。

感 想

マ・グミ(大奥様)の登場です。ソンハンの妹の義理母だった人ですね。彼女は、ソンハンの敵なのか、もしかしたら味方なのか?

ソンハンとイ・ソジンの「作曲家の霊感」の会話の意味が謎でした。しかし、ソジンは、もらった時には戸惑った花が、ソンハンと話した翌日に自分のデスクに飾ってあるのを見て、嬉しそうな顔をしていました。本来のイ・ソジンモードに戻れたということなのでしょうか?

ヒョングンの哀愁とおかしみ、3人のおじさんたち、いい味😆


第6話 あらすじ

今日はジュファの誕生日、ソンハンはお墓参りに来た。彼女の横には、両親のお墓もある。「俺は強くないんだ、1人残されて100歳まで生きると思うと、、気が遠くなる」と悲しんだ。ベートーベンのピアノ曲 ”月光”が、彼の脳裏に流れた。


事務所にまた、招かざる客、マ・グミがやって来た。ソンハンは緊張した。

彼女はジュファの墓地の場所を聞いたが、ソンハンは「今さら妹の弔問に?許可しません」と断った。

「なら、調べるわ。シン・ソンハンさんがどんな方か知りたくて来た」という彼女に「離婚の相談があれば」と名刺を出した。

「勝訴する自信は?私の人生を変えられるかしら?”ジュファのように、優しければ おおごとになる” 言ったはずよ」と彼女は言った。


マ・グミは、嫁のチン・ヨンジュに「ギヨンを母親のお墓に連れて行く」と言ったが、ヨンジュは「やめてください、私の家族です」と反発。グミは笑い「ギヨンの家族だった」と。ヨンジュは「私の方が早かった、お義母さんが反対したから遠回りしたが、結局 私と結ばれた」と反撃。「息子の選択だから仕方なく迎え入れた」とマ・グミは言った。


離婚調停が行われた。

ソンハンは、チェ教授の妻が、保険会社に電話した録音を証拠として提示。「解約すれば保障金はもらえないでしょ。息子のためにもらわなくちゃ」と話していた。

実はソンハンがチェ教授に「保険会社に解約が可能か確認を、そこから奥さんに連絡がいくはず」と言い、教授が、妻の電話を盗聴したのだった。

妻側の弁護士の「違法では?」に、ソンハンは「違法です」と認めた。調停委員が、参考にすると言ったので、妻側は、チェ氏を「通信秘密保護違反」で告訴すると言った。

調停は”離婚で同意”となったが、チェ教授は、元妻から告訴されることになった。


勝訴したが、ハンソンはうかない顔である。

イ・ソジンが「これでブドウは完成ですか?」と聞いた。「ソジンさんは息子を守ろうとしたけど、チェ教授夫妻は自分を守ろうとした、前提がちがう」とハンソンは言った。


クムファのパク・ユソクは、チン・ヨンジェに「スパイを仕込んでいる」と、ソンハンの事務所に、マ・グミが行ったことを報告した。彼女は不愉快になり、ソンハンについて調べるように命じた。


男3人+チェ・ジュンでキャンプ中。

ソンハンは、ヒョングンに「ジウンさんを、送ってやれ」と言った。「戻ってこないよな?」とヒョングンが聞くと「戻れない。お前が一番わかってるだろ」とソンハンは言った。


ソンハンに、電話がかかって来た、、、見覚えのある番号 ”1225”。

それは、ジュファが雨の日、車にはねられ亡くなった日の最後の通話履歴にあった番号だった。ソンハンは、事故の後その番号に掛けたが、通じなかった、、。

電話相手は「チン・ヨンジュ、ソ・ジョングクの妻」と名乗り、会いたいと言ったが、ソンハンは、そちらと話すことはないと切った。

彼は事務所に行き最後のブドウを塗った、そして横に’1225’と書いた。


イ・ソジンは、室長として初めて、一人で相談者の対応をした。

「結婚したら、全てが偽りだった、だが夫は私を”結婚詐欺”だと、私に心の病があったから、今は違う」と相談者は話した。

女性は、イ・ソジンのこと(元DJ、スキャンダルで有名になり、最近離婚した)を全く知らなかった。ソジンはそのことで気が軽くなった。


ヒョングンは、ジウンに会い、サインした離婚届を渡して、ベビーカーをプレゼントした。

「ジウン、遅くなったごめん、幸せになれよ」と彼は言った。ジウンは「ごめん」と言って、ベビーカーを押して店を出た。

ヒョングンは泣いた、、、ソンハンとジョンシク、やはり、いました。

「ソンハンの家のシングルモルト30年を開けよう、シンクの下の右側」とヒョングンは泣きながら言った、、(哀愁と笑い🥲)


ソンハン指名で、遠くから男性の相談者が来た。彼は「この人に紹介された」とポケットから”クムファ、チン・ヨンジュ”の名刺を出した。

感 想

マ・グミと、チン・ヨンジェが、ソンハンに接触してきました。ソンハンは、2人ともイヤなようですが。

マ・グミは、ギヨンを気にかけ、ジュファのことも気にしているようです。彼女とチン・ヨンジェは犬猿の仲のようで、彼女は”息子とチン・ヨンジェを離婚させて、自分の人生を変えたいのでは?”と推察。

ヨンジェが、ジュファに電話で何を言ったのか?気になります。そして、彼女は、ソンハンに仕掛けてきました。

イ・ソジンの息子のヒョヌ君が元気になって、時々、現れるのがうれしいです😁

ヒョングンは、ジウンさんに、ベビーカーと離婚届をプレゼントしました。2人の離婚理由は語られないようで、それもいいと思う。どうすることもできない事情があったのでしょう。


チャン・ヒョングン役のキム・ソンギュンさん、このドラマでもすごくいい味です。この方『D.P. ー脱走兵追跡官ー』のシーズン1、シーズン2で、D.P.たちを守る上司、パク・ボムグ担当官を演じておられます。最高です!

7話以降は次のページへ

Drama
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