『良くも、悪くも、だって母親』1話~14話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

写真:Netflix より

2023年4月26日から配信の韓国ドラマ『良くも、悪くも、だって母親』。貧しく無知だったために、夫を理不尽に亡くした母、息子にはこんな悔しい思いさせたくないとスパルタで勉強させ、息子は検事になった、但し、悪徳検事に。そして息子は事故に遭い、7歳の子供にもどってしまった、、。

*ネタバレあり

概 要

突然の事故により、子供の頃の精神状態に戻ってしまった野心あふれる検察官とその母親。思わぬ運命に直面した二人は、親子関係の修復に向けた長い道のりを歩きはじめるーNetflix よりー

配信:Netflix

配信日:2023年4月26日から、全14話

ジャンル:ヒューマンドラマ, コメディ

演出:シム・ナヨン監督

脚本:ぺ・セヨン

登場人物()はキャスト

〔主要人物〕

チン・ヨンスン(チェ・スンウ):シングルマザー、養豚場経営

チェ・ガンホ(イ・ドヒョン):ヨンスンの息子、検事

チェ・へシク(チョ・ジヌン):ヨンスンの夫(1話で殺害される)

イ・ミジュ(アン・ウンジン):ガンホの同級生で同じ日に生まれた。ガンホの幼馴染で元恋人

パン・サムシク(ユ・インス):ガンホとミジュの同級生、問題児、ミジュにずっと片思い

〔周辺人物〕

ソン・ウビョク(チェ・ムソン):ヨナン建設理事、ウビョクグループ会長

オ・テス(チョン・ウンイン):国会議員、大統領候補、元検事

オ・ハヨン(ホン・ビラ):オ・テスの一人娘、ガンホの婚約者

ソ室長:ソン・ウビョクの手下

チャ代理:ソン・ウビョクの手下

〔チョウ里の住人たち〕

里長(キム・ウォネ):チョウ里、里長

里長の妻(パク・ボギョン):常にパックをして、誰も素顔をしらない。辛辣な真実を言う

チョンさん(カン・マングム):ミジュの母親

イェジン:ミジュの双子の娘

ソジン:ミジュの双子の息子

青年会長:サムシクの父

パクさん(ソ・イスク):サムシクの母

ヤンさん(イ・サンフン):ビール醸造オーナー

トロット・ペク(ペク・ヒョンジン):盗作作曲家、養豚場を廃業にしようと目論む

アンドレア:ヨンスンの養豚場で働くカナダ人のアルバイト

第1話  あらすじ

ヨンスンが店番をしていると、チェ・へシクが赤いリボンをつけた子豚🐷もって現れ、ヨンスンに結婚を申し込んだ。子豚は走って逃げ、やっと捕まえたへシクさんから子ブタを受け取ったヨンスンは、結婚を承諾した。

へシクは養豚場を営み、ヨンシクは妊娠、二人は幸せだった。

ある日班長が来て、ソウルオリンピックの聖火リレーが、養豚場のそばの道を通ると言った。絵が上手なヨンシクは、応援の国旗やプラカードを作った。

しかしその後、へシクは、ヨナン建設ソン・ウビョクから、その道が、聖火リレーとマラソンコースにもなるので、養豚場を撤去する同意書に判を押すように迫られた。へシクは「ここは先祖からの大切な土地、息子にもその子孫にも受け継ぐ、判は押さない」と拒絶した。

しかしその夜、養豚場に火がつけられた、、ソン・ウビョクの仕業である。

へシクは絶望したが、村人たちが「この目で見た、ヨナン建設の仕業だ」と聞き、ソン・ウビョクを訴えた。しかしいざ裁判が始まると、彼に脅された村人たちは、証言を覆し、ウビョクは無罪になった。

ヘクスは、村人が脅された証言の録音を持って、検察官のオ・テスを訪問した。オは「この証言があれば控訴は可能だ」とヘクスに言った。ヘクスは「明日記者に会う」と話し、子供が生まれたら家を建てようと貯めていた貯金通帳と印鑑をオ・テスに渡し、「必ず真実を明らかに」とお願いしたが。

ヘクスが帰った後、オ・テスは、誰かに「頭が痛い事態になった」と電話した。

帰り道、ヘクスは、ソン・ウビョクと部下の車に挟まれ、殺害された。遺体は木に吊るされ、自殺に偽装された。

夫の遺体と対面したヨンスンは泣き崩れた。

オ検事の車のトランクには、大量の現金が積まれていた。

ヨンスンは、オ検事に会い「夫は重要は証拠を持って記者に会う予定だった、自殺はありえない」と訴えたが、テスは「自殺だと確信した、もしものことがあれば妻に渡して欲しいと言われた」と言って、ヘクスの通帳を出した。

ヨンスンは、夫を守れなかったことを悔やみ、お腹の子には、親と同じ道を歩ませない、生きよう、と決心した。


ヨンスンは、夫が残した貯金で、”チョウ里トルダム村”に農場を買い、一人で養豚場を始めた。豚舎に得意の絵を描いて ”🐷幸せな農場” と名付けた。

しかし、豚を飼育することに反対するチョウ里の里長と村人たちが、幸せな農場に、抗議にやってきた。

ヨンスンと村人が喧嘩になった時、ヨンスンが産気づいた。村のおばあさんと女性たちの協力で、無事に男の子が生まれた。夫が決めていた”チェ・ガンホ”と名付けられた。

続けて村のチョさんも産気づき、無事女の子を出産した。名前は”イ・ミジュ”に。

養豚場に反対していた村民たちは、2人の子供が同時に生まれたことを、縁か、運命だと喜んだ。

パクさんは、少し前に生まれた男の子を背負っていた、その子の名前は、パン・サムシク。ガンホとミジュと同じ年だった。


小学生になったガンホは、勉強ばかりしていた。サムシクは、豚の匂いがするとガンホをいじめたが、いつもミジョが、ガンホを助けた。

母は、ガンホが”父親のいない臭い奴”といじめられても、「勉強して裁判官や判事になれば、誰もいじめない」と言い、「お腹が減ると眠くなるからと、食事は腹八分目」と満腹に食べさせなかった。

ガンホは、遠足にも行かせてもらえず、遠足に不参加の理由を、”悪い母親”と書いた。


ミジョは、母親が父親から暴力を受けていることを知っていた。

父は、自分の母親の法事にも参加せずクラブで遊んでいた。ミジョは、父を連れ帰る為に、クラブに行った。父は若い女性と踊っていた。女性は爪に真っ赤なマニキュアをしていた。

結局、父は帰らなかった。ミジョは、疲れていびきをかいて寝ている母親の荒れた指の爪を赤いマジックで塗った。


高校生になったガンホは、体育館の倉庫で勉強、そこにミジュがキンパを持ってきた、2人の誕生日だから。それを見たサムシクが、外から鍵をかけて、2人を閉じ込めた。ガンホはこんな時も勉強していた。

ヨンスンは、ガンホの誕生日にごちそうを作って待っていたが、夜遅くなっても戻らない息子を、里長たちと探しに行った。サムシクが閉じ込めたと知り、村人たちと一緒に倉庫のドアを開けた。母は、こんな時もガンホのテストのことだけ心配した。ガンホのノートにミジョの似顔絵が描いてあった。


大学共通テスト”の日、ヨンスンは、ガンホを車で試験場に送り、細かく注意した。ガンホを応援に来たミジョが、バイクに衝突され、彼女は血を流して倒れた。ガンホは彼女を病院に連れて行き、試験を受けなかった。

「試験が、、」と泣くミジョに、「来年受ければいい」とガンホは言ったが。

ヨンスンは、試験を受けなかったガンホを「他人のために人生を棒にふらないで」となじった。ガンホは「母さんの人生でしょ、息が詰まりそうだ、勝手にレールを敷いて僕を苦しめないで」と泣いた。

「検察官になったら、豚の匂いからも、悪い母親からも逃げられる」と母は言った。

「母さんは悪い人です。強く有能な人になって、弱くて貧しい人を助けろって、言ってたけどウソだった。母さんは、父さんを殺した奴らと同じ俗物にしたかったんだ。わかりました、従います」とガンホは泣いて言った。


ガンホは検事になった。但し、冷徹非道な検事に。

感 想

スピード感ある始まりです。

前半で、夫のヘクスさんが理不尽に殺されてしまったのが、つらかったです。身重の体で、一人で、知らない町で養豚場を経営するヨンスンさん、すごいですね。

でも”ガンホを検察官にする”と決め、遠足にもいかせず、腹八分目とご飯も満足に食べさせないのには、”悪い母”というより、”こわーい母”と思ってしまいました。

ヨンスンさんは、”力がないから、理不尽な目に遭わされても、黙るしかなかった。息子には同じ思いをさせたくない”という一心で、善かれと思いガンホを厳しく育てたが、それが彼を、父親を殺したと同じ俗物にしてしまったのは、皮肉です。

チョウ里の住民たちのキャラがそれぞれ面白いです😄

第2話  あらすじ

検事になったガンホは、ウビョクグループ会長と繋がり、悪徳検事になっていた。会長から「私の息子になるか」と提案された。

2人はキャッチボールをし、会長は「ホームランかアウト、それが会社を大きくした秘訣だ」と言った。ガンホは「会長に会う為に検事になった。自分も会長のような父親がほしかった」と話した。


ミジュは、ネールサロンに勤めていた。ある日、横柄な客が来た。ミジョは彼女の無礼に謝罪を求めたが、客は応じなかった。客は次期大統領候補の娘だった。

ミジュは先輩のソニョンに、自分でネイルサロンを開くと話した。ソニョンは、出資するので一緒にソウルで店を開こう、と言い、ミジュは喜んだ。

その時娘から電話があった。ミジュの双子の娘で、チョンさん(ミジョの母)が育てている。チョンさんは村の仲間と花札をしていながら、村人の前では、ミジョがアメリカで夫と事業をしているフリをしたが、ミジュはどうやら未婚の母ようだ。

パクさんの息子のサムシクは刑務所に入所している。パクさんは息子の出所を心配していた。

ヨンスンが惣菜のお裾分けを持ってやってきた。ガンホの誕生日なので惣菜をもってソウルに行くと彼女は言った。

ヨンスンはガンホのマンションに到着して、電話をしたが、ガンホは出ない。

マンションの管理人がガンホに連絡したが、彼は居留守を使った。ヨンシクは惣菜を管理人に預けて、念のため、自分の電話番号を渡して、帰った。


オ・テスは、次期大統領の有力候補となっていた。

ガンホは、”司法研修院に首席合格し、常に1番の逸材” とオ・テスに紹介された。オはガンホを見て、「見覚えがある」と言ったが、ガンホは「初対面です、実は父が、、」と言いかけたが、オの娘が来て、話が終わった。

ガンホはクラブで踊っていた娘オ・ハヨンを尾行し、”くすり”の疑いで彼女のバッグを調べたが、出て来たのは、パニック障害の薬だった。さらにバッグを切り裂いている時に、係員が、尿検査は陰性だった、と報告に来た。

ハヨンは怒り、ガンホを叩いて出て行ったが、戻ってきて謝罪し、ここに来たことはなしに、とお願いした。

ガンホは、彼女に近づいた。”父親のためにブランド品やクラブ通いはやめるように。不眠にはナツメ茶が効くと”たくさんの実を持ってきて、彼女の気持ちをつかんだ。

オ・テスの誕生日に、ハヨンは、花婿候補としてガンホを紹介した。オは、娘と妻の前では笑顔だったが、男同士で話したいとガンホと二人になった。

オは態度を一変させ、「変な匂いがする。初対面で思った、育ちのせいか、、いいか、1週間以内に別れろ」とガンホの胸ぐらを掴んで言った。

ガンホは、オが元秘書と不倫をして、子供がいる事実を見つけた。

ソン・ウビョクに報告すると「ホームランだ」とソンは興奮した。秘書が自分の子供を産んだ事は、当のパク・テスも知らない秘密だった。

ガンホは会長に「法的に会長の息子にしていただき、会長の息子としてオ議員の娘と結婚する」と言った。

ウビョクはオに会い、彼の隠し子がいる事実を話し、「チェ・ガンホに会うべき、彼は娘さんとの結婚を反対され、オ議員の身辺を調査した。彼を私の戸籍に入れ、正式に後継者にする」と話した。

オ、ウビョク、ガンホの3人はサウナで密談し、「不都合な真実を息子が消す」とウビョクはガンホを見て言った。

ガンホは、オの元秘書と子供を車に乗せ、元秘書に睡眠薬入りコーヒーを飲ませて、車ごと湖に落とした。


ミジュとソニョンの店、”ネイル&ネイル”がオープンした。


ヨンスンの家では、ガンホが婚約者(国会議員の娘)を連れて戻ってくるということで、里長はじめ村人がご馳走の準備をしていた。

ヨンシクはビビットな黄色のスーツに着替えた、それはまるで”タクワン色”だった。そして、0.5カラットの婚約指輪まで用意していた。

村人たちは、ガンホたちが来る前から、むしろに座って、宴会を始めていた。

ガンホが婚約者と家に着き、酔っ払った里長と村人たちが出迎えたが、ガンホの表情は固い。

ヨンスンは2人を家に入れた。押し入れから用意した婚約指輪を出したが、、ガンホは、ハヨンに席を外させて、母と二人になった。

彼は何も言わず、『養子縁組 同意書』を出した。とまどう母に、ガンホは「ソン会長の息子になり経営権を継ぎ、国会議員の娘婿になる」と言った。母が「権力と財力のために、親子の縁を切るの?」と聞くと、彼は「母さんの望みでしょ」とクールに答えた。

ヨンスンは印鑑を出し「強制されたのよね?」と聞いたが、ガンホは答えなかった、、母は震えながら捺印した。

ガンホはその紙を素早く取り、部屋を出ようとした。

母は「ごはんだけは食べていって」と頼んだが、ガンホは「僕は母さんの前で、いつも緊張してごはんを食べてた」と。母は、婚約指輪を持たせようとしたが、ガンホは振り切って出た。

彼は買ってきたお土産を車から出し地面に置いた。ヨンスンが、彼の好物の緑豆のチヂミを車に入れた、、車はすぐに出発した。

ハヨンが「臭くて我慢できない、洋服に匂いが移る」と言った。ガンホは車を止めて、母が持たせたチヂミを池に投げ捨てた。

車に戻ったガンホは水を飲み、ハヨンが運転を代わった。

ガンホは車で眠った。ハヨンが”臭いわ”と窓を開け、スカーフをゆるめた時、スカーフが窓から道に落ちた、、ハヨンは、車を路肩に停めてスカーフを拾いに戻った。

その時、猛スピードで接近したトラックが、路肩の車にぶつかり、車はガンホを乗せたまま谷底に落ちた、、。

感 想

2話の展開が早かったです。

悪徳検事になったガンホは、ソン・ウビョクと繋がっていました。ガンホは、会長に会うために検事になった、と言ってましたが、ウビョクが父を殺害した人間と知ってわざと近づいたのでしょうか?

また、パク・テスの娘のオ・ハヨンに近づいたのも、パクに接触するためだったのか?

しかし、パクの秘密を隠すため、元秘書と子供を車ごと湖かダムに落としたのは、許されないですよね。

ヨンスンさん、息子の誕生日にお惣菜を持って行っても居留守を使われ可哀想になったけれど、ガンホの気持ちもわかるな、と思います。

最後の、ハヨンと一緒に実家に戻った場面は、見ていて辛かったですね。

ヨンスンさんが、新調した黄色(タクワン色)のスーツを着て、スカートの後ろから値札が見えているのが、なんとも哀れで悲しかった、、。

「ごはんを食べていって」と言われても、ガンホは、一度も安心して母のごはんを食べたことがなかった。母の望む通り検察官になり、権力と財力のためには親子の縁も切る人間になったという事実も悲しすぎでした。

最後、車ごと崖に落ちたガンホ、これで彼は子供の精神に戻ってしまうわけですね。

第3話  あらすじ

突然の事故で、大怪我を負ったガンボは病院の集中治療室に入れられた。ヨンスンは、意識が回復しても、すぐには日常生活に戻れないと説明を受けた。

ヨンスンは、”ガンホを生きさせるために、自分は食べなくては”と食べた。

ヨンスンはガンホの世話のため、里長に電話して、豚の世話をしてくれる人を頼んだ。


ソン・ウビョクは、集中治療室のガンボを見に行き、部下から、加害者のトラックは他人名義で、トラックは全焼し、指紋も手がかりも残っていないと聞いた。ソンは犯人を早急に見つけるように部下に命じた。

オ・テスの娘、ハヨンは別の病院に入っていた。実は父の指示で、全ては彼女が仕組んだことだった。ガンホの水に睡眠薬を入れ眠らせ、わざとスカーフを窓から落とし、車を崖の路肩に停めた。そこにオが手配したトラックが追突して、車ともどもガンホを谷に突き落としたのだ。

父は「よくやった」とハヨンの耳元で囁いたが、ハヨンは、ガンホがまだ生きていると知り、バレるのではとおののいた。


ミジョのネイル店は流行っていた。

店が終わって外にでると、双子から電話があり、アメリカにいるフリをして話した。その後、怪しい人影に追われてにげたが、それはパン・サムシクだった。

サムシクは出所したが家に帰っていなかった。ミジョが、将来”ネイル&ネイル”というサロンを開くことが夢だと言ってたことを思い出し、実際に店があったので、彼女に会いに来たのだった。サムシクは、刑務所から盗んだ石鹸をミジョにあげ、遠洋漁船の仕事に着くと言って帰ったが、、。

母のパクさんと父は、出所日に大きな豆腐を持って刑務所の外で待ったが、サムシクは1種間前に出所していて、出所金が必要だとウソをつき、母から500万ウォンものお金を受け取り姿を消していた。


ヨンスンは、ガンホをつきっきりで看病した。月日が巡り、ガンホが目覚めた。

医師は「病院での治療は終えたが、ガンホは、脳に損傷を負ったため、幼少期の記憶しかない。子供に戻った状態で今は7歳ぐらい」と説明した。

ヨンスンはガンホを連れてこっそり自宅に戻って来た。ウビョクの部下2人が、ガンホが自宅に戻ったことを確認した。

翌朝、ヨンスンが養豚場に行くと、里長と青年会長が、アンドレアというカナダ人と出てきた。彼の父がカナダで養豚場を経営しているので、バイトに雇ってくれたのだ。チョンさんとヤンさんは、ビニールハウスを手伝っていた。

ヨンスンは、ガンホと一緒に戻ったことを内緒にしていたが、チョンさんとヤンさんが家に入り、ガンホが寝ているのを見た。ヨンスンは「生きてくれているだけで 本当にありがたいです」と泣いた。

ガンホが寝たきりであることは、すぐに村中に知られた。双子たちは「ガンホがバカになった」と歌った。

ヨンスンは夫の写真にむかって、「ガンホは生きています。今7歳だから、来年は8歳、再来年は9歳になるようにもう一度育てればいい」と話した。

翌日からヨンスンは、バイトのアンドレアと一緒に、養豚場で豚🐷の世話をはじめた。

ガンホに食事を用意したが、彼は決して口にしなかった。ヨンスンは、占い師、教会、お寺で、ガンホが一口だけでも食べてくれるように祈ったが、、ガンホは食べ物を受け付けなかった。

里長や青年会長が、ヨンスンを心配して、麻痺に効くという桑の実を煎じた飲み物や、リハビリの本やビデオを持ってきてくれた。ヨンスンは彼らの優しさに涙した。

しかしガンホは、依然 頑なに食べ物を拒否した。ヨンスンはこのままではガンホが死んでしまうと「なぜ食べないの!」と癇癪を起こした。

ガンホは静かに「満腹になると眠くなる。そしたら勉強できない」何度も何度も繰り返した、、、、

ヨンスンは心底泣いた。「もう食べていいんだよ、眠くなったら寝ればいい、だから食べて」とごはんを口に持っていった。ガンホはそれを食べた。


ウビョクの部下たちは、ガンホの車に衝突したトラックの運転手、ヤン・グマンを見つけアパートに行ったが、彼は自殺していた。

報告を受けたウビョクは、オ・テスが、とことん自分から逃げようとしていることを悟った。

オ・テスは、大統領選の前に、ウビョクグループに関連するのもはすべて整理するよう部下に指示した。ハヨンは、あの日のスカーフを家政婦が拾ってきたことで、パニックになった。


ヨンスンは、ガンホを楽しませるために、昔のおもちゃをモビールにして天井から吊るした。その中の1つ、夫が生まれる前に買ってくれたロボットを取り出し、ガンホの前のテーブルに置いた。

ヨンスンは食事の用意をしに台所に。ガンホがロボットをじっと見てると、ロボットの目が光った。

母が食事を持って入ると、ロボットが床に落ちていた、ガンホが手で動かしたのだ!


ミジョがネイルサロンに出勤すると、店の前で数人が中を覗いていた。彼らをミジョを見て「店を閉める前に返金しなさい」と口々に怒った。新しい店のオーナーという女性が、店を開けて、ミジョに迫った。ソニョンが、ミジョに無断でネイルサロンを売却し、逃げたのだった。


ヨンスンは、🐷子豚が、空腹のあまり柵を越えて、餌を食べようとしたことを見て、、、。

ガンホのベッドのテーブルに食事を置き、自分だけさっさと食事を始めた。ガンホが「母さん、たべさせて」と何度言っても無視し、ガンホの食事を「食べたくないのね」と片付けた。”ごめんね、もう一度だけ悪い母親になる”と自分に言い聞かせ。

それからも、食事を出しても食べさせず、自分で食べられないガンホの食事を下げ続けた(スパルタ!!!)

ある日、ガンホはとうとう、一人で食事ができるようになった。

感 想

ガンホを車ごと崖に突き落としたのは、オ・テスと娘のハヨンの仕業でしたが、彼女の裏切りは少し意外でした。オ・テスはとことん悪ですね。

ヨンスンさんの献身的な看護のおかげで、ガンホは、意識を取り戻したが、7歳の知能で生まれ変わった。ヨンスンさんは、もう一度、育てればいいと決心します、母はすごいです。

ヨンスンの苦労を思いやる里長や青年団長の気持ちが温かいです。

3話のハイライトは『ごはん』でした。ガンホが頑なにごはんを拒絶するのは、ヨンスンから子供の時にすりこまれた言葉だった。それを聞いて、ヨンスンは心底つらい涙を流しました。しかし、ガンホがやっとごはんを食べ出したのに、今度は、自分の手を動かして食べるまで、お膳を引いてしまうという、またまた激しいスパルタ、、これには、正直、引きました😂。そのおかげで、ガンホは自分で食べられるようになったのですが。

ミジョは、お店を始めた同僚に裏切られ、お金を持ち逃げされたようで心配です。

もう一人の同級生、サクシクはかなり問題児のようですが、これからどう関わってくるのでしょう?

第4話  あらすじ

ガンホは、双子のジェジン・ソジンと友だちになって一緒に遊んだが、イェジンがガンホの車椅子を推しガンホが転んでしまった。

チョンさんは「友だちじゃない、呼びてにしちゃだめ」と双子を叱ったが、彼らは、ガンホは7歳だから友だちだと言った😁。

ヨンスンは”35”と大きくノートに書き、「ガンホは35歳だが、今は事故のせいで、一時的に7歳に戻っただけ。これは神様が下さった機会よ、人生をやり直す機会、だから喜ばなきゃ」と笑顔で話し、ガンホも笑顔になった。


ミジョは、お金を取ったソニョンの母のいる漁村に行った。母は「娘は、たちの悪い男に有り金を貢ぎ、男の借金も肩代わりしてる。自分の家も店も父親の漁船も差し押さえられた」と嘆いた。ミジョは「おつらいでしょう」と同情して泣いた。

ミジョは、大家から家賃の支払いを迫られ、今日払えないなら出ていけと言われた。その上、双子の将来のために貯めた通帳に、ほとんどお金が残っていないのを見て胸を痛めた。

水槽の魚をみて、ミジョは思い出していた、、。

〔回 想〕

プチネイル新林店の歓迎会の店で、バイトしているガンホに再会した。

ガンホは司法試験を諦めていなかった。彼は「生まれた時から運命が決められていたことが嫌過ぎた、だからこそやってみせようと思う、それが復讐だ」と話した。

ミジョは「ガンホを主席合格させるために自分を捧げ、あなたの復讐を助ける」と言った。

ガンホはアルバイトを辞め、ミジュの家で暮らした。ミジョは、”司法試験、三食しっかりサポート”バッグを作り、そこにお弁当を入れた。

ガンホは、ついに司法試験に合格した。

ガンホはミジュに「感謝すべきなのは生きる力をくれた人、君とずっといたい」と言って、彼女を抱きしめてキスをしたが、、。


病院でガンホのリハビリが始まった。ヨンスンは胃腸の不調を感じ、病院で胃薬をもらった。


オ・テスは、ウビョクの事務所で、トラック運転手ヤン・グマンの妻のビデオを見せられた。妻は「通帳に大金が入った途端、夫の訃報が届いた。翌日、夫の遺書が届き、大金の出処や背後の人物の名前、自殺の理由が書いてあった。子供と私に何かあれば、遺書を警察に出す」と証言していた。

オはウビョクに「チェ・へシクを覚えているか?1987年、ポンウ洞で養豚場を営んでいた。チェ・ガンホは、意図的に娘に近づき、私に近づこうとした。ガンホは全部知っていた、30年前、自分の父親を殺したのが誰なのか、それは会長です」と言った。

ウビョクは「私?証拠がない。オ議員、 私が奴のことを何も調べず配下に置くと思います?」と言い、彼は初めてガンホに会った日のことを思い出した。

〔回 想〕

ウビョクの孫は、薬をくれなかったと言う理由で、女を殺した。

しかし、逮捕されたのは、当時露天商だったチョン・ジョング。彼は、被害者ウ・ミジョンの口紅を返すために路地に行き、彼女の遺体を発見したが、ジョングの姿を見た通行人に通報され、現行犯で逮捕された。

チェ・ガンホがこの件を担当し、ウビョクの孫のことは表に出さず、チョンを有罪にしたのだ。

ウビョクがガンホに父親のことを聞くと「養豚場が火事になり、精神的につらくて自殺したと聞いている」と答えた。

ウビョクはガンホに「お金か権力が、どちらがほしい?」と聞くと、ガンホは「両方ください」と答えた。

ウビョクはガンホに金を見せ「私の家族になれ」と言った。

ウビョクはオに「ガンホが、私に近づいた理由なんて関係ない。奴も同じ穴のムジナ、私も奴を利用するだけして、いざとなれば捨てる気だった」と言った。


ヨンスンは、ガンホの住まいを片付けるためソウルに行った。ガンホの部屋に入ったの初めてだった。絵を外すと、その後ろに隠しドアがあり、そこにも荷物があった。

ソウル地検で、ガンホの私物と枯れかけた植物を預かった。そこに、”チェ・ガンボを出せ。ウビョクから賄賂をもらったはず”と女性が入ってきて泣き叫んだ。

地検の前で、”息子は無罪、チェ・ガンホを告発する”の看板をつけた老母が座っているのを見て、ヨンスンは怒って看板を壊したが、老母から「金に目がくらんだチェが、肢体障害2級の虫も殺さない息子を殺人犯に仕立て上げた。嘆願に来た夫に暴言を吐き突き倒した」と叫んだ。


その頃、ガンホはまた双子と野球をして遊んでいた。

双子が「お祖母ちゃんの前では、パパの話をしないように。パパは、ホラ男、ホラー映画のようなすごく怖い人なんだ」と言った。

ガンホが打ったイェジンの赤い球が、遠くに飛んでしまった。


ソウルからの帰り、ヨンスンは、ガンホの悪い噂に心が乱れていた。前方の人影に急ブレーキを踏み、後ろの車に追突された。車から出てきた男は、ヨンスンの写真を無断で撮り、暴言を吐いた。

その時、ヨンスンは荷台に乗せたガンホの荷物から、金の延べ棒が出てきたのを見て驚いた、、。

ヨンスンはガンボを迎えに行ったが、気が滅入っていた。

ガンホは「イェジンの赤いボールを探しに行ってのいいか?」と聞いたが、ヨンスンは金の延べ棒を指差し、「賄賂をもらい悪事を働いた?人様を泣かせたり傷つけたりして、自分は幸せに暮らせると思った?その罪を受けている。私の育て方が悪かった。弱い人を助けるように言ったはずが、豚のように檻に閉じ込めて勉強させた。怪物を育ててしまった」と、ガンホを叩き、叫び、泣き崩れ、自分を叩いた、、。

ガンホは恐怖を感じ「母さん、ごめんなさい。僕が悪かったです。でも何も思い出せない。僕は悪い人だから天罰を受けてる。これは機会じゃなくて、天罰ですか」と泣き、車椅子から落ちて、母のそばに寄ってきた、、母はそんなガンボを抱きしめた。

ヨンスンは、ガンホを養豚場に連れてきた。

「頭から爪先まで捨てるところがない動物がいる、人間、そして豚。豚は汚くて臭い動物だと思われてるけど、実際は違う。決まった場所で排泄して、清潔な場所で寝る。でも豚は空を見られない。唯一の方法は転ぶこと、転んでこそ、今まで知らなかった新しい世界が見られる。豚もそして人間も。私たちは今転んだの。だから違う世界を見てる。見ないといけない大切な世界をね」と話した。

家に戻り、ガンホは顔をきれいに洗ってもらった。


ミジュは、ネイルサロンで働いていたが、借金取りがきてクビになった。あれから何軒もクビになっていた。サムシクはミジュにアメリカに行こうと誘ったが、彼も、遠洋漁業に行っているとウソをつき、実際は賭博場でウエイターをしていた。


ガンホは、イェジンの赤いボールを探しに出た。夜、森の中で車椅子から落ちて、空を見上げると木の上に赤いボールがあった。木の枝を投げて、取り戻した。

「イェジン、ソジン」と言いながら双子の家に行って門を叩いた、門を開けたのは、ミジュだった。

感 想

4話、見応えありでした。

ガンホが、双子のジェジン・ソジンと一緒に遊ぶ場面が、本当に愛らしくて、癒されました。子役ちゃんが本当に上手ですね👏👏👏

ミジュはガンホと一緒に暮らしていたのですね。ガンホの司法試験受験にすごくサポートしていました。双子ちゃんの父親はガンホなのでしょう。そう思うと、今は7歳のガンホが、双子ちゃんたちと遊んでいるのが、本当に可愛いです❤️

オ・テスとソン・ウビョクは、ガンホのことを知っていた、彼らが30年前に殺害したチェ・へシクの息子だと。そしてガンホがわざと彼らに近寄ったことも。しかし、オとソンのガンホに対する態度は全く違っています。

そして、4話のハイライトもやはり”母ヨンスク”でした。

序盤では、”実際は35歳だが、7歳の子供時代に戻ったのは、神様からもらった機会”だと喜んだけれど、ガンホが、賄賂を受け取り、弱い人を苦しめる悪徳検事だったことを知ったヨンスンは、苦しみのあまり、”天罰”と言う言葉を使ってしまいます。でもガンホは何も覚えていなくて、ひたすら母親に謝り、、彼女は、ガンホを豚小屋に連れていき、豚のことを話し、「転んでこそ、新しい世界が見られる。今私たちは転んだの」、この一連の場面に感動しました。母の愛は深いです。

第5話  あらすじ

イ・ミジュは実家に戻って来て、双子の娘と息子を抱きしめた。

その時、扉を叩く音がしてミジュが開けると、車椅子に乗って赤いボールを持ったガンホだった。ミジョは、ガンホの変わり果てた姿に驚いた、、。

〔回 想〕

ミジョとガンホは同棲していた。2人で自分たちの誕生日をお祝いして、ミジュは手作りのネクタイをガンホに贈り、ガンホは自作の歌をミジョに贈った。2人で幸せに過ごした日々、、しかし、ガンホの任官のお祝いをした日「やりたいことがある」とガンホは言い、ミジョは自分がいるとできないことだと悟った、ガンホは出て行った。それが最後だった。

ミジョは、扉を閉めた、、。ガンホは、彼を探しに来た母に車椅子を押されて家に戻った。

ヨンスンは胃が痛い。

ガンホは胸が痛くなった、、きれいな人(ミジョ)を見てから。


ミジュは母から、ガンホが国会議員の娘と婚約していたが、大事故で7歳に戻ったことを聞いた。ミジョは「ガンホ、ガンホ」と呼び捨てにする双子たちに「もう会ってはダメ」と言った。

夜、ミジュは、母の爪にマニキュアをしてあげた。母はミジュが何も言わなくても、娘の事情を察していた。「つらかったでしょう。一緒に生きよう」と抱きしめた。


ガンホは、双子の家に行き、扉の前から赤いボールを投げ入れた。帰り双子とミジュが、里長の妻の白い犬を可愛がっているのを見た。

午後は雨になった。

ヨンスンの車に追突した、感じの悪い作曲家パクが、「洗濯物が臭い」と養豚場のヨンスンに文句を言いに来た。彼の無礼な態度に、腹を立てたヨンスンは、告訴するなり何なりして、と追い返した。パクは、町の畜産係に訴えに来た。

ヨンスンは、ガンホのリハビリに行く途中で、畜産係から「苦情が入った」との電話を受けた。「自分で解決する」と彼女は答えた。

ガンホは母に「持って歩ける室内犬がほしい」と頼んだが、母は「ダメ」と言った。

ヨンスンは”内視鏡”のテストを受けた。


オ・ハヨンは、ガンホを事故に合わせたことで、罪悪感を感じお酒に溺れていた。

あの事件の前に、彼女は、父オ・テスから、ガンホが赤ん坊と女性を車に乗せ、車ごとダムに落とした動画を見せられ、「ガンホに別の女と子供までいたが、お前と結婚するために二人を殺した」と言われたのだ。警察に通報しなかった父に詰め寄ると、父は「30年前の彼の父親の死に私が関わっていると知り、復讐しようとしている。先に奴を終わらせよう」と娘に言った。彼女は父の命令に従ったが、罪悪感で壊れてそうになっていた。

ウビョクは、部下たちに、オ・テスがガンホを殺そうとした確かな証拠を持ってこい、と命令した。


ヨンスンは、パクに惣菜を持って行ったが、留守だったのでメモをと一緒に置いて帰った。パクはまた役所に文句を言い来ていた。


村人たちは、ミジュにネイルをしてもらって、ハッピーだった。双子たちは、家に投げ込まれた赤いボールを持って、「もうガンホと会えないのかな」と気落ちしていた。

そこに、子ブタ🐷を抱いて車椅子に乗ったガンホが来て「僕が育てている、名前はライオン」と双子に紹介、イジェンが子ブタを抱いたが、逃してしまい、3人で追いかけた、、。

役所帰りの作曲家ペクが、携帯で話しながら運転している前に子ブタが現れ、彼はとっさにハンドルを切り車を畑に入れる事故を起こした。

ガンホと双子は尚も子ブタを追いかけたが、双子は疲れて歩けなくなり、ガンホが抱き抱えて、3人で車椅子で追いかけた。

ミジョは、車椅子にのった3人がこちらにやってくるのを見た。子ブタを捕まえて、ガンホに返した。

ヨンスンは、またガンホを探した。その時、ミジョを見て、彼女が実家に帰っていることを知った。

家に戻ったヨンスンは、ブタをタライで洗った、1匹が病気になると全部のブタに移るからと。

ガンホは、その子ブタ(ライオン)を自分で育てたいと母にお願いした。

扉を叩く音がして開けると、作曲家ペクがヨンスンが持って行った惣菜を投げ捨て、ブタのせいで田んぼにツッコミ、車が壊れたと怒り、「毎年10億ウォンくれ。自分は作曲家で1年10億稼ぐ」と言い、ヨンスンはあきれて「今まで10曲も書いてない、盗作疑惑もある」と事実を言った。

怒ったペクがヨンスンの胸ぐらをつかみ、ガンホが助けようとしてペクを押し、彼は倒れ、、、3人は警察で事情を聞かれた。

ペクは、2人をすぐに逮捕しろと主張し、その後で「俺が車で事故に遭ったのを見たよな」とガンホに言った。ガンホは「おじさんが携帯で”事故が起きた。運転中だったんだ’と言って、車から降りて転んだ」と言うと、警官が「運転しながら携帯で通話した。シートベルトもしていなかのでは?」と。突然、ガンホは、”道路交通法”暗唱し、パクの罪状を明らかにした。


賭博場でウエイターをしているサムシクは、自分に盗品の指輪を給料代わりに渡した男が客として来ているのに気づき、彼を殴り乱闘騒ぎを起こした。


オ・ハヨンは、父テスの大統領選挙を手伝っていたが、父に、チェ・ガンホの存在が危ないことを仄めかした。テスは「チェ・ガンホを始末しよう」と誰かに電話した。


警察からの帰り、ヨンスンは、ガンホに、「道路交通法をどうして思い出した?」と聞いたが、ガンホには、母の言う意味がわからない、、。

ヨンスンはガンホだけ家に入れ、自分は里長の家に行き、作曲家パクの件を相談して、胃の薬ももらった。

ガンホが家に入ると、ライオン🐷が、部屋中にフンをしていた、、ガンホはそれを一生懸命掃除した。そこに、ヘルメットをかぶった黒ずくめの男がナイフを持って入って来てガンホに襲いかかった、、押入れから、ウビョクの部下2人が出てきて、ガンホを助けた。

感 想

3話では、ガンホとミジョは幸せに暮らしていたが、ガンホが検察官になった時に「やりたいことがある」と彼女に宣言して、彼女の元を去ったことがわかりました。”やりたいこと”とは、オ・テスとウビョクへの父の復讐なのでしょうね。

子ブタ🐷を探して、ガンホがイェジンとソジンを両手に抱えて車椅子に乗せているのをミジョが見る場面が、愛らしいく、しかし、ミジョの心情はそうとう複雑だろうと思いました。

声を裏返し、ヨンスンに傍若無人な態度の自称作曲家パク、、人として疑うキャラですね。

悪人オ・テスは、まだまだ、ガンホの命を狙っています。

ガンホがミジョに気づくのはまだまだ先になりそうです。

第6話  あらすじ

ガンホを助けたウビョクの部下2人、実は、ガンボと母が警察に行っている間に、家に忍び込み、オ・テスがガンホを殺した証拠を見つけようとしていた。

そこにガンホだけが帰ってきて、オが手配した刺客に殺されそうになったのを、押し入れら出て来て助けた。バイクで逃げる刺客を彼らが追い捕まえたが、刺客は病院から消えてしまった。

ウビョクは、オが次は自分の命を狙う、だから原本を見つけるまで、ガンホを守るようにと部下に命令した。


ヨンシクは市が立つ日だからと出かけた。ガンホは留守番をした。

ミジュの母は、ミジュに、町で除草剤を買ってくるように頼み、通帳と印鑑を出し「店(ネイルサロン)の場所をさがして」と言った。ミジョは感激して「1000倍にして返す」と母にしがみついた。

ガンホは、バスに乗ろうと走ったミジュが赤い財布を落としたのを見た。ガンホは財布を拾って、タクシーでバスを追った。

ヨンスンは、町で、検察庁の前でデモ中の女性に食料を送り、薬局で栄養剤を買った。

町に着いたミジュは、不動産屋で店の物件を見たが、高くて予算に合わなかった。ガンホはタクシーで彼女を追って町についた。

ミジュは除草剤を買うためにお店に入り、財布を落としたことに気づいた。母に電話して、母が店主と話すと問題なかった。

店に2人の高齢の女性が待っていて、指が痛いと話していた。ミジュは指を見て「爪の切り方が問題」と、自分の爪切りで切ってあげ、「心配な時はネイルショップに。爪の問題も解決する」と言った。

二人の女性は、ミジュが、ネイルショップを開くことができる”間借りの場所”を探していると知り、「ここで始めればいい。家賃はタダで」と店主に交渉した。ミジュが「大型免許を持っているので配達を手伝う」と言うと、店主は喜び、交渉成立した。

ガンホはミジュの財布を胸ポケットに入れて、市場で布袋を見ていた。その時、スリにミジョの財布をすられ、ガンホは追いかけ、八百屋のりんご1個をスリに投げつけた。見事、頭に当り、スリは財布を落として逃げたが、ガンホが「どろぼう」とお店から追いかけられ、そこにミジュが来て、母のヨンスンも来て、ガンホは助けられた。

ヨンスンの車でガンホとミジュは村にもどった。ヨンスンはミジュを家の前まで送り、お母さんへと栄養剤を渡し、昔、ガンホが試験を受けられなかったことでミジュを責めたことを謝った。


ペク・フナ(イヤミな作曲家)は、里長の家に来た。実はパクは、チョン里の出身で、里長は彼を覚えていた。

公民館に、ペク・フナ、里長始め、チョンさん(ミジュの母)、青年会長、パクさんたちが集まった。村人たちはペクを懐かしがった。

パクは「養豚場をなくし、跡地に、全国最大のトロット専用ホールを誘致する。人気歌手を読んで週に一度コンサートを開く。警備を担当するのは、サムシクだ。人が集まれば、美容も飲食店も繁盛して村が発展する。すぐに”郡”になって、里長は”郡守”になる!」と村人たちをその気にさせた。

パクは、養豚場をなくす嘆願書をみんなに配り、明日、養豚場の前に集まりデモをすると話した。町から戻ったヨンスンは、外で彼らの話を聞いていた。ガンホは、母から頼まれ、村人の家にお土産を届けた。

ヨンスンは、豚のお産で一晩中養豚場で世話をすることになった。彼女は、ガンホに自分でご飯を食べて運動して寝るように言い聞かせた。


サムシクは、夜、釣りをしているガンホを見かけた。

彼は以前、盗品の宝石をもらったが盗んだと疑われ、ガンホに助けを求めた。しかし、冷たくあしらわれ、刑務所に入れられたことで、ガンホを恨んでいた。

サムシクは「この野郎が」とガンホを責めた。ガンホは「悪い言葉を使った、双子たちの父親に言いつける」と双子の家に来て、双子とミジュと4人で夕ご飯を食べた。

ミジュが「食べたら帰って、双子にも会わない、家にも来ないで」とガンホに言った。ガンホは、「ミジュさんにもひどいことを?違うといいですが、、そうなんですね」と悲しそうに言った。


青年会長とパクさんが家に戻ると息子のサムシクが帰っていた。彼は初めて、ガンホが事故で7歳に戻ったことを両親から聞いた。「おばさんが気の毒、苦労して養豚場を経営してガンホを育てたのに」と同情したので、(養豚場をなくすことに賛成した)両親は、きまりが悪かった。

チョンさん(ミジュの母)は、ヨンスクと同じ日に赤ちゃんを産んだこと、夫を亡くした時、ヨンスクが慰めてくれたことを思い出していた。


ウビョクの部下2人がまたチョン里に来て、今度は、ヨンスクの養豚場の事務所を調べていた。

養豚場では、ヨンスクが徹夜し、母豚は13匹の子🐷を産んだ。

2人は、豚小屋を調査している時に、ヨンスクにあってしまい、とっさに「農業初心者だ。畑をかった」とウソをつき、、、急いでその場を離れようとしたが、ヨンスクが倒れた、、。


ヨンスンは夢を見た。

会社のピクニックに行く両親と弟に、自分が巻いた”キンパ”を持たせて見送った日、父が運転するその車が事故に遭い、3人を同時に亡くした、、

目覚めたヨンスンは、病院にいた。ウビョクの部下の2人が搬送してくれたのだった。

その朝、パク・フナは、養豚場を追い出すデモをやる気満々だったが、村人は誰も現れなかった。

ヨンスンは、医師から先日受けた内視鏡の結果を聞かされた、「胃がんの末期です」と。ヨンスンは、「実は、息子は体が不自由で、、私が、、、先生どうか助けてください」とひざまづいて、医師に哀願したが、、。

ガンホが車椅子で病院に来た。母を見て車椅子ごと倒れたガンホ、ヨンスンは、彼を抱き上げ立たせようとしたが、力が出ない。彼女は息子を突き放し「立って」と置き去りにした、、。そこに里長と青年会長がやって来た。

感 想

村の人たちは、誰一人、偽作曲家ペク・フナの陰謀に加担しないようでホッとしました。

ミジュは、ネイルサロンが開けそうでよかったです。ガンホの「ミジュさんにもひどいことを?」というセリフ、、何も覚えていないガンホも、何も言えないミジュもつらいですね。

ヨンスンさん、高校生の時に、両親と弟を事故で亡くしていたんですね、、。その時から、彼女は、キンパを巻くことができなくなったのか?それもあり、小学生のガンホを遠足に行かせなかったの?

ヨンスンさん、苦労ばっかりで、、その上、胃がんの末期って、、、つらすぎです。

7話以降は次のページへ

Drama
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