『その年、私たちは』5話のあらすじと感想を書きます。
*ネタバレあり
4話のあらすじは以下でまとめています。
第5話 誰にも言えない秘密
4話の最終場面
ウンは、ヌアもショーに出ることを知り、ヨンスに捨て台詞の残して去った。
ジウンは、ウンを追った。
ジウンの回想。
2000年、小学生の「ウン」と「ジウン」は同じクラスになった。
「ウン」の両親は、息子の名前をレストランにつけた。
「ウン」と「ジウン」、同じ名前を持つと王子様と庶民の話。
いつもお店の前の縁台にボォッーと座っていたウンと、家で一人のジウンは友だちに。
ジウンは、ウンに夕食に呼ばれ、ウンの両親が優しくもてなしてくれた。
二人は、何もかも分け合った、時間も日常も家族までも。
ジウンは、高校の入学式、初めてみたヨンスに惹かれた。
ウンも同じだった。
ジウンには、想定内のことだった。
一歩引いていればいい、と思ってきた。
ウンが去ったパーティー会場。
ヨンスはチャン・チーム長に「どういうことなのか、コオ氏に無礼です」と抗議。
しかしチャン氏は「我々に必要なのは話題性。むしろ2人の画家にはいい機会。ククさんが公私を混同する人だとはがっかりした」と言ったが、
ヨンスは「画家、そして芸術への敬意に欠ける行動、コオ氏に謝罪を」と主張してその場を去った。
ジウンは、ウンの車で一緒に帰りながら、思っていた。
何事にも動じないウンが、ヨンスが現れると簡単に崩れ落ちる。
ウンは絵以外の何事にも関心がなかった。
ウンもぼくも同じような人生だと思っていたのに、全てが変わった。
ある日、ウンが「彼女ができた」と満面の笑みで報告した。
それからは、ヨンスのことでいつも落ち込む。
感情を抑えられないバカになった。
家に戻ったヨンス。
学生時代から、自分に非があると分かっていても意地を張って謝ることができない。
今回は、ウンに謝ろうと電話するが、彼は出ない。
翌日、朝からチュランたちが撮影に来た。
ヨンスは、ウンに会いに行くと一緒に家を出た。
再度電話するが出ない為、彼女は、謝りに行くことのをやめて帰ることに。
そこで、友だちのソリに会った。
ウンのアトリエ。
ウノが来て、ウンが1人でパーティに参加したことに憤慨した。
しかし「ヌアも出るのは好都合。同時に出れば実力差は歴然、盗作疑惑も払拭できる」と真っ当なことを言った。
ジウンはウンに「先日の件、ヨンスと話したか?カメラの前で話してくれ」と頼んだ。
断ったウンに
「彼女にわざと罪悪感を抱かせた。お前はこんなことでは怒らないはず。未練がまだ残っている」とお節介なことを言った。
二人の間に険悪な空気が漂った。
そこに、ジウンに急な撮影の連絡が。
NJの撮影だった。彼女は、4年前のまだADだったジウンを覚えていた。
ソリの店に来たヨンスとチュランたち。
10人の予約の為、新鮮なタコを注文してやる気満々のソリだったが、キャンセルになり、、、。
誰も客がいない、そこでチュランが「私が客を呼びます」と言った。
来たのは、ウンとマネージャーのウノだった。
ヨンスとウンはテーブルで向かい合って話した。
謝ろうとしたヨンスに、ウンの方から
「ごめん、昨日言ったことは忘れてくれ、君のせいじゃない」と。
そして「やるよ。ヌアと一緒に出る。避ける理由がない。チャン・チーム長に会ってきた」と言った。
チーム長はちゃんと謝罪をしたか確認したかったヨンスだが、それは僕の勝手だ、と言われた。
望ましい展開だが、ウンが別人のように思え、ヨンスはなぜかすっきりしない。
ジウンは、事務所に戻って作業中。
パク先輩がきて、撮影を楽しんでいるか、と聞いたが、後悔していますと言うジウン。
「もう少し待ったら面白くなる。お前を名指しした理由もわかるはず、理由を考えろ、宿題だ」と言って帰った。
翌朝、ヨンスが会社に行くと、コオ氏からコンセプト案が届いていた。
”100時間” 初めて絵を描く姿を公開する。5日間で100時間の作業を映像に収める。最後の5時間は、当日観客の前で描く。
食事と睡眠を除き、1日19時間の作業、スタッフたちは、そのすざまじさに感銘を受けた。
アトリエでは、早速、ウンがタイマーをスタートして、作業を始めていた。
固定カメラが、集中するウンの姿を撮影していた。
イベント前夜。
ヨンスは、ウンに進展確認をしようと思うが、作業の邪魔になるかもと電話ができない。
ジウンに電話すると「生きていたよ、1人で仕上げる、絵を描くときはいつもそうだ」と言った。
眠れないヨンス、気がつけば、ウンの家の前に立っていた。
ウンが出てきた。
「明日の確認に来た、作家のサポートも仕事だから」と。
「95時間分、描き終わった、残りは観客の前で」とウン。
「やり遂げたの?ステキ」と思わず嬉しそうに言うヨンス。
「これを飲んでぐっすり寝て」とナツメ茶を渡して帰ろうとする手を、ウンが掴み、
「泊まってく?」と言った。
エピローグ
ウンとチャン・チーム長が話していた。
ウンは「やります、誰とやろうとかまいません」とチャン氏に言った。
そして個人的な質問をしようとしてやめたが、チャン氏には何が聞きたいのか分かった。
「クク・ヨンスさんは有能な方で、仕事相手として好きです。異性としてなら僕より他の人に注意すべきかと」と彼は言った。
感 想
かわいい話ですね。
副題の『誰にも言えない秘密』はジウンのことですね。
ウノ、あー見えて、しっかりしたマネージャーです!
ソリさんの居酒屋が急に繁盛してましたが、なぜ?良かったですが(笑)。
ウンの5日間で、100時間、絵を描く姿を見せるコンセプト案、すごいです。
プロとして認められるまでには、相当の量の仕事、つまり時間を費やしてきたはず。量より質、と言われるけれど、ある程度の質を得るまでには、相当の量をこなさなくてはならないのは、何事も同じですね。
チャン氏、なぜ、ジウンがヨンスを好きと分かったのかしら。ウンがヨンスをまだ好きなのも、みんな分かっているとも言ってました。
次回 ”観客の前で、ビルに絵を描く” 映像があるといいな、それを見てみたいです。
第6話のあらすじと感想は以下にまとめています。
お読みいただきありがとうございました。
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