『その年、私たちは』4話のあらすじと感想を書きます。
*ネタバレあり
3話のあらすじは以下でまとめています。
第4話 あの頃、私たちが好きだった少女?少年?
ウンとヨンスのドキュメンタリー第2弾の撮影が始まった。
10年前、最後の屋外での撮影、突然大雨が振り出した。この日の2人記憶は見事に違っていた。
ウンは、この日のことを鮮明に覚えている。自分の制服を脱いで、寒そうなヨンスの肩にかけた。いつもと違っていた、あの日から何もかも始まった、と彼は言った。
ヨンスの記憶は曖昧。いつもと一緒で、特に記憶に残る日でも出来事もなかった。大雨が降って、ウンが上着をかけてくれたが、彼は寒そうだった。私はいつもと一緒でした、と。
撮影について、二人の共通の条件は「付き合っていたことは伏せる」だった。
ジウンは、カメラに慣れるために、二人の日常を追う、と言った。
ウンにはジウン、ヨンスにはチェラン(ジウンの後輩)が張り付き、二人の日常を撮影したが、、、面白い画(え)が撮れない。
ジウンは、ウンの家にヨンスを呼んだ。
ジウンたちを待つ間にウンは昼寝。よく眠れないウンは、いつも夢と現実の境が曖昧だ。
夢だと思ったが、ヨンスが来ていた。
ウンは、仕事場に彼女を呼んだ。ウンの仕事に感動するヨンス。
ヨンスがスケッチブックをめくっていると、見覚えのある絵が出てきた。高校の時、ウンがほとんど完成させていた校舎の絵、それを彼女が誤って汚したのだった。怒ったウンに派手に追いかけられた後、ヨンスがそっと白のマーカーで修正した絵。
「君が絵を壊した、僕の人生も」と言ってしまうウン。「ひどい言い方ね。こんなに成功しているのに。何もかも私のせい?別れたのも?」とついつい反応してしまうヨンス。そんな二人を、いつ来たのかジウンが撮影していた。「撮らないで」とヨンスは言い、上に上がった。
チェランも交えて4人で打合せのつもりが、ヨンスは帰り、ウンも席を外した。
仕方なく、ジウンは、チェランを車で送って帰った。
ウンとヨンス、お互いに自分が言ってしまったことを後悔して眠れない。
ジウンも突破口を見出せない。
ヨンスは会社のスタッフと一緒に、チャン・チーム長と打合せをしていた。プロジェクトの進行を感謝され、ドキュメンタリーの撮影も、宣伝にと許可された。
チャン氏は、コオ氏との会議に参加したいと言い、ヨンスの会社に出向くと言った。
帰り際、代表とヨンスは、金曜日のオープンパーティーに招待された。その後で、彼はヨンスだけを呼んで何か話した。
ウンの事務所、ウノがTVを見ているとヌアが出演していた。ヌアは、ウンが盗作していると仄かしていた。怒り心頭のウノは記者に連絡して抗議をしようとするが、ウンは「事が大きくなるだけ、何もするな」と遮った。
”画家のコオが盗作?”の話題は、ネットでも物議をかもちだした。ヨンスの会社でもチームメンバーが心配したが、彼女は「盗作ではないので心配無用」と。
ウンは心の中では、カンカンに怒っている。ウンとヌアは知り合いのようだ。
翌日、ウンはヨンスの会社に打合せに行った。社員たちが、チャン・チーム長がヨンスに気があると噂しているのを聞いた。
会議は、チャン氏、ヨンス、ウンの3人。
チャン氏はウンに「物議をかもしていますが、盗作ですか?」と直球で聞いた。「心配無用です、盗作はしていません。盗作してない根拠があり、盗作した証拠がない」とウンは毅然と答えた。納得したチャン氏は、彼をオープニングパーティーに招待、ククさんも参加する言った。ウンは「行きます」と答えた。
どんな服装でパーティーに参加すればいいのか? ウンは、アイドルのNJに助言を求めた。彼女はすぐにアレンジしてくれた。彼女の御用達のセレブ対応で洋服を買った。
その後二人で食事を。ウンがご馳走したが、NJの希望で屋台でトッポッキを食べた。盗作疑惑のことで、ウンを励ますNJ、ウンは信じてくれている事が嬉しい。
ヨンスは、チャン氏の言葉にウンにが傷ついているのではと心配し、 ”盗作じゃないことはわかっている”と伝えたかったが、結局メールすることができなかった。
パーティー当日。
ヨンスはおしゃれして出かけたが、場違いな気持ちでいた。と、手を掴まれた、ウンだった。スーツでばっちり決めていたが、彼も手持ち無沙汰、「一人にするな」と言った。しかし、チャン氏が現れ、ヨンスを連れて行った。
ジウンはウンの撮影から、ヨンスを撮りに移った。
ウンに挨拶に来た人物が、、、ヌアである。ウンは話すのも嫌、無視しようとしたが、「頑張ろうぜ」と言われた。「何を?」と振り向いたウンに「聞いてなかった?俺も一緒にやる」とヌア。驚いたウンは、ヨンスのところに行き「君も知っていたのか?今回のプロジェクトにヌアも参加することを」と問い詰めた。「どう言うこと?」と怪訝なヨンス、チャン氏が「その問題は後ほど話しましょう」と言ったが、、。
ウンは「やっぱりな、僕の人生を壊すのはいつも君だ」と言い去った。
泣きそうな顔で彼を目で追うヨンス。
カメラを回し続けるジウン。
エピローグ
10年前のドキュメンタリー撮影の最後の日。大雨、、最初の場面の続き。
今日が撮影最後、ウンは特別な感情が、ヨンスも、そんな感じになっていた。
感 想
ジウンが、チェランを車で送っている場面の会話が良かったです。
ジウンが「ヨンスが人気だった。近付きがたかった、好きなのに話せないヤツが大勢いた」と言い、「親しかった?」とチェランが聞くと「どうかな、今と同じで観察してただけだ」と。
この会話で、チェランは、ジウンがヨンスを好きだと言うことが、分かったんですよね。
彼女は「先輩は人気がある。好きだけど話せない人が多いはず」と同じことを言ってあげた。しかしジウンは、彼女の気持ちには気づいていない、、。
脚本、上手です。
最後、プロジェクトに、ヌア氏も呼ばれていたとは!驚きでした。
ヌア氏を見て、”あっ、ハンソだ!”と思ったのは私だけじゃないはず(笑)。『ヴィンチェンツォ』では、いい役でしたね。
ウンはヌアとどんなどんな因縁があるのでしょう?
チャン・チーム長はヨンスに気があるのかしら?
今後、いろいろ楽しみです。
第5話のあらすじと感想は以下にまとめています。
お読みいただきありがとうございました。
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