Netflix『クリスマスがくれたもの』あらすじと感想【クリスマス・スピリットを思い出させてくれる】

またとてもいいクリスマス映画を見たので、紹介したいと思います。みんなで助け合って、幸せをシェアーすると言うクリスマス・スピリットを思い出させてくれるいい映画でした。

概要

2017年制作、アメリカ映画

大企業『H&H（Home & Heart) ギフト』の令嬢、エレンは、チャリティーイベントに参加するがまたやらかし、”お騒がせ令嬢”とマスコミに揶揄されてしまった。

社長の父、ジムは、一人娘のエレンに会社を継がせたと思っているが、この調子では安心して後継者にはできない。

エレンは父に謝り「後継者としてふさわしいことを証明したい」と言った。

そこで、ジムはいいことを思いつく。

会社の始まりは、故郷『スノーフォール』から。ジムは親友のジークとこの小さな町で会社を興おこし、今は大企業に成長した。相棒のジークはまだ故郷に住んでいる。

二人の間で『毎年クリスマスカードを手書きして、１年毎に交代で手渡しする』ことが創業以来の伝統。今年はジムがカードを書き、ジークに届ける番。これまでのカードが入った大切な箱に今年のカードを入れて届けるのだ。

ジムはエレンにこの大役を任せることにした。

３つの厳しい条件がある。

「会社設立の精神を、スノーフォールの人たちから学んでほしい」と言うのが父の願いだった。

エレンは果たして無事にこの任務を遂行できるのでしょうか？

何も難しいことを考えずに、サラッと見ることができて、大切なことを思い出させてくれるいい映画でした。

最初は、定番のお嬢様の勘違いが少し起きるが、この映画はそこに重点が置かれていない。

エレンは、もともと素直で、優しくて、性格のいい女性、好感が持てます。

こんな厳しい条件（今どき$100では何もできませんよ）に反発もせず、父の期待に応えられるように、自分で何とかしようと奮闘する、そこが見ていて気持ちいいところです。

滞在先のロッジのオーナーの親切な人柄に感化され、エレンも雪で困っている人たちに親切なオファーをしたり、すごい行動力を発揮して、町のチャリティーのためにも尽くします。

クリスマス映画は、家族や恋人がフォーカスされる場合が多いけれど、この映画は、それと共に、お互いに助け合って、みんなで幸せをシェアーすることの大切さも描かれていて良かったです。

素直に、クリスマスっていいなと思える映画でした。お勧めです。

他のクリスマス映画も以下で紹介しています。

お読みいただきありがとうございました。