Netflix『クリスマスとよばれた男の子』『ラブ・ハード』『クリスマスが教えてくれたこと』あらすじと感想

ホリデーシーズン、Netflix でさまざまなクリスマス映画が配信されています。今日はその中から、私が観た映画3つを紹介したいと思います。ファンタジー、ラブコメ、ファミリー、みんな愛を感じて、心が温かくなる映画です。

クリスマスとよばれた男の子

写真:momotheater.com より

概 要

2021年制作のイギリス映画。原作は、2015年、マック・ヘイグの児童書

あらすじ

クリスマスイブ、3人の子供のいる家に、おばあさんが来てお話をしてくれる物語。まだ、誰も「クリスマス」を知らなかった時のお話。

ーー物語の始まりーー

雪深い北の土地、貧しい小屋に、ニコラスは父親と二人で暮らしていた。お母さんは亡くなっている。ある時、王様が住民を呼んで、エルフが住むと言われる伝説のエルフヘルムに行って、「希望」を持ってきてほしい、と言った。ニコラスの父は、仲間と一緒に出かけたが、消息不明に。

お父さんの代わりに来てくれたおばさんは、大変な意地悪。食事も与えず、ニコラスを追い出した。

ニコラスは、北の地で、行方がわからなくなったお父さんを捜しに、冒険の旅に出た。お話ができるネズミを相棒に、お母さんが残してくれていた地図を頼りに。


ニコラスは、エルフヘルムにたどり着き、お父さんを見つけることができるのでしょうか?

「クリスマスとよばれた男の子」とはどういう意味だったのでしょうか?

そして、希望を持って帰ることができるのでしょうか?

感 想

映像が、まるで絵本の再現のようで、とても美しいです。

そして、ニコラスを演じる男の子が、”現実にいるのかしら?”と思うほど、透明感がある美しい少年でびっくりしました。

登場人物のコスチュームや映像、ファンタジーの世界を思いっきり楽しめます。

最後に、お話を聞いていた3人の子供たちにもいい事が起きて、心が温かくなります。

小さなお子さんがいるお家でも、家族でみんなで楽しめる映画です。

ラブ・ハード

写真:telling.asahi.com より

概 要

2021年、アメリカ制作。ラブコメディー

あらすじ

LAでライターをしているナタリー、自分の実らなかった恋愛を記事にして人気がある。

彼女は、デートアプリで東海岸に住む男性、ジョシュと知り合う。外見も趣味も話も合う、まさに理想の男性。彼が運命の相手、今度こそこの恋を実らせると決心して、彼には知らせずに、ニューヨークに飛んだ。

ジョシュの家に着いたが、彼は留守、現れた家族に、ジョシュのガールフレンド、というようなことを言ってしまったナタリー。そこに戻ってきたジョシュ、アプリの写真とは全くの別人の中国系アメリカ人だった。彼は友人のタグの写真を使っていたのだ。

怒って家を出たナタリー。バーに行ったが、アクシデントがあり、迎えにきたジョシュに連れられて、彼の家に戻った。家族は、ジョシュにガールフレンドができたと大喜び。写真が違い人違いだったとは言えず、しばらく彼の家に滞在する。

ナタリーは、偶然タグに会い、ジョシュに彼とデートできるようにアレンジしてほしいと頼む。ジョジュは、タグの趣味や好みをナタリーに教えて、彼女はその場で話を合わせたり、ロッククライミングにも挑戦するが、それらは、ナタリーには全く興味のないものばかりだった。

好みや趣味は違うが、外見が理想のタグと、外見が好みではないが、話は合うジョシュ。

どんな風に展開していくのでしょうか。

「ラブ・ハード」の意味も見ているうちにわかってきます。

感 想

何も考えずに気楽に見ることができるラブコメです。

デートアプリで出会った人が実際に会うと違う人物だった、ということは実際にもあり得ることでしょうね。

実は、ジョシュも最初からタグの写真を使いたかったわけではなかった。自分の写真を載せたら、誰からも興味を示してもらえなかった、という苦い経験があったのです。

最後の方で、ジョシュは、正々堂々と、アプリのプロファイルに自分の写真と職業もきちんと載せることができました。そのように変わったのは、ナタリーとドタバタと様々なことがあったから。そこがこの映画の一番いいところだと思いました。

そして、ジョシュが変わると、ナタリーも変わる。

この映画もハッピーエンドになりました。

クリスマスが教えてくれたこと

写真:www.cuemovie.com より

概 要

2019年制作、アメリカ映画。ファミリー映画

あらすじ

大手ラジオ局の人気DJのラッシュ、ある朝、いつもの通り番組を終了した後、突然ボスから、ラジオ局は買収された、と言われた。そして、ラッシュは、相棒のプロジューサーのロキシーとともに解雇された。

ラッシュには、4人の子供がいる、長男(大学生になる)、長女(高校生)と双子の女の子(小学生)たち。妻を亡くしている。彼は、母親がいない子供たちに寂しい思いをさせたくないという思いから、たくさん稼ぎ、大きな家に住み、子供たちに贅沢をさせていた。

しかし、突然の解雇、明日から収入は亡くなった、、、。

クリスマス前に失業したラッシュ。

ロキシーは、まだラッシュが小さなラジオステーションでDJをしていた頃からの相棒、妻が亡くなった後もそばで支えてくれた女性。彼女は「落ち込んでいても仕方がない、また一から昔のラジオステーションではじめよう」と彼を励ました。

そのためには資金が必要、ラッシュは家を売らなくてはならない。

子どもたちに、家を売って、昔住んでいた小さな家に移ることになったと話したが、、、贅沢に慣れ、そんな生活を当然のことだと思っている子供達には、受け入れ難いことだった。

そこからのラッシュとロキシーの奮闘と、子どもたちの姿が描かれます。

感 想

この映画もサラサラと何も難しくなく見ることができます。

すごく率直な感想として、大きな家を手放して、昔住んでいた小さな家に移ったけれど、十分広いし、良い家だなと思いました。

でも、映画の子供たちは最初は拒絶反応を起こします。

ラッシュは、亡くなった妻が写っているビデオを見つけた。そう、この家には、妻、そして子どもたちにとっては、お母さんの思い出が詰まっていた。あまりお母さんのことを覚えていない幼い双子たちは、そのビデオを嬉しそうに見た。でも、覚えている長男は、お母さんがこの家で亡くなったことを思い出してつらくなります。

ロキシーやお世話してくれるおばさんのおかげで、子供たちも家に慣れてきて、クリスマスのために家を自分たちで綺麗にデコレーションする、子どもたちは柔軟です。

家が大きくなくても、家族みんなが一緒に囲む食卓があって、クリスマスをお祝いできたら、最高ですよね!

最後に、おばさんが、真っ赤なワンピースになって歌うシーン、かっこいい!

ロキシーを演じている女優さんが本当に素敵でした!

まとめ

3つのクリスマス映画を簡単にまとめてみました。

クリスマス映画、気軽に見れて、ハッピーな気持ちになれていいですね。

お読みいただきありがとうございました。

Movie
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