『マスクガール 』1話〜7話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

画像:Netflix

2023年8月18日配信のNetflix オリジナル 韓国ドラマ『マスクガール』。キム・モミという同名の女性を3人の女優さんが演じるドラマで、ウェブトゥーンが原作。マスクで顔を隠してライブ配信をする女性の人生が予想不可能に転がっていく、ダークで怖いドラマ。でも最終回まで見終えると、感動すら覚えていました、、興味深い、すごいです。

*ネタバレあり

予告・作品情報

自分の外見にコンプレックスを持つ会社員が、マスクで顔をかくしてインターネットのライブ配信を開始。だが、次々に降りかかる不幸な出来事により、その人生は思わぬ方向に転がりはじめる。 ーNetflix よりー

放送局:Netflix

配信日:2023年8月17日 全7話一挙配信

ジャンル:スリラー、ミステリー、ダークコメディー

演出・脚本:キム・ヨンフン監督

原作:ウェブトゥーン

登場人物とキャスト

キム・モミ(コ・ヒョンジョン)

〔出演作〕『あなたに似た人』*画家で主婦の主人公ヒジュ役、不倫あり、ドロドロあり、同時に美しいドラマでした。


キム・モミ(ナナ)

〔出演作〕『グリッチ ー青い閃光の記憶ー』青い光と共に消えた恋人を捜す主人公を助ける、中学時代の同級生でUFOを研究しているボラ役、面白いドラマでした。


キム・モミ(イ・ハンビョル)


チュ・オナム(アン・ジェホン):キム・モミに片想いしている会社同僚


キム・ギョンジャ(ヨム・ヘラン):チュ・オナムの母

〔出演作〕『グローリー』パート1・パート2 『悪霊狩猟団:カウンターズ』『椿の花咲く頃』『賢い医師生活』『還魂』など多数。どのドラマでも存在感が光っています。


第1話 キム・モミ

キム・モミは、子供の頃、ステージでダンスを披露し、観客から拍手喝采を受けた。その快感がわすれられない。将来の夢は”芸能人になること”だった。

しかし彼女は中学、高校、大人になるにつれて、外見にコンプレックスを持つようになった。母親からもその顔で芸能人になれるわけがない、と言われ、絶縁状態。

現在27歳、彼女は平凡な会社員になった。


キム・モミは別の顔を持っている。夜、”マスク”をつけて、顔を隠し、金髪や赤毛のウイッグをつけ、抜群のプロポーションを見せびらかし、ダンスをしながら生配信する。”マスクガール”、大変な人気になった。

毎夜、固定の視聴者からの ”ハート”(投げ銭)が送られてきた。


昼間のキム・モミは、とてつもなくジミーーな会社員。

彼女は、密かに会社の”パク・チーム長”に憧れている。会社では男性職員が露骨に、見た目が可愛い”アルム”におべっかを使うが、チーム長は誰にも公平、ただ一つの欠点は”既婚者”ということだった。


ある日、アルムは仕事でミスをして、チーム長に叱られた。モミは残業しているアルムに「怒られたことは早く忘れて」と声をかけて帰ったが、定期券を忘れてオフィスに戻ると、奥の部屋で、チーム長とアルムの話し声、その後、2人はキスをしていた、、。

モミはショックで泣きながら家に戻り、やけ酒を飲んでから、生配信。素敵なダンスの後、彼女はドレスを脱ぎ、ヌード配信をしてしまった。

翌朝 目覚めて、ヌードになり、”配信停止”なったことを知った。但し、ウィッグとマスクは外していなかった。

”全てはあざといアルム”のせい、モミの怒りは別方向へ。

定期的に集まっている同期に話した、もちろん「秘密よ」と前置きしてから。

チーム長とアルムの不倫は瞬く間に社内に広がり、二人は監査部に呼び出された。

モミはその夜、泥酔しているチーム長を街で見かけ、タクシーで送ったが、雨が降ってきたのでモーテルに入った。朝、目覚めたチーム長は、ギョッとしながらも無言で、そそくさと帰っていった。

モミが会社に行くと、チーム長は退社、アルムは異動に。


モミに差出人不明のメール、”私は君を知っている”と!モミはおびえた。

帰りの電車で、視線を感じる(気がする)。

一人の男性が自分のお尻に触れた(気がして)「痴漢!」と警察に突き出した。モミは自分を尾行し、メールも送った人物と思い込んだが、違っていた。


パソコンは ”違反行為の為、配信を停止します”との画面。

前世はウォンビン”さんが、アクセスしていた。モミはチャットリクエストした。

前世はウォンビンは、”配信をやめないで” “あなたほど魅力的な人はいません”と返信してきた。

パソコンの前で、マスクガールにチャットを送っているのは、会社の同僚だった、、。

感 想

すごーく面白いです。

キム・モミの昼間の会社員の顔と、マスクガール(スタイル、コスチューム、ダンス)のギャップがすごくて、、、ほんとに、中身、キム・モミさんなの?って疑っています(ハハハ)。

前世はウォンビンさんは、会社のさえない男性社員のようで、彼はなぜ、マスクガールが”キム・モミ”とわかったのでしょうか?

第2話 チュ・オナム

チュ・オナムは、子供の頃から外見でいじめられ、人と目を合わせられなくなった。大人になっても常に気配を消して生活する習慣がついていた。

家には人形をガールフレンドが代わりにしていたが、今は、マスクガールが彼の擬似恋人のようだ。


チュは会社では課長、人と目が合わせられないので、手を見る。

キム・モミが決済の書類を持ってきた時、緑色のマニキュア、両手の親指と人差し指の間に同じホクロがあるのをみた。同じ手を昨夜見た、そう、マスクガールの配信で。

チュは、マスクガールが、”キム・モミ”だと気づき、それからモミのことを好きになった。

会社で彼女を観察した後、マスクガールの配信を見て、彼女がチーム長を好きだとわかった。

チュは、モミが泥酔したチーム長をタクシーに乗せたのを尾行し。2人がモーテルに入るのを見た。彼は許せなくなった、そして ”私は君を知っている”とメールした。

その夜、”前世はウォンビン(チュ・オナム)”に、マスクガールから、チャットリクエストが入った。

マスクガールから”会いませんか?”と誘いが来たが、躊躇しているうちに、”ハンサム和尚と飲む”と突然チャットが消えた。


モミは、”ハンサム和尚”と会った。彼女はサングラスとマスクで顔を隠していたが、彼の要望でマスクをはずした。「すごく自然体で魅力的」だと彼は褒めた。

しかし彼は、ネットに”マスクガールと会ってる、かなりブス、でもやるつもり”と投稿していた。

チュはモミのことが心配で、なんどもメールをしたが、彼女は気づかなかった。

ハンサム和尚に誘われ、モミはモーテルに入ってしまった。が、帰ろうとすると「ブスのくせにもったいぶるな」と彼はモミをベッドに押し倒した。

二人でみ合いのケンカになり倒れた、、和尚が頭を打ち、血が流れた。

モミはパニックになったが救急車を呼ぼうとした時、チュ課長からのメールに気づき、彼に電話。

彼がモーテルの部屋に来た。倒れているハンサム和尚を見て「なんとかするから帰って」とモミに言った。

和尚は死んでいなかったが、、それに気づいたチュは、彼を何度も刺した、、(こわすぎ〜)。

翌日モミは、会社を休み、退職すると会社に報告した。

チュ課長は人事にモミの住所を聞き、彼女の私物を届けたが、彼女は部屋から出てこなかった。

夜、マスクガールの最後の配信が始まり、チュはモミの家に行った。

ドアを激しく叩くと、マスクガール姿でドアを開け、彼を部屋に入れた。

モミは、チュが前世はウォンビンで、メールを送ってきたのも、彼だと分かっていた。

「あの事故は記憶から消す。今までのキム・モミは死んだ、私に何をしてほしいの?自分も同じくせに」とチュに言うと、彼は、彼女に襲いかかった。

モミは抵抗したが、、やめた。「僕がモミさんを守る、愛してる」と言いながら襲いかかるチュを、彼女は死んだ目で見ていた。チュがマスクを外すと、モミの顔は包帯に覆われていた。

彼女は上になり、横にあったアイスピッグで、チュを刺した、何度も、、。

感 想

、、、、、、、

相当、怖いです。急展開、闇は深い、、。

TVではなく、ネットフリックスだけ配信のオリジナル作品なので、こんな過激な映像や内容が撮れるのでしょうね。

チュ・オナムは、現実の人間に相手にされず(もしくは、本人が関わりたくない?)、人形相手に過ごしていますが、その関心が、マスク・ガール、そして現実の”キム・モミ”になるのが、ゾクゾクと怖かったです。

包帯に包まれた顔の意味は?キム・モミの顔が変わるということ?

新人女優、イ・ハンビョルさん、体当たりの役をよく演じておられますが、彼女のモミは2話で終わりでしょうか?

第3話 キム・ギョンジャ

キム・ギョンジャは、チュ・オナムの母。

彼女は見合い結婚したが、3年で離婚。夫が他の女と暮らし始めたから。でも彼女は平気だった、オナムがいたから。彼女は息子のために身を粉にして働き、小さな店を持った。

子育ては思うようにいかなかったが(物が無くなったり、体にあざをつけて帰ったり)、息子は成績がよく、ソウルの4年生の大学に受かった。

しかし就職してから息子は反抗するようになり、「独立する」と一人暮らしをはじめた。「親子の縁をきる」と留守電にメッセージを入れ、折り返しの電話があったのを最後に、息子が姿を消した。


ギョンジャは警察と一緒に、息子の部屋に入った。ひどい悪臭、そして、部屋には人間のような人形があった。

悪臭の元は、袋に入れられた切断された遺体だった。ギョンジャは失神して入院。刑事が病院にきて、遺体は息子ではないと説明した。

警察は、オナムの会社に行き、キム・モミも同時期に退社したことを調べ、2人が一緒に消えたと思っていた。

TVでは、息子は変態でストーカー扱い、ギョンジャは、自分で息子を捜すと決心した。

  • 息子のことを知るためにパソコン教室に通い、インターネット、メール、ネットスラングも習った。
  • 店を閉め、活動資金のため、銀行で全財産をおろした。
  • あの女(マスクガール)のについてサイトを調べた。本名”キム・モミ”。サイト運営者が”クマさん”と知った。

クマさんとチャットした時、”マスクガールっぽい女を見つけた!”と、”プラスマートという店の前で踊る女”の動画が送られてきた。「場所は、カンチョン」とクマさんは言った。


ギョンジャは、雨の夜、オナムが家に戻ってきた夢を見た、”母さん、寒くてしかたがない” と言って。すぐ息子は消えた。

警察から電話があり、遺体を確認したら、、息子だった、、彼女の失意は、計り知れなかったが、、。

ギョンジャは信心深い人だった。彼女は教会で信者たちの前で演説した。

「神の声が聞こえた。娘よ、我が道を行け。私があなたを守り共にゆこう」と。

彼女の使命は、キム・モミを捜すこと。

モミの実家に行ったが、娘とは縁を切っていると、警察に突き出された。

よく当たるという占い師に占ってもらうと、「カンチョン」方面だと。

クマさんからの情報どおり、あの動画の女!

ギョンジャは、カンチョンに行き、動画の女を見つけ、『37.5度ルーム』に入っていくのを確認した。

車で見張り、夜中に、タクシーで家に帰る彼女を尾行して、家を確認。

翌日、美容院に入った彼女をつけて、入った。

女は”三日月のブレスレット”をつけてた。マスクガールの写真に同じブレスレッドをした写真があった。

ギョンジャは髪を短くカットして、地元のタクシー会社に就職した。若い時にタクシー運転手の免許も取っていたのだ(芸は身を助

まず、闇の銃業者に会い、1000万ウォンで、一番威力のある銃を買った。

夜、ギョンジャは『37.5度ルーム』の前でタクシーで待機し、女を乗せた。

スタンガンで気絶させ、山奥の人気のない廃墟に連れて行った。

ギョンジャは、拳銃で脅しながら、”オナム”の写真を見せたが、知らないと。

「あんたはキム・モミだね」と言うと、「私はキム・チュネ」と彼女は言った。

ギョンジャは、彼女に白い仮面を被せた。

「このネックレスは写真と同じもの」とギョンジャが言うと、彼女は写真をみて急に笑いだした。

「この女が誰だか知ってるかも」と女は言った。

感 想

3話は、オナムの母親のチョンジャさんの話でした。

映像も起こっている事柄も、かなりこわーーいです、特にオナムが登場すると、震えます、、。

しかし見方を変えると、この母、チョンジャさんは、すごい人です。

行方不明になった息子のために、店は閉め、全財産をおろし、初めてパソコンまで習い、”マスクガール”まで辿りつき、サイト運営の”クマさん”とチャットまでする。

息子が亡くなっていることを知ったチョンジャさんの嘆き、、

しかし彼女は、神の意思を聞き、マスクガールを捜すために突き進む。銃まで購入し、タクシーの運転手にもなる!

不謹慎な感想かもしれませんが、あっぱれな母親だなと。ストリーが悲惨すぎるので、どこかに面白みを見つけないとメンタルに来そうです(ハハハ)。

母親役のヨム・へランさんの迫力がすごいです。

第4話 キム・チュネ

キム・チュネの話

1999年、新しい学校に転校した。

クラスの”プヨン”というアイドルを目指している男子生徒に憧れた。

初めて言葉を交わしたの高2の夏、コンビニでバイトしている時、彼は仲間とお酒とタバコを買った。高校生には売れなかったが、内緒で売った。

彼の誕生日にクラブに呼ばれて、初めてお酒を飲んだ。そして「カネを貸してくれ、すぐに返す」と言われたが、戻ってこなかった。そんなことが何度も続いた。

ある日、テレビでアイドルとして活躍しているプヨンを見た。「おめでとう、夢がかなったね」とメールしたが返事はなし。彼の追っかけをして「プヨン」と声もかけたが無視された。

彼の住まいにプレゼントを届けた時、彼とメンバーの話を聞いてしまった。「あいつは俺の口座、あの女から外車1台ぐらい巻き上げた」と話していた。

ネットに、彼の暴露記事と写真をアップした。高校時代の飲酒、恐喝、喫煙、暴行の数々を。

プヨンはアイドルグループから脱退した。

2008年、私は整形した。

カンチョン・プラマートで踊っている時、おちぶれたプヨンを見かけ、声をかけた。

彼はきれいになった私を見て驚いた、それが嬉しかった。仕事が見つかるまで、彼を家に住まわせることにした。

稼げる仕事を探し”クラブ・ルビー”で働き出した。私はすぐにナンバーワンになった。

あの女が入ってきたのは2ヶ月前だった。あの女は私の座を奪い、私の客も奪った。

私はモミじゃない、彼女の胸は本物だが、私のはシリコン。

私もあの女に恨みがある。

「クラブ・ルビーはやめたらしい。私があの女を捜す、おばさんが聞いて回ると、彼女は逃げてしまう」とチュネはギョンジャに言い、報告すると別れた。

しかし、これはチュネのウソだった。

店で会ったのは本当だったが、二人は双子のようだった。美しくなりたかった過去、生きてきた道がそっくりだった。

”三日月のブレスレッド”は、モミがチュネにプレゼントしたのだった。

チュネは、危険を知らせるためにモミの家に行った。モミは高熱を出していたが、病院に行けないと言い、秘密を話した。モミは行くところがなかった。

チュネは、家で自堕落な生活を送るプヨンに「出て行って」と言ったが、彼は、過去を暴露したのがチュネだと知り、彼女に暴力を振るってきた。

その頃、マスクガールのサイト管理人のクマさんが、モミに「マスクガールさんですね」と接近して来ていた。

モミは危険を感じ逃げようとした。チュネも一緒に行くと言ったが、その前に、貴重品とピンピン(犬)だけは連れてこなくては、と家に戻った。しかしプヨンに見つかり、殺されそうになった。モミが助けにきて、2人でプヨンを殺害し、スーツケースに入れて車に乗せた。

ギョンジャは、チュネに裏切られたことを知り、2人の車を尾行した。

モミは、チュの子供を妊娠したようだとチュネに言った。「産むよ、ブサイクかも。可愛いと言ってあげるつもり」と。

湖のほとりで、モミたちは車を止め、スーツケースを出そうとした時、ライトをつけたギョンジャの車が止まり、銃を持った彼女が歩いてきた。

ギョンジャは2人に銃を構えて撃とうとしたが、動かない。2人がギョンジャに走ってきた時に銃が暴発し、チュネに当たり倒れた。

ギョンジャとモミが揉み合い、モミが殺されそうになったが、チュネがギョンジャの頭を大きな石で殴り、ギョンジャは倒れた。そしてチュネもなくなった。

ギョンジャは車に入れられ、湖に沈められた。


2011年、黒いマスクをしたモミは、自首し、警察署についた。報道陣の夥しいカメラのフラッシュが焚かれた。

感 想

パク・チュネというもう一人の、醜い(ことはないけれど)の女の子の話でした。チュネとモミは、身長からスタイルまでほんとに”双子”のようにソックリでした。

ストリーはますます悲惨で、救いようがなく、ギョンジャさんも殺害されてしまい、これからどうなるか、恐ろしいです。

最後に、2011年、キム・モミが捕まったのは、湖に車が沈んでから数年後ですよね?子供は生まれたのでしょうか?

キム・モミ、1話とすっかり別人でした。

第5話 キム・ミモ

”連続殺人犯マスクガール逮捕”のニュースはTV等で大きく報道され、多くの人々の記憶に残った。裁判で、キム・モミは ”無期懲役”に処された。


2010年冬、キム・モミから、”キム・ミモ” と名付けられた女の赤ちゃんは、実家の門の前に置き去りにされた。「すぐに迎えにきます」という約束は果たされなかった。

キム・ミモは祖母に育てられた。祖母は母のことを話さなかった、ミモは母はいないと思って育った。

小学生になったミモは、母のことを知ることになった。友だちの母親たちが「マスクガールの娘」とミモを敬遠したから。

ミモはネットでマスクガールを検索した。彼女はマスクを作り、マスクガールの真似をしてダンスをして、祖母から家を閉め出された。夜、入れてくれたが、母について尋ねても何も答えてくれなかった。

マスクガールの噂はすぐに広まり、ミモは転校を繰り返した。どこに行っても噂は付いて回った。


2023年、ミモは中学生になり、ソンリム中学校に転校してきた。「キム・ミモです」と自己紹介すると、”ミモ(美貌)?”とクラスメートが笑った。

ミモは、”イェチュン”と隣の席になった。イェチュンは、クラスの女子から仲間外れにされていた。

ある日ミモは、女子たちが集団でイェチェンをいじめているのを見て、イェチェンをかばった。イェチェンはミモの手首にリストカットの痕を見た。

翌日イェチュンは、にせリストカットの痕をつけ、ミモに見せ彼女の後をつけまわした。ミモは、ちょっとイェチェンに心を許し、学校帰りに一緒にトッポッキを買って公園へ。

イェチェンは”秘密の話”をしたが、あまりに幼稚で、ミモは無視。そうするとイェチェンは「父は酒乱で私と母を殴る、父を何度も刺そうと思った。母にも死んでほしい、母は継母と」と真剣に言った。

ミモは「私よりマシ。誰にも言わないって約束して。父が誰か分からないし、母は刑務所にいる」と打ち明けた。


イェチェンには下に3人の弟妹たちがいる。今日は肉の日、お父さんは焼肉を焼くのに忙しい。酒乱でもなんでもなく、お母さんもイェチェンそっくりである😆。

イェチェンは、家に帰るなり部屋に入り、”こんな家イヤ、また父が暴れている”とミモにウソのチャットを送っていた、、。


重大な打ち明け話をしてから、ミモとイェチュンは、一緒に手を繋いで登校する”友達”になった。

イェチェンが、ミモに「何の罪でお母さんは刑務所に?」と聞いた。「人殺しだよ」と。衝撃をうけたイェチェンは「昨夜、お父さんがまた暴れて家がめちゃめちゃ」とまたウソを言った。

二人は「家出しようか!」と、「でもお金がいるね」とか言いながら、、。

その夜、イェチュンはネットで ”女性殺人犯の娘” を検索し、”マスクガールの娘”の記事を見つけた。”ソンリム中に転校”、画像修正されたミモの写真。

イェチュンは「ミモを助けたい、お金が必要」と、赤ちゃんのベビーウォーカーを売った。

二人で家出のためのお金の計算をしたが、全然足りない。

イェチュンは、アイドルのサイン入り写真を小学生に売ろうとし、女子たちに見つかりいじめられた。チクった女子に、「私をいじめると命が危ない。ミモが誰の娘か知ってる?」と脅した。

ミモは図書館でラップトップと携帯を盗もうとして捕まった。警察に迎えにきた祖母は、「もう救えない。出て行きなさい」とミモを叩いた。ミモは警察を出て泣きながら走った。イェチュンに泊めてもらうこともできず、学校に忍び込んで教室で眠った。

翌朝、トイレで顔を洗っていると、女子たちが「転校生のキム・モミって、マスクガール、人殺しの娘らしい」と話しているのを聞いた。ミモは学校を休んだ。

放課後、イェチュンはミモを捜した。町で家族5人に声をかけられ、一緒に帰った。「チキンを買った」と上機嫌な父、そんな平和な家族の姿を、ミモが見ていた。

家に帰って食欲もないイェチュン、ミモからの電話ですぐに走って会いに行った。

いつものガード下でミモは待っていた。

「なぜ裏切った、噂を流したよね、あんたでしょ」とミモは怖い顔をして、イェチュンを押し倒した。

一人の中年女性が、二人を見ていた。振り返った顔に不気味な笑を浮かべていた。

感 想

エッーー、最後の不気味な笑い顔の人、キム、ギョンジャさん(チュ・オナムのオモニ)? 生きていたの?ビジュアルがかなり違ってて、ギョッと驚かされました!


5話は、キム・モミの娘、キム・ミモのお話でした。モミは無事出産して、でも育てる当てがなく、実家の玄関に置き去りにしたようです。

祖母は、母を認めなかったし、ミモに優しい言葉もかけなかったけれど、彼女を育ててくれたのですね。

自分が、マスクガールの娘だと知った小学生の時から、それを人に知られることを恐れてながら生きてきたミモの過酷な人生を想像するのは、難しい、、。

だけど、彼女にとって、イェチュンは、初めてできた友達だったでしょう。

イェチュンは思春期の女の子、平凡ではなく、劇的な生い立ちや人生に憧れる年頃で、リストカットのミモに憧れる。彼女の”酒乱の父と継母”という作り話と、 ミモの”殺人犯の娘”という現実、この対比が、秀逸に思えました。

イェチュンの家族、みんなちょっと小太りで、妹や弟、赤ちゃんにご飯をあげる場面とか可愛すぎで。ミモはイェチュンが家族と歩いて帰る姿を見た時、ナイフで胸を刺されるぐらい痛かったのではと想像します。

イェチュンはチクった女子に、ミモが「マスクガールの娘」だとは言っていないと思う。噂を流したのは、ギョンジャさんですね。でも彼女は、ミモが自分の孫だとは、まだ知らないわけで、、。

少女二人の物語に、胸を打たれました。願わくば、二人が友だちのままで、、。

第6話 キム・モミ

2012年冬、キム・モミは収監された。番号:1047番

マスクガールが入ってきたことに、他の受刑者たちは興味津々だった。

しかし、”アン・ウンスク”(所長でさえ従え、刑務所を仕切っている王)とその手下たちが来ると、みんな関わらないようにした。アンは政界や財界にも人脈があるとの噂で、罪状は、夫とその愛人への殺人教唆。

モミは早速アンに呼ばれ、いきなりビンタされた。夫をたぶらかした女にそっくりだと。

モミはアンの子分に目をつけられ殴られたが、3人を相手に激しく仕返しをして、独房行きになった。

懲罰終了したモミは、速攻で、アンの子分に襲い掛かり、独房15日間に逆戻り。

終了→すぐ子分を襲撃→独房→終了→すぐ襲撃→独房→終了襲撃、繰り返される襲撃に、モミを見かけた子分たちは走って逃げたが、モミは速い。アンが「もう手出しはしない」と言い、この勝負はモミが勝利した。


2023年(ここからカラー)。

新所長が着任した。所長は全受刑者を集め、「あいさつは、”愛してます”」とまるでカルト宗教のような演説をした。しかし新所長も”アン・ウンスク”への厚待遇は同じだ。

モミに初めて手紙が来た、”差出人:マスクガール ラブ”。

中身は”暴力性は遺伝するのか?”とのネットの記事のコピーと”我が子の破滅をお前も味わえ”と大きな文字で書かれていた1枚の紙だった。

モミは娘の危険を察して、突然「ここを出るわ」と先輩に言い、実行に移したが、あえなく失敗。モミは、厳罰処分に。

独房、最長2週間の決まりだが、新所長の命令で4週間になり、所長から「新約聖書」が差し入れられた。

所長は、独房にはいっている1047番を偵察した。彼女は地べたに置いた聖書に額をつけて、1日中祈っていた。

独房から戻ったモミは「意義深い時間だった。神の子になった」と穏やかに言った。

彼女は全受刑者の前で「神がお前を救ってやるとおっしゃった。神を信じ始めてから全てが変わりました」と話した。

ある日、アン・ウンスクが泣いていた。”娘に腎移植が必要だが自分はドナーになれない”からと。モミはウンスクに、適合したら自分の腎臓を提供すると言った。


ボランティアの方々と情操教育をする日。

モミが「主に許しを請いました」と話し、ボランティアの女性は「神は赦してくださいますよ」と言った。

「また会いましたね」と別の女性が話しかけてきた。「チュ・オナムの母ですよ、手紙は受け取った?」と彼女は薄気味悪く笑い、あれからのことを話した。

2010年、キム・ギョンジャは、車ごと湖に沈められたが、拳銃で窓を壊し生還した。

捜査の目をかいくぐるため、顔を変え、新しい身分証明書を手に入れ、山奥に住居を手に入れた。地下に塩辛の広い保管場所があった。

あの女を捜し回ったがどこにもいなかった。

2011年、テレビで、マスクガールが逮捕されたニュースを見た。

これで終わろうとしたが、娘の顔にあの女の顔が垣間みえた。

学校の前に”トッポッキ”の屋台を出し娘に接触、娘と祖母の通っている教会にも通った。

トッポッキを売りながら母親たちに、マスクガールの娘の噂を流した

いじめられたと泣いてきたミモには、ボコボコにしろとアドバイスし、引っ越すと聞くと、新しい住所を聞き、出版社にマスクガールの娘の情報を流した。

ソンリム中学に、マスクガールの噂を流したのも、ギョンジャだった。

イェチュンに裏切られたと思ったミモは、泣きながら山奥のギョンジャの家にやって来た。


「お前も子供を失う苦しみを味わいな」とギョンジャはモミの耳元で呪いの言葉を囁いた。ギョンジャを追いかけようとしたモミは、刑務官に押さえつけられた。

感 想

ナナさん演じるキム・モミが刑務所に入ってからの場面は、全て白黒でした。

刑務所を仕切っている”アン・ウンスク”と子分に対して、何度、独房に入れられようが、出て来たら即襲撃を繰り返し、とうとう子分たちが恐怖で逃げ回り、ウンスクから「終わり」と言われるのは、カッコよかったです👍

舐められたらあかん”ですわ(ハハハ)

ナナさんのクールで体を張ったキム・モミ、見応えありました。


キム・モミが、コ・ヒョンジョンさんに変わってから、カラーに戻りました。

モミが娘の危機を察し脱走を試みるが失敗し、1ヶ月間独房に入れられ、聖書を与えられた。

彼女は、本当に神を信じるようになったのか、それともフリなのか?誰にもわからないですよね。

”神と赦し”については、『シークレット・サン・シャイン(イ・チャンドン監督)』の大きなテーマだったと思います。揺さぶられる映画でした。


キム・ギョンジャが生きていて、娘のキム・ミモに小学1年の時から接触していたとは、、。

5話で何度も、ミモが「小学校の前にあったトッポッキのおばあさん」と話してたけど、まさかギョンジャさんだったとは❗️

最後、どんな結末が待っているのでしょう?

第7話 モミミモ

ギョンジャが刑務所から山深い家に戻ると、キム・ミモが待っていた。ミモは家出してきていた。

ギョンジャはミモに、おばあさんが心配しているから電話するように言った。

ミモは祖母に電話し「元気にしてるから捜さないで。私といるのがイヤだったでしょ、私さえ消えればいいと気づいたの。最後の電話です」と言って切った。

すぐ、刑務所にいる娘のキム・モミから電話があり、「ミモは無事?年老い女がミモの周りをうろついていない?」と聞いたが、母は「今さらミモの心配?二度とかけてこないで」と切った。

モミはウンスクに、娘の学校の電話番号を調べてもらい、電話したが、それは偽の番号だった。

次は、娘の写真をお願いした。写真を受け取ったモミは「安心しました」と言い、ウンスクは「手術の前に心が穏やかになってよかった」と言った。

しかし、モミは、夜じっとその写真を見て、破った(娘ではないと分ったのでしょう)。


ギョンジャは、”ビデオカメラ、ロープ、ガムテープ、着火用練炭”を買い、家に戻った。

夜なのに、家の中は真っ暗、「もしや?」と思った時、ケーキ(?)にローソクを立て、🎵ハッピーバースデー🎶と歌いながら、ミモが満面の笑みで出て来た。そして「おばあさん、お誕生日おめでとう。祖母のように思ってます、長生きしてね」と言った。心が揺らぐが、、、夜中、ギョンジャは地下の隠し部屋で準備をした。


翌朝。

モミは、ウンスクの娘への腎移植手術のため病院に向かった。2人の刑務官が付き添い、ウンスクの手下が運転した。

ギョンジャは、スープに眠り薬を入れた。ご馳走が用意されていた。ミモは、ニコニコ喜び「おいしい!」とスープを飲んだ。

その頃、ミモの祖母は、ギョンジャの電話番号と住所を手に入れた。イェチュンが来て「あのトッポッキのおばあさんは怪しい。マスクガールの娘だといいふらした」と言った。

2人でタクシーでギョンジャの住所まで急いだが、イェチェンは途中で降ろされ、彼女は自分でタクシーを拾い、後を追った。


病院についたモミは着替える前に、病院の窓から飛び降り、ぶつかった車を盗んで、逃走した。

母に電話して、ギョンジャの住所を聞いた。車のガスがなくなり、ヒッチハイクで女性の車に乗った。

モミが方向を確かめるためにナビをセットした時、「速報、マスクガールで知られる連続殺人犯が病院から逃走」とニュースが流れた。モミは女性の車を降りて山道を登った。崖のてっぺんから、ギョンジャの家が見えた。


ギョンジャは、ミモを椅子に座らせロープで縛りつけ、口にガムテームを貼り、ビデオをセットしていた、、ミモが目覚めた。

「あんたは悪くない。あんたの母親が息子を殺した。あの女にあんたのことを教えてやろうと出かけたら、あの女は穏やかな顔で、ぬけぬけと主に救われたと言いやがった。私の人生はずっと地獄だったのに」ギョンジャは言い、ビデオのセットを終えた。

ミモが話したがっているので、テープを口からはがした。「おばあさん、寒くてしかがない」(夢の中に出て来た息子の最後の言葉、「母さん、寒くて仕方がない」、翌日、息子の遺体が見つかった)。ギョンジャは自分の上着を着せ、口を再びテープで塞いだ。

チャイムが鳴った。出ると、警官が「子供が閉じ込められていると通報があった」と家の中を確かめたが、地下の隠し部屋には気づかなかった。

ギョンジャは事を急ぎ、練炭に火をつけた。

その時、ミモの祖母がギョンジャの家に着いた。

地下から上がって来たギョンジャと鉢合わせし、孫が地下にいると分ったが、ギョンジャが阻止した。

2人が争っている時、イェチェンが家に着いた。祖母は、地下にいるミモを助けてと頼んだ。

イェチェンは、練炭の火を切り、ミモの口のテープを外したが、ロープを外せなかった。

ギョンジャは包丁で祖母を切りつけた。モミが家に入ってきて母を助けようとしたが、ミモを助けてと母は言った。地下に行きミモとイェチェンを助け出そうとした時、ギョンジャが降りてきた。

モミはギョンジャを阻止し、ミモたちを上にあげた。祖母が首から血を流し倒れていた。「ミモ、今まで、ごめんね」と言って息を引き取った。ミモは泣き崩れた。

地下では、モミとギョンジャの激しい戦いが続いていた、、、

そして、血まみれのモミが上がって来た。

モミたちが外に出ると、外は数台のパトカーで包囲されていた。

モミは両手を挙げた。そこに拳銃をもった血まみれのギョンジャの姿が、、銃をミモ(娘)に構えた。

彼女は引き金を引いた。モミミモをかばって背中に弾を受けて倒れた、と同時に、警察の拳銃がギョンジャを撃ち抜いた。

崩れ落ちたモミミモが抱きしめ、2人は初めて顔を合わせた。モミは娘を見て、にこりと微笑んだ。そして血を吐き、娘の腕の中で亡くなった。


キム・ミモは、イェチェンの親が後見人になってくれて、学校に戻った。

今も、イェチェンと隣同士の席である。もう誰かを憎いと思うことはなくなった。

キム・モミの昔のテープが見つかった。舞台でダンスをしている5歳ぐらいの映像、将来の夢を聞かれ「みんなから好かれる人になりたいです」と答えていた。ミモは涙ぐみながらそれを見ていた。

ーー完ーー

最終回まで見た感想・まとめ

最終回、すごかったです。

ギョンジャとモミの戦い。女性同士でも、これでもかというぐらい激しいかったです。ここまでやる2人の女優さんがすごいです。

いろいろな受け取り方、感じ方ができる最終回で、ドラマだったと思います。

刑務所で、キム・モミはほとんど話しませんでした。彼女は何を考えていたのか。アン・ウンソクの娘に臓器を提供すると言った真意は?最初から、脱獄するためだったのか?

それとも、ウンソクが、モミの頼み(娘の安全確認や、ギョンジャを調べる)を真剣に扱わなかったから。

多分後者?偽物の写真を見て、自分が助けるしかないと脱走を決行したのかなと思います。


ギョンジャは、ミモが自分を信じ、誕生日を祝ってくれ、長生きしてね、と心から言ってくれても、揺らぐことはなかった(少しだけ揺らいだが)。息子を殺した女への憎しみ、復讐心だけが、彼女が生きる理由だったから? モミが主に赦されたと言ったことが、どうしても許せなかったのかなと想像しますが、、可哀想な人でした。


モミは、娘がチュ・オナムの子供だとギョンジャに言う気は全くなかったのですね。それは、モミが墓場まで持っていく秘密だったのでしょう、ミモを守るために。

ミモの祖母は本当は孫を愛していた。でも、娘のことを思うと、素直に愛を表現することができなかったのでしょう。厳しいことを言ってもいつも家に迎え入れていました。肉親の情は、時として、簡単ではありません、、。

でもせめて、ミモのおばあさんは死なせず、生きていてほしかったです(涙)。

初めて会った母は、文字通り、命と引き換えに、ミモを守ってくれました。

イェチェンは命懸けで、ミモを助けてくれました。彼女の親が、ミモの後見人になってくれ、イェチェンは今もいちばんの友だちです。

母も祖母も亡くしたミモを可哀想だと思ったけれど、そうではありませんね、味方がいるから。

4話ぐらいまで、あまりに悲惨で、最後まで視聴できるかと思いましたが、、最終回を見終えたら、愛についてのドラマだったのかな、とか、いろいろ考えさせられ、余韻が残るドラマでした。

イェチェンの家族と、2人の少女の幸せを願って❤️

最後までお読みいただきありがとうございました。

Drama
スポンサーリンク
シェアする
yknetworksをフォローする

コメント