ある映画が自分の人生に結びつく経験はありませんか?私には3つの特別な映画があり『ラブ・アクチュアリー』はその1つです。カナダのバンクーバーに住み始めた年の2003年に映画館で観た映画。その世界が大好きになり、4回も映画館に通いました。もう18年も前の映画なんですね。
とてもオシャレな映画。イギリスロンドンのクリスマスの風景、豪華俳優さんたちの共演、大人たちの恋愛事情、ウイットとユーモアと切なさ、素敵なインテリア、音楽、何もかも言うことがありません。私のベスト・クリスマス ムービー、 一番のお勧めです。Netflixで配信中。
基本情報
原題 Love Actually
2013年公開、イギリス映画
脚本・監督:リチャード・カーティス(他の作品「イエスタデイ」)
キャスト
役 名 | 俳 優 |
デイビッド:イギリス首相 | ヒュー・グラント |
ナタリー:首相官邸スタッフ | マルティン・マカッチョン |
ジュリエット:ビーターの妻(新婚) | キーラ・ナイトレイ |
ピーター:ジュリエットの夫、マークの友人 | キウェテル・イジョフォー |
マーク(ピーターの友人) | アンドリュー・リンカーン |
ハリー:デザイン会社社長 | アラン・リックマン |
カレン:ハリーの妻 | エマ・トンプソン |
ミア:ハリーの秘書 | ハイケ・マカチュ |
ジェイミー:作家 | コリン・ファース |
オーレリア;ボルトガル人家政婦 | ルシア・ミニス |
ダニエル:妻を亡くす、サムの継父 | リーアム・ニーソン |
サム:ダニエルの息子 | トーマス・サングスター |
サラ:デザイン会社スタッフ | ローラ・リニー |
カール:サラの同僚 | ロドリゴ・サントロ |
ビリー・マック:ロックスター | ビル・ナイ |
ジョー:ビリーのマネージャー | グレゴール・フィッシャー |
ジョン(俳優) | マーティン・フリーマン |
ジュディ(俳優) | ジョアンナ・ペイジ |
あらすじと感想
たくさんの登場人物のさまざまな恋愛、友情、愛が描かれ交差していきます。
- デイビットとナタリー:首相と、官邸で働き始めた若いスタッフの恋
- ジュリエット、ピーターとマーク:マークは親友のピーターとジュリエットのウエディングで素敵なサプレイズ、その様子も全てビデオに収めていた。しかし、ジュリエットはマークが全く自分にフレンドリーでないことを気にしていたが、、実は、、
- ハリー、カレンとミア:上司ハリーに言いよる魅力的なミア、その雰囲気を察する妻のカレン、切ないクリスマスプレゼント
- ジェイミーとオーレイア:恋人に裏切られた作家のジェイミーは、フランスの田舎のコテージで執筆。彼のお世話をするボルトガル女性のオーレイア。言葉が通じない二人のチグハグさが可憐。コテージのドアの窓までオシャレ
- ダニエルとサム:妻を亡くし、妻の息子のサムと暮らすダニエル。母を亡くした幼いサムを心配するダニエルだが、彼の悩みは好きな女の子のことだった。
- サラとカール:入社以来、思いを寄せていたカールといい雰囲気になるサラ、しかし、彼女には精神を病んでいる弟から絶えず電話がかかってきて、、。
- ビリーとジョー:売れないロック歌手のビリー。クリスマスの替え歌が大ヒットして、一躍ビルボード1位に。エルトンジョンからの誘いを断り、長年、彼を支えてくれたマネージャーのジョーに不器用にお礼を、、。
- ジョンとジュディ:映画撮影で一緒になり、お互いに好意を持つように。
うまくいく恋もあれば、行き違いや、ハッピーエンドにはならない場合もあります。けれど、その切なさがまた愛しい。鑑賞する人の年齢、経験、状況によって、好きな場面やエピソードがそれぞれあるでしょうね。
最後の場面では、登場人物が、小学校のクリスマス劇の鑑賞に行きます。子供達の可愛い劇、この会場が素朴な小学校の講堂そのもので、それがまたとてもいいのです。
クライマックス、サムがドラムを叩き、彼が好きなジョアンナが歌う ”All I Want for Christmas Is You“ 最高に盛り上がります。
観客席で見ている俳優さんたちが、役柄を忘れて、素で女の子の歌唱に驚いている(ように見えます)! 皆さんノリノリで、すごく楽しそうで、見ているだけでハッピーになります。
1つとても残念なのは、ハリーを演じたアラン・リックマンさんが、2016年に亡くなったそうです。でも、映画を観れは、いつでも、飄々とした魅力あるボスのハリーがそこにいますね。
この映画のオープニングは、ヒースロー空港。
空港に、到着した人々、待っていた人たちが抱き合うシーンから始まります。
そして、最後の場面も同じように空港、到着した人たちと、待っていた人たちが抱き合うシーン。そこには、この映画の登場人物もいっぱいいます。
Love actually is all around 愛は本当に、私たちの周りのいたるところにあります。
ホリデーシーズン、家族や兄弟姉妹や友だちたちと過ごせるといいですね。
でも一人で過ごしたとしても、ラブ・アクチュアリーの世界のように、愛する人たちに思いを馳せれば、愛はいつでもここにあります。
メリークリスマス!
お読みいただきありがとうございました。
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