Netflix『イエスタデイ』あらすじと感想【自分以外は誰も”ビートルズ”を知らない世界になったら】

写真:video.unext.jpより

とても楽しくて良い映画でした。スーパースターになることが彼の本当の望みだったのか?映画を見た後、たぶん全員、ビートルズを聴きたくなると思います。

基本情報

制作:2019年、イギリス映画

監督:ダニー・ボイル(他の作品「スラムドック $ミリオネア」「トレインスポッティング」

脚本:リチャード・カーティス(他の作品「ラブ・アクチュアリー」)

登場人物 ( )俳優名

ジャック・マリク(ヒメーシュ・パテル)

エリー・アップルトン(リリー・ジェームス)

ロッキー(ジョエル・フライ)

エド・シーラン(エド・シーラン本人役)

デブラ・ハマー(ケイト・マッキノン)

簡単なあらすじ

*最初、少しだけネタバレあり

イギリスの田舎町、売れないミュージシャンのジャックはスーパーでパートタイムの仕事をしながら、音楽活動を続けていた。ある日、マネージャーのエリーのおかげで、地元のフェスに参加できるチャンスが。しかし、小さなテントで観客は子どもが数人、後は友だちだけという有り様。

失望したジャックは、エリーに「もう音楽をやめる」と伝えた。エリーは「奇跡は起きる」と励まし、受け入れたくない。

その夜、自転車で家に帰る途中、停電が始まり、世界中が停電した。

ーージャックは車と衝突ーー

病院で目覚めたジャック。エリーが見舞いに来て、前歯が2本抜けていると告げた、、。

世界中で12秒間の停電がおきて大騒ぎだった」と彼女は言った。

退院の日、エリーと2人の友だちがランチで祝ってくれた。エリーは、ジャックに新しいギターをプレゼント。事故で使っていたギターが壊れたし、音楽をまだ続けてほしいという気持ちから。

そのギターで、ジャックは ”イエスタデイ” を弾き語りした。

あまりの美しさに、声が出ないみんな、涙ぐむエリー。

そして、ジャックと友だちたちの噛み合わない会話が始まった。(J:ジャック、F:友だち)

F「スゴイ、今の何よ?」

J「イエスタデイ」

F 「美しい曲だわ、いつ書いたの?」

J「俺じゃない、ビートルズの曲だ」

F「誰?」

J「ビートルズ」

F「何それ?」

J「ビートルズだよ」

F「昆虫か、車か?」

J「だからバンドの、、、頼むよ」

F「ミュージシャンって奴は誰もがマイナーなバンドを知っていると信じてる、で知らないと驚くんだ」

J「何の芝居だよ?」

F「とにかく、いい曲だ」

J「いい曲じゃない、最高の曲だ、芸術だ!」

歯がないことで、からかわれたと思ったジャックは、エリーに車で送ってもらいながらケンカ。

しかし家に戻り、もしやとGoogle検索したら、ミュージシャンのビートルズが出てこない、持っていたはずのビートルズのCDもない、、、

大雨の中、エリーの家に行き「本当にビートルズを知らないか」と聞くと「知らない」と。

「俺はやるのか?」と自問自答を、、、そしてビートルズの曲を片っぱしから演奏し、曲のタイトルを次々とポストイットに書いて壁に貼っていった。


ビートルズを自分の歌として歌う、と決めても、ジャックはイギリスの田舎の全く無名のミュージシャン。

どのようにして、世に出て行くのか。それが、段階を踏んで楽しく描かれていきます。

「君はモーツァルト、俺はサリエリだ」という敗北の台詞まで出てきますが、これを言うのは誰でしょう?

そして、ジャックの歌は、デブラというアメリカの大物プロジューサー目に留まり「LAに来てもらうわ」ということになった。


ジャックの家で壮行会。

ジャックは、エリーに「LAに一緒に行こう」と言った。ずっとマネージャーとして彼を支えてくれた人だから。しかし彼女は断る。そして彼女の気持ちに気づかなジャックに、勇気を出して「なぜいつも ”友だち、付き人、マネージャー” の枠で ”愛する女” じゃないの?」と聞いたが、ジャックは「衝撃の事実」というだけで何も言わなかった。


エリーの代わりにロッキーが付き人として、ジャックとLAに到着。

デブラから差し出された「世界一甘い毒杯、お金と栄光」を飲み干すと言ったジャックは、計算された戦略でスターへの階段を上がって行くが、、、。

その後、ジャックはスーパースターになれるのか、エリーとの関係はどうなっていくのか?

ぜひ映画を見てお楽しみください。

感 想

この世界からビートルズが消えてしまったら、という発想が面白いですよね。

脚本家が、私が大好きなクリスマス映画『ラブ・アクチュアリー』と同じ方だと知って、とても嬉しくなりました。「ラブ・アクチュアリー」にも、英国の誇るものとして ”ビートルズ、ハリーポッター、ショーンコネリー” 出てきてました。

BGMもビートルズで、場面とマッチしていて楽しめました。本当に、初期の作品から後期に至るまで、駄作ってないなぁと改めて驚かされました。

また、登場人物がしゃべる会話の中に、さりげなくビートルズの歌詞が散りばめられているのも、憎いです。マニアなら、どの曲の歌詞かみんなわかるでしょうね。

それから後半に、ちょっとした(かなり?)”びっくり”が隠されていました。まだ見ていない方は乞うご期待!

ジャックは、最後に本当に自分にとって何が大切なのかに気づきます。それがよかったです!


ビートルズ以外にも、この世界から無くなったものがありました。私は3つわかったけれど、もしそれ以上あったのなら、教えてください。

最後に、ジャックのビートルズの歌はもちろんよかったけれど、やはり、ビートルズは、あの4人組が、あのビジュアルで、あの時代に出てきたからこそ、世界のスーパースターになったのだ、と思いました。

ビートルズのいる世界に住んでいられるのは、幸運です!

お読みいただきありがとうございました。


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