
『その年、私たちは』7話のあらすじと感想を書きます。
*ネタバレあり
6話のあらすじは以下でまとめています。
第7話 キャッチ ミー イフ ユー キャン
〔6話の終わり〕
ライブ ドローイングが終了した夜、ウンはヨンスを家の前で待っていた。そして、
「別れてた後、どうしてた?」と聞き、ヨンスは涙を流した、、。
翌朝、目覚めたウンは、昨夜のヨンスとの会話で落ち着かない。
ウノは、ウンの”メディアデビュー成功 祝賀パーティー”の準備をしていたが、
ウンは、こっそり逃げ出した。
ヨンスも、昨夜ウンの目の前で泣いたことで落ち着かない。
”逃げるのではなく考える時間を取る” と自分に口実をつけ、パーティーは不参加に。
結局、参加したのはウノとヨンスの友だちのソリだけ。
ジウンは、二人が逃げたことを知って会社に戻った。
そこに放送作家が来ていた。彼とは犬猿の仲のようだが、助手のチュランは先生が必要だと冷静に言った。
作家は、ジウンたちがこれまで撮った映像を見て「二人の空気が面白い。逃げないように二人を軟禁して撮影せよ」と提案した。
チュランは、早速、みんなで宿泊する宿を手配した。
パーティーから逃げたウンとヨンスだが、、、二人とも友だちもいないし、行くところがない。
行ける場所は図書館だけ、やっぱり二人は会ってしまった。
気まずい二人だが、ウンが勇気を出して「ご飯に行こう」と、両親が経営するウン食堂へ。
ヨンスを見て喜ぶウンの父と母。何でも好きなものを食べてとヨンスを歓迎した。
ヨンスは、”おからチゲ” を注文、ヨンオク(母)はヨンスの好物だったと覚えていた。そして、テーブルにはたくさんの美味しそうな食べ物が。
しかし、話が弾むわけでもなく、、
ウンは、昨夜の質問「別れてからどうしてた?」ともう一度聞いた。
ヨンスは「元気にしてたわ」としか答えず、「昨夜は酔ってたらよく覚えてない」と泣いたことを忘れたように振る舞った。
二人の様子をそわそわと見守る両親。
ヨンスが帰る時、ヨンオクは「おばあさんと一緒に食べて」とたくさんの食べ物をヨンスに渡して、ウンに送るように言った。
帰り道、ウンは意を決して、「いつもこんな気分だった。大丈夫だ、と言われたらそれ以上心配もできない。別れる、と言われたら受け入れるしかない。いつもそうだった。もう うんざりだ」と言って、帰ってしまった。
アイドルのNJは、練炭運びのボランティアをしていた。
なんと、アンチコメントを書き込み、訴訟の対象になっている人たちと。
彼らは、ボランティアに参加したら、NJが訴訟を取り消すと思っていた。
「今日1日だけ我慢して、取り消されたら、また書き込む」とテントの中で、NJを中傷する噂話をしていた。
NJはそれを陰で聞いていた。
ボランティアが終わった後、NJは彼らに、訴訟は取り消さない、もうボランティアにも参加しないと宣言した。それに対して、彼らはまた彼女を攻撃した。
疲れた彼女はウンに電話。二人は公園で会って、ブランコをしながら話した。
NJは、ウンを食事を誘ったが、ウンは食べてきたところ、とそのままを言った。
彼女は、私に三つも借りがあるのに、食事にも誘わないと文句をいいながら、ウンが自分を特別扱いしないところが気に入っている。
あなたが好き、あなたは私の癒しだと。
家に帰ったヨンスだが、ウンに言われたことが気になって、ウンを探しに出た。
しかし、公園でNJと話している彼を見て声がかけられない。
ジウンがいつの間にかヨンスの後ろに来ていた。
二人で歩いていると、酔っ払ったソリに会った。
ソリはウノとしこたま飲んだのだ。
ジウンがソリを背負ってヨンスの家まで運び、彼女のベットに寝かせた。
おばあさんが出てきて、ジウンとの再会を懐かしんだ。
「夕飯を食べてって」とおばあさんはジウンを誘い、二人は楽しげに話した。
ヨンスは、ジウンとおばあさんがこんなに親しいとは知らなかった。
ウンが家に戻るとウノが倒れていたーーーが、
ただの飲みすぎだった。
部屋は、ウノとソリのパーティーの残骸で、無惨に散らばっていた。
翌朝、ヨンスの家にジウンがきて、車に乗るように言った。
ウンは、庭の水まきをしていた。ウノが画材道具を持って出て来た、と思ったら、車がやってきて拉致された。
チュランとウノがウンの両脇を抱え、インターンが運転していた。
山の中にあるコテージに着いた。周りには何もない。
「4時間も無言で何なんだ?」とウノが怒って車から出ると、
もう1台車が到着。
ソリが、焦って車から出て走って茂みへ(二日酔い)
そして、ヨンスが出てきた。
ジウンが「ここで2泊する。車がないと動けない。もし歩いて帰ろうとすると何日かかることか」と言った。
エピローグ
高校生の時の撮影。ある日ウンは逃げ、ヨンスも午後から早退して逃げた。
二人は、図書館でバッタリ。
気まずい二人だが、ヨンスが「ご飯に行こう」と誘った。
同じことが前もあったのだ。
感 想
大きな出来事はなく、淡々と進むストリー、心地よいドラマです。
ウンの両親が本当に良い人たちで、ウンはこんな両親に愛情一杯に育てられた。
両親は、ジウンもヨンスもとても大切に思っている。
ヨンスのおばあちゃんもジウンと親しくて、ジウンと会えてうれしい。
ジウンも良い青年、ということがわかります。
アイドルのNJ、堂々としています。
マネージャーから、アンチコメントをする人たちと会う理由を聞かれ
「会うと怖くないかと思って」と言った。
ネットでアンチコメントをされる側が受ける心身への打撃は、想像を絶するのでしょう。
6話までのプロジェクトの話は、ウンとヨンスを再会させるための材料だったようで、物語の大きな軸ではないようです。
あくまでも、ウンとヨンスの関係、心情が、細かく描かれるドラマなんだなと思います。
淡々と心地よく、今までにない作風で、いい感じです。
第8話のあらすじと感想は以下にまとめています。
お読みいただきありがとうございました。
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