3月から楽しませてもらったヴィンチェンツォ、いよいよ大詰め。19話のあらすじです。
*ネタバレあり。
注意:引き続き、ヴィンチェンツォは、ヴィンと省略します。
エピソード 19
ヴィンとプラザ住人で不審者を倒す
キム室長(パク大統領候補の右腕)と手下がソさんを襲い、地下金庫を開けさせるが、金塊はなかった。逃げたソさんを助けようとしたチャヨンの元に、ヴィンが現れた。
ヴィンがピンチに、、、そこにプラザの住人が助っ人に現れ敵たちを倒した!実はプラザの住人がそれぞれ格闘できる技を持っていたのだった(笑)!
金塊はどこに?
実は前回、ヴィンはお寺で和尚さんと話していた。「修行の時に地下からの電気を感じていた。何かあるのでは?と思い、床を開けたら金庫の蓋ようなものが現れたが、金塊でしょうか?」と和尚さん。ヴィンは「はい」と言うしかなかった。和尚さんの協力を得て、ソさんに金庫を開けてもらい、ヴィンたちと和尚さんの6人で、すでに少しずつ金塊を運び出していた。
藁の新戦略
ギロチン・ファイルから、パク大統領候補の不正にターゲットを当て、噂をネットで流し、パク陣営、地検、ウサンを揺さぶった。
敵側:キム室長、ハン地検長、チェ弁護士、チョン・イングク検事の4人が会食。
ヴィンたちが、パク候補の不正の噂をネットに流したことに頭を抱えていた。真実なのに噂で流し、バベルへの損害賠償裁判で全てを明らかにしようとしていると警戒。その時、チョン検事が「裁判は止められます。」と提案した。キム室長に気に入られ、チョンは部長検事に。(ヴィンたちを裏切った汚い検事です!)
裁判延期の通知を覆すヴィンたち
藁に、南東部地検から「バベル・タワーの裁判は、次期大統領の特定候補に対する虚偽の宣伝に悪用される可能性が高い為、大統領選挙後まで延期する」という通知が届いた。
怒る3人はギロチン・ファイルを使いこの決定すことに。延期を首謀したのが裏切り者のチョン・イングク検事で、部長検事に昇進したことを知る。「贈り物をしよう(報復)」と静かに言うヴィン。
裁判は予定通り開催されることになり、ウサンのチェ弁護士は怒り心頭に。
バベル裁判の裁判長
ハン地検長は、裁判長(ススメバチ事件で顔が変形してしまった人物)と会っていた。「裁判ではバベルを最後は防御するように」とヘベレケ酔っ払いながらも釘を刺して帰った。
裁判長は不機嫌な様子で迎えの車に。しかし車は人気のない場所に止まった。ヴィンが運転していたのだ。裁判長を車から降ろし「公平な裁判をするように。ハンソクを早く出してやれ。逆らえばススメバチではすまないぞ」と脅した。
裁判が始まる
ヴィン陣営には、プラザの住民も全員傍聴席に。バベルのハンソ(弟)はヴィンの横に堂々と座った。
証人として呼ばれたヴィンが用意していたのは、2つの動画だった。1つは、会長ハンソクの家に集まったVIPたちが金のカエルをもらい嬉々としているもの。もう1つは、パーティーに招待された区のVIPたちの醜態の映像。しかし、現場にいたチェ弁護士、ハン地検長の顔にはモザイクが、、、。
裏切り者、チョン・イングク検事も傍聴に。トイレで彼を追い詰め、最後の慈悲の条件を与えるヴィンに「マフィアなんかには屈しない」と強がるチョンだが、、。
チェ弁護士とハン地検長
2人は場末の居酒屋で飲んでいる。「モザイクがかかっていたのは、(ヴィンが我々を)殺したいから。刑務所では難しいでしょ」とチェ。「危機を一緒に乗り越えよう」と哀願するハンに、これは「別れの酒、今後、ハンソク会長と私の邪魔をしたら命はない」とクールに言い放って去った。
裁判の勝利:プラザを取り戻す住人
バベル・タワー裁判の結果がTVで放送された。見守るヴィン、チャヨンとプラザ住民たち。「検察、警察、国会、マスコミ、地域団体にまで及ぶ不正は世間に衝撃を与え、タワーの敷地を違法に取得するため、元入居者に行った暴行、殺人未遂に憤りを露わにしている。バベルのクムガ・プラザ所有権は抹消手続きに入る予定」と。長い闘いに勝利し、歓喜する住人たち!
再び、ヴィンが拘置所のハンソクに面会にいく
ヴィンは、ハンソクが自宅でいつも眺めていたタワーの模型が無惨に崩れた写真をハンソクに見せた。彼の家に行き、ピストルで撃って破壊したのだ。裁判でバベルが負けたことを知っていたハンソクだが、その破壊のビジュアルに衝撃を受ける、、。
「タワーは壊れた、次は何かな?俺は腹ペコのネコだ」とヴィン。「俺を食い尽くせ」「釈放を盛大に祝った後でな」というヴィンに「ここから出る時は、会長ではなく、子供の頃の姿で出る。見境のない怪物として。お前の時計は俺のコレクションになる」と挑発するハンソク。
ハンソに身を隠すように助言するヴィンだが、、
2人が飲んでいる。「兄貴、全部済んだら韓国を発つんですか?せめて行く前には挨拶を」とお願いするハンソに「数ヶ月でも海外に隠れてろ。ハンソクはまずお前を殺すだろう。」とヴィンは助言する。「大丈夫です。命懸けで始めたから。何より俺には兄貴がいる」とハンソは笑って言うのだった。
良い場面。ハンソ、ますますいい人になってきて、ヴィンを慕っていて、ヴィンもハンソを気にかけているのがよくわかります。
チェ弁護士はハンソク会長を拘置所から出す算段をする
チェ弁護士は、キム室長に会い助けを求めた。「検事時代から、バベルを脅迫したとした証拠を捏造してきた。ハンソク会長は私の操り人形に過ぎない」つまり、チェ弁護士は、ハンソクの保釈と引き換えに自分が全ての罪をかぶり刑務所に行くことにしたのだ。「先生とバベルタワーの問題を解決し、ヴィンと闘えるのは、ハンソク会長だけです。」と。
どんな状況でも、ハンソクに忠誠を通すチェ弁護士。少なくとも1人は決して裏切らない人間がハンソクにいた。
チョン・イングクの部長昇進のお祝いパーティーでヴィンは贈り物を。
チョンは、部下たちに祝福されいい気分でパティオでタバコを吸っている、そこにヴィンが現れた。チョンは映像に写っていたVIP全員を釈放し、ヴィンからの最後の慈悲を拒んでいた。
チョンは「犯罪者の癖に生意気な」と。「それでも、お前と違って自分の過ちは分かるぞ」と言うヴィンに、「俺は悪くない。原則と秩序を守って生きてきた」とチョン。「わかった、過ちが分からないなら、なくしてやる〈命がなければ過ちもない〉」。
その後、レストランに駐車してあった車の上に人が降ってきた。。。
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一人静かにワインを飲むヴィン。
1つ片づいた。今から1つずつ片付けないと。俺とホン弁護士(チャヨン)のために。
チェ弁護士とハンソク
チェ弁護士がハンソクに会いに行く。感謝するハンソク。
2人には、自殺と扱われたチョン検事の件が、ヴィンの仕業だとわかっていた。本格的に動き出した、と。
ハンソクは「俺が出る時、条件がある。できるだけ早く、誰にも知らせず、出してくれ、1人で」と頼んだ。
チェ弁護士は逮捕された。しかし、藁の3人でさえ、それを「内部告発」だと思い、ハンソクを出すために、チェ自らが仕掛けたことだとは思いも至らなかった。
拘置所で仰向けになり、足首でリズムを取りながら、イタリアオペラを歌うチェ。
(本当にこの俳優さん、憎い悪人を最高に演じて、惹かれました!)
雨が激しく降るある日、フードで顔を隠したハンソクが静かに拘置所をでた。
拉致されたチャヨンとハンソ
チャヨンは、ヴィンからのプレゼントの素敵なイヤリングとネックレスをして、研修員同期会に出かけたが、会場の駐車場で何者かに拉致された。
ハンソが会社で遅くまで仕事をしているとハンソクが現れた。「愚かな裏切り者め」と銃を出し、ハンソの額につけた。「そうですか、父さんと同じ運命ですね。受け入れます」と一筋涙を流すハンソ。しかし、ハンソクは撃たずに殴って気絶させた。
その頃、ヴィンの家の外に不審者が。ドアを開けても誰もいない。が、ドアの前に1つの封筒、そこには血まみれのネックレス(チャヨンがつけていた)が入っていた。
ハンソが目覚めるとチャヨンも縛られて同じ部屋にいた。ハンソクが現れ、ヴィンに電話をする。すでにプラザを出ていたヴィンは指定の場所へ。入り口でチェックされ拳銃は持っていない。
「血塗れのネックレスは、豚の血。真似した」とハンソク。
ハンソクは、ホッケーのスティックをハンソの前に投げた。「ヴィンを殴り殺せば助けてやる」と。
チャヨンに銃口を向けるハンソクを見て、ヴィンはひざまずき「指示に従え」とハンソに言った。「すみません、カサノ弁護士」「いいよ、仕方ないだろ」
「ええ、だから後悔のない道を選びます」と言って、ハンソは、ヴィンに向かってスティックを振り落とす振りをしながら、ハンソクに向かって振り下ろした。争うハンソクとハンソ。
その隙にヴィンはチャヨンを連れ出そうとした、が、ハンソクが振り向き撃った弾がチャヨンの右肩に、、、倒れ込むチャヨン、衝撃を受けるヴィン、、、。
19話はここで終了して、いよい20話、最終話へと。
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