『その恋、断固お断りします 』全10話あらすじと感想 *ネタバレあり

画像:Netflix より

2023年2月10日配信のNetflix オリジナル 韓国ドラマ『その恋、断固お断りします』

運動神経抜群で、男に負けたくない弁護士と、女性不信のトップ俳優のラブコメ。スピード感あり、アクションも楽しめます!

*ネタバレあり

概 要

男に負けたくない弁護士と、女性不信のトップ俳優。そんな恋愛にまったく興味がない二人が、ひょんなことから”恋愛”するハメになり..!? ーNetflix よりー

放送局:Netflix

配信日:2023年2月10日

ジャンル:ラブコメ

脚本:チェ・スヨン

演出:キム・ジョングォン監督

登場人物とキャスト

ヨ・ミラン役(キム・オクビン):弁護士

ナム・ガンホ役(ユ・テオ):トップ俳優

ド・ウォンジュン役(キム・ジフン):芸能事務所「ドウォン」の社長、ナム・ガビンの親友

シン・ナウン役(コ・ウォニ):ヨ・ミランの親友、客室乗務員

オ・セナ役(イ・ジュビン):清純派女優、ナム・ガンホの元恋人、無名の彼を捨てた

チェ・スジン役(キム・ソンリョン):ベテラン女優、事務所のガビンの先輩

キム・ジウ:ナム・ガンホの姪

イ・ジンソ:弁護士、ギルム弁護士事務所所属、ミランの元恋人

第1話 悪い女

ヨ・ミランは弁護士。ケンカが強い、並の男は彼女にかなわない。また彼女は男にモテるが、本気にはならない、次々に男を変える。

ミランの父は典型的な亭主関白で、ミランは父親に反発している。

ある朝、彼女はロースクールの学費とこれまでの生活費分として1億ウォンの通帳と印鑑を両親に差し出し、家を出て独立すると宣言した。


彼女は、兄にだまされ犯罪に巻き込まれた弟ドングを弁護していた。彼からの連絡で珍島に行った。ドングは兄たちから暴力を受けていたが、ミランが得意技で彼らと対決し、警察が駆けつけた時には全員を倒していた。


キム・ガンホは、ペクソン芸術大賞で、最優秀主演男優賞を受賞。彼は”キス職人” ”メロ職人”などの代名詞を持つトップ俳優だが、女性嫌い。彼を支えてきたのが、事務所の代表、ド・ウォンジュンである。

ガンホは、メロドラマのロケで珍島に来ていたが、実はロマンスが大嫌いで、本当はアクションやノワールへの出演を望んでいる。キスシーンは薬を飲まないと撮影できない。

女優ファン・ジへのワガママで、撮影が進まず、監督が困っていた。ガンホは監督のために我慢強くジヘの説得を試みたが、彼女の程度の低さに呆れてしまった。女優が激怒して飛び出し、撮影は中断。

ガンホは我慢できず、ド代表に「女は金持ちを捕まえるのが目的、自分の価値を上げて、一番高く買ってくれる男に売るつもりなんだろ?」と悪態をついた。それを偶然、ミランが聞いた。


ミランは、一緒に住む親友のシン・ナウンと飲みながら、キム・ガンホのことを「サイコパスタイプ」と猛烈批判していた。

そこにミランの法律事務所オーナー(先輩)が来た。彼とナウンは顔見知りで、お互い気があるようだ。彼は2人に「同居させてくれないか(部屋は3つある)?負担が減るだろう」と話したが、そこに激怒した女が、、先輩と7年も付き合っている彼女だった。ミランは ”男に対しての最後の希望が消えた”と失望、同時に失業した。


ギリム法律事務所、芸能人専用の事務所。

女優でVIPのチェ・スジンが、離婚の相談に来ていた。彼女は女性弁護士を希望したが、ギリムには一人もいない。VIPを繋ぎ止めるために、早速求人を出し、面接にはスジンが同席すると言った。

失業したミラン、応募した事務所はすべて不採用、1つだけギリム事務所から面接の知らせが来た。

元彼イ・ジンソがいるブラック事務所だが、背に腹は変えらない、面接に行った。廊下に1列に並べられた椅子に数名の候補が座っていたが、女性はミラン一人だけ。

ド代表とナム・ガンホが入ってきた。ミランは、ガンホが微笑んでいるのを見て、足を出した、、彼は引っかかり、派手に前のめりに倒れた、、。

感 想

第1話、導入はスピーディー! ラブコメの王道、第一印象は、反目するからの始まりですね。

ヨ・ミランさんが強くて、アクションシーンがカッコいいです!スタントなしですか?

ペーパー・ハウス・コリアのデンバー役のキム・ジフンさん、事務所代表で出演、イケメンですね。そして鍛え上げられた体、肩幅の広さが半端ないでーす👍

第2話 悪い男

ギルムは、主に芸能人を顧客とするエンタメ専門弁護士事務所。男性しか採用しないから、ミランは、望み薄を承知で、しかしわずかな希望にかけた来たのだ。

そして、そこにやって来たナム・ガンホの笑い顔を見て、半ば無意識に足を出し、彼を引っ掛け倒したが、その後はポーカーフェイス。

ガンホは笑って誤魔化して立ち上がった。別室で、誰かに足を引っ掛けられたとド代表に訴えたが、代表は忘れてしまえと。


ミランは面接に呼ばれた。

質問は主に、チェ・スジンからで、恋愛経験について尋ねられた。ミランは「経験豊富、男性のタイプに関するデータ収集家」と答え、女優を満足させた。

そして、1発芸を披露するように言われ、得意の武芸は封印し、あざといダンスをしてみせた。

面接が終わり、ミランはガンホにまた会った。彼は足を引っ掛けたのが彼女だと分かっていた。

ガンホとスジンは、事務所の2大スターなのに仲が悪い。しかし今回はド代表の顔を立て、最優秀男優賞・女優賞の受賞祝賀会を一緒に開くことに合意し、ギルムの弁護士も呼ぶことになった、


ミランはギルムに採用され、翌日、さっそく事務所で契約した。

元恋人のイ・ジンソがオフィスの案内してくれた。ミランに未練がありそうだが、彼女は、これからは会社の同僚で、ときっぱり釘を刺した。


ガンホは、例のドラマの撮影に来た。女優ジへは、スタッフ1人1人に頭を下げて謝罪した。

ガンボとジヘのキスシーン、迫真の演技に、監督1発オッケー!女優も余韻でぼぉっとしていたが、帰り際に、ガンホが苦しそうに歯磨きをしているのを見て、すっかり気分を害した。

彼女は「ゲイよ、噂になったらどうなるかな?」とイジワルに言った。


ギルムの弁護士たちは、ドウォン事務所のパーティーに参加するために、テンションを上げた。芸能人だけに恥をかかせないように恥をかくのも仕事。仮装して、歌って踊って盛り上げた。

ミランも負けずに、頭にリボンをつけて、ダンスと歌、ガンホが来たので、彼にアピールした。

帰り際、ミランはチェ・スジンから「あなたは私が雇った。私が女性弁護士を要求したから」と聞きショックを受けた。化粧室に行き「女性だから採用された?こんな逆差別」と一旦冷静になってから、外に出た、ガンホがいた。

「俺を待ってた?足を引っ掛けて転ばせた女、忘れることはできない」と彼は言った。ミランは「うっかり足を伸ばしすみません」と謝ったが、彼は「わざとでは?俺の記憶に残すために」と食い下がって来た。ミランは「違う」と言ったが、「じゃあ、なぜすぐに謝らなかった、防犯カメラで確認する」と言われ、「すみません、好きすぎてやりました」とファンのフリをした、事務所をクビにならないために。

外に出ると誰もいなかったが、ミランは止まっている車に乗り、最後部に横になった。

「見え見えだ、気楽な女のフリをして男を誘惑して利用する」とガンホの声が聞こえた。乗ったのは彼の送迎車だった、ミランは息を殺した。

「大人の女は嫌いだ」とマネージャーに話していた。車が家の前につくと、若い女が門の前に、「ジウですよ」とマネージャー。

ミランはこっそり車から降り、ガンホが若い女性にハグをして、一緒に家の中に入ったのを見た。

彼女は、ガンホが未成年を連れ込んだと思い、石を投げ防犯カメラを壊した。サイレンが鳴り、2人がすぐに出て来た。車が戻ってきて、ガンホが女性にお金を渡し車に乗せてるのを、ミランは隠れて見ていた。

そしてすぐに、サイレンを鳴らしたパトカー3台止まり、数人の警官が彼の家の前に集まった。

感 想

2話は、ミランはギルムに採用され、ガンホと会話を交わしてました。ラブコメ王道の序盤、ますます、お互いの印象が悪いです。

迫真のキスシーンの後、あんな風に歯磨きされたら、女優さん、気分害しますよね、でも、だからと言って、悪巧みはいけません。

弁護士の仕事も大変です。芸能事務所の弁護士の1発芸、こんなことまでやるの?そして、元彼は、ミランに未練タラタラ、、。

ミランは、ガンホの家の前に立っていた若い女性のことを誤解しているようです。

第3話 いい男はおとがめなし、悪い男は自業自得

ミランは、ガンホが若い女性を家に入れたの見て、過去の経験から ”犯罪の匂い、36歳トップスター・未成年と援助交際”と決めつけ、その女子を無事に救出することが最優先と誓った。


ガンホはドラマのプロモーションのため、共演女優ジへと記者会見に臨み「意見交換しながら、いい雰囲気で撮影しています」と百点満点の回答、隣で女優は白け顔。

ガンホの追っかけが、彼を待ち伏せしていて騒いでいた。それを自称ファンクラブ会長の女性が、マネージャー気取りで止め刺激し、厄介な事態になった。

ド代表がマネージャーのサンソプに、何かあればイ・ジンソ弁護士を呼べと指示した。

早速、サンソプはイ弁護士を呼び出したが、彼は酔っ払っていた。ミランから「ナム・ガンホを一緒に担当したい」との電話を受けたばかりだったので、彼はすぐに彼女に、今すぐガンホのところに行ってくれ、と頼んだ。

ファンとファンクラブ会長が揉めていた。そこに、ブーメランが飛んできた、ミランである。彼女は、弁護士だと名乗り、公共の場での騒音や暴行について話した後、「この世にストーカーが好きな人はいない。男は自分を捨てそうな女ほど大事にする、自分にすがる女には全然惹かれない」とさとした。ファンたちはおとなしく帰った。

ガンホたちは共演女優たちとの食事会だった。

ミランはガンホとド代表に、今後イ弁護士と共同担当になると挨拶したが、ガンホは、自分に近づくためだろうと不機嫌に。ミランはブーメランを出し、さっきのような場合はボディガードもできると言った後、格闘技の型を見せ、ついでにガンホの腕を捻じ上げた(ハハハ)。ド代表は「ガンホに女弁護士はつけない」と言ったが、ガンホは彼女の格闘技が気になった。

会食後、ガンホたちが出て来た。ド代表は助監督と行ってしまい、サンソプは腹痛、ガンホは帰って休めとタクシー代を彼に渡した。

それをミランが見ていて「私が運転しましょうか?免許1種です」と申し出た。ガンホは免許証を確認して、彼女に運転を頼んだ。

彼女はグングン飛ばした。ガンホは彼女の武術が気になり聞いた。

テコンドー、柔道、合気道、カンフー、ボクシング、格闘技も。闘って勝つことが好きです」と彼女は言った。

家の近くに来ると、ガンホはわざと狭い路地を運転させたが、ミランは嬉々として運転して、ガンホが悲鳴をあげ(ハハハ、カッコいい!!)、無事家の前に到着。

彼は気が変わり「今後は俺を担当してください」と言った。


ド代表は疲れて、制作会社のグレイスの家に来た。彼女の家に泊まりには行くが、心は奪われていないようだ。

彼女が「ユ・ソンジュン監督と会った、男優は決まってない」と話すと、ド代表は正気になり「アクションノワールは、ガンホの悲願、ユ監督ならなおさら」と。彼女が台本を渡してくれた。彼は感激して彼女を抱きしめた。

代表は、翌朝早くガンホを訪れ、ユ監督の台本を見せた。ガンホは「すぐにやる、監督に会いたがっていると伝えてくれ」と興奮して「兄貴、愛してる」と代表に抱きついた。


ミランは、イ・ジンソから、ガンホの関連資料をもらった。「女優と揉めてばかり、それを消すのが我々の仕事。恋もしない、女性嫌いかも。女優のパワハラを懲らしめてくれる正義の味方」と聞き、意外に思った。しかし未成年との交際は疑ったまま。


ド代表とガンホは監督に会いに行った。

「ガンホは、監督の作品に出演するのが夢でした」とド代表、「監督、感謝してます、がんばります」とドンホが言ったが、監督は無言で微笑むだけ。

「ヒロインは?」と2人は聞いた。監督は無言でグレイスに向き、彼女は「まだ決まっていない。共演NGの方はいますか?」と通訳した。「いません」とガンホは答えた。

台本を読むと、アクションの事前練習が必要のようだ。「アクションは、ユ・ヒョンサン監督」と聞き、2人はまた興奮した。

早速ガンホはアクションの練習に入ったが、ユ監督から「スポーツっぽい、監督の希望は路地裏のチンピラ」とダメ出しされてしまった。


ミランは、ガンホが未成年と交際していると思い込み、彼の家の張り込みを始めた。その時、彼から電話「会って聞きたいことがある」と言われ、彼の家で会うことになった。

彼はすぐに本題に入った。

「ユ・ソンジュン監督の映画に出ることになった。アクションシーンの練習であなたを思い出した。ケンカは得意ですよね?流派はありませんよね?今から、見せてほしい」と言った。

ミランはコートを投げ、体をほぐした。ガンホが相手になった。彼がまず攻撃しようとしたが、1発でまた頭から派手に倒されてしまった、、。

感 想

ヨ・ミランさん、かっこイイです。どんな武術もできてすごい!ブーメランを飛ばし、追っかけのファンたちを解散させ、免許1種で大型車を自由自在に運転して、ガンホさんを1発で倒しました🤣

ガンホさんも、良い人柄が見えます。マネージャーのサンソプが体調不良な時は優しく気遣い、憧れのユ・ソンジュン監督の映画出演には心から喜び、アクションでダメ出しされたら、迷わず、すぐにミランに連絡して、教えを乞う、、なかなかできないですよ。

女性嫌いのようだが、女性に教えてもらうのが恥というような偏見は1ミリもなく、好感度アップです❤️

3話にして、思わぬ方向から、二人の間が近づき、面白くなって来ました😄

第4話 第一印象と違う

ガンホは、ケンカの練習をミランにお願いして、1発で派手に倒されてしまった。

「なりふり構わない、型破りのケンカを求めている、僕に教えてください。謝礼はいくらでも」と彼は頼んだ。ミランは”憎き奴を殴って稼げる”と思い、承諾した。

彼女は早速、契約書を作成。「1時間あたり5万ウォン」はガンホが提案、「練習のケガの治療費は各自負担」はミランが提案、ガンホの弁護士でもあるので、彼が不利にならないため。ガンホは彼女のプロ意識に感心した。

ミランが事務所に、ガンホのトレーニングのコーチをすると報告すると、所長は「彼とスキャンダルを起こすな、そうなると違約金は年収の3倍」と釘を刺した。


芸能ゴシップ専用チャンネル”暴露TV“で『トップ女優のCさんが離婚秒読み』が生配信された。チェ・スジンのことである。『離婚の理由が財閥側ではなく、女優側』とウソの情報を流し、スジンは激怒。

ミランと代表は、すぐに法的処置をとるとド代表と女優に連絡した。


グレイスがド代表に「ヒロインが、”オ・セナ”に決まった。相手役がガンホさんと聞いて即決した」と言った。代表の顔が曇った。

オ・セナは、ナム・ガンホと付き合っていたが、10年前、ペクソン芸術大賞で大きな賞をもらった時、「付き合ってたことは秘密に。一緒の写真は捨てて」と無名だった彼を振ったのだ。その上、彼女のマネージャーは、ガンホをストーカー扱いした。ド代表は激怒して、二人は「必ずで売れる!」と誓い合った。セナは、その後財閥の恋人がいたが、振られたようだ。

ド代表はすぐにオ・セナに会った。10年前は100回以電話しても会えなかったが。

彼は「ガンホに悪いと思うなら降板しろ」と言ったが、セナは、ガンホに未練があり、降板する気はない。代表は「よりを戻すことはあり得ない、おまえはガンホの人生で最悪の女だから」と彼女に言った。


ミランは、”魔女(チェ・スジン)が夫の車に衝突した”ので、ジョハン拘置所に面会にいく仕事が入った。

彼女の拘置所の部屋は”#1、VVIPルーム”だった。ミランが面会に行くと、チェ・スジンは「美味しいものでもたべよう」と言い、豪華な料理が手配された。焼酎がないと食べられないと言う女優のために、ミランはボトルに焼酎を入れて出直した、スジンは、義母や夫の横柄な態度や、レポーターの「結婚後も仕事を続けるか?」等の質問にうんざりしたと話した、二人は、”女性はこうあるべき”という社会通念に憤慨し、意気投合した!


ガンホは、ド代表から「ヒロインはオ・セナ。お前が相手役と聞き即決したそうだ、お前に未練があるらしい」と聞き、気分が悪くなり、すぐ薬を手にとった。代表は「セナが降板しないなら、お前が降りろ。またチャンスはある」と言ったが、ガンホは、ミランの”仕事は仕事”という言葉を思い出し「出演する」と宣言した。


ミランは、ガンホから指定された練習場についた。

彼女は「映画と違い、実際のケンカは悪い奴が勝つ、ひじ、爪、石をなげる、なんでも使って侮辱する」と言ってから実践。彼女はまず、ガンホを蹴って挑発し、怒らせた。ガンホが攻撃してもミランはすべてかわす、攻撃に転じたミランから、彼は、殴られ、倒され、蹴られ、また倒され、最後の一撃で、気絶した、、。

ミランは彼のスマホから、”姫”を見つけて、メールのやり取りを盗み見した。

彼が目覚めた時、”姫(ジウ)”とサンソプが来た。ジウが「おじさん」と鼻血をだしているガンホを心配した。ガンホが「姪が来たので少し休憩を」と言った。ミランがサンソプに確認すると「ガンホさんのお兄さんの娘、姪御さんを溺愛してるんので、登録名は”姫”」と。

ガンホはジウから「友達が、私のおじさんだと信じてくれない」と聞き、ビデオ通話で、3人の友達に「俺はナム・ガンホ、ジウは姪だ。今度一緒に食事でも?」と話したので、彼女たちは大興奮!

ミランはショックを受けていた。こんな失敗は初めて。善人をなぐるなんて、ナム・ガンホは善人だ。

戻ってきたガンホを見た時、オーラが見えた。ミランは殴る気が失せて、逃げ回り、鬼ごっこに、、彼に捕まり、殴られた、、ガンホが今日のトレーニングが終わりだと言った。

ジンソからミランに電話、未練いっぱいに「誕生日おめでとう」と言った、それがガンホに聞こえた。彼は驚いたが、ミランは「誕生日は休日ではない」と。彼は「約束がないなら、今から食事しましょう」と申し出た。

彼は、”女性の誕生日は、幸せ自慢する日”なのに、場所を気にせず焼酎を2本飲み、自分の誕生日に無関心なミランに興味を持った。

「ケンカはいつから強かったの?」と聞いた。「近所に変なおじいさんがいた、父は避けろと言った。”女性だから避けるべき?”と怒りが込み上げ、1年ぐらい必死で訓練をしておじいさんを倒した。あの時の感覚が最高だった」と朗らかに話した。

ガンホは「誕生日なのに、殴ったりして申し訳ない、そこで豪華プレゼント、デート券1回!」と興奮して言ったが、ミランは興味なし「結構です」と断わった。

店の外で、ガンホは両手を広げて「こちらへ」と言って、自分からミランに近づき、彼女をハグし「誕生日おめでとう」と言った。

ガンホは驚いた ”平気だ、発作がでない”、、そして、彼女の目を見てキスをした。

感 想

急展開!!

ミランさんが、ほんと”男前”、ケンカが強い、自分の誕生日に興味なし、スターからのプレゼントにも興味なし、カッコいいです。しかしガンホさんのことは、早合点でした😰

ガンホさんには、10年前に恋人に捨てられたという過去があり、それから女性不信になったようです。相手のオ・セナは、彼がトップ俳優になったから、ヨリを戻したいと思っているのでしょうか。

彼には、ミランは初めてのタイプで、興味津々、、そして、キス、、展開が早〜ーい!

2人にとって、お互いが ”新タイプ”だったようで、、、サクサク進むスピード感がいいですね。

第5話 恋愛はただの実験、人生はいつもリアル

ミランに突然キスをしたガンホが、我に返り、彼女を突き放し「ファンサービスはここまで。いい思い出になればと」と言ったものだから、ミランは憤慨、「ファンじゃない、わざと足をひっかけた。リゾート地の駐車場で、”女は自分の値打ちを高めて一番高く買ってくれる男に売るつもりだ”とあなたが言ったのを聞いた」と言ってしまった。ガンホは「それで俺の弁護士に?アンチだとも知らずに、、」とガッカリした。

ミランは、ガンホの要望で、担当もケンカのコーチも外された。


”暴露TV”で、今度は”ナム・ガンホがゲイで、事務所のド代表と長年の恋人関係”というデマが配信された。このニュースは各方面に影響、映画制作も中断された、スポンサーが降りてしまったのだ。

拘置所から出てきたチェ・スジンは、迎えにきたミランに「今回のナム・ガンホを救うには、世間をあっと言わせなきゃ」と言った。

ガンホとド代表は人目を避け、ガンホの別荘で作戦会議をすることに。

ガンホは、「デマを”暴露TV”に流したのは、女優のファン・ジヘだ」と言い、代表も同意見で、すでにギルムに動くように指示していた。

代表は、セナとガンホが一緒に写った10年前の写真を見せた。実は彼はセナを連れて来ていた。

セナはガンホに「デマのせいで映画に出られなくなるのはすごく残念」と、過去の2人の恋愛関係を公表しようと提案したが(多分)、ガンホは「断る、以上」とつれない。セナは彼の背中から腕を回して「会いたかった」と泣いた、、ガンホはうんざりして「終わったこと、うっとうしいから帰れ」と突き放した。

代表は、パク記者から「あの件は事実無根でしょ、こちらは熱愛をキャッチしました」と電話を受け、彼と会うことになった。


ミランとイ・ジンソは、情報提供者のファン・ジヘに圧をかけるため、事務所訪問。ジヘのスタッフへの横柄な態度を証言する録音を聞かせると、ジヘは動揺して、自ら認めた。ミランは即刻、ガンホの件、始末をつけるように要望した。


ド代表は、パク記者から、ミランとガンホのキス写真を見せられて驚いた。パクは「これは情報提供写真、高額で買った。これを出すと、スキャンダルは事実無根だと証明できる」と言った。熱愛説をもみ消すのではなく、出すためにもド代表は金を払う必要があると悟った。


翌日、ド代表はその写真をガンホに見せ、「お前からいってる、発作はどうだった」と聞き、ガンホが無言だったので「でなかった?」と驚いた。「その後のどうなった」と聞くとガンホの機嫌が悪くなり、代表は、ガンホが振られたと思った。

その時、ミランからガンボに電話。彼女が「先日の無礼、心からお詫びします」と謝ると、ガンホも、「不快にさせてすみません、誕生日だったのに」と謝ったが、会話は続かず、すぐ終わった。

その後、ド代表からミランに電話があり、彼女は会員制の”Jバー”に呼ばれた。

代表は「二人にはうまくいってほしい」と、二人のキス写真を見せ、「記事になるだろう。認めてもらえませんか、ガンホとの熱愛を」とお願いした。


ジヘは、”暴露TV”に「”情報提供者の間違いだった”と訂正してほしい」と泣いて頼んだが、訂正報道はしない、と断られた。しかしその頃、ネットには、ガンホとミランのキス写真がアップされていた。

ネットはすぐに ”ナム・ガンホ熱愛”の記事で溢れた。ファンたちは、ゲイじゃなかったと喜んだが、今度は、相手女性へ詮索が始まった。

セナは、その記事を見て、ガッカリした。


ミランが、ガンホの車の助手席に乗った。彼女は「今も誰かが見てるなら、何かしないと」と彼の頬にキスをした。ガンホは、彼女に覆い被さり、シートベルトをつけた。

そして、颯爽と水色のスポーツカーは飛び出した。

感 想

女優ファン・ジヘがやらかした、ガンホが ”ゲイ”とのデマ情報を暴露TVに提供して、ガンホにダメージを与えたが、脇が甘々のようです。

チェ・スジン姉さんが言ってたように、世間は、刺激あるニュースに飛びつき、それがデマで訂正されたとしても関心がない。訂正するには、あっと驚かせるニュースが必要。それが、ミランとのキスの写真、二人の熱愛説、それもまたデマでも構わないわけです。

ド代表は、ガンホのためによく動きます!

オ・セナさん、計算ではなく、本当に弱々しいかも、ガンホさんとよりを戻したいようです。しかしガンホさんは弱い女じゃなく、強い女に惹かれていますよ。

代表役のキム・ジフンさんと、オ・セナ役 イ・ジュビンさん、”ペーパー・ハウス・コリア”を思い出します☺️

第6話 魔性の女 vs 魔性の男

ミランは、ド代表から「恋人のフリを3ヶ月だけ、ガンホも同意している、お礼はします」と提案され、受け入れた。

フライトから戻ったナウンは、ド代表からFAXで送られてきた”契約恋愛 契約書”をミランより先に見た。彼女は、ミランがガンホの恋人とニュースになっていることも初めて知ったのだ。

契約書の内容、”3ヶ月の契約恋愛の謝礼は1億ウォン。永遠に秘密”。

ナウンは、援助交際とミランを責めたが、ミランは「バレた時、ダメージが大きいのはガンホ、だから恋愛してみようか」と。

実はガンホも”契約恋愛”のことは知らなかったが、代表は「初めは契約でも、本物の恋愛にしてみろ」と彼を説得した。

ガンホとミランは、一度会うことにした。ガンホがブルーのスポーツカーで迎えにきて、彼の別荘へ行った。

別荘には花と、ご馳走が用意されていた。

2人は、お互いの家族情報をシェアーし、出会った場所、お互いの呼び名を”ダーリン”と”ハニー”に決め、2人の写真を自撮りした。

そして、堂々とデートを見せつけることにした。

ミランのバイクの後ろにガンホが乗った。彼女のアクロバット運転に悲鳴を上げるガンホ。その後、ヒリヤードでも、ミランはすごい腕前だった。

ガンホは、家に戻ってからもミランの顔がチラつき、”俺がハマるなんて”と納得いかない。


一方、ナウンは、”契約恋愛”を持ちかけた代表が許せず、事務所に抗議に行った。が、あまりにド・ウォンジュンがイケメンで、ぼぉっとしてしまった。しかし、契約書をだすとド代表は顔色を変えた。

ナウンは「ミランと同居していて、先にファックスを見た。たった1億で彼女の自由は奪えない、契約は破棄に」と言った。代表は契約金が少ないことへの不満だと思い「どれぐらい追加が必要か?ガンホを守るために契約者は自分だ」と。ナウンは誤解されたことを怒り「お金は不要、友人を巻き込まないでほしい」と訴えた。

代表は「ガンホとヨ弁護士にはうまくいってほしい、彼女はいい人だし、いい友人もいる」とナウンのことを言った。


”ガンホはゲイ” は誤報だった為、映画撮影が再開された。

セナは、ガンホに「私には隠さなくてもいい、ウソの交際だとバラしたりしない。私は勘でわかるけど」と自信満々に言ったが、、。

撮影所では、女性のスタントマンが妊娠(相手はアクション監督)で、急に代役が必要になった。


”ミランがナム・ガンホの恋人”とニュースが出てから、事務所での上司や同僚の態度が変である。ミランは特別扱いで、敬語で話しかけらる。彼女は納得いかず、やめてもらうように言った。

チェ・スジンは「ミランがガンホの恋人だと、やりずらい、弁護士を変えなくては」と言った。ミランは「ナム・ガンホの恋人は偉いの?弁護士だとパシリで、今は女王様?男からお金をもらう気はない」と機嫌を害した。スジンはそういうミランが気に入り、エステに誘った。

ガンホから「明日、撮影現場にきてもらえないか?スタントマンが必要で」と電話があり、ミランは「やった、行くわ!」と興奮してオッケーした。


ナウンはド代表から、空港に迎えに行きます、と連絡を受けていた。彼が待っているのを見たナウンは、夢見心地❤️

代表は「最初にあった時、カネ目当てだと失礼な態度をとったことが気になっていた」と謝り「エンタメ業界にはカネがあるとたかってくる人間が多いが、実際にはそんなにない」と話した。ナウンはそれを聞いて、ちょっとがっかりした。


ミランは撮影現場に向かっていた。ガンホが「気を遣われるので、恋人だとは話していない」と言ったことを思い出した。

ミランのスタントは、”恋人ソジュンがヒョクス(ガンホ)を助けるために組織を訪れ、ヤクザに押されてガラスを割って倒れるシーン”

ミランは、迫力満点にやってのけ、監督やスタッフたちから拍手喝采!!

その後ミランは、アクション監督や男性スタッフに囲まれて大人気。アクションを実践し、そのスピードに、男たちを感心させていた。

ガンホは気になり「ハニー」とミランに近づいて来て「僕の恋人です」と紹介した。内緒だと言ってたのにすみません、と彼は謝ったが、彼女は「どうせバレます」と答えて、彼に近寄りハグした。

オ・セナがそれを見てショックを受けた。ガンホは”やはり発作が起きない”とほっとし、セナに見せつけるようにミランを抱き寄せた。

感 想

ミランはガンボの ”契約恋愛” が始まりましたが、代表が1億ウォンは支払うって、大変ですね。でも事務所の経費にもできないだろうし(って筋とは関係ありませんが)。

ミランが事務所のスタッフから特別扱いされるのは、ガンホが事務所のVIPクライアントだからですよね。ミランの性格からすれば、納得できなくて当然で、そこが彼女のいいところです。

スタントとして、ガラスを割って倒れるシーン、迫力満点でした!しかし、この撮影のために、本当のスタントの人が彼女の代わりに撮影したんですよね?よい仕事されました!

ミランが自分の技について「力が強いのではなく、スピードがある」と言ってのが、カッコよかった。

現時点では、ガンホさんの方が、ミランさんに惹かれている感じですね。

第7話 三角法:恋の三角関係の場合

ガンホはミランを強く抱きしめた。

それを見たセナは ”復讐、私を憎んでいる、でも彼はまだ私を好き” と思ったが。

ガンホの情熱的なハグや、やさしい言葉と態度に、ミランはドキドキしながらソウルに戻った。

ガンホは監督とアクション監督に呼ばれた。彼らは、”ミランのガラスを割って倒れるシーン”を何度も見ながら感嘆していた。

ガンホからミランに「監督が今後もスタントマンをお願いしたい」と電話があり、彼女は大喜びだが「会社に話さなくては、VIPの恋人だから問題ないはず」と言うと、「ずっと(恋人を)続けては?」と彼は言ってしまい、、焦った。


翌日、ミランはナウンと朝食。ナウンは上の空、ミランは、ナウンがド代表に心を奪われていると気づき、「口外しないように見張ってるだけ。契約恋愛をさせる男が純粋とは思えない」と彼のことを悪く言い、ナウンは気を悪くして出て行った。


翌日、会社では、チェ・スジンが事故を起こし、ブランドのイメージを壊したとスポンサーから30億ウォンを請求されていた。

ミランは一人で交渉に行き、過去5年の営業利益の提示を求め、”売り上げ減少が芸能人とする証拠がない”との判例を示し、30億の賠償金を10億にまで下げた。

会社の代表と役員は大喜び、ミランにボーナスのオファーを。彼女は「スケジュールの調整を。ガンボさんの映画で、オ・セナさんのスタントをすることになった」と言うと、代表たちは、オ・セナの代役ならぜひ、彼女をうちのクライエントに勧誘をと、自分のことしか考えていない人たちである。


撮影現場では、スタッフがガンホに「オ・セナさんに何か?泣いてて、、」と聞いてきた。彼が彼女に近寄ると、セナは「昨日、彼女と二人のところを見てた、本気のようね」と泣きながら言ったが、ガンホは「セナ、プロならプロらしく、スタイリストが待ってる」とクールに言った。


ミランが帰ると、ナウンは機嫌を直していたが、ナム・ガンホを紹介してほしいと。ミランはガンホの許可を得て、撮影現場に連れて行った。

現場に着き、ガンボを見つけるとそこにド代表もいて、ナウンは動揺。彼は彼女に気づき、食事に誘った。ナウンは”1人1万ウォン以下で”と条件をつけた。

食事中、代表はナウンを気遣ったが、彼女は自意識過剰「これは1万ウォンですか」と突っかかったが、代表は、彼女が何を言っても温かく受け止めた。

現場スタッフの態度が、ミランによそよそしい。ナム・ガンホ・ファンクラウ会長を名乗る女が(現場にまで来てる)、ミランに「スタッフに嫌われていますよ。仮にスタントマンとして来てても、恋人の仕事場まで押しかけているとしか見られない」と言った。ミランは、女性の名誉のために、周りの視線を変えねば、と決心した。

次の出番、”逃げるヒロインを男たちが追いかけ捕まえる”というシーンだが、ミランは全力疾走し、ビルの1階から飛び降りたのだ!!拍手喝采!!

男たちが彼女のスピードについて行けず、アクション監督が彼らを叱咤したが、監督はミランが飛び降りる映像を観て、何か閃いたようだ💡

セナがミランに話しかけてきた。「ガンホさんいい人でしょ、信頼できる人です。聞いてません?以前付き合っていたんです、初恋でした」と。ミランは驚いたが、セナがまだガンホを好きなことを見抜いた。

ガンホの次のシーン、ロープで引っ張りあげられながら、モールの外壁を上がっていくシーン、たくさんのスタッフがロープを引き後ろに下がっていく、、、その時、ミランは最後部のスタッフがエスカレーターに気が付かず落ちそうになるのに気づき、エスカレーターを走ってのぼって、スタッフを前に押し戻した、、が、その反動で、彼女はころげ落ちてしまった。

彼女は救急車で運ばれ、肩を14針縫うケガを負った。治療を終えて出て来た時、ガンホは心配のあまり「スタントは他の人を探しましょう」とアクション監督に言ったが、ミランは「これっぽちのケガでやめません」と監督に訴えた。

車に乗れないので、ミランはホテルに泊まることになったが、満室である。

ガンホとミランはセナに会い、ガンホが「彼女は、僕の部屋に泊まる」と言った。ミランは “セナはガンホに本気だが自分は彼に気持ちはない”と思い、セナに「あなたの部屋に泊めてもらえませんか?」と聞いた。セナの目が輝き「構いませんよ」と言ったが、ガンホが「心配だから、僕の部屋に」とさえぎった。

感 想

7話は、ミランがほんとにカッコいい回でした!

弁護士としても優秀で、30億の賠償金を20億の減額させた。

「ガンホの恋人が撮影場にまで来てる」とのスタッフの冷たい視線を、抜群のアクションで払拭。すごいスピードで走ったまま、ビルから飛び降りるシーンがカッコよかった。

そして、エスカレーターから落ちそうになるスタッフを下から押し上げて救い、自分は転げ落ちて、ケガを負ってしまいました。自分が危険かどうかを考える前に、目の前の人を助けるために体が動いてしまう、それがミランさんなのですね。

セナは昔のまま、ガンホが自分を好きだと思い込み、彼の前で泣いたが冷たくあしらわれ、次は、ミランを動揺させようと、昔彼と付き合っていたと打ち明けてみたり、負のループ。最後の場面で、ガンホのミランへの本気度がわかりましたね。

ナウンのド代表に対する態度、メンドクサイ、、まぁ、これもラブコメあるあるかな😅

弱い女、男に依存する女、そういう女は今の時代には合わない、というか、いつの時代でも、結局のところ、女は強く自立していなくては、ですね☺️

第8話 あなたが私を変える

ガンホはミランを自分の部屋に連れて来て、「セナが何か言いました?劇団で出会い2人とも初恋でしたが、別れ方は最悪、それ以来全く会ってないし、恋愛感情もない」と言った。

ミランがソファで寝ようとしたが、ガンホが、ケガをした人をソファに眠らせるわけにはいかない、と言い、ベッドに移った。

ガンホは「分からない、男がたくさんいた現場で、女なのになぜ自ら行動を?」と聞いた。「”女なのに?” 危機的状況で男か女か気になりますか?いつも女性が危険に陥って、男性が助ける、それが嫌い。正直この映画の台本にも不満が多いです」ミランは答えた。

その頃 監督は、ミランが建物から飛び降りるNG映像を繰り返し見て、台本を書き換えていた。

ド代表は、ナウンを乗せてソウルに向かっていた。

ガンホからの電話に「ヨ弁護士とベッドに並んで寝て、痛む背中をなでてあげるように」とアドバイスしていた。

ナウンは代表に「なぜ、ガンホとミランを本当の恋人にしたいのか」尋ねた。代表は「ガンホはやっと出会ったから。幸せになってもらいたい。だからナウンさんにも仲間になってほしい」と心を込めて話し、ナウンは心を動かされた、、、が、帰りの車の中で、グレイスから代表に電話、「うちに来る?」と聞き、「仲間になりません」と断った。

ガンホは、ミランが寝返りをうって背中を痛めないように、彼女の後ろに横になった。彼女の背中から腕を回して「何を考えるのか知りたいよ。薬なしでこんなに近づける。ずっとこうやって過ごすのはどうだ?好きだ、ミラン」と言った。


翌朝、ガンホとオ・セナは、監督、アクション監督たちから呼ばれ、

ソジュン(恋人)はボスの愛人として暮らしているが、その間にけんかを独学で身につけ、ボスを殺し復讐するストリーに変更する”と知らされた。

ケンカの場面はミランが代役で、ケガの回復を待ち、約2週間後に撮りましょう、とアクション監督が言った。ガンホは反対したが、電話をすると、ミランは大喜びで「やります」と答えた。


ガンホは、ド代表がナウンを怒らせたので、自分もミランに嫌われたと嘆いていたが、代表に言われ電話し、彼女たちを家に呼んだ。

ミランは傷が治るまで禁酒、ガンホはミランのグラスにジュースを注ぎ、自分にも同じものを注いだ。代表が「ガンホは女性に気を使わないし、この家に女性を呼んだのも初めて。僕は軽いが、彼は鉄壁」と言った。

ナウンが「軽いとは?」と聞くと、ミランが「私を見てるでしょ、多分100人ぐらい」と言い、代表が「100人?」と聞き返した。代表とナウンは「ウソでしょ」と言ったが、ガンホは「僕が知る限りウソはつかない方。アクションができるからと人助けをする方です。僕は信じる」と真面目に言った。

ガンホがナウンを家の案内に誘った。外の椅子に座り二人は話した。

ナウンは「ミランはどの男も悪く見がち、多分最初に失敗したから。高校時代、カッコいい彼氏がいたが、その男が私にも告白してきて付き合った。ミランとは仲良くなかったけど気まずく、私は謝った。2人でミランに出くわした時、彼氏は何も言わなかった。”欲しければあげる”と言われ、あの時ミランに惚れた。その男を捨ててミランを選んだ」とナウンは話した。

ガンホは「昔からカッコよかったんですね」と言った。

家の中で、ド代表とミランが話していた。

「契約は間違っていた。”ヨ弁護士”と”スキャンダル封印”の2兎を追おうとした僕のせい。あなたは唯一無二の存在、”ガンホが惚れた女性”。彼はパニック障害の症状で薬を使っている、過激なストレス(女性とのスキンシップ)で呼吸ができなくなる。発作が起きないように、そういうシーンは薬を飲んで臨んできた」と話した。


ミランの撮影が再開し、彼女は監督の望み通りのアクションを披露した。彼女の周りにはいつもスタッフが集まったが、セナは寂しそうだった。

ミランはセナに「殺されるシーンをしてはどうか、みんなに尊敬されると思う」と話した。

ガンホがミランに「俺は気持ちを伝えたのに、それに答えず、なぜセナのサポートを?俺に気がないのか?」と聞いた。

「そんなことはない。ドキドキしたこともある。但し特別扱いされるスターの恋人は落ち着かない」とミランは言った。


ミランの母がカルチャーセンターで書いた本が選ばれて、出版された。

家父長制での”家族の平和”が不公平だと書かれた内容で、ミランの父は、自分と母への侮辱だと機嫌が悪い。出版のお祝いの席が開かれ、両親と兄夫婦に、ミランが担当の女優”チェ・スジン”とミランが出席した。

母は女優スジンの前で、興奮していた。女優は、ミランが素晴らしい弁護士で気が合うと誉めた。

ナム・ガンホが来ていないので、スジンは席を外し、彼に電話して事情を話した。ミランが側にきて、実は”契約恋愛”だったと話した。女優は早く言うか最後まで秘密にしてほしかったと言ったが。

2人が席に戻ると、ガンホが来ていた。彼はスジンにとてもフレンドリーだった。

ミランの父がガンホに「トップスターが娘を好いてくれてうれしいが、すごく自分勝手な子なんだ」と言って、きまずい空気になった。

ガンホは「僕は尊敬しています。ミランさんから多くを学んでいる。正義感があって勇敢です。いいことをしても大したことなく振る舞います。ミランさんを知ったら好きにならざるを得ません。僕が出会った中で最もカッコいい女性です」と言った。

ミランは驚いた、、。母は洗面所で泣いていた。ミランが心配すると「あまりにうれしくて、娘を尊敬していると聞いて」と。

ミランとガンホは、丁寧に、両親と兄夫婦を送った。そして2人はガンホの家に向かった。

ガンホは、さっき言ったことは本心だと話した。

ミランは「私は非婚主義者ですが、どうせ結婚しないなら、ガンホさんと付き合う、好きな人がいいから」と返した。

ガンホの家に帰った二人、ミランが、自分から彼にキスをした、、。

感 想

ガンホさん、いい人ですよね。

トップ・スターだけど、自分は特別というところがなく、ミランがこれまで何人の男性と付き合っていたとしても気にしない。

ミランは、ド代表から、ガンホがなぜ薬を使っているのかを聞き、ガンホが背中越しに告白した時の意味を理解した。

ガンホが、お祝いの席で「ミランさんを尊敬しています」と話す場面がカッコよかったです。「いいことをしても大したことなく振る舞います」その通りで、なかなかできないことです。彼はミランをよく見てて、彼女の良さを本当に理解している、ミランは感激しますよね!

お互いの気持ちがはっきりした8話でした。

第9話 出会いが人を変える

ガンホはミランに「僕が知る女は自分勝手で計算高かったが、君は裏表がなくて愚かで勇敢、君は新鮮だ。どんな命も救うヒーロー、いやヒロイン、リスペクト」と言った。


現場ではオ・セナが「2人のことで気が狂いそう」とド代表に泣き言を、彼は「その感情を悲しみを表現する演技に活かせ」とアドバイスした。セナは、まだガンボが自分に向く可能性があると思っていたが、代表は「2人は真剣だ」と確信していた。なぜならミランが彼に、”契約恋愛”で渡したお金を、「もらったら付き合えない」と返したからだ。

ガンホは、最後のセナとのキスシーンの撮影だったが、薬を忘れてきた。代表は焦り、体調不良でキャンセルしようとしたが、ガンホは「やる」と言った。

本番で、ガンホは薬なしで、セナにキスをし、代表は驚いた。ガンホの病気は治ったようだ。


ガンホはミランに、両親のことを話した。「父は金持ちで母は貧乏だった、父は母を愛していたが、母はカネ目当て、父が事業で失敗してからは、父を罪人扱いした。父は突然交通事故で亡くなり、2年も経たず母は大金持ちと再婚した。母のようは女を嫌っていたが、初恋で似た女を選び失敗した」と。

ミランは彼を慰めた。自分からも話があると「直近の元カレは、イ・ジンソ弁護士、今は同僚としてうまくやってる、問題ない」と言った。

2人はその後じゃれあっておりました。ガンホに力がみなぎっていた。


ナウンはド代表を呼び出し「代表を好きになりかけたが、私にはレベルが高い、きっぱりあきらめるために自分の汚点を話します。貧乏で借金は5000万ウォン、フライトが減り収入も減った、男を見る目がなく、預金をだまし取られたことも、酒癖も悪い」とわざわざ話した。

代表は「僕の話も聞けば、気持ちが楽になるはず」と言ったが、「期待を持ちたくない、4人で遊ぶことはありません」と話も聞かずに帰った。

代表はイライラしていた。何も始まっていないのに、ナウンに自ら壁を作られて、、。


機嫌がいいミランは、イ・ジンソを飲みに誘い、色々と迷惑をかけたわ、と謝った。

ミランは「これまでは恋愛を遊びととらえる男と遊んだだけ。ナム・ガンホは違う。彼はいい人。自分だけでなく、そばにいる人をいい人に変える。私をいい人に変えた」と話した。

ジンソはすっかり酔っ払いミランが世話を。ガンホから電話があり、事情を知った彼はすぐに駆けつけ、彼女の代わりにジンソを家に送った、、、。

家に戻るとミランが待っていて、泊まると言ったのでガンホの機嫌は治った😆


同じ夜、ド代表はナウンの家の前から彼女を呼び出し、お茶をした。

「僕は女性から人気があるタイプだが、ナウンさんと釣り合わない?何が問題だと?あなたはいい男と釣り合うステキな方なのに、過剰に反応しすぎです」と話したが、「なぜそんなことを?ネズミを哀れむ猫ですか?」とナウンは怒って帰った、、(???


翌日は最後の撮影、ガンホもミランも派手にアクションをこなした。

最後の場面は、対決で倒れ、殺された恋人を、ガンホが抱き抱え泣く、、だが「死んでない」と彼女は目を覚まし、二人は抱き合い、そして寝転がって二人で大笑い。(ミランが望んだような結末になったようです

打上げの席で、ガンホはセナに「言いたいことは何でも言ってくれ」と話しかけた。セナは「本当に終わったわね。私への憎しみもなく」と言うと、ガンホは「俺たちは随分前に終わってる」と。彼女は涙ぐみ席を立った。

ガンホは追った。「ガンボさんを軽く見てた。言い寄ったら、惚れ直してくれると」とセナ言った。「僕を軽く見てない。お前の成功がうらやましくて、僕も頑張ろうと思えた」といい、昔を懐かしがる彼女に「今の君に合う人が見つかる」と励まし、彼女をパーティーに誘った。

ガンホは、チェ・スジンにお礼をしたくてパーティを開くことにしたのだ。


パーティーの日、ミランはナウンを誘ったが、彼女は頑なに拒否した。

ホストはナム・ガンホ。”彼がパーティを開くとは”と多くの招待客から驚かれた。ガンホは、これまで失礼な態度をとってきた女優たちにも謝り、彼女たちはびっくりした。

ミランはDJをしていた。何でもできる人である。

主役のチェ・スジンが入って来たが、招待客の態度はよそよそしく、彼女は一人で飲んでいた。ミランは寂しそうなスジン連れ出し、一緒にゲームをして彼女の気持ちを盛り上げた。

ド代表はグレイスに「僕たち、いい友人で一生いよう」と別れを切り出し、彼女は彼に恋人ができたと察してその場を離れた。

その頃、ナウンはスマホを見て驚き、、パーティー会場でも、サンソプが代表にスマホを見せ、、招待客たちもスマホを見て驚いていた、、、

ナム・ガンホの恋人 衝撃の私生活” 暴露TV、再びである。今度はミランの私生活、男遍歴を配信していた。

ミランにナウンからの電話が、ゲームに夢中だったスジンとガンホも、周りの様子がおかしいことに気づいた。

感 想

『出会いが人を変える』というサブタイトル通り、ミランとガンホの出会いは、お互いをいい人に変えたようです。

ミランは、ガンホのことを「いい人。彼に出会って、私もいい人になった」と元カレのジンソに言ってました。

ガンホもミランのおかげで、女性に近寄っても、発作が起きなくなった。撮影終了後には、セナにも優しく、彼女を励ましていました。前向きは力がみなぎっているようです。

彼は、チェ・スジン姉さんのためにパーティーまで開催しました、大きな変化です。

しかし、またまた暴露TVに、今度はミランのことが暴露されたようで。

ちなみに、パーティー会場は、『私の解放日誌』のク氏のクラブでしたね😁

第10話 情熱的なサヨナラ

ナウンはパーティ会場に到着。ド代表は4人でいることを提案して、ガンホ、ド代表はミランとナウンの家に来た。その夜は、4人でゲームをして楽しんだ(フリをした)。


翌日から早速、影響が現れた。

ミランは出勤途中で、ナム・ガンホのファンから卵を投げつけられた。例の自称ファンクファブ代表からはののしられた。事務所で所長から「俳優のイメージを損傷した、年収の3倍の違約金を用意しろ」と言われた。

ド代表はギルムの弁護士と、広告の損害賠償の相談をしていた、そこに制作会社のグレイスが来て、映画の公開が無期延期になったと言った。


ミランはガンホの別荘に行った。彼はたくさんの料理を作って待っていてくれた。

彼女は「私たちが別れない限り、私への攻撃は続く。私も強いとはいえ人間だからつらい。ド代表ともすでに話した、別れるのが最善策」と言った。

ガンホは「別れる必要はない。別れたフリをすればいい。ウソをついても誰も傷つかない。俺は別れない」と言った。(ガンホさん、カッコいい

暴露TV 、今度は ”ナム・ガンホ 弁護士の恋人と破局”の配信をしていた。「世間では、”別れた原因は、ナム・ガンホが恋人の乱れた私生活が許せなかったと推測されているが、事実は、別れを告げたのは弁護士から。恋人は過去を隠しておらず、ナム・ガンホは全て知っていた」と。


代表は、フライト帰りのナウンを屋台に呼んだ。彼は、ミランに罪悪感を抱いていたが、ナウンは「代表のせいでない」と慰めた。彼は「ガンホはミランさんと会えないから、俺もナウンさんに会うのは最後にします、ナウンさんが好きです」と告白した。ナウンは最後なのに「余計な話をされても」と告白をスルーして、乾杯した。


ミランとガンボは、世間的には別れたことにして、ド代表にも内緒で、焼肉を食べに行った。そして、カラオケにまで行った。別々に入ったが、ガンホの顔が見られた。盛り上がっているのをドアの外から見られていた。

ミランが出て来て、すぐ後からガンホが出て来た。人々に気づかれ、ガンホはミランと一緒に行こうとしたが、「過去がバレたのに」と言われ、ミランがそれに反応したのが、ビデオにとられて、またまた暴露TVの餌食になった。


ド代表はガンホに「少なくとも俺には言うべきだった、二人を守りたかった。ミランさんもおわりだ」といきどおった。

チェ・スジンはミランをレストランに食事に呼んだ。彼女は「人の目を気にしながら生きたくない。あなたの味方でいる、ビビらないで」とミランを励ました。

サンソプがスジンに電話してきて、ガンホさんが記者会見を開くと言った。

記者会見の会場には、たくさんのプレスが集まっていた。

ガンホが出て来た。ライブ配信を承諾し、「元々別れていなかったのか?」の質問に「はい、一度も別れていません。ウソをついてすみませんでした」と謝罪した。

「ファンの方々に不信感を与えたら謝ります。でもだからと言って、愛する人をあきらめません。この場を借りてプロホーズを。結婚しよう、愛してる」と言った時、ミランが入って来た。

「ナム・ガンホさんは、最高の男性でした。私のためにここまでしてくれる人は一生忘れられません。ガンホさんが傷つくのは耐えられません、だから」とガンホの方に向き「これで終わろう。愛してるから別れる、カッコよく別れよう」と彼をハグした。


しかし、その後ミランはボロボロになった。後悔した、公の場でカッコよく’別れる’と言ったことを。


暴露TVは、ミランの件で追加暴露の生配信、ゲストは”イ・ジンソ”、ミランの元カレと番組の中で紹介れた。ミランは事務所で配信を見ていた。

「ロースクール時代から、彼女はとても有名で人気だった」と彼は言い「証人たちの話を」と映像を流した。

証言:

1. 1ヶ月後に結婚を控えた男にだまされた。しかしミランがその男を誘惑して、婚約を破談に。

2. 彼から暴力を受けてると伝えた。数日後、彼の目には傷が。女にやられたとはいわない、彼女は英雄でした。

3. 一種の才能、恋愛上手を利用して正義のために戦う。男は非があるから、表沙汰にはしない。

暴露TVがストップをかけた。ジンソは「なぜ?実態を暴くんでしょ?これが実態」と言った。

ネットはすぐに、今度は”ナム・ガンホの恋人は本物の英雄だった”と180度変わり、世間が完全に味方になった。


しかし、ガンホから連絡がない、ミランから電話した。ガンホの反応が薄く、ミランは心配したが、彼は彼女の家の外で待っていた。

彼女は「気持ちは変わらないけど、状況が変わった」と言った。彼は「カッコよく”別れよう”と言ったのに、いまさらしがみつくのか?」とクールに言った。「終わってるならなぜ来たの?」とミランは泣いた。

「全然、カッコよくない。かわいい。人をこれだけ本気にさせて2回も別れを告げて、だから君も一度はやれないと」と言った後「会いたかった。二度と別れると言うな」と言って彼女を抱きしめた。


映画の完成試写会が開かれた。ナウンも呼ばれ、ド代表から「後で話があるから、帰らないでくださいね」と言われた。

試写が終わった会場の前に、白いリムジンが止まり、花を持ったド代表が降りてきて、ナウンの前にひざまずき「ナウンさん、お付き合いください」と言った。ナウンは花を受け取り、二人はキスを。

ミランとガンホ、ナウンとド代表は、それぞれ付き合って、ハッピーエンド!

感 想

10話は、ミランの過去、男遍歴が暴露TVで配信され、彼女への世間の攻撃が始まりました。

ライブ配信やネットの情報で、人生を左右されてしまう現在社会がうまく描かれていました。芸能人であることの不自由さ、ファンが、自分の推しの”恋人”にまで口を出し、生卵をぶつけたり、ネットで立ち直れないほど叩く、、暴力ですよね。

ガンホは、どんなことがあっても別れない、と言う強い思いで、記者会見を開き、公開プロポーズをしたけれど、ミランはカッコよく「別れる」と公の場で宣言してしまった。ガンホを守るためにはそれしか方法がなかったのかな?

幸い元カレのイ・ジンソに助けらた。彼が10話のMVP、”暴露TV”を利用して、ミランが女性たちの英雄である証言を取り、世間を味方につけたから。

軽く見ることができるラブコメでしたが、アクションのシーンが爽快で、ミランがカッコよくて、ガンホがとてもいい人だったのが、とても良かったです。

今後、この2人の俳優さんの出演するドラマや映画があれば見たいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Drama
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