『この恋は不可抗力』1話~16話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

第8話  あらすじ

シンユからキスをされたホンジョは動揺し、夜眠れなかった。

しかし、ナヨンにいきなりビンタされたことも納得いかない。彼女は、翌朝、始業前にナヨンを呼び出し、シンユと一緒にいた理由を話した。

ホンジョは、シンユに、地域猫のエサの件で相談に行き「エレンに呪術のせいだと話したが、昨日のキスの件だけは言わなかった。これから連絡は、社内メールかチャットで」と言った。

シンユは、盗撮の件が気になり、知り合いの検事に電話番号の追跡を依頼した。ホンジョがストカー被害にあってることを心配していた。


シンユは木箱を持って巫女のウンウォルを訪ねた。「終わらせたいなら、方法は1つだけ」と、ホンジョと一緒に木箱を元の場所に戻すように言った。ウンウォルがホンジョに電話して、家の前で待っていたシンユと一緒に出かけた。

2人で山の中を歩いたが、盗撮されているのではと警戒していた。祠跡は整地されていて、元あった場所がなかなか分からない。

ホンジョがつまずき木箱を落とした、するともう1つ箱があり、そこには”黒呪術書”が入っていた。誰かを呪うための呪術のようだ。

変な音が二度した。シンウが上を見ると、木に”わら人形”がぶら下がっていたが、それが着ている服は、ホンジョが探していたパジャマだった、そして胸には”チャン・シンユ”と赤で書いた字の上からナイフが刺さっていた。警察を呼び写真を撮ってもらったが、警察は、呪いの類いは法的に処罰できないと言った。シンユは「深刻なのは窃盗罪(彼女のパジャマが盗まれた)」だと。

2人は一旦木箱を持って帰ることにした。帰り、シンユは、ホンジョのために”防犯スプレーとスタンガン”を買い、彼女の家の窓も確認したが、男の力なら開けられると不安になった。

ホンジョはシンユに、素直に今日のお礼を言った。シンユは、礼を言うならデートをと。

ストーカー対策のためという名目で、偽デートに出かけた。ホンジョは周りを警戒していた。

食事をしながら、ホンジョが「母は生まれてすぐなくなり、父は一人っ子で親戚がいない」と家族の話をしたので、シンユは「僕も少し格が上がったな、家族の話をしてくれた」と喜んだ。

ホンジョは、黒呪術と人形にシンユの名前が書いてあったことを気にしていた。

夜は素敵な夜景が見える高所に行った(あれは何と言う名前でしょうか?)。

ホンジョはシンユ「私にどうしてほしい?」と聞いた。彼は「愛情成事術のせいだと思ったのに、違うとわかって、目を覚ましたいのに、君を見てると抑えがきかない」と切ない顔で言った。

「私はナヨンと親しくない。それでも人のものは奪いたくない。だから市庁の弁護士と公務委員、それだけの関係で」とホンジョは言った。

シンユは、ホンジョの家まで送り、最後までデートのフリをした。

彼はクォンの帰りを待っていた。クォンに「防犯カメラを設置したいので許可を。彼女の家から服が盗まれた」と頼んだが、「断る、必要なら自分で動く」とクォンは返答した。

その後、シンユは、グリーン造園に行った。ドアの外に”わら”の切れ端があった。そこに枝切りバサミを持った社長がきた。「わらは何に使ったのか?」とシンユが聞くと、社長は不機嫌に笑った。


翌朝、シンユは病欠、いつも戻ってくるかわからない、と同じ課の先輩が言った。

夜、ホンジョは一人で、芙蓉祭りの会場の点検に行った。社長が帰り、一人で写真を撮っていると、突然、電気が消え、非通知の電話がかかった、ホンジョが出ても返事がない。

彼女は帰ろうとしたが、暗くてよく見えない、、また非通知の電話があり、誰かが歩いてくる影が、、。


感 想

シンユさんの切ない目がまた美しかったですね。

あんな目で告白されると、ホンジョも心が揺れますよね、、、と言うか、彼女も自分の気持ちがわかっているはずなのに、と視聴者をヤキモキさせる、韓国ドラマ、ラブコメあるある?

夜遅く、ホンジョに迫ってくる人物は誰?

シンユが病欠が気になります。


第9話  あらすじ

芙蓉祭りの点検に来たホンジョだが、突然灯りが消え、誰かに追いかけられ逃げた。その先にクォンがいて、突然、灯りがともった。

シンユは病院に運ばれ、眠っていた。

ホンジョは家に帰った。クォンが心配して2階に来た。窓に格子がつけられていた。ドアを叩いても電話しても出ない。再度ドアを叩くと、ホンジョは体調が悪い様子でドアを開け、クォンに鎮痛剤を買ってきてもらった。彼は親切にしてくれたが、ホンジョはシンユの「俺はクォンも疑っている」という言葉を思い出し、気を許せなかった。

ホンジョは、夜、家の窓に、森で見た呪いの人形が吊るされている夢にうなされた。


シンユは2日間の意識が戻らなかった。医者は、一時的な神経学的機能障害だと言った。

ホンジョはシンユに何度もメールしたが返信がなく、気が気ではなかった。彼女は”連絡ください”と送った。

シンユが意識を取り戻し、ホンジョからのメールを読み、返信があった。

ホンジョはシンユのお見舞いに来て、病院の外で会った。シンユは「心配してくれたんだな」と喜んだ。ホンジョは「呪いの人形が気になる、木箱をもらいたい」と言った。彼女は彼の部屋の暗唱番号を知っている、留守中に取りに行かせてもらうと言った。

二人を盗撮している人物が、、造園の社長だった。

写真を受け取ったナヨンは、「もう写真は十分です」と電話した。

シンユが病室に戻ると、ナヨンが待っていて、家族旅行の話をした。


ホンジョは、木箱を持ち帰り、呪いの呪術を開いた。

”恋心破滅術”があった。わら人形に恋心を抱く者の服を着せ、頭に黒い布をかぶせ呪う相手の名前を書いたら、相手の年齢分の針を刺せ”。

ホンジョは、巫女のウンウォルに会いに行き、シンウの病気が人形のせいでは?と写真を見せた。

巫女が「霊は信じる者には見え、信じない者には見えない」と言ったので、ホンジョは呪術を試すと言って、実行した。


グリーン造園の社長の作業場にナヨンが来て、”例のもの”を渡した(シンユのシャツ?)。

2人がグルで、わら人形を吊るし、盗撮をしているようだ。農園の社長が、悪巧みしているようで、ナヨンに何かを依頼した。


芙蓉祭の当日になった。

ホンジョは全ての手配を終えて、先日、シンウが言ったことを思い出していた。

「退院したら旅行に行く。でも君が行くなと言ったら行かない」と。

夜になり、盛大に”芙蓉祭”が始まった。

「オンジュ市の花火は、朝鮮中期にこの芙蓉祭で始まり、継承されて来た伝統行事。寒い冬の空を温かく照らす花火と共に1年を締めくくってください」と市長が挨拶した。

古典音楽の調べと共に、幻想的な花火が上がった。

ホンジョはシンウに電話した、彼が旅行に行く日だから、、彼は電話に出なかった。

しかし、幻想的な花火が上がる長い橋の向こうから、シンユがゆっくり歩いてくるのが見えた。二人は橋の中央で見つめ合った。シンユが「行くなという電話だろ?」と聞くと「そうよ」とホンジョは答えた。

ホンジョが「呪術をもう一度一人で試したの」と言うと、シンウは彼女を抱きしめ「関係ない、呪術なんて。愛してる」と言った。


〔朝鮮時代〕

花火の日、同じ橋の上で、シンウとホンジョと同じ顔をした男女が抱き合っていた。男が女に「逃げよう、二人で」と言った。

過去:

雨の日、男たちが荷物を1件の家の前に落とした。そこには、白い着物をきて、むしろに巻かれた女の子がいた。ホンジョの子供の時と同じ顔をしていた。

身分の高い男の子の母親が亡くなった。彼が泣いていると、その女の子が「お母さんの手紙が”童蒙先習”に挟んである、早く読みなさい」と教えてくれた。その手紙には、病気のために息子に会えない母の切ない思いと、息子への愛があふれていた。

彼はそれから、その女の子と会うのが楽しみになった。彼の横にはいつも女の子がいてくれた。そして二人で一緒に成長した。

若様と呼ばれる男子は、冠令を終え、大人になった。まげをい、笠を被った凛々しい姿を、いつも一緒だった女に見せた。彼は「今日は二人にとって特別な日」だと彼女に口づけをして抱きしめた。

シンユとホンジョの縁は、朝鮮時代からのものだった。

感 想

”芙蓉祭の花火”と同じような映像が、”生まれ変わってよろしく”の第1回目の人生の中にも出てきました。朝鮮時代の花火なのでしょうね?とても幻想的で美しいです。

シンユとホンジョの縁は、朝鮮時代からのものだったようです。

シンユは若様で、ホンジョは庶民のようだから、身分違いの恋だったのでしょう、だから「逃げよう」と橋の上で若様が言ってました。

次回から、過去からの縁がもう少し詳しく語られるでしょうか?


第10話  あらすじ

花火の夜、シンユとホンジョはお互いの気持ちを確認した。シンユは「待っててくれ、真っ白な状態でもどってくる」とホンジョに約束した。

シンユは巫女のウンウォルに会いに行き、「当時も彼女を愛していた。全てがリアルでした」と前世を思い出したことを話した。


翌朝一番に、シンユはナヨンを呼び出し、別れ話をしようとしたが、彼女は聞く耳を持たなかった。

シンユ、クォン、ギドンがランチを市庁の食堂で取っていると、ナヨンが来て、彼らの席に座った。ホンジョは遠くからそれを見ていた。

食事後、シンユはナヨンに「注目を集めるのはやめてくれ。僕は約束通り最善を尽くしてる」と言った。

シンユは電話で、グリーン造園の事業登録書、登記簿謄本、印鑑届けの確認をお願いした。


夜、ナヨンはホンジョを呼び出し「昨夜もシンユと一緒にいた。2年の付き合いがどれほど深いか、一時の迷いで別れたりしない」と釘を刺し、酔い潰れた。そして「シンユさんを呼んで。彼が私を迎えに来るかどうか気にならない?」と言った。

ホンジョがシンユに電話すると彼は来た、ホンジョはがっかりした。シンユはホンジョを心配していたが、彼女は「知りたくないこと聞いた」と怒って帰った。

シンユはナヨンを車に乗せ、彼女のマンションの前まで送った。彼女が目覚たので、「誤解するな、話があったから迎えに行った。彼女に会うな」とシンユは言った。

ホンジョが家に戻ると、部屋のドアの前に人影が、彼女は催涙スプレーをかけたが、クォン補佐官だった。彼は「悪いと思うなら、同期会に出席して」と言い、ホンジョは了承した。


翌朝、シンユはホンジョがおしゃれをして、クォンの車で送ってもらったのを見て嫉妬、執務室に呼び出した。彼女はナヨンに嫉妬していて、言い争いに。ギドンが部屋に入ってきて、ホンジョは慌てて部屋を出た。

夜、ホンジョはクォンの車で同期会に行く予定だったが、キャンセルになり、マイナス12度の公園から漢川を見た。

ホンジョが「2年付き合った人が別れるのは大変かしら?」と話すと、クォンは「これは告白だ、シンユじゃなく、僕にしなよ」と言った。


グリーン造園の社長の元に、ナヨンが来て「ホンジョのものよ」と手袋を渡し「何かするつもりなら急いで、時間がない」と言った。

社長は、手袋をソンウのシャツの前に起き、シャツで包んで、赤い糸で十字に縛った。自分の手のひらを切り、血をシャツに垂らし、それを水につけて、植木鉢の下に置いた。その上から土を入れ観葉植物を植えた。


翌朝、シンユはホンジョにメールしたが返事が来ないので、執務室に呼んだ。ドアが開き入って来たのは、ナヨンだった。

「約束を守るって口先だけ?ただじゃおかないから」と彼女は出て行き、父の市長に訴えた。

市長はクォン補佐官を呼び「イ・ホンジョを出張所へ異動させろ。もう一つハウム建設だが」と。クォンは血相を変えてソンユの部屋に来て「市長がホンジョさんを異動に。人の男に手を出したそうだ。お前のせいで彼女が誤解を」と怒った。

ソンユはすぐに部屋をでた。市長に呼ばれたというホンジョに会い、「行かなくていい」と強引に彼女を手を取って車に乗せ、海に行った。

「ナヨンに頼まれた、市庁での仕事が終わるまで、別れたことを知られないようにしてほしいと。君が誤解を受けないように頼み事を聞いた。でも、もう関係ない、堂々と君の手を取る。君の気持ちを聞きたい、僕が迷わないように」とシンユは言った。

「私は、妙な気分なの。随分昔からあなたを好きだったのかも」とホンジョは言った。

「そうだ、お互いに惹かれていた。覚えていないだろうが」とシンユは言い、ホンジョを抱きしめキスをした。

しかし、ホンジョが右手でシンユの頬を触った時、その手が赤く血に染まった手になり、シンユは思わず彼女から身を引いた、、。


感 想

ホンジョ、市長に呼ばれたのを無視して、就業時間中にシンユと外出って、、明日から、市庁で仕事できるの?

造園の社長の呪いで、シンユの前に、また血に染まった手が現れたようです。


第11話  あらすじ

ホンジョの右手がシンユの頬に触れた時、それは血に染まった呪いの手になった。シンユは険しい顔をして後ずさった。心配するホンジョに「ただの偏頭痛だ」と言ったが。

シンユはホンジョをカジュアルな洋服店に連れて行き、彼女はクマのフードの上着を買った。

そしてシンユの別荘に行き、一晩過ごした。

翌朝、二人で海に、元旦の初日の出を見にいった。ホンジョは「父が生きてた頃は、毎年朝3時半に起こされ山に初日の出を見にいったが、亡くなってからは朝寝坊してた。毎年元旦が憂鬱だったけど、ありがとう、一緒に居てくれて」とシンユにお礼を言った。

二人で手を繋いで桟橋を戻ってくる時に、クォン補佐官に会った。ホンジョが「一緒に餅汁でも」と誘い、クォンはシンユの別荘について来た。シンユが作ろうとしたが、結局、クォンが作った。


シンユが市庁に出勤すると、元恋人から”観葉植物の鉢”が届いていた。(例のグリーン造園の社長が呪いを入れた鉢)。

シンユは緑地課の”事業登録証、ナ・ジュンボム”の書類に不正を見つけ、コン・チーム長と話した。

「取引内訳を見る限り水増し請求。菊祭り、芙蓉祭り、他にも何度も繰り返している。業者選定から除外を。コン・チーム長が発見した体裁にすれば、だまされた責任は取らされない。発注で便宜が図られたのか、グリーン造園に?」と聞いた。

5年前ナ・ジュンボムさんの奥さんが失踪し、彼も捜査を受けた。彼が犯人だと市庁でうわさになり、結局容疑なしとなったが、うわさは収まらず、本人も酒浸りに。当時の次長が気の毒に思い、市庁の仕事をまとめて発注して、今にいたる」と説明した。

奥さんは、発見されないままらしい。


シンウは、幻覚が再発したことを担当医に相談した。「MRIで正常と判定されたら、精神科の所見が必要」と医師は言った。

シンウは、”私にかけられた呪いは、わが子孫に代々引き継がれ、未来永劫続く”と書かれた古文書を見ていた。「オンジュ山の祠を丁重に扱うことを家訓とせよ」と祖先のことばが聞こえた。

ホンジョとデートした。「もし僕が前世で君を苦しめていて、君がそれを思い出したらどうなる?」と聞くと、ホンジョは「前世より今が大事」と言った。シンユは用意してたブレスレッドを彼女の右手につけた。


ナヨンに、グリーン造園の社長から、「プレゼントだ、活用しろ」と、ホンジョとクォンが家の前にいる写真が送られたきた。

翌朝、市庁の掲示板に「シンユとホンジョ」と「クォンとホンジョ」の2つの写真が並べて掲載され、スキャンダルに、ホンジョは市庁中の噂と非難の的になった。


シンユの執務室に、グリーン造園の社長が来て「仕事が手につく?スキャンダル発生らしいが」と嬉しそうに話した。

シンユは「失踪した奥様の情報はない?不思議な人だと感じてる、業者選定から外された不満を訴えに来た人が関係ない話ばかり」と言った。


コン・チーム長は樹木の植え替えを見にいった。1本だけ枯死した木があった。それを取り除いた後の穴を整理していた作業員が悲鳴を上げた、人骨があったから。

警察が来て現場検証し、人骨を収集した。シンユはチーム長に「この公園の造園にもグリーン造園が関係を?公園の造成期とナ・ジュンボムさんの妻の失踪が重なってない?」と聞くと、チーム長は「、、まさか!」と逃げだした。シンユはホンジョに電話した。


その頃、ホンジョは、ネットに出ていた山の中に掘られた大きな穴の場所を探しに、一人で山を歩いていた。大きな穴を見つけた、そこにシンユから電話ががあり、出ようとしたところ、背後から迫ったグリーン造園の社長に穴に落とされた、、。

感 想

”ホンジョがシンユに強引に車に乗せらて海に来た日は、大晦日だったんだ” と小さく驚きました。翌朝、2人で初日の出を見に行ってましたね。

クォン補佐官、はじめは仕事ができるクールな人だと思ってたけど、今はただホンジョを好きなだけの人にキャラ変してしまった気がして、残念です。

シンユの執務室に置かれた植物の鉢が不気味です。

グリーン造園の社長は、相当危ない人のようで、奥さんが失踪中だったとは、、ここでこんな事件発生ですか?


第12話  あらすじ

ホンジョは、ナ・ジュンボムに押されて、大きな穴に落ちた。ジュンボムは穴に土を入れ、彼女を埋めようとした。

シンユは、ホンジョが請願処理でオンジュ山に行ったと情報を得て急いだ。彼はナ社長に電話して「白骨化した遺体が公園で見つかった」と言った。ナは「計画が狂った」と言い山から降りて行った。

ホンジョは夢を見ていた。

朝鮮時代の頃、ホンジョと同じ顔の少女が、野原でシンユと同じ顔の男子に会った。男子は少女に名前を聞いたが、「名はない」と彼女は言った。彼は ”エンチョ” と彼女を名付けた。彼は自分は”チャン・ムジン”と言った。

ホンジョが目覚めた時は外が暗くなっていた。助けを呼んだが誰もいない。シンユから電話があり、彼が見つけてくれた。

上から手を出しているシンユを見た時、ホンジョは、また前世の記憶がよぎった。血でそまった白い着物を着た自分が、シンユと同じ顔をした男性に助けられている記憶、、。

ホンジョはシンユに助けられ家に戻った。

シンユが傷の手当をしてくれた。ホンジョは彼に「つまづいて落ちただけ」とウソをついた。


翌日、市庁では、公園から出た白骨化した遺体のことで大騒ぎ。コンチーム長が「チャン弁護士は、グリーン造園の社長を疑っている、奥さんが消えたのは、公園造成と同じ5年前でナ社長も関わっている」とみんなに話した。


ホンジョが一人で残業をしていると、シンユから電話で、手伝いに行くと言った。

しかし、シンユはエレベーターの中で、また血に染まった右手の幻覚を見て倒れてしまった。

ホンジョはシンユを探しに行き、エレベーターで倒れている彼を見つけ、病院に運んだ。

目覚めたシンユは彼女に、心配せず家に帰るように言った。

ホンジョは「なんとかしない」と呪術書を開いて、彼のためになる呪術を探した。その時、前世で白い着物をきてこの呪術書を書いている自分の姿が蘇った、、これを書いたのは私。


シンユはMRI検査を受けたが、異常はなかった。医師は精神科の治療を並行するしかない、と言った。


シンユは市長から食事に呼ばれた。その席に父親も来ていた。

市長は「破談にしたかったが、お父様の懇願と、ナヨンも諦めきれないらしいので、私が折れる。例の女は?」と言った。

シンユは「整理がつきました。後始末があるので」と退席した。

シンユはレストランにナヨンを呼び出し、食事とワインまでオーダーしていた。ナヨンが来たすぐ後で、ハウム建設のイ代表が来た。シンユは彼に自分の席を譲った。2人は初対面を装ったが、、。

シンユは、ナヨンとイがこのレストランの同じ席で食事をしたことを知っていた。彼女が、盗聴の写真を見せた時、彼女の携帯にイが写っていたのだった。

彼は「お祝いにごちそうさせてもらうよ、お幸せに」と言って帰った。


ホンジョが家に戻ると、門の前に男性がいた。クォンの父親だと知り、外のベンチでお酒を飲んでいた、そこにクォンが戻ってきた。

彼は気を悪くして、ホンジョに2階に行くように行った。「帰ってくれ」と父親に言っていた。


ナヨンは、父の市長に「彼とは本当に終わりみたい、だから餞別を送りたい」と言った。

クォンは父親が「3000万ウォンでいい、これで最後にする」と言ったことを考えていた。

市長が彼を呼んで「オンジュ山の開発はハウム建設に頼もう」と言った。

クォンは「業者選定は確定済、非難は避けられない」と言うと、「それをどうにかするのが君の仕事。ハウムと組めば300億ウォンが手に入る、君の取り分もある」と市長が言った。


白骨化遺体の夫、ナ・ジュンボムが逮捕とネットニュースが伝えた。

緑地課の飲み会があった。ホンジョはすごく酔っぱらい、クォン補佐官は同じ家の1階に引っ越してきた隣人で、付き合っているのはチャン弁護士と全員の前で宣言した。

酔っ払ってシンユのマンションに来た。

ホンジョはシンユのベッドで寝てしまった。目覚めた時、彼の顔が目の前にあった。

彼女は右手で彼の頬を触った、、、その時、前世の記憶が蘇った。

雪の野原で、真っ白い着物を着たホンジョがシンユに刺されて死のうとしていた、、、彼女は血で染まった手を、シンユの頬を持っていった、、、

ホンジョは記憶があまりにもリアルだったので、思わず手をひっこめた。

その時、シンユが苦しそうな顔をした。

シンユが目覚めると、ホンジョの姿がなかった。電話しても通じない。

その頃、ナ・ジュンボムは釈放され、誰かに電話していた(多分、ナヨン?)。

ホンジョから「迎えに来てほしい」と電話があった。彼女は巫女のウンウォルに会いに行っていたのだ。

「雪を見に行きたい」という彼女と一緒に、雪山に来た。

ホンジョは、「正直に話す、見たくないものを見てしまった」と。シンユは「前世より今が大事だと言わなかった?」と言ったが、ホンジョが、右手で彼の頬を触ろうとすると、彼は身を引いた。

赤い手の正体、私だって知ってた?」

雪の山で、白い着物を着たホンジョが、シンユに脇腹を刺されて血に染まった「私を殺すものは呪われると言ったのに」と言い、血に染まった赤い手で彼の頬を触った、、

感 想

2話で、”シンユが「巫女エンチョ」を検索すると、実在の人物で、チョン・ムジンに殺された、とあった” という記述がありました。それがここで繋がったということですね。


第13話  あらすじ

ホンジョは前世、おばあさん(巫女?)の家の前に捨てられた少女だった。彼女は生き延びるために”巫女”になるしかなかった。

彼女は、シンユの前世の”チャン・ムジン”に“エンチョ”と名付けられた。

二人は子供のころから仲良く過ごし大人になったが、、、

雪の日、”バンヤン書”を持ち出したチャン・ムジンが、彼女を刺し殺した。それから血に染まった右手の呪いが始まった。

ホンジョは「呪ったのは私。少し時間をほしい」とシンユに言った。

ホンジョは巫女のウンウォルの言葉を思い出していた。

「血の付いたあなたの手が今もシンユを離さない。あなたたちは、業が強いあまり巡り合わざるを得ない運命。分かってるはず、息絶えるまでは何も終わらない」と巫女は言った。彼を助ける為には、ホンジョは彼を諦めるしかないのだ。


翌朝、シンユはクォン補佐官から「オンジュ山の開発業者がハウムに変わる」と聞いた。市長の個人的なシンユへの報復と、ハウムから裏金をもらう為である。


シンユは元同僚のウクに「彼女(ホンジョ)が俺の病気を治す為に身を引きそうで怖い」と飲めないウイスキーを飲みながら訴えていた。

ウクが酔ったシンユを車に乗せて、ホンジョの家に連れて来た。

シンウは、ホンジョを見て喜び抱きついた。彼女は彼を車に入れて代行を呼ぼうとした。彼が「心変わりしたのか?僕に会わなくても平気なのか?」と聞いた。彼女は「ええ」と言って玄関の中に入り、泣いた、、。


翌日、ギドンが、執務室の鉢(ナヨンから送られたきた観葉植物)に水をやっていたら、下から赤い水があふれてきた。シンユとギドンは、鉢の中の物を出した。

血で染まったシンユのシャツが縛ってあり、紐を解き、シャツを開けると中に手袋が入っていた。シンユはそれを写真に撮った。

ホンジョを呼んで、手袋を失くさなかったか?と聞くと、「ナヨンに会った日、店に置いて来た」と答えた。

シンユはナヨンを呼び出し、写真を見せ「ナ社長と知り合いか?お前が送った鉢植えから出て来た。写真を撮らせたのもお前か?」と聞いたが、「向こうから送って来た」と彼女は答えた。シンユが「今から電話して、おとなしくしろと釘をさせ。窃盗、名誉毀損、ストーカー、2人とも刑事告発されたいか?」と言い、彼女が電話したが、その番号は使われていなかった。

シンユは、ホンジョに電話したが、彼女は出ず、窓を開けて掃除機をかけ始めた。

市長と出張中のクォン補佐官の携帯に、家の防犯カメラに怪しい人物が写っている映像が送られて来た。彼はそれをシンユに送った、ナ社長だった。クォンは警察に通報した。

シンユはホンジョに何度も電話したが、彼女は掃除機中で聞こえない。

クォンから電話、「ナ社長が近くにいる。戸締りして」と言われ、ホンジョが窓を閉めようとしたが、ナが窓の外枠の隙間から手を入れて、彼女の上着をつかみ引っ張った。サイレンの音が聞こえ、ナは逃げた。

シンユが彼女の家に着いた時は、警察が来ていた。彼女は無事だったが、首にあざがついていた。

彼はホンジョを自分のマンションに連れて来た。駐車場で怪しい車を見た。

彼は彼女を部屋に連れて入り、薬を買いに出た。

駐車場に降りて、もう一度車を見て、ナに電話すると、、、彼はエレベーターにいると。

シンユは階段を走って上がった。

ホンジョが一人でいる部屋のチャイムが鳴った。

彼女は内鍵をつけて、ドアを開けたが誰もいなかった。

隠れていたナは、ドアが開く方に移動した。その時、シンユがドアの前に立っているナを見つけたが、、。

ホンジョはシンユに電話したが出ない。ドアを開けて外に出ると、呼び出しの音が非常階段から聞こえた。扉をあけると、シンユが血まみれで壁にもたれ掛かっていた。


感 想

最初の、朝鮮時代の雪の日、白い着物を着たチョ・ボアさんと、時代劇装束のロウンさんと、雪の山、真っ白な雪が血の赤に染まる、映像がほんとうに美しいです。

「私を騙して”バンヤン書”(漢字が難しすぎて書けません)を盗んだのね?」と巫女のエンチョが言ってましたが、シンユの病気を直す鍵が、この書物にあるのでしょうか?

ホンジョにもシンユにも、ナの悪の手に落ちないように、もう少し注意深い行動をお願いしたいです。


第14話  あらすじ

シンユは部屋の前に立っているナ・ジュンボムに襲いかかったが、非常階段に連れて行かれ、ナイフで左脇腹を刺された。シンユが警察に通報したと言うと、ナは逃げた。

ホンジョが血まみれで壁にもたれているシンユをみつけた。彼は緊急病院に運ばれたが、心臓が止まった。彼は夢を見た。

〔前世〕

チャン・ムジンは成長し、弓の名手になった。父に呼ばれ、名家の令嬢との婚姻をしろと命令されたが、彼は拒んだ、父はエンチョを卑しい巫女と言い、婚姻を拒めはあの女には二度と会えないと言った。

ムジンは、花火を見る約束をしていた日に、エンチョに「逃げよう」と言った。

ムジンが迎えにいくと、エンチョは「夜逃げはしない」と断った。実は、彼の父に脅され、育ててくれたお婆さんが拷問を受けたのだ。

エンチョに宮廷の使いが来た。側室が男子が産みたいと言った。

彼女は必要な品を町に買いに行き、偶然ムジンに会った。彼に「あれは私の意思ではなかった」と言うと、彼は彼女を抱きしめた。

側室は男の子を出産した。そして「世子に呪いをかけよ、息子を後釜にする」と。エンチョが「黒呪術は行った者も血の報いを受ける」と言うと「お前が血を流すか、恋慕う者、チャン・ムジンに肩代わりさせるか」と言った。

世子は血を吐いて亡くなった。

王様はエンチョを捕え拷問した。彼女は「世子様を呪ったのは私ではない。防げなかったのは王様です」と刃向はむった。彼女を斬ろうとした王様に「私を殺す者は、呪いは代々引き継がれ、家門はやがって滅びる」と言った。王様は彼女を斬れなかった。

エンチョは井戸に閉じ込められた。一部終始をムジンが見ていた。

ムジンが井戸の蓋を開け、彼女を助けた。

彼は、祠でエンチョを看病した。彼は「約束してきた。側室の望みは、お前が書いた最後の”バンヤン書”だ、それを渡して一緒に逃げよう」と言った。

彼は”木箱”を持って祠を出たが、クァン率いる王様の家来に矢で射られた。

「巫女の首に懸賞がかけられた。牛に引かせて殺せば人間は呪われない」と彼は言った。

ムジンは木箱を抱え、傷を負った体で戦った。

エンチョは祠で祈っていたが、ムジンが殺させそうになったのが見え、祠を出て雪の山に行った。グァンの部下が囲んだが、かれらは呪いが怖くて彼女を殺せない。

ムジンが「私が殺す」と言って、よろけながらエンチョに近寄り彼女を刺した。

「私を殺す者は呪われると言ったのに、どうして?」と言う彼女に

その呪い甘んじて受けよう。お前を車裂きの刑で死なせるわけにはいかない。来世があるなら、その時は幸せになろう」と言い泣いた。彼女は血の右手を彼の頬につけ、息絶えた、、。


病院のシンユの心臓が動きだし、すぐに緊急手術が行われた。

シンユの両親が病院に来た。

ホンジョは病院の外のベンチに座っていた。クォン補佐官が「手術は無事に終わった」と報告したが、彼女は「全部私のせい」と自分を責めた。


翌日からホンジョは有給をとって、大家さんの田舎の家に移った。

補佐官がシンユの状況を留守電で報告してくれた。ホンジョは、お見舞いにいくと彼が危険だと思い、病院には行かなかった。

昏睡状態だったシンユが目覚めた。彼はすぐにホンジョの安否を両親に聞いた。

ホンジョの留守電にシンユからメッセージがあった、「早く会いに来て、一緒にいたい」と。

シンユは回復して、市庁に出勤した。父は彼にボディガードをつけた。

ホンジョは留守電を聞いていた。クォン補佐官、シンユの後に、ナ・ジュンボムからメッセージが。彼女はすぐにタクシーを呼び、ひとりで出かけた。

その後を1台の車が追った。彼女の後を付いてくる人、それはシンユのボディガードだった。

シンユが現れた。「どうしてここに?ナ社長が来るのよ。あなたに危害が及びそうで、彼の呼び出しに応じた」とホンジョは言った。

シンユは、彼女を抱きしめ「呪いは消えた、一度息絶えたから」と言って、ホンジョの右手を自分の頬に持って来た。それはもう、血に染められた手ではなく、彼女の暖かい手だった。

「今世も前世も愛してる」とシンユは言った。


感 想

前世の物語が明らかになりました。

チャン・ムジンがエンチョを殺したのは、彼女を車裂きの刑で死なせるわけにはいかなかったから。自ら甘んじて呪いを受ける、彼女への愛だったのですね。

バンヤン書”とは、エンチョが書いた呪術のことで、ムジンがもっていた”木箱”に入れられていたわけです。彼はそれを側室に渡すことができす、その木箱は”祠”に埋められ、現世で、それを書いたホンジョの元に戻ったということだったのです。これを書いて、理解できました。

シンユは、ナに刺され一度息絶えたことで、呪いが消え、シンユとホンジョが離れる必要はなくなったということですね。

あと2話は、ナ逮捕と、ハウム建設から賄賂を受けようとしている市長とナヨンの悪事も暴かれ、一件落着となるのでしょうか。


第15話  あらすじ

ナ・ジュンボムに呼び出され公園に行ったホンジュは、そこでシンユに会った。彼は、一度息が止まったことで、呪いが消えていた。二人は抱き合った。

警察が来て、ナ・ジュンボムは現れなかった、と言った。

二人はシンユのマンションに一緒に帰った。

翌朝、彼の家に、シンユの両親が来た。

父は「刃物で刺されて生死をさまよった息子に、連絡もないし、電話にもでない。自分をつけ回す男にシンユが刺された、私は許さない」とホンジョにきつく言った。

ホンジョはシンユに「何を言われてもあなたを諦めたりしない」と言って、家に戻った。


それから、シンユとホンジョが出かける時は、屈強なボディガードの男性が2名ついた。


シンユが市庁に出勤すると、クォン補佐官が、今すぐ辞表を出せとの市長の伝言を伝えた。シンユは「辞める気はない。公務員法により、法が定める事由でなければ、僕をクビにはできないと市長にお伝えを」と答えた。


クォンは、ハウム建設のイ代表に酒席に呼ばれた。

イは大きなバッグを出したが、補佐官は「受け取れない、市長の指示に従っただけ」と言った。シンユンの話がでたが、クォンが「後輩だが味方ではない。生まれがちがうので」と言うと、イは「受け取れば俺と同じ船に乗る、人生大逆転だ、能力の対価だ、乗れよ」と言った。クォンは、、、。

翌朝、シンユの執務室にイ代表が来て「オンジュ山開発の件で忙しい」と。シンユが「その件はいずれ流れる」と言うと、「安心しろ、有能が人材がこっちに付いた」とイは言った。


”オンジュ山の開発の中止”がニュースになっていた。当初、開発はシンユの父の会社、バウ建設が行うことになっていたのだ。中止で、父の会社は倒産の危機に陥っていた。

シンユは、クォン補佐官の机を調べていた。クォンに「不法だ」と言うと、「不法を合法に変えればいい」と彼は不敵に言った。


シンユとホンジョは、シンユの母に食事に呼ばれてた。母はホンジョを気に入り、二人を応援しているようだ。

母は離婚を考えていたが、会社が危機だと知り、久しぶりに家に戻った。夫は飲んで潰れていた。母は「会社がうまく行くまで離婚は延期よ」と言うと、彼は「会社がうまく行っても、君がいなければ意味がない」と彼女にすがった。


ホンジョは、高校の同窓会に出席して、ナヨンと対決した。

「親をけしかけて市の事業を変更、いじめをもみ消した高校時代と変わらないわね。シンユさんにいやがらせしないで」と言うと、「シンユもバウ建設もたたきつぶすわ」とナヨンは言った。「そうなれば私も黙っていない」とホンジョが言うと、ナヨンは赤ワインをホンジョにかけた。ホンジョは、会話を録音していた。

彼女はシンユの家に行った。彼は花を買って外で待っていた。一緒に部屋に戻った。

翌朝、同じベッドで目覚めたシンユに巫女のウンウォルから電話が「夢で桃の実を取ったの」と言った。


翌日、ホンジョは公園の外周りをしていた。2人のボディーガードが彼女についていた。

オ・サムシクがホンジョに「ウラム(孫)のことで」と話かけてきた。実はサムシクは、昨晩ナ・ジュンボムに呼び止められていた。

サムシクがボディガードを気にするので、ホンジョは「知り合いです。話しているので食事でも」と言うと二人はその場を離れた。

シンユにボディガードから電話「姿が見えない」と。彼はすぐに警察に、恋人が行方不明と電話すると「オ・サムシクさんから通報があった」と情報を得た。シンユはすぐにそちらに向かった。

オンジュ山(?)の岩場の奥で、ナ・ジュンボムがたくさんのろうそくを立てて、儀式を行っていた。横にホンジョが倒れていた。


感 想

クォン補佐官が、イ代表からお金を受け取ったとしたら、それはイを油断させるためなのでは?「味方ではない」と言いましたが、彼はシンユの味方だと思います。

巫女の「夢で桃の実を取ったの」にはどんな意味があるのでしょう?妊娠したということ?

また、ホンジョはナ・ジュンボムに捕まってしまいました、、なかなか一件落着といきません。

第16話  (最終回) あらすじ

山奥の岩場で、ナ・ジュンボムが眠っているホンジョに触れた時、彼女は目を開けた。

「おじいさんから、”薬で気絶させるように指示された”と聞き、ジュースを飲まなかった、あなたを捕まえるためにおとりになった。おじいさんが警察に通報した。あなたは終わりよ」と彼女は言った。

ナは、彼女と結婚して心中するつもりで、白い装束を用意していた。

ナは、ホンジョに着替えるように言い顔を近づけた、ホンジョはスプレーを彼の目に噴射し逃げたが、彼が目を押さえながら追いかけてきた。ホンジョは捕まり縛られた。満月が出た、ナはホンジョに毒薬を飲ませた。

その時、警察が来てナは捕まった。

倒れていたホンジョは、救急車で病院に運ばれ、意識を取り戻した。

シンユの両親がお見舞いに来たが、父はまだホンジョをシンユの彼女と認めなかった。

しかし、シンユが「娘だって」と巫女のウンウォルが” 桃の実を取る胎夢を見た”と話すと、父は動揺した。


オ・サムシクは、5年前、ナ・ジュンボムの妻が失踪した時、彼のアリバイを証言していた。「公園で遺体が発見された時、自首しようと思ったが、幼い孫ウラムが一人残されると思うとできなかった。そのことでナに脅された」とホンジョに話した。


先日のホンジョとナヨンの言い争いの動画がアップされ、市庁で話題になっていた。

計画がひっくり返ったは市長の娘のせいで、ホンジョが高校の時にいじめにあっていたことも明らかになった。

動画をアップしたのは、あの日同窓会に出席していたミノ先輩だった。高校時代、ナヨンの言いつけでホンジョにキスをし、それをナヨンが写真に取り、ホンジョをいじめたのだ。

ホンジョがミノに電話すると「君に謝罪する最善の方法だと思った」と彼は言った。


シンユは、市長に退職願を提出した。今度は市長が彼を止めたが、シンユは応じず、ナヨンの動画の件を市長に暗示した。

ナヨンはハウム建設のイ代表を呼び出し「結婚しない?」と言ったが、イは吹き出し「シンユの女に興味があっただけ。俺も社会のリーダー層、いじめの加害者はまずい」と彼女をフった。

ナヨンは動画を見て怒り狂った。ホンジョを家の前で待ち伏せし「仕返ししたのね」と怒った。そこに警察が来て、彼女はナ・ジュンボムとの共犯容疑で緊急逮捕された。


クォン補佐官の内部告発で、ハウム建設のイ代表とユン市長は、収賄の容疑で在宅起訴された。

クォンは法廷で、弁護士シンユの「地権を移譲した見返りに賄賂を渡された?」との質問に「3億ウォン渡され、すぐに監査課に報告した。当初から町長に協力するつもりはなかった。金を受け取ったのは内部告発するため」と証言した。イ代表との会話の録音が証拠として提出された。


緑地課のマ課長とコン・チーム長は、公園で結婚式を挙げた。支庁の関係者たちがたくさん集まった。ホンジョはブーケを取りそこねたが、シンユが受けとり、彼女に渡した。


サムシクは警察で取り調べを受け、「5年前、あなたが虚偽のアリバイになったために、ナが容疑者から外れた、厳密に言えば監禁致傷罪の共犯」と刑事から言われた。そこにシンユが入ってきて、「彼の弁護人として同席します」と言った。


クォンはホンジョに「引っ越す、青瓦台チョンワデに転勤になった。内部告発をしたおかげで、政界からスカウトが来た」と話した。


空いた1階にシンユが引っ越して来た。1日でも早く同居したくて、この家を買ったと!

彼の病気は奇跡的に完治した。呪い消えたからかなと、本人は思っていた。

2人の家に、両親と巫女のウンウォルがやって来た。

結婚式の話になったが、二人はまだ準備ができていないと言った。実は、”桃の実の夢”は、シンユたちのことではなく、彼の両親に女の子が授かった夢だった(というオチでした)。


シンユとホンジョは海に行った。シンユは海に向かって「お父さん、お嬢さんと結婚してもいいですか?」と言って、ホンジョに「僕たち、結婚しよう」と指輪を出した。

二人は祠の跡に行き、土を掘り、木箱を元あった場所に戻した。

「もう十分この木箱には助けられた」とホンジョは言い、2人は「ありがとう」と木箱に言った。


朝鮮時代のシンユが現れ、木箱を開けて、”魔力天字文” という呪術書をもち森の中へ(?)

ーー完ーー

最終回まで見た感想・まとめ

ハッピーエンドでした。最後の、朝鮮時代のシンユが出てきた意味は全くわかりませんでしたが、、。

クォン補佐官は、内部告発をするためにわざと賄賂を受け取ったのでした。彼がスカウトされた”青瓦台”とは、韓国大統領邸の通称、韓国政府のことも指すそうで、国家の最高権力の象徴としても使われる場所だそうです。これは、『サバイバー 60日間の大統領』というドラマで知りました。クォン氏は、野望がありそうなので、大チャンスでしょう。

シンユが、オ・サムシクの弁護をするので、実刑をまぬがれ執行猶予になれば、孫と離れなくてもすみそうですね。

ドラマ全体としては、正直、300年前の呪いとか、ピンときませんでした。最初のころは期待して見てたのですが、、。

前世を扱ってるドラマなら、最近見た『生まれ変わってもよろしく』の方が、断然、見応えがあり面白く、話も深かったです。

ひたすらロウンさんの美貌を愛でるドラマだったという印象です。

最後までお読みいただきありがとうございました。


Drama
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コメント

  1. まりすけ より:

    初めまして 通りすがりのまりすけと申します。この恋は…を見終わり ラブラブで終わってよかったと、安堵したものの 最後の前世のシンユのシーンが気になり 色々サイトを漁っててここに辿り着きました。気になりますね〜 もう一度見たら あ〜〜んここに繋がるのねってなるのでしょうか それにしてもロウンどんどん演技が上手になっていきますね。眼福でした。

    • yknetworks より:

      まりすけ様

      当ブログにお越しいただき、コメントをありがとうございます!
      最後のシーン、気になりますよね。前世のシンユが持っていた呪術書『魔力天字文』は、ホンジョが木箱を開けた時に入っていた書、“愛情成事術”などの術がまとめられた呪術書でした。ホンジョたちにはもう必要なくなったので、前世のシンユが持ち出したの?って時代が違いますよね。
      それとも、前世で、シンユはエンチョ(ホンジョ)が亡くなった後、実はその書を持ち出していたのでしょうか?、、、謎です。
      いずれにせよ、ロウンさん、前世も今世も美しかったです!

      これからもよろしくお願いします。