Netflix【ヴィンチェンツォ:3話~4話のあらすじと感想】チャン・ジュヌ(オク・テギョンさん)の意外な正体が明らかに!

【ヴィンチェンツォ】3話~4話のあらすじと感想を書きます。*ネタバレあり

登場人物紹介と1~2話のあらすじはここです↓

エピソード3

ヴィンチェンツォが開催したパーティーのため、隣のビル取り壊しは中止になった。

チャヨン(娘)ハン代表チェ弁護士に呼び出され、研究員失踪を報告しなかった事で叱責を受けるが「必ず自分の力で解決できる」と宣言する。

「藁」では、ヴィンチェンツォが、新薬の成分は「麻薬」、販売されると子供や大学生でも簡単に手に入るという。ホン弁護士は捕まってもいいから全部燃やしてしまいたいと強くいきどおる。

ホン弁護士は失踪した研究員(ユさん)に聞いた話を思い出していた。新薬の臨床実験は意図的な殺人も同然、新製剤RDU-90を5名に限りなく投与して限界量を調べろと言う上からの命令。口外すれば家族を殺されるので、安全の保障がなければ、法廷では証言できない、と。

ヴィンチェンツォが「相手は怪物。怪物には勝てない」とホン弁護士に手を引くように繰り返し助言するが、、。

チャヨン(娘)は、父から呼び出され、新薬の成分が麻薬と聞かされる。しかし「ヴィンチェンツォから聞いた陰謀論に過ぎない」と受け付けない。

その日の深夜、新薬開発チームが研修で滞在していた別荘でガス爆破事故が起き16名全員が死亡すると言う事件が起きるが、バベル製薬の圧力で操作は簡単に打ち切られた。

研究員(ユさん)から「爆破事件を見て黙っていられない。証言する」との連絡が入る。

ウサン事務所では、ハン代表とチェ弁護士が話し合っていた。「そろそろ私の出番。『魔法の玉』で失踪した研究員を見つけ出せる」いよいよ牙を剥くチェ!

チャン会長から連絡が入り2人は会長に会うことに。会長をニセモノと見抜くチェ。そこに「見つけた」との連絡と共に、研究員はすでにユチャンと通じていたとの情報が入る。

チャヨン(娘)はチェ弁護士に呼び出され、バベルグループから手を引くように通達される。「父親に遠慮していて、一発で仕留められなかった」と言い捨てられたのだ。

藁ではホン弁護士の機嫌が良い(証言を確約された為)。そこにすごい剣幕でチャヨンがやってきて、「お父さんのせいで仕事を奪われた。傷つくことを言ってやるわ。正義の味方ならなぜ母さんを死なせたのか?何千人救っても母さんへの罪は全体許されないわ」強い口調でなじり出ていく。

一方的に父を責めて、コンビニのテーブルの前で塞ぎ込むチャヨン。

ヴィンチェンツォが「大人気ない。親を責めると必ず後悔が残る。後悔はこの世で最も苦しい地獄だ。ホン先生と飲むので、よければどうぞ」と声をかけ去っていく。

店で飲みながら、ホン弁護士は娘を案じ、ヴィンチェンツォはホン弁護士を案じ、身を引くように繰り返し警告するのだが。

その頃、チェは”魔法の玉”に電話をかけ「始めて」「いいえ、二人とも」と不気味に言い放つ。

研究員(ユさん)の隠れ家に不審者が現れる。身の危険を感じて逃げ出し何度もホン弁護士に電話するが通じない、、。弁護士が電話に気付き、折り返しの電話をしようとすると、、

1台のトラックが凄いスピードで店に突っ込んできた、、、。

エピソード4

トラックが突っ込んだ店内、

倒れたヴィンチェンツォの朦朧とした目に、血だらけで倒れているホン弁護士の姿が入る、、

弁護士は即死、ヴィンチェンツォは病院に運ばれた。

店に到着したチャヨンの傘が落ちる。父の遺体との対面、葬儀の後、茫然自失のチャヨンにテレビから「ホン弁護士に弁護士違反及び偽証教唆があった。人権派弁護士と言われた顔には、裏の顔があった、、、」のニュースの声が聞こえる。

(この一連の場面、全くセリフはなく、ただただ映像とオペラの音楽だけで見せていきます。)

「藁」事務所の閉じられた扉の前に呆然と立つ事務長と住人たち。そこに花束を持った人たちが静かに訪れ、扉にポストイットで感謝のメッセージを貼っていく。それは扉から壁にまで広がっていく。

そんな中「バベル製薬の新薬RDU-90が承認されまもなく発売されます。被験者の死亡で訴訟騒動もあったが、新薬との関連性は全くないとのことですとのニュースが流れる。バベル製薬のチャン会長から厚い握手受けるチェ弁護士と、チェを恐ろしげな表情でみる代表の映像がニュースにかぶる。

チャヨンはヴィンチェンツォを見舞い、眠っている彼に「単なる事故とは思えない。」と心の内を打ち明ける。彼は目を開ける。2人で墓参りの後、事件の真相を調べたいというチャヨンに「手遅れだ」と冷たく言い放つ。

その頃 ”釜山の海岸で発見された遺体は、製薬会社の研究員ユさんで、自殺と見られる。”とのニュースが流れる。ユさんも殺されたと確信するチャヨン。

チャヨンはウサン事務所に「退職届」を提出する。「父とユさんの死は偶然?バベルとウサンが仕組んだことでは?」と詰め寄る。

チャヨンは「ウサンとバベル」を倒すと決意し、「藁」を引き継ぐことにする。そこでヴィンチェンツォに取引を申し出る。『クムガ・プラザ』を取り戻してあげる代わりに、私と手を組みましょう、親不孝なホン・ユチャンの娘として頼んでいる。逆転劇を起こしましょう!と。

2人は刑務所に勾留されているトラック運転手に面会し、ホン弁護士を殺せと命令した人物の名前と連絡先を聞き出す。命令したピョ部長とそのボスの2人を捕まえ、黒幕の名前を聞き出す。ピョ部長に「命は助けるが、オレに協力しろ」と新薬原料貯蔵庫の情報を聞き出す。

コインランドリーにいるチェ弁護士黒幕。そこに血のついた服の入ったカゴが届く、と突如停電に。ヘッドライトを点滅させるトラックが見え、電話が入る。トラックは猛烈な勢いで突っ込んでくるが、危機一髪でブレーキをかける。恐れ慄きおののながらも、憤るチェ弁護士、、。

そしてバベルの新薬原料貯蔵庫。「定期消毒の日です」と消毒服に身を包んだ人たちが工場に入ってくる。工場の全てに丁寧に消毒液を撒く。(消毒液ではなく実は石油)

作業を終えて、トラックに乗り込むのは事務長、チャヨン、ヴィンチェンツォ。そしてもう1台のトラックには、ホン弁護士が亡くなった時、花を持って「藁」にきた4人、彼らは1話目の裁判の傍聴席の遺族たちだった。ヴィンチェンツォは、右手を窓から出し、ライターをカチカチと数回ならし火付ける。ライターが手からこぼれれ落ちると、炎が一筋の川のように工場を走っていく。そして危険物のセックションに到着すると、、大きく爆発した工場は火の海となっている。その頃、2台のトラックは現場を離れ、燃え上がる炎を遠くから見るのだった。バックミュージックは、《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」(これがいいです!!)

バベルのチャン会長が現場に来て、パニックている。

そこにボスが現れた。そのボスは、チャヨンを先輩先輩と慕っていたウサンの「チャン・ジュヌ」だった!!! 

感 想

3話、4話はとても面白くスピーディーに展開していった。緊迫感あるストリーに、クムガ・プラザ住人たちのコメディーが緩和剤となっている。クールなヴィンチェンツォのずっこけぶりが、わざとらしくも微笑ましい。登場人物のキャラクターの作り方がほんとに上手だと思う。

重要な場面で、セリフを入れずに、映像に、音楽やニュースをかぶせてみせる演出も効いていると思います。

親を責めると必ず後悔が残る。後悔はこの世で最も苦しい地獄だ」この言葉、刺さる!これは、3話でヴィンチェンツォがチャヨンに言うセリフですが、第6話で、彼自身が同じ後悔をする場面が出てきます。

4話の最後、バベルの新薬原料貯蔵庫を燃やす場面はカタルシス!ホン弁護士の「捕まってもいいから全部燃やしてしまいたい」の思いを実行した。「怪物」が、ホン弁護士を殺し、彼を悪人に仕立てあげ、治験では全く問題がないと嘘の情報をでっち上げ、新薬は承認されてしまった。その生産を正当な方法で止めることはもうできない。だから悪には悪で怪物に一矢報いっしむくいた

バベルの真の会長は「チャン・ジュヌ」だった!!! これには驚きでした!

新たな展開で、ますます面白くなってきました!!

5話、6話のあらすじは以下でまとめています。

Drama
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