Netflix【ヴィンチェンツォ:登場人物と1話~2話のあらすじ】韓国ドラマ初心者でも楽しめる!

Netflixに昨年(2020)12月に加入した初心者ですが、韓国ドラマにどっぷりハマっています!

2021年2月20日から配信の新エピソード【ヴィンチェンツォ】が今1番の注目。現在5話まで視聴。ここでは、登場人物と1−2話のあらすじを紹介します。

登場人物と背景 ( )は俳優名

ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ギョンギ)

韓国系イタリア人。イタリアのマフィア、カサノファミリーのコンシリエール(相談役)であったが、ボスが亡くなり、イタリアを去り韓国に来る。1つのビルを壊すために。しかし、そのビル『グムガ・プラザ』は、大手建設会社バベル建設が新開発の為に買取し壊そうとしていた。

『鳥のエンブレム (カサノファミリーの紋章だ思う) 』が刻まれたライターをいつも持っている。

ウサン法律事務所

韓国最高のスペックを持つ法律事務所。大手企業の尻拭いをして大金を報酬として得る。バベルグループの顧問弁護士事務所でもある。

ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)

ウサン法律事務所のエース弁護士。バベル製薬を弁護している。正義は関係ない、勝つことが絶対で手段を選ばない。その為、人権派の弁護士の父、ホン・ユチャンとは口喧嘩が絶えない。

チャン・ジュヌ(オク・テギョン)

ウサン法律事務所のインターン弁護士で、チャヨンのアシスタントして働いている。チャンヨンを先輩、先輩と慕っているが???

ハン・スンヒョク(チョ・ハンチェル)

ウサン法律事務所の代表弁護士。表向きは柔らかそうだが冷徹。大手企業の尻拭いをして大金を得ることを得意とする。検事だったチェ・ミョンヒを事務所にヘッドハンティングする。

チェ・ミョンヒ(キム・ヨジン)

南東部地検特捜部のエース検事だったが、男性社会で尻拭いの仕事を押し付けられ嫌気がさしていた。ハン・スンヒョクに誘われてウサン法律事務所に移る。頭ボサボサで丸めがね、服装にも構わず、化粧もしていない。ダンスが趣味。誰に対しても、歯に衣着せぬ口調で、攻撃的で、やることは極悪非道である。こんな人が職場にいると、縮み上がりそうですね。でも怖いもの見たさでこの女優さんに注目。

法律事務所「藁」と「グムガ・プラザ」の住人

「藁」は、ウサン弁護士事務所の対局、古いビルに事務所を構え、社会に置き去りにされたり弱い立場の人たちに寄り添うことを使命とする。

ホン・ユチャン(ユ・ジェミョン)

法律事務所「藁」の代表。物欲はなく、弱い者の側に立ち、その人たちが最後に掴むことができる’わら’になることを使命としている。

バベル建設が開発事業のため、住民に違法に強制立退を迫っている『グムガ・プラザ』に事務所を構え「開発反対の会」の会長を務めている。

同時に、バベル製薬の新薬の治験の副作用によって亡くなった遺族の訴訟の弁護をしている。

訴訟先のバベル製薬の弁護士が、ウサン事務所に属する娘のチャヨンである。

ナム・ジュソン:ユン・ビョンヒ

法律事務所「藁」の事務長。ホン・ユチャン弁護士を尊敬している。

チェ・ヨンウン(チェ・ヨンジュン)

クムガ・プラザのオーナー。ヴィンチェンツォがビルを壊したい理由を知っている人物。情報通でヴィンチェンツォをサポートする。

クムガ・プラザの住人たち。

強制立ち退きに屈せず クムガ・プラザに残っている個性的な住人たちが、このドラマのコメディー部門(?)を担当しています。韓国ドラマは、脇の人物たちの設定も面白く充実していますね。(これは韓国ドラマの1つの伝統的パターンなでしょうか?『愛の不時着』も純愛とともに、脇のコメディー部門登場人物がとても良いお仕事されていました!)

バベルグループ:バベル建設、バベル製薬を持つグループ

チャン・ハンソ(クァク・ドンヨン)

バベルグループの会長。まだ若い。威張っていて、イライラとしている。大手企業の会長にしては、落ち着きや貫禄がない。

ボス:???

チャン会長が恐れているボスがいる。そのボスが、真のバベルグループの黒幕と思われる。

エピソード1

ここからネタバレあり。ここで、ホン弁護士と表記する場合は、ホン・ユチャン(父)を指している。

始まりはハードボイルド。

イタリア、大理石の天井の高い建築物、延々とづづく葡萄畑。「パッパ」と慕っていたボスの葬儀の日、ヴィンチェンツォはボスを裏切った男に最後の通告に行くが、男は聞き入れない。広大な葡萄畑の上をヘリが何かを撒きながら行き来していた。立ち去る時、彼の手から1つ目のライターがこばれ落ち、葡萄畑は火の海と化す。その夜、ヴィンチェンツォは兄の命令を受け侵入した殺し屋たちを撃ち殺す。そして機上の人となり、兄に電話をして「お前はボスの器ではない」と言い放ち、イタリアを去ると告げる。

最初はめっちゃカッコよく、ハードボイルド風に始まる。シリアス系かと思ったが、韓国についた途端にコメディタッチになる。そのギャップが面白い。

一方、この物語の核である闘いが始まっている。その構図を以下の通り。

【バベルグループ + ウサン法律事務所】VS 【庶民 +「藁」法律事務所の闘いである。

この構図で2つの闘いが同時に進行している。

1. バベル製薬に対して、新薬の治験の副作用で亡くなった遺族たちの訴訟裁判

バベル製薬の弁護士ホン・チャヨン(娘)。遺族側の弁護士がホン・ユチャン(父)。

「治験についてバベル製薬からウソの証言を強要された」と告発していたアルバイト学生を原告側は証人としていた。しかしその証人は、チャヨン(娘)に買収され、偽証罪で自首した。原告側はこれで治験の真実を証言できる人がいなくなり、敗訴が濃厚となっている。

ホン弁護士(父)は、ウサン事務所の汚いやり方をするチャヨン(娘)に非常に腹を立て親子の縁を切る書面を送る。チャヨン(娘)は正直一筋の父を歯痒く思っている。

2、バベル建設の「クムガ・プラザ」買収と住民への強制立退 対 阻止する住民たちの闘い。

ヴィンチェンツォが韓国に戻った理由は、クムガ・プラザを自分の手で取り壊すためである。その地下には中国人の資産家の隠し財産、1.5トンの金塊が眠っている。その資産家が急死し、このことを知っているのは、ビルのオーナーのチェ・ヨンウンヴィンチェンツォだけである。

ヴィンチェンツォは、住民たちに「クムガ・プラザを守る」と約束するが、「開発反対の会」会長であるホン弁護士は、彼を信頼できるかどうか半信半疑である。

しかし、バベル建設は「クムガ・プラザ」を買収する為、下請けに強硬な手段を取らせた。ビルオーナーのチェ・ヨンウンの家族を人質に取り、無理やり売却書類にサインをさせたのだ。ビルを買収した下請けは、次は住民たちを脅し強制退去させようとする。そこに現れたヴィンチェンツオは、腕力で下請けのボスを捻じ上げ一旦は引き取らせるのだった。


エピソード2

クムガ・プラザがすでに、バベル建設に買収されたと知った住民とホン弁護士たちは、ヴィンチェンツォを信頼できないと思っていた。

一方、ウサン事務所のチャヨン(娘)は、インターンのジュヌから、バベル製薬の「新薬開発チームの研究員1人が逃げた」との知らせを受ける。チームメンバーは会長の別荘で隔離、監視されていたはずだったが、、。すぐバベル製薬に行き事実を確認するが、このことを上司には報告しなかった。チャヨンは、逃亡した研究員が父に接触しないか偵察するため「藁」を訪れた。

その頃、ヴィンチェンツォも「藁」を訪れ、クムガ・プラザを取り戻すために、バベル建設の資料を見せて欲しいと頼む。最初は拒んでいたホン弁護士だったが、ヴィンチェンツォをじっと見つめて、何かを思い出し、事務長に全ての資料を提示するように言う。バベル製薬の資料も見たいとの要求にも応える。両方の資料を熟読したヴィンチェンツォは「バベルグループは反社会的勢力、ヤクザ、マフィアも同然」と言い、ホン弁護士「その通り、そしてウサン法律事務所はその寄生虫だ」と言った。チャヨンは苦々しく聞いていた。

チャヨンは、ヴィンチェンツオにイタリアに帰るように忠告する。「イタリアはマフィアはマフィアだけだろう。しかし韓国では、犯罪組織は全部マフィア、国会、検察、警察、官公庁、企業も全て」と言うのだった。

その頃、ウサンの代表ハン・スンヒョクは、南東部地検特捜部のエース検事チェ・ミョンヒをヘッドハンティングしていた。「尻拭いをする尻には、クソではなくカネがついていた」ガハハハ、、と高笑いする二人。

バベルグループの会長チャンは、アイスリンクの上に立っている。そこに、アイスホッケーの姿でスティックを持って滑ってくる人物、ボスである。チャン会長はスティックで強く打たれた。

地検を辞めウサン法律事務所に入ったチェ・ミョンヒは最初から横柄な態度で臨む。エースのチャヨンはメラメラと敵対心の炎が燃え上がる。

ホン弁護士ヴィンチェンツォが気に入った様子。安い食事をごちそうすると、韓国のお酒の飲み方を教えたりする。二人は本音で語り合う。ヴィンチェンツォが「藁」に加わった形。

【バベルグループ+ウサン法律事務所】VS 【住民+「藁」法律事務所ヴィンチェンツォ

ウサン事務所は、住民を撤退させるため強硬手段を講じてようとしていた。2日後の午後11:00から、周辺のビルを壊し始めるのだ。これは「クムガ・プラザ」住人にとって危険である。チャヨンは父に知らせようとするが、彼はその頃、別の重要な電話を受け取っていた。バベル製薬、新薬開発チームから逃げた研究員から「真実を話したい」との連絡を受けたのだ。誰にも告げず、その人物に会いに行くホン弁護士

住人たちは、工事の日、避難するかどうか会議を開いていた。会長のホン弁護士は不在なので、ヴィンチェンツォに意見を求める住人たち。しかし彼は呑気にSNS に講じていた。

周辺ビル取り壊し当日、チャヨン(娘)は心配でたまらず現場に急ぐ。

その頃、ウサンのハン代表とチェ・ミョンヒの元に、新薬開発メンバー失踪の情報が届き、二人は怒り心頭に達していた。

「クムガ・プラザ」周辺は、盛大なパーティーが行われていた。ヴィンチェンツォがSNSで発信し、イタリア大使も招いた盛大なパーティ。その様子はSNSで実況もされていた。

隣のビル取り壊しはひとまず中止になった。


これが2話までのあらすじ。3話以降、ますます面白くなります。引き続き書いていきます。

お読みいただきありがとうございました。

3話4話は以下でまとめています。

Drama
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