
15話~16話のあらじと感想を簡単に。
*ネタバレあり。
注意:引き続き、ヴィンチェンツォは、ヴィンと省略します。
エピソード 15
14話の最後、殺し屋3人に銃を突きつけられたヴィン。絶体絶命のピンチをどう切り抜けるか?
インザーギ登場!!!
”クルゥーー”と鳴くと、突然、無数のハトの群れが屋上に現れ殺し屋3人を襲ったのだ。
そうきたか!!!グァハハハハとTVの前で大爆笑!
確かに前回、ヴィンがインザーギに餌をやりながら「言葉がわかるのか?恩返ししてくれよ」と話しかけていましたよ、でもここで恩返しするとは! 初回から登場してヴィンの睡眠の邪魔をしていたが、こんな重要な登場人物(人鳥?)だったのか!深い脚本に感服(笑)遊び心、最高です!
バベル:ハンソクとチェ弁護士
ペーパーカンパニーの証拠を掴まれて、チョ弁護士はハンソクに海外逃亡を促す。仕掛けたヴィン殺害計画も失敗に終わり怒りのハンソク。
空港に向かおうとすると、検事のチョン・イングクが逮捕状を持って現れた。ヴィンたちから全ての証拠を受け取っていたのだ。手錠をかけられ車に乗り込むハンソク。
チョン・イングクの裏切り
翌日の朝、チョン検事によってバベルグループに対する公式発表がなされた。
ヴィン、チャヨン、プラザ住民全員がTVの前で「ハンソク会長逮捕の発表」を待っていた。しかし発表は「私は功名心に走りの前会長時代に過剰捜査で左遷され、その復讐心から根拠のない主張でチャン会長を起訴しようとした。自身の非を認め、会長に心よりお詫びし、本日よりバベルへの全ての嫌疑を取り下げ捜査を終結される」という内容だった!
彼はハンソクを捕らえた時に取引したのだった。「強力で逃げられな証拠を持っている。まず部長昇進、望みは検察総長。それほどのネタを持っているとしたら?ギロチン・ファイルを」と。
怒り心頭のチャヨンに「冷静に」とヴィンは慰める。が、自分はチョン検事の自宅を訪れ、奥さんと娘さんと仲良くなり揺さぶりをかけた。「許してくれ、なんでもする」というチョンに「お前をまだ殺さないよ。裏切り者をすぐ殺すのは寛大すぎる。すべてを手に入れた時、殺してやる」と言い捨てて去った。
チョン汚い奴、最低!一番腐っていたのはチョン!(私も怒り爆発です!)
ハンソクの次の行動
すべての嫌疑から解放され、チョン検事も味方にしたハンソク会長は、”テチャン日報のオ社長”と会った。先代時代から、バベルが有利な嘘の情報だけを記載する最低の新聞社に、また嘘の記事を掲載させた。
ヴィンとチャヨンとオさん
チャヨンは、オさんからのマフラーをプレゼントされ(前回)、入っていた手紙を読み涙ぐんだ。
ヴィンはチャヨンのお供でバッグを買いに。チャヨンから「オさんへのプレゼントを選んで」と頼まれ白いバッグ選んだ。「お母様に自分から渡して」の言葉に驚くヴィンだったが、チャヨンからは「これまでの様子を見てるとわかるわ」と。
病院にオさんを見舞う二人。チャヨンからは「外出しましょう」と誘われ、ヴィンからバックをプレゼントされ喜ぶオさん。
二人が帰ろうとするとオさんが「お願いがあります。再審を申請したい」と言った。「今までは勇気がなかったが、死が近くなって勇気が出てきた」と。「やりましょう。すぐ準備を始めましょう」と答える二人。
藁:ヴィン、チャヨン、事務長
”テチャン日報の嘘の記事で、バベルの株は鰻登り。怒り心頭のチャヨンと事務長だが、ヴィンは、白いUSBをカタカタと見せて ”これがギロチン・ファイル”と言った。(チェ社長からDの印の金塊を奪った時、中をこっそり抜きとっていたのだ。)
興奮する二人!!悪党が悪党の弱みを握るために、少しずつ小出しにして使おう!と3人。
ギロチン・ファイルは驚きのラインナップ!今回のターゲットは「バベルとテチャン日報」と話していると
突然、バベルのハンソ(弟)が現れた。
「兄を殺すことが目的じゃない。バベルを健全に経営したいんだ」と訴えるハンソに、ジャンとチャヨンは「良い考えだが、その器があるのか?」と。3問クイズを出して、全てX回答のハンソは、軽くあしらわれ事務所を出て行く。(今後、ハンソがヴィン組に入りそう)
ハンソクとチェ弁護士
ハンソクたちは「ギロチン・ファイルは、自分たちこそが持つべきもの」と話していた。
ヴィンの殺害に失敗続きのハンソク。「大事なものを奪われてばかりだ」と言う。
「何を奪えばヤツは苦しむ?」「1つだけあげるとすれば、、、家族を調べますか?」とチェ弁護士。「家族?大切なのか?知らなかった。それにしよう」とハンソク。(ここの会話で、ハンソクが家族の愛を知らない、ということがわかりますね、行き届いた脚本。)
後日チェ弁護士は、ヴィンの母親の情報を入手、入院先の病院を調べていると報告する。
藁:ヴィン、チャヨン、事務長の計画
3人は、ギロチン・ファイルから、テチャン日報のオ社長とハンソク会長の情報を得た。
オ社長は兄を崖から突き落として殺害し、自分がテチャン日報の社長になった。
ハンソクはサイコパス。高校生の時に同級生をいじめて殺害した上、時計を戦勝品として持ち帰り自慢していた。ハンソ(弟)はハンソクのいじめで情緒不安定となり麻薬を常用していた。先代の父がハンソクを逃すためにアメリカに留学させた。
テチャン日報のオ社長は、何事を決定するにも、怪しい占い師に相談し言う通りにしていた。ヴィンたちは前科もあるその占い師を拘束し脅し、オ社長に別の占い師を紹介させる。
その、偽占い師にヴィンたちが扮装した。インザーギが象徴のようである(爆笑!)(純白の韓国の民族衣装の3人、本当に美しい!髪に白い花を飾ったソン・ジュンギさん、可愛すぎ!!)
新しい占い師(ヴィンたち)を疑っていたオ社長だが、ヴィンが亡くなった兄に扮して自分を呼びパニックに。5日の命と限定され、命を伸ばすには「バベルについて真実を報道すること」と占われる。
翌日の新聞に真実が報道されるとバベルの株は急落。それでも命はあと4日の占い。ハンソクの高校生の時の悪事を新聞に掲載し、『生』との占いが出たのだ。
高校時代の殺人が報道され怒り心頭のハンソク。ヴィンたちがこの件に絡んでいることを突き止め、テチャン日報のオ社長殺害し、ヴィンを犯人にする罠を仕掛けた。
ヴィンは怪しい人物をプラザで見かけて追うが、これが罠だった。見失い屋上に上がると上から人が落ちてきた、オ社長の死体だった。同時に警察が現れ、ヴィンを殺人の現行犯で逮捕しようとした。
エピソード 16
15話は冒頭で爆笑、その後もコメディータッチの表現が多く(でも内容はしっかりしている)とても楽しく見ることができたが、16話は、ちょっと、いえ、かなり辛いです。良い場面があるから余計に辛い、、。順を追って簡単にあらすじを。
罠に嵌められ、テチャン日報のオ社長殺害で逮捕されそうになったヴィンだが、プラザの人たちの協力で、真犯人を捕まえ警察に連行した。
バベルとウサン:
ハンソクは「高校時代の殺人のことは、父とその時の検察以外は知らない。オ社長はヴィンから情報を得たのだろう、ということは、ヴィンがギロチン・ファイルを持っている。韓国を揺るがす情報が彼の手にある。手に入らないなら、ビルごと破壊するしかない」とチェ弁護士に言う。
ハンソクは、ハンソをグムガ・プラザが見える向かいのビルに連れてきた。そしてグムガ・プラザを爆破するように指示する。
翌日、一人の女性が「ガス点検です」プラザの食堂に現れた。
ヴィンとチャヨンとオさんの外出:
オさんとの外出の日。オさんはお化粧もして綺麗な洋服を着て車椅子に座っていた。
オさんの行きたい場所は、写真館。1人、3人、最後はオさんとヴィンが二人で写真を撮った。そして車椅子をおしながら公園を散歩。「こんな贅沢ができると思わなかった」と言うオさん。チャヨンは用事があると去り、ヴィンがオさんの車椅子を眺めがいいところで止める。オさんはこれまでのことを、他人に話すようにヴィンに話す。二人はそれぞれ前を向いたままで。(とてもいい場面。詳細を書くと良さが失われるので書かずにおきます。)
病院に戻りベットに入る前に、オさんがチャヨンを抱きしめ「ありがとう」と。そしてヴィンに近寄って、何も言わずにヴィンを抱きしめた。ヴィンも躊躇しながらもオさんの背中を抱きしめた、、(この場面があって良かったです。)
グムガ・プラザ:危機一髪
二人がプラザに戻ると、質屋の二人に子供ができたと住人たちが喜んでいた。全員で『お祝い!」のディナーがイタリアレストランで行われていた。
その時、サイレンの音が。たくさんの消防自動車がプラザに止まった。
レストランの外に出ると、ビルにはガスの匂いが充満していた。ガスは食堂から。消防員が見つけた時計を見たヴィンは、奪い取って廊下を走り窓から外に投げた。落ちると同時に時計から火が出た。危機一髪でガス爆発は回避された、、、が、誰も消防署に通報した人はいなかった。
バベル:ハンソク、ハンソ、チョ弁護士
ハンソクはハンソを呼び出し「爆破もできないのか!」と物を投げつけた。おでこから右目の横に傷を負いながら「別のバカな方法を考えます」としらばっくれるハンソ。(なかなかいいね!)。
そこにチェ弁護士が現れハンソは退出。オさんの入院している病院と彼女の写真を持ってきた。
藁:ヴィン、チャヨン、事務長
3人で「誰が通報したのだろう」と話しているところに「グッモー」と現れたのはハンソ。80年代のような変わった格好をして。思わせぶりに右目上の傷を見せ「みんなを守ために得た名誉の負傷」と、昨日消防車を呼んだのは自分であることを告白する。そして、そろそろ俺の言うことを聞いてくれよとヴィンに頼む。「聞いてやるよ」とヴィン。
屋上でチャヨンに「聖書のように『バベルの塔』は崩れる。審判を下す神に引き渡す」とういうヴィン。倒す方法を聞かれ「雑魚で大きな魚を釣る」と。(ここは聖書の知識がないので意味が分かりませんが、今後の展開で明確にされるでしょう。)
チェ弁護士
ソウル南東部拘置所から一人の人物が釈放された。チェ弁護士の指示で、チャヨンの父(ユチャン弁護士)を車で殺害した運転手を刑務所の中で殺害した男であった。チェ弁護士の乗った車が現れ、その男に乗るように命令する。
オさんに近づくハンソク
車椅子で屋上に来たオさん。ヴィンとの写真を見ようとして落とした。それを拾ってあげたのはくハンソク。「息子さんはイケメンだ」と渡してあげた、、(怖いですね)
クライマックス
ヴィンは、オさんのお見舞いに、屋台でフナ焼きを買っていた。
その頃、病院では刑務所から出てきた男が、オさんの病室に入り、オさんの首を絞めていた。
ヴィンが病院に行った時、その男と階段ですれ違ったが、、、。
病室に行き、オさんが殺害されていること知ったヴィン、、、。チャヨンも病院に駆けつける。
監視カメラの映像から、アンチーム長が犯人の身元を割り出し、ヴィンは男の元に向かう。チャヨンに「戻るまで、母さんのそばにいて」とお願いして。
一方、犯人から連絡を受けたチェ弁護士とハンソクは歓喜のダンスを踊っていた。。。
犯人の家に行き、容赦無く痛めつけるヴィン。「お前は誰を殺したと思う?俺の母親だ」と静かに言いライターをカチカチ鳴らしながら「誰の指示だ」と。
ハンソク、ハンソ、チェ弁護士、ハン代表が一同に会していた。
「さあ、今夜は死ぬほど飲もう」とハンソク。「ずいぶん上機嫌ですね」というハンソに「あいつの母親を殺した。30年ぶりに息子と再会した母親を。ヴィンチェンツォも絶望しているはず」絶句するハンソとハン代表。二人が「刺激しない方が、、」と弱気に言うと、チェ弁護士が「二人は組んでから似てきた。裏切り者」罵る。
ヴィンは殺し屋に案内させてハンソクの別荘へ、護衛たちを次々に倒しながら、、
チェ弁護士は、ハンソとハン代表と言い争っている。その時、チェはドアが開く気配を感じる、、
血まみれの犯人が「弁護士さん、、、、助けて、、、」と言い切る前に、ピストルの玉が貫通した。そこにはピストルを構えたヴィンが銃口を向けて立っていた。飛び散った血飛沫を浴びて震えるチェ弁護士、驚愕のハン代表、ハンソ、そしてハンソク、、、、
緊迫感最高潮で16話が終了しました。
1週休みがあり、今日(4/24)に17話がアップされているはずです。
今から、17話を見たいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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