『私の解放日誌』3話4話 あらすじと感想【丁寧に描かれる日常、そして変化の兆し】*ネタバレあり

『私の解放日誌』3話4話 あらすじと感想を書きます。

*ネタバレあり

1話2話のあらすじは以下でまとめています。

第3話 あらすじ

ミジョンは、クに向かって「お酒以外にすることをあげましょう。私をあがめて」と言った。

「俺の何を知っている?男に金を貸しただろう。男を信じるな、踏み倒しても泣き寝入りする女を知っている。問題をすり替えるな」とクは言った。

「お金が戻ってきたら問題は解決する?満たされたことがないし周りはクズばかり。偉そうに勝手なことをほざいて、、」とすごむミジョン。

「悪いな、俺もクズだ」クは言い家に入った。


ミジョンは、上司に資料を提出。席に戻ると、金を貸した男からメッセージが。

”お前だけには毎月返済してきた。ひと月途切れただけで、あちこち連絡して!セヨンに連絡したら金は返さないからな”と。

同時に、また上司の舌打ちとダメ出しの声が、、、。

「クソ野郎」ミジョンの独り言の声が大きかった、、凍りつくオフィス。

上司が顔を上げ「今のは僕のこと?」と。「いいえ、メッセージを見て」と消え入る声のミジョン。

書類はまたやり直しに。「自覚はあるようですね」とミジョンを慰める後輩。


ドゥファンは、喫茶店を営業しているが、客は来ない。たまに来ても「コーヒー豆が古くて、まずいです」と言って客を逃す。

チャンヒは、自分の友だちの結婚式に、イェリン(元カノ)がおしゃれをして来ていたと怒った。「僕をダサくてたまらないと振りながら、友だちになろうだと?別れたら赤の他人、きれいな別れなど存在しない、、」延々と文句が続く。


キジョンはブラインドデートに。

相手男性から「友だちがあなたを”受けとめる女”と登録していたが、なぜか?」と聞かれた。

「友だちと”究極の愛の形”について話した時、歴史の教科書で見た、”斬首された夫の頭をスカートで受け止める女” が思い浮かんだ。大人になって分かった”受け止めるべきだ”と」と夢中で話し、相手の男性の目を白黒させた(笑)

ドゥファンの店で、その話をみんなにするギジョン。チャンヒが「初対面の男性に話す事?姉さんは一生独身で」と延々と言い、二人はまたケンカ、口を挟まないミジョン。

チャンヒが、ク氏に酒をもらってきて、とミジョンに言ったが、ドンファンが「お酒はないはず、依存症の人は、飲み出すと際限がなくなるからストックは置かない」とクの呑むスタイルを話した。

チャンヒは、クの家を訪ね、一人で勝手にしゃべりまくり「誰かと飲む方が楽しいですよ。俺にも一杯」と棚を開けてグラスを出そうとして、クにピシリと閉められた(督促状があったから)。

「バカにしているのか?」クの低い声に焦るチャンヒ。


翌日、キジョンは、宝くじを買った上司を見かけ、思い切って話しかけた。

「宝くじを女子社員に配ってますよね?私は1枚もいただいていませんが」と。

上司は「本当に?無意識だった」と驚いた。二人はお茶を飲みながら話した。

「誰でもいいから冬までに相手を見つけたい」と言うキジョンに上司は、

「恋愛にも、ロマンス以外に、コメディー、スリラー、ヒューマンドラマ、サスペンスなどジャンルがある。君の長所なら ”ヒューマンドラマ、生活態度、つまり人柄を重視”。そのことを念頭に置いておき、いい人が現れたら告白を。運命の相手は、時がくれば向こうから来ます」と恋愛指南をした。

キジョンは、帰りの電車で、イェリンを見かけた。二人で”タンミ駅”で話した後、彼女は終電でソウルに戻った。

家に戻り、チャンヒに「なぜイェリンに振られたフリをしたの?映画の約束も、食事の約束も破って、振られるように仕向けたのね。タンミ駅に来て泣いて帰ったわ」と言った。

「俺を見下しているとはっきり分かったんだ。経験がある ”こいつは三流だ”と。俺が三流なのがバレて別れたことにはしたくない。分かっている、あいつにとって俺は最高の男じゃないと」とヒャンヒは反論。

沈黙する3人、、、

チャンヒは、クの家に行き、先日の無礼を謝り「たまには一緒に飲みましょう。1985年生まれです、”兄貴”と呼びます」と言って戻り、外で水を浴びた。


ミジョンは、昨夜のヒャンヒの言葉に心の中で同意する。

私たちを苦しめてきたのは「お前はちっぽけな価値のない存在だ」と言う視線、近づけば、欠点ばかり指摘される関係』

「お前は誰かを満たしたことがあるのか?」クの問いが蘇る。


幸福支援センターからまた、部長、チョ・テフン、ミジョンの3人が呼び出された。

テフンが「3人で何かしませんか?」と提案。

ミジョンは「やりたいです。解放クラブ。息が詰まりそうな抑圧された気分から、解き放たれたいです」と言った。同意する二人。

センターの担当者は、怪訝な顔で

「3人で?”解放クラブ”と言うのは何をするんですか?」と尋ねた。

”解放”します」と部長が代表して答えた。

担当者「???」困惑の表情。(笑)


クはミジョンから「私があがめてあげましょうか?満たされたことがなさそうだから。」と言われたことを思い出し考え込んだ。

翌朝、すれ違った。ミジョンは「挨拶はしましょう」とクに話しかけた。

「バスが来たぞ、走れ」とクは言った。

バスに乗ったミジョンの顔に、これまで見たことがない、輝きがあった。

感 想

言うに言えない、魅力のあるドラマです。

登場人物の性格が少しずつ分かっても来ました。

チャンヒ、すごくしゃべリます!姉のギジョンとはいつも口げんか、友だちのドゥファンには一方的に。

今回は、ミジョンの”私があがめてあげましょうか?”と言う言葉に、クが明らかに”揺さぶられている”と感じました。

そしてミジョンは、2人の同志と”解放クラブ”という同好会を作りました。

「何から解放されるのか、解放されるために何をするのか、そこから考えましょう」と始まった”解放クラブ”、、何かが動き出す、、ワクワクです。



第4話 あらすじ

父は食事が終わり仕事に。母、ミジョン、クが残り食事中。

「めったに人を褒めないあの人が、クさんは優秀だと褒めてた。ミジョン以外を褒めるのを初めて聞いた。この子は幼い頃からどんな機械も使いこなせた。学校から帰ったらすぐに工場へ。楽しかったから上達したのね」と母は、気軽に話した。

ミジョンとクは、一言も発しない。

キジョンとチャンヒが同じバスで帰ってきて、またケンカ。玄関で、キジョンが投げたスリッパが、チャンヒではなく、ミジョンの頭に当たった。

ミジョンは、何も言わずにスリッパを拾って、玄関から遠くへ放り投げた。一部終始を見届けるク。

夜、チャンヒは、クと一緒に外の縁台に座り飲みながら、

「ミジョンには気をつけてください。あいつは急にキレる、キレると怖い。後先を考えられなくなる。

ところで兄貴はどうしてこの町へ?出て行く人しかいない町へ」と聞いた。

降り間違えた」とクは一言。


チャンヒは、会社で問題を抱えていた。

「嫌いな店に朝一番に行く」と先輩が、ヒャンヒ担当のコンビニ店主に告げ口して、店主の機嫌を損ねた。朝一に行ったのは、徹夜で働いていた店主に早く休んでもらおうとしたのだったが、、。「先輩がお前の昇進を邪魔しようとわざと告げ口をしたのでは?」と同僚は彼に言った。

同僚とランチに言ったチャンヒ「相手の都合などお構いなしに話し続ける先輩、俺が死んだら、話を聞きすぎてストレスで死んだと思ってくれ。でも、俺は彼女には言わない。言うと同じレベルになるから。俺はもっと高貴な人と関わりたい、でも関われないのは俺が高貴じゃないから、科学的な事実さ、云々、云々、、」止まらない。「うんうん」と聞く同僚に、ハッと我に帰り「俺一人で喋ってる?同病?うるさいならそう言えよ」と(笑)。頷く同僚(いい人!)


ジェホ(父)は、シンクを設置したアパートの大家から「高すぎる、外して持って帰れ」と怒鳴られ、外して、トラックに乗せて帰った。

しかし、ジェホが車から降りた後、クがシンクを乗せたまま一人でアパートに引き返し、、、トラックの荷台をカラにして戻ってきて、ヘスク(ジェホの妻)に受取った代金を渡した。

「あの頑固なじいさんをどう説得したのか」と母はいぶかっていた。

食料を持って、クの家に来たミジョン。

「親父さんとそっくりだな、受け取るべきカネなのに遠慮して黙ってる。俺が督促を?」とク。

「縁のあった人と争うことを避けたがる人はいる。お金を失うより、自分までおとしめて憎み合う方が苦痛だから」とミジョンは言った。

「本人の勝手だ。俺もあんたも改善の余地はない」


キジョンは、例の上司から宝くじを10枚もらった、謝罪です、と。


チャンヒに、コンビニ店主の一人”ピョン・サンミ”からまた電話が。彼女のグチに1時間以上も付き合った。

夕食の席に戻ったチャンヒに、いつも無口な父が

「これからの人生の計画はあるのか?女のグチを聞くのが仕事か?男のくせに無計画に生きるからあんな電話も切れない」と怒った。

「じゃあ、父さんは計画どおり?嫌味な娘や口の悪い息子を持って、仕事を掛け持ちしながら乗用車も買えず、エアコンもない工場で蒸されて、そんな生活を思い描いてた?」と言い返してしまった、、。

チャンヒは言いすぎたと、ドンファンの店に逃げ、戻ると、父は黙ってテレビの前で座っていた。


”解放クラブ”の初めての活動の日は、ひどい雷だったが、予定通り3人は集まった。

向かい合って話すが苦手という部長、窓際の席に3人並んで座り、激しく降る雨を見て話した。


キジョンは、美容整形に行った。担当者は、高校時代の同級生”チョ・ギョンソン”だった。

実は、キジョンは、”シングルファーザー”と悪口を言った焼肉屋で彼女を見かけた。そこにいたシングルファーザーの姉で、後から入ってきた人だった。

目の施術を安くしてもらって、彼女は、ギョンソンと彼女の姉が経営している居酒屋に来た。そこに、チョ・テフンが娘と入ってきた。娘はキジョンを見て無視。団体客が入ってきて、テフンはお店を手伝い始めた。

会計の時、テフンは、キジョンからは、お酒代しか受け取らなかった。「また来てください」と言われ、キジョンは彼に「あの日のお詫びに。もらいものなんです。当たったら何かおごってくださいね」と宝くじ5枚を渡した。

テフンが気になり、生活態度、つまり人柄を重視 の言葉を思い出し眠れないキジョン。


外は大雨、雷の稲妻が激しい、、。クは外のいつもの縁台に座っていた。

ミジョンは雨を見ていた。「解放クラブ、なぜ思いついだんた」と部長の声が蘇る。

『みんな雷を怖がるけど、私は落ち着く。やっとこの世が終わる。ここから抜け出す方法が分からないから、全てが終わるのを望んでいるのかも。どうぜみんな死ぬのに何が楽しんだろう。とにかくこの場所から解放されたい、心から幸せと喜びを感じたいです』

激しい稲妻で漏電し、あたりは停電した。

ミジョンは外に出て、クのところに走っていき「早く中に入って」と叫びながら、彼を家の中に入れた。


休日の農作業をミジョンとチャンヒが手伝っていた。

チャンヒは、父に話しかけようと側に行くが、父は彼を避けた。クが来た。

休憩中に、ミジョンの作業用の帽子が風に飛ばされ道の向こうに。

クが「とってきます」と、助走をつけて走り、道を跳び越えた、跳躍選手のように。

『本当か?春になれば別人になってるというのは。あがめるとは?』

『応援するの。何でもできる、うまくいく、そう応援を』

帽子を拾って、また反対側から、走って跳躍、、、空に舞上がるク、、、

感 想

このドラマには、すごく無口な3人が登場します。

ミジョン、謎の男ク、父のヨン・ジェホ。

ほとんど言葉を発しない、最低限の返事をするぐらい。

しかし、ミジョンの心には、さまざま思いが渦巻いている。

雷の夜にモノローグとして語らた彼女の心からの願望『解放されたい。幸せを感じたい』それは、部長たちに実際に語られたのでしょうか?それとも、いつものように、彼女の心の中だけで発せられたのでしょうか?

クの最後のモノローグは、実際にミジョンと交わされた会話なのか? 彼も、きっと、心の中で多くの思いを抱えているのでしょう。

普段から無口で、余計なことは言わずに黙々と働く父、しかし、息子の長電話に耐え切れず意見をし、返された息子の言葉に深く傷ついた。緊迫感ある場面でした。チャンヒも言いすぎた事がわかったが。父は、傷ついても、変わらず、淡々と働き続ける、、。

反対にしゃべりすぎるミジョンとチャンヒ。

特に、チャンヒのしゃべりは、だんだんとスピードをあげ加速して行く、、よくあれほど次から次への言葉が出ると思うほどに、そして、的を得ている。人の悪口を言いながらも、自分のことを客観視できているのが、面白いです。

でも、加速しすぎで、これ以上言ってはいけない線の手前で止めることができない。スピードが出過ぎた車のように、危険な領域に入っていく。


5話以降のあらすじは以下でまとめています。

Drama
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