第8話 あらすじ
お祓いの最中に、死んだシアがパク霊媒師に乗り移り、「ここに私を殺した人がいます」と言って倒れたものだから、住民たちは動揺し、みんなそそくさと帰って行った。
ソヌがパク霊媒師を連れて帰って看病した。霊媒師は翌日目覚めたが、「犯人がいる」と言って倒れたことを覚えていなかった。
住民たちは霊媒師が犯人を知っていると思い込み、彼の周りには人盛りができた。彼は「近い内に次の事件が起きるような、、」と意味深に話した。
”ムジン茶房”の従業員のエランが、配達に行ったきり夜になっても帰ってこない。
翌日、同僚が警察に相談に来て、ムンが話しを聞いた。
「昨夜からエランが帰ってこない。マダムは逃げたと言うがそうは思わない。彼女を捜してください。かわいそうな子なんです。幼い頃行方不明になった弟がいるかもと、あらゆる養護施設に送金してた」と話した。
パク霊媒師が家から出ると、外は大変な人盛り。「予言通り事件が起きた。ムジン茶房のエレンが消えた」と住民たち大は興奮で、各自、占ってほしいことで列を作っていた。霊媒師商売大繁盛!!!😆
イェブンは、自転車に乗っているソヌを見かけ、強引に荷台に乗り彼の作業場に行った。彼はそこで木工をしていた。
ムンは二人乗りの自転車を見かけ後を追い、イェブンを連れ出しムジン茶房に連れて行った。
茶房のマダムは、エレンは帰省中だとウソを言った。イェブンはマダムのお尻を触った。
マダムは、エレンに洋服や化粧品を買い与えたが、それを彼女の借金にして、彼女を縛っていた。
イェブンは、同僚の女性のバイクのキーホルダーに見覚えが、ソヌの作業場のキーホルダーと同じだった。同僚は「エランの手作り。2つ作ったので1つずつバイクのキーホルダーにした」と話した。
イェブンはソヌのお尻を触った。ソヌは中古のパソコンを購入、出品者の高校生が赤いバイクで届けに来た時、後ろに乗っていた女子高校生からキーホルダーをもらったのだ。
イェブンは、バイクの高校生の名前を知るために、オッキの子分、高校の先生のお尻を触った。”ト・ヒョヌ”、彼が重要な証拠品のバイクを盗んだと聞いた先生は、「バイクを捜すのは僕に任せてほしい」と言った。オッキがオートバイの後ろに先生を乗せ、逃げるヒョヌを追った。先生は、どこでバイクを盗んだか聞き出した。オッキは、先生の愛情ある指導に感動した。
ムン刑事とイェブンは、ヒョヌがバイクを発見した場所を調べた。血痕、被害者を引きずった跡、凶器の包丁まで見つかった。
ムンは、犯行現場の防犯カメラを見つけた。
鑑識の結果、凶器に付着した血液とエレンのDNAが一致。
防犯カメラを分析すると、レインポンチョを着た犯人が、エレンを追い回しているのが見えたが、後は死角で写っていなかった。
ムンとイェブンは、当日、エレンが向かった先を調べた。最初の配達先の社長のお尻を触り、エレンがその後、茶房とは逆方向に向かったと分かった。
2人が同じ方向に行くと、グァンシクさんの牛農場に着いた。
おじさんは、エレンとは親しくないと言い、ムンの脚を触ろうとしたので、イェブンは急いでムンを連れ出した。
「おじさんはウソをついている。エレンはよく来ていたし親しかった。おじさんはもう一人の超能力者で、脚をさわると過去がみえる」と話した。
グァンシクのトラックが農場を出たので、二人は彼を尾行。商店街で見失い、イェブンとムンは二手に分かれた。イェブンがトラックで去るグァンシクを見つけて、タクシーで尾行、ムンは自分の車で追いかけた。
倉庫のような場所でトラックがとまり、イェブンはグァンシクを追った。
イェブンの尾行がグァンシクに見つかり、彼女に危険が、、
しかし現れたムンは二人を無視して奥に入った。「出てきてください」と言うと、隠れていたエレンが出てきた。
その時、グァンシクがイェブンの脚を触った。
ムンは最初から、連続殺人ではないとわかっていた。防犯カメラに堂々と映り、凶器も置いてあり、血痕も妙だった、と彼は言った。
おじさんは「エレンには借金があり、私が返すと言ったがマダムは受け取らない。エレンが逃げないように負わせた借金だから。彼女が生きるためには死ぬしかなかった」と言った。
二人は署へ同行されることになった。
車に乗る前にグァンシクが、「流れ星が落ちた日、あの場にもう1人いた。さっき、脚を触った時に見えた。もう一人超能力者がいる」と衝撃的なことを言った!!😳
感 想
グァンシクおじさんが犯人でなくて良かった!以前にも書いたけど、彼のファンなので😆。
おじさんとイェブンが、お互いにお尻と脚を触られないように、腰と脚を揺らすのがおかし過ぎで😂、、。
オッキと子分の高校の先生に新たな恋の予感、高校の先生がいい男に見えてきました❤️
サスペンス側面では、
- もう一人、超能力者がいる!衝撃の事実が判明。誰なのか?連続殺人犯と関係が?同一人物なの?全く見当がつきません。
- パク霊媒師は、今一番のホットな人物、商売大繁盛でウキウキ❗️しかし、彼がソヌを見るめる目は、何かを疑っている?
- ソヌはまだつかみどころがない。しかし、イェブンに超能力があることも、自分のお尻に触って情報を得たことも分かっている気がする。彼が、もう一人の超能力者?
- イェブンのお祖父さんとチャ議員の間も怪しい。お祖父さんは、昔は敵だったチャ議員の選挙を手伝っているらしいし、名簿盗難の件もうやむやなまま。
来週、新たな殺人事件が起きるようですが、怪しい人物が何人かいますね。バラバラにみえる関係にどんな繋がりがあるのか、期待が膨らみます。
第9話 あらすじ
国会議員投票日、チャ議員は一番に投票して、並んでいる住民たちに挨拶。
ソヌが通りかかり、霊媒師から「投票は?」と聞かれ「入れたい人がいなくて」と議員に聞こえるように言って去った。
グァンシクさんとエレンは、署でムン刑事から取り調べを受けた。軽犯罪、即決裁判で罰金刑で済み、2人は自由の身になった。
イェブンは、ムジン茶房のジスクに「エレンは無事、グァンシクさんと警察署にいる」と言ってしまった。
2人が警察署から出てくると、茶房のマダムたちが待っていて、エレンは茶房に連れ戻された。
グァンシクさんはイェブンに、エレンが連れて行かれたと文句を言いに来た。
イェブンは驚き、ジスクに理由を聞いたが、「エレンが逃げたら、私が借金を返すはめになる」と言った。
ウォン班長は、警察の前で待っていたヒョノクの元夫を「俺の方がヒョノクを千倍も愛してる」と言って殴った。ヒョノクがそれを聞いていて、公園で二人で座って話した。その様子をヒョノクのお父さんが見ていた。
イェブンは落ち込んで昼間からお酒を飲んでいた。そこにソヌが来た。
彼女が「人って分かりませんね」と言うと「人を簡単に信じちゃダメです」とソヌは言った。
イェブンは急に酔って、ジスクの不吉な夢を見て出ていき、ケイタイを忘れた。ソヌがケイタイの表面に手を置いた。
イェブンは、ジスクの力になると言って、彼女の配達のスクーターの後ろに乗り、強引について行った。
灯りもない夜の田舎道で、イェブンは置き去りにされてしまった。彼女は、夜道を彼女の後を追ったが、途中でスクーターが倒れていた。
イェブンは”ホタル”を捕まえて、そのお尻?から映像を見た。ジスクは、レインポンチョを着た人物に連れ去られていた。イェブンは二人を追い、ジスクを救い出して、人に知られていない道に移動した。通報しようとしたが携帯がない、彼女は助けを求めに行った。
大通りでバスを止め、町に戻った。
チャ議員が当選し、選挙事務所の周りは車と人だかりができていた。
数人がケガをしているイェブンに「大丈夫か?」と触れた。
警察署の前でムン刑事に会い、2人でジスクを救うために急いだが、彼女は胸に包丁を刺されて亡くなっていた。
イェブンは、ジスクが襲われた様子をムンに話した。隠れた場所は簡単に見つからないし、誰にも言ってないのに、なぜバレたか分からないと。
「犯人に超能力があったら?」とムンが言った時、イェブンは「流星群の夜、他にも人がいた」とグァンシクさんが言ったことを思い出した。
「俺の所に来る途中で会った人の誰か犯人だ。犯人はお前の超能力を知っている。読まれないために目を閉じる。だからめちゃくちゃな刺し傷なんだ」と。目を閉じているの時は、”ブラック画面”になる。
イェブンが会った人たちは、”霊媒師さん、オッキのお父さん、祖父、チャ議員、ナ刑事、ソヌ”。
ムン刑事は、グァンシクさんに協力してもらうおうと、彼の喜ぶことをした。
彼は無理やり「ムジン茶房」でバイトをして、客を怖がらせ、商売を妨害。借金を返すことを条件にエレンは自由の身になった。グァンシクさんがエレンを迎えに来ていた。
イェブンの祖父は、ムジン署のウォン班長を訪れた。
「これを渡しに来た」と1冊の分厚いファイルを出した。「私が長い間調査して来た事件なんだが、もう続けられそうにないから、君に託したい。調べていくと君もよく知ってる人物に行き当たる」と祖父は言った。
「それからもう一つ、厚かましいが、ヒョノクをよろしく頼む」と祖父は言った。
ウォン班長は、その資料の新聞記事の写真の中に”チャ議員”を見つけた。
その時、チャ議員が来て、班長に「連続殺人事件は100%確かか?全国的に知られれば、ムジンのイメージが。慎重を期すべき、マスコミに知られないように」と指図した。
当選した途端、議員風を吹かせるチャである。
グァンシクさんが協力してくれることになった。
流星群の日の別の人物を確認するために、イェブンの足を再度触ってよく見てもらうことに。
一触りして、よく見える!と感激。刑事のマッサージ効果!じっくり見た後、
「院長、お祖父さんと仲が悪いんですか?このままでいいんですか?」と、イェブンは秘密を見られてしまった。
「1つ手掛かりになりそうなことが」と、グァンシクさんは2人を農場に連れて来た。
「人影があったのは向こう。その映像から身長は平均的、私より大きく、刑事さんより小さい。体格はこの枠に収まるほど、太ってはいない」と的確な描写。
ムン刑事とグァンシクさんは、コンビニの外のベンチでコーヒータイム、ソヌが店から出て来た。2人は、彼の外見がグァンシクさんが見たシルエットに似ていると思った。
イェブンは夜、ソヌと一緒に彼の工房に行った。ムンはイェブンが家にいないことに気づいて、ソヌの工房に向かった。
感 想
- 茶房のジスクが殺されましたが、連続殺人の3人にどんな共通点があるのか、全くわかりません。
- イェブンのお祖父さんが、ウォン班長に渡した”ファイル”、これがドラマの大きな鍵になりそうです。イェブンのお母さんの死にも関係ありそうです。
- お祖父さんが、班長に「ヒョノクをよろしく頼む」と言った時、胸がいっぱいになりました。班長とヒョノクさん、幸せになってほしいです。
- もう一人の超能力者は”ソヌ”で、彼はケイタイの表面を触ると、その中身が全て読めるのでは?と推察。でも彼が犯人だとは思えないです。
- チャ議員、かなりの悪人ですよね。でも、彼も犯人とは思えないですが。
- グァンシクさん、やっぱりカワイイ😍 エレンと幸せになれそうでよかったです。
- オッキと高校の先生がとんかつ(?)を食べる場面が、”私の解放日誌”のパロディーで、楽しませていただきました😄
第10話 あらすじ
ムン刑事は、キム・ソヌが、花柄の包丁を持ったのを見て、彼の工房に飛び込んだが、ソヌはリンゴの皮をむこうとしてただけだった(とんだフェイント!😅)。
ウォン班長は不動産屋に行き、ムジンに長く住んでいるおじさん2人に、過去の再開発騒動について聞いた。2人には思い出したくない事件だった。
「”再開発でマンションやリゾートができる、土地を買えば儲かる”と聞きみんな金を注ぎ込んだが、再開発は行われず、一部のヤツだけがもうけた。コン・ドッキョン、長く議員を務めたヤツで、買い占めてた土地を、地価が上がった時に売り払って大儲け、彼に下僕のように仕えてたチャ・ジュマンもかなり儲けた」と。
ムン刑事は、恒例の”イセエビまつり”が開かれ、住民のほとんどが参加すると聞いた。彼は、イェブン、グァンシクさん、オッキに協力を求めた。
グァンシクさんは、農場の牛乳を売るブースで、脚マッサージを無料でサービス。
イェブンは、霊媒師に彼女が占い、鑑定料は霊媒師が受け取れると話を持ち込み、ソヌに、椅子の座る場所が網になっている装置を作ってもった。名付けて”真実の尻”。
オッキが、住人を脚マッサージか、真実の尻に誘導する。
流星群の夜、グァンシクさんの畜舎にいたもう一人の人物”超能力者”をみつけるのがミッション。
まつり当日、チャ議員がまず「ムジンが観光特区の位置付けを得られるように全力を注ぐ」と挨拶した。醒めた目で彼をみつめるソヌ。
ガッキの手下たちが、ウォン班長とヒョノクさんを”真実の尻”に誘導。
イェブンはウォン班長のお尻を触った。彼は畜舎にはいなかった。祖父が警察署を訪れ1つのファイルを渡していた。
次は叔母のヒョノク:叔母が母に会っていた。記者の母が取材ではな、デモに参加してた。「路頭に迷っている多くの人たちが気の毒だ」と。
キム・ソヌが、牛乳と脚マッサージブースへ来た。グァンシクさんが脚マッサージを勧めたが、ソヌは固辞した。
ドッキ刑事が脚マッサージに来た。ソヌがムジン山に向かっているのがみえた。畜舎にちかい。
イェブンが住民のお尻を触ると、ソヌがチャ議員を追っているのが見えた。
ヒョノクはウォン班長の車の助手席に、1つのファイルがあるのを見た.。中に姉が最後に書いた記事もある。「姉はこの事件を調べて頑張ってたけど、調べ終わらないうちに死んだ」と班長に話した。
ムン刑事は、チョン院長(イェブンのお祖父さん)脚マッサージに誘導した。
ムジン山で、チョン院長はチャ議員に会った後、少し離れたところから、議員と秘書の動画を撮った。議員は「畜舎にいるチョン氏に会う」と言っていた。議員は流星が落ちる前に、畜舎に来ていた。
ムンたちは、チャ議員が超能力者かどうか確認することに。ガッキが議員を”真実の尻”に誘導した。
イェブンが触った。議員はチャン氏(グァンシクさんのお父さん)に、土地の売却をしつこく迫っていた、リゾート施設が立ち並び、ムジンが発展すると。しかしチャン氏は、強く拒否した。その後、中央党の最高委員から電話がかかり、畜舎を離れた(議員は超能力者ではない)。
畜舎の外に霊媒師の姿がみえた。
母が見えた。母が縛られ車に乗せられていた。翌日、母が乗った車が海から引き上げられた。前日の車の窓にチャ議員の顔が映っていた、、。
グァンシクは霊媒師の脚に触れた。キム・ソヌが、柱の後ろに立っていた!
感 想
わぁ〜、ここで第1話の冒頭の衝撃の映像、イェブンの母親の車が海から引き上げられる、がでてくるとは❗️
私はイェブンを、母が自殺して父親もいない為、お祖父さんの家に引き取られた高校生、よくドラマにある設定だなと思っただけで、全く第1話冒頭の映像にも、彼女の母の死にも関心を持っていなかったです。まだまだドラマを見る目が薄いです😰
ここで、母の死にチャ議員が関係している、祖父もそれをずっと調べていたことが分かりました。
そして、あの時、畜舎にいたのはソヌだと分かりました!
ソヌの家族も過去の土地再開騒動の犠牲者の一人で、チャ議員たちにお金と土地を騙し取られたのかなと推察。
霊媒師さんもなかなかいい味だし、オッキは誘導するのが上手、人の心を掌握できますね😄
第11話 あらすじ
キム・ソヌが畜舎にいたと分かり、ムン刑事はソヌを”真実の尻”に座らせようとしたが、彼は座らなかった。
イェブンは、チャ議員のお尻を触った時に見えた母とチャ議員の映像にショックを受けていた。
ヒョノクも、父が、ウォン班長に渡したファイルを見てショックを受けた。
翌日2人は、イェブンの母、チョン・ミオクのお墓参りに行った。
母は40歳で亡くなった。ヒョノクは「姉はいい記者だった、弱い人たちのために記事を書いてた。チャ議員に相談していた」と話した。
ウォン班長は、チョン院長から預かったファイルを持って、当時の再開発詐欺にあった被害者の一人に会いに訪れた。
彼らのデモの写真と記事を見せると、非常対策委員長の女性と彼女の小学生の息子が映っていた。班長はその女性の連絡先を聞いたが、行方不明になったと言われた。
チャ議員が祖父に挨拶に来ていた。イェブンは、帰る議員を追いかけ「母と親しかったと聞きました。母が自殺する前、おじさんには相談してたとか」と聞くと、議員は「お母さんはうつで薬を飲んでた。相談されたが私も忙しく、亡くなる数ヶ月前から顔を見ていなかった」と(ウソ)を言った。
ヒョノクは父に、なぜ姉さんの記事を集めていたの?と問いただした。父は「姉さんは自殺してない」と言った。
ムンは、キム・ソヌについて調べた。”前科なし、兵役免除、父は死亡 母は行方不明”。
ソヌが自転車で出かけるのを見て、彼の家に忍び込み、手帳の間に挟んであった子供の時の写真を見つけた。それはムジンの海をバックに撮られたものだった。
イェブンは、一人で海を見ながらお酒を飲んでいた。ソヌが来た。
「母を最後に見たのがこの海なんです。母がつらかったことも知らず私は幼すぎた」とイェブンが話すと、ソヌは「当時は、僕を置いて消えた母を憎みました。今はただ会いたいです」と言った。イェブンは彼の肩に手を置いて慰めた。
イェブンはムンに呼び止められ、ソヌは危険だと言われたが、彼女はソヌが犯人だとは思えない。彼には共感力があるから。彼女はムンに共感力テストをした、最後の「母がなぜ自殺したのか知りたいです」と言うと、ムンは驚き、黙り、不器用に彼女の肩に手を置いて慰めようとした。
翌日、ヒョノクはウォン班長に「”姉は自殺していない”と父が言った」と話した。二人は、チョン院長のファイルを持って出かけた。
彼らは、再開発ブームの時に、一番地価が上がると言われていた現場に来たが、土地は平地のまま放置されていた。「ユン議員が一坪10万ウォンで買い占め、観光特区の噂が出た時、一坪200万ウォンで残らず売った。結局、特区にもならず開発もされず、地価は暴落。その時、ただ一人、被害者側に立って記事を書き、一緒にデモをしたのがお姉さんだった」と班長は言った。
デモをした人たちに会いに行くために土地台帳を調べたが、ほとんどチャ・ジュマン名義に。1人だけ土地を売らなかった人に話を聞いた。
「当時再開発されると聞き1坪200万で買ったが、20万まで下がった。借金だけ残った。その時ジュマンがきて、借金だけでも返した方がいいと1坪50万でほとんどの土地を買った。俺はあんなヤツには売らなかった。再開発したら大儲けできるとみんなをそそのかしたユン議員の子分だったから」と。
チョン・ミオク記者のことを聞くと「非常対策委員長をやってたこの女性と親しかった。だが噂によると補償金をもらってソウルへ逃げたらしい」。女性の名前は”イ・ウンス”。
チョン院長は娘ミオクのお墓参りにきた。そこに”チャ・ジュマン”の花籠があったので、彼はそれを投げ捨てた、そこにチャ議員が来た。院長は最近よく目が見えないと誤魔化したが、、。
議員は、チョン院長が後継者名簿を持って帰り、翌日イェブンが返しに来たことを知っていた。議員は、院長を無理やり家に送ると言った。
チョン院長は、無事に家に届けられたが、イェブンに「支えてくれ」と助けを求めた。
ムンは「韓国大学」に行き、ソヌのことを聞いた。彼は急に大学院を辞めていた。”2019年のチャ・ジュマン”の講演会の後だった。ムンはその動画を見た。
チャが、農村に娯楽施設を整え若者を呼び込む、と演説していた。
ウォン班長とヒョノクは、イ・ウンスが10年前に住んでいた住所に来た。大家は彼女のことを覚えていた。「苦労人のお母さんだった、身一つで来て大変な思いをしたようだった。子供も飢えていた。数日で戻ると子供を置いて出て行き、戻らなかった。子供は1年後、施設に預けた」と言った。
チャ議員が事務所に戻ってきた。イェブンが彼の事務所に向かっていた。そこにレインポンチョを来て花柄の包丁を持った男が現れた、、霊媒師だった。
感 想
イェブンのお祖父さんが無事に家に戻れてホッとしました、、。
ソヌが、土地再開発詐欺にあった人たちのまとめ役、非常対策委員長のイ・ウンスの息子だと分かりました。彼のお母さんは、チャに酷い目に遭わされてソウルに逃げたのでしょうね。ソヌはその証拠をもってるのか?チャ・ジュマンにどのように報復しようとしているのでしょうか?
チャとユン議員は、土地を持っている住人から土地を安く買い、別の住人に”特区になる”とウソをつき20倍で売った。特区にならず借金を抱えた住民から、チャは1/4でまた土地を買い戻し、カネも土地も手に入れるというアコギが真似をしているわけです、、ほんとに悪人です。
霊媒師がチャを襲おうとしてましたが、、、彼が連続犯?違うと思います、犯行に計画性がなさすぎる気がするから。
第12話 あらすじ
レインポンチョを着て花柄の包丁を持った霊媒師が、チャ議員の後に続いて部屋に入ろうとした。イェブンは「おじさん」と彼を止め、包丁を彼の手から取り出した。
霊媒師は「貧乏だった父親も、再開発でチャ議員の詐欺に遭い自殺した、詐欺師のあいつに罰を当てたかった」と言った。
翌日、霊媒師は、師匠に会い祈りを捧げるために水落山に行った。
イェブンはムン刑事に「2005年11月13日、ムジン港で車が海に落ち、自殺と断定された母の事件を調べてほしい」と頼んだ。
ムンは結果を報告した。「判断の根拠となる捜査記録は、問題ない。自殺と判断されたのは、チャ議員が ”よく楽になりたいと言ってた。病院を紹介して、うつの薬を飲みはじめた”と証言したから。精神科への通院記録もあり自殺と断定された。彼の証言がなければ、捜査が続けられただろう」と。
イェブンが家に戻ると、チャ議員が来ていたが、微妙な雰囲気。
祖父は帰るチャを送ったが、チャが「ミオク」と娘のことを話し始めると、祖父は「ミオクの話をするな、自殺じゃないことは知ってるだろう」と怒り、言い争いになった。犬のワンが急に吠え始め、イェブン達が降りてきた。彼女がワンのお尻を触ると、2人の争いの様子が見えた。
イェブンは祖父の部屋に入り「母は自殺していませんね」と言ったが、祖父は「お前は関わるな。私の娘の問題、私が片付ける」と言った。
ムンは夜遅くに家を出るイェブンを見て、彼女を追いかけた。「孫とも思ってないから平気で傷つくことを言う」と言う彼女に、ムンは「人はたまに本音とは違うことを言う。触ってみろ」と。しかし彼女は「怖くて、お祖父さんが、本当に私を憎んでいそうで」と言った。
イェブンはガッキに「母さんは自殺じゃないかも。チャ議員が怪しいと思うけど、細かく見ないと」と話した。
ガッキは早速「若者の意見も聞くべき」とチャ議員を呼び出し、議員とお酒勝負。議員が潰れて寝たところ、イェブンが彼のお尻を触った。
チャは、母に、ユン議員の不正の証拠のUSBを渡し、法廷で証言すると言った。しかし、ユン議員にバレ、殴られ「廃人になるか、資料を取り戻すか使えなくするか、選べ」と言われ、彼は、車にのった母の飲み物に睡眠薬を入れ眠らせ、車を後ろから押して海に沈めたのだった。
ウォン班長は、ムン刑事に「昔、ユン議員が補佐官時代のチャ議員と再開発詐欺で大もうけした。それに抗議した非常対委員長が行方不明、その息子がキム・ソヌだ。彼が、チャ議員を殺す動機は十分にある。チャ議員は裁判で証言するはずが、寝返り、結局ユン議員の裁判は取り下げら、母は行方不明になった。信じていた人間に裏切られた」と言った。
ムンは、”裏切り”が動機かもと3人の被害者を検証すると、皆、誰かを裏切った共通点があった。
しかし班長は「なぜキム・ソヌが無関係の人を殺す必要が?千歩譲ってソヌがでしゃばって殺したとして、被害者たちの過去をどうやって知ったんだ?」と聞いた。
ムンは”ソヌが超能力者ならわかる”と思った。
ドッキ刑事は、キム・ソヌの見張りをしていたが、ソヌは1時間以上前にいなくなっていた。
ドッキから連絡を受け、ムンはすぐにチャ議員の事務所に行った。
ドアが空いていたが真っ暗、電気のスイッチを押すと、、血が。
チャ議員はソファで刺されて、床には包丁をもったチョン院長が血まみれで倒れていた。
ムンはソヌの工房に行った。「チャ議員が死亡した」と言っても彼は驚かなかった。
ムンはイェブンに「チャ議員は死亡、チョン院長は意識不明で病院に運ばれた。凶器はチョン院長の手に握られていた、何があったか知るためにはお前の力がいる」と言ったが、彼女は祖父のお尻を触るのを拒否した。
チョン院長は集中治療室に移った。
ムンとウォン班長たちは、連続殺人事件の資料をまとめて、ムンの家に運んだ。強力犯罪捜査隊が捜査本部を置くと、チョン院長が犯人にされるから。
ムンは殺人現場に戻った。電気のスイッチに血がついていたのは、犯行後電気を消したから?なぜ?
病院でチョン院長の診察録をもらった。
彼はイェブンに会い「お前の祖父は犯人じゃない。彼はパーキンソンを患ってる。凶器も握れないほど病状が進んでるんだ」と話した。
彼女は、祖父の部屋でパーキンソン病の薬を見つけた。そして、母とイェブンの運動会の写真があった。そこにお祖父さんが写っていた、見に来てくれたのだ。
彼女は病院に行き、泣きながらお祖父さんの病室に入った。
お祖父さんのお尻に触ろうとすると、彼はイェブンの手をにぎって、目を開けた。
イェブンが獣医学科に受かった時、お祖父さんは、合格通知を見て泣いていた。
イェブンがそこまで見た時、お祖父さんは息を引き取った、、。
新たな容疑者として、霊媒師が捕まった。
感 想
思わぬ展開、、
こんなに早くチャ議員が殺害され、イェブンのお祖父さんまで亡くなってしまうとは、、
チャ議員の数々の悪事、イェブンの母を死に追いやり、キム・ソヌの母を行方不明にし、多くの住民に詐欺を働いた、、それらは、うやむやになってしまうの?
何よりもイェブンのお祖父さんが亡くなったのはショックでした。しかし、殺人現場に居合わせた祖父が生き延びたなら、イェブンがお尻を触るとすぐに犯人がバレてしまいます。ドラマの進行上、こうせざるを得なかったのでしょうか?
最後にお祖父さんとイェブンが和解したけれど、イェブンにしたら悔いが残りますよね。そして父を懸命に支えてきたヒョノクさんもかわいそうで、、。
これまでの犠牲者の3人の共通項が、”裏切り”というのは、あまりにこじつけすぎる気が。もし”裏切り”だとしても、当事者でもない人間に殺されるのは??
犯人は、もうキム・ソヌしか残っていない?とも思いましたが、
予告を見るとトラックが写っている。牛畜舎のグァンシクさん?
ヒョノクさんの元夫?それでは、インパクト薄すぎのような気がする。
麻薬組織や、ムン刑事の宿敵のペク社長はもう関係ないの?
後4話、どんな展開が待ってるでしょうか。
第13話 あらすじ
イェブンのお祖父さんがなくなり、叔母のヒョノクとイェブンは深い悲しみに。
チョン院長はチェ議員殺害の被疑者なので、調べる必要があり、すぐに葬儀ができない。
ムン刑事は強力犯罪捜査隊の担当刑事と共に、チャン院長が診察を受けていた神経外科の医師に会った。医師は「チャンさんはパーキンソン病で、日常生活に支障があったはず、物を掴むのも難しい状況、凶器を握るのは無理だと思う」と証言した。院長の潔白が証明された。
葬儀が営まれた。写真嫌いの祖父だったのに、遺影を用意していた。
ムジンの主な住人たちが出席した。霊媒師のパクさんは遺影を見て泣き崩れた。「この町に来た時、チャン院長だけが霊媒師の自分に温かく接してくれた」と。
グァンシクはエレンと一緒に弔問にきたが、そそくさと帰った。
キム・ソヌだけがいなかった。ソヌはバイトを辞め、家にも工房にもいなかった。彼の家の荷物はそのまま残されていたが。
ヒョノクはウォン班長に「なぜお父さんはチャ議員が姉にしたことを知りながら、彼のそばにいたの?」と聞いた。彼は「お姉さんの死の真相を暴くために調べると、チャが関わっていた。だからそばで見張っていたのだろう。復讐の資料を集めていたんだな」と。ヒョノクが「一人で地獄の日々を送り、苦しみを抱えて病気まで患っていたのに、私とイェブンには何も言わなかった」と言うと、班長は「きっと2人を守るためだよ。つらい復讐は一人で果たすから、2人は心穏やかに暮らせと、俺にはわかるよ」と慰めた。「かわいそうなお父さん」とヒョノクは泣いた。
イェブンは、何も言わず壁に持たれて話を聞いていた。
何も食べず、寝ていないイェブンをガッキは心配した。イェブンは「私が超能力を使えるようになったのは、お母さんがくれたのかも。”お祖父ちゃんの気持ちを分かってね”と。でも私、お祖父ちゃんには一度も使わなかった、だから病気も知らなかった。ずっと嫌われてると思ってたの、でも背を向けてたのは私だった」と後悔の涙を流した、、。
イェブンは、ウォン班長から、祖父が託したファイルを渡された。追加資料もあり、これでチャの疑惑をあばくことができる。
”チャ議員が違法な不動産投機に寛容してた疑惑が浮上した”とTVニュースが伝えた。
ムン刑事は、何も食べず眠ってもいないイェブンのために、ガッキに聞いて、彼女の好物を用意した。
「お祖父さんのことは犯人のせい。食べて力をつけて、お祖父さんを奪った犯人を一緒につかまえよう」と言った。イェブンは食べ物に箸をつけた。
彼女は「祖父の無実を証明してくれてありがとうございます」とムンにお礼を言った。
キム・ソヌが弔問に訪れた。オッキ刑事が、ムンに知らせた。
ソヌは、イェブンに、弔問が遅くなったことを詫びた。
「母に似た身元不明の遺体が出たと聞き、母を捜してきた。いつも”今回こそ”と駆けつけるが違う。でも諦められない。母に似た人がいると聞けばどこにでも行った。僕たちはこんなに苦しんでいるのに、ヤツ(議員)は笑っていた。殺したかったが、ヤツを殺しても母は戻ってくるかと思った。ヤツは死んだけど何も変わらない」と言った。
イェブンは「これからですよ」とソヌを慰めた。
グァンシクは夜遅くに、霊媒師の家の前をウロウロしていた。家から出て来た霊媒師の脚を無理やり触ると、見えた。
グァンシクは慌てて、弔問場のムン刑事に報告した。「チャ議員が殺される数日前、霊媒師が包丁を持って議員の事務所に行った」と。
それを強力犯罪捜査隊の刑事が聞き、霊媒師は緊急逮捕された。
霊媒師は、警察で取り調べを受けた、事件数日前と当日のアリバイを聞かれても何も覚えていない。
ムンの家に、班長、ナ刑事、ガッキ刑事が集まって作戦会議。
ムンは「霊媒師は犯人ではない?他の事件のアリバイがある。ポン院長は、お尻を触ると他人と過去が見える”サイコメトリー”」と話したが、もちろん、誰も信じない。イェブンが、班長とナ刑事のお尻を触り、彼らの過去を言い当てた。
霊媒師の潔白を証明するためには、彼のお尻を触らなければならない。
彼らは、取調室から刑事を追い出し作戦を実行した。
その間に、イェブンが霊媒師のお尻を触った。
”事件当日、霊媒師は道路を横断中に、車にクラクションを鳴らされ、怒鳴られた。その後、ソヌの工房に行ってソファで寝ていた。ソヌが現れたのが9:01だった”
霊媒師は刑事に、事件当日の夜、クラクションを鳴らされたことと、ソヌに会ったことを話した。車にはねられそうになったを目撃していた人が、夜8時ごろだったと証言した。ソヌも、工房で会う約束をしていた、行くとソファで寝ていた、午後9時ごろと証言した。
霊媒師は釈放された。
ムンは、ソヌを疑った。霊媒師に会う約束が8時半だったのに、工房についたのが9時。コンビニを出たのが8時なら、工房には8:30に着くはず、30分の空白時間があった。
ムンはソヌに会い、あの夜、チェ議員の所へ行ったでしょう?と問い詰めると、彼は素直に「はい」と言い「院長のお祖父さんを事務所まで送った」と言った。
ムンは、彼に”真実の尻”に座るように提案すると、彼は、イェブンがお尻を触ることだと分かっていて、素直に応じた。
イェブンはソヌを触った。
”事件当日、お祖父さんをチェの事務所に送って行った後、工房で霊媒師と会っていた。流星群の日は、グァンシクが言っていた位置にはいなかったし、流星が落ちる前に帰った。超能力者でも犯人でもない”
ソヌが超能力者ではないと分かり、ムンはまた降り出しに戻った。”どこで間違ったか?”、捜査を最初から検証したが、間違っていなかった、”犯人は超能力者”だ。
イェブンは、グァンシクの畜舎に往診に行った。
往診が終わった後、エレンから果物をどうぞと言われ、部屋に上がった。エレンが「彼から指輪をもらったのに、どこに置いたか忘れてしまったので捜してほしい」と頼まれ、イェブンが彼女のお尻に触ろうとした時、グァンシクが入ってきて、「何をしてるんですか?」とすごい勢いでエレンを立たせた。
イェブンは、グァンシクの態度を不審に思った。
そして、もう一人の超能力者の話は彼のつくり話なのでは?と思い当たった。
「超能力者がいなかったら?グァンシクさんがウソをついているとしたら?私たちが彼に踊らされていたら?」とムンに言うと、ムンはこれまでの経緯を素早くなぞって、「グァンシクが連続殺人犯?」と。
その夜、グァンシクはレインポンチョをきて、牛乳を持って、議員の事務所を訪れた。
感 想
お祖父さんが亡くなって、ヒョノクさんとイェブンのつらい気持ちが語られる場面、それを長く書きました。お祖父さんは無口な人でしたが、この場面で、お祖父さんの二人を思う気持ちが分かりました。それぞれが家族思う気持ちに、涙してしまいました。
ソヌもずっとお母さんを捜していました。初めてイェブンに話しましたね。彼がどんな人なのかやっと分かった気がします。
ところで、犯人は、グァンシクだった(私ファンだったのに、結構ショックです!)。もう一人の超能力者の存在、すっかりだまされてました。そして、エレンのことで、彼が偽装事件を起こしたことで、私は彼を犯人から除外してしまってました。
犯行の動機は何?最後の場面で、議員の秘書も殺されたのか?
次は、イェブンが狙われるのではないかと心配です。
14話を見る前にアップします。
第14話 あらすじ
イェブンとムンは「犯人は、グァンシク?」と話し、2人で彼の家に行ったが、外出中だった。ムンはイェブンを家に送り、一人でまた出かけた。
グァンシクは、雨の降る中、レインポンチョを着て、同じレインポンチョを着た男の後を付いて行ったが、彼は刺されてしまい、血を流した。
ムンがレインポンチョを着た人を見かけた、手に血のついた包丁を持っていた。ムンはその男を追い、彼と格闘して手をケガした。男を追いかけ霊媒師の家に来た。ソヌがゴミを持って出て来たが、彼の手から血が。ムンは「やはり疑わないわけにはいかない」とソヌのゴミ袋の中身をぶちまけ「凶器はどこだ」と怒鳴った。
イェブンがオッキと家にいると、ドアを叩く音が、、グァンシクだった。
ドアを開けると彼は血まみれで倒れ、「やっと分かりました。ブラック、、」と言って、息を引き取った。
ムンはイェブンから電話で医院に行き、グァンシクの死を確認した。
すぐに霊媒師の家に引き返し「グァンシクを殺しただろ」とソヌの胸ぐらを掴んだあと、彼の部屋を勝手に荒らそうとした。ソヌが怒り「令状は?」と。「絶対お前を捕まえる」とムンは言った。
イェブンは、ムンにグァンシクが言い残した言葉がある、”ブラック”と。「兄貴は、犯人のブラック画面の秘密を見破ってしまったら殺されたんだろう」とムンは言った。
ソヌのお尻を触るとわかるかもしれないが、ムンはイェブンに「危険だから触るな。絶対にソヌに近づくな」と言った。
が、イェブンはソヌを呼び出した。ソヌは「僕を犯人だと思ってるなら、触って」と言ったが、イェブンは「信じてるから触らない」と言った。
ムンはウォン班長に、グァンシクの遺体の写真を撮って来てもらった。刺し傷は、1回目の殺人から徐々に少なくなり、急所をついていた。目を閉じたままでは犯行は不可能だ。
ソヌが取り調べを受け、家宅捜査もされた。包丁は出てこなかった。
ソヌはすぐ釈放され、イェブンに「注文を受けたので、工房に一緒に来てくれませんか?誰かといないと疑われるので。僕を信じてくれるのは院長だけなので」と頼んだ。
イェブンは承知して、彼と一緒に工房へ行った。
ムンは2人を尾行して工房へ行った。
ウォン班長以下ムジンの刑事たちは、署長から「ムジンから離れた場所の賭博の取り締まりに行け」と命令された。殺人事件にこれ以上関わるなということだ。
ムンは抵抗したが、従わなければ、部下がクビになる。
最低限の備えとして、
1、霊媒師にソヌの凶器を捜してもらう。ソヌの行動を逐一報告してもらう。
2、イェブンを拘置所に入れておく(殺人犯から守るため)
霊媒師は、家を探したが、凶器は見つからない。
イェブンは捜査隊のカン刑事に「お話があります」と言い「ムジンには超能力者が3人いる」とを話したが相手にされず、家に返された(彼女の思う壺だった。)
イェブンは家に帰ったが、ソヌから電話があり、すぐに工房に向かった。ガッキがすぐにムンに電話し、彼はムジンへ引き返した。
ソヌは工房で、道具箱の”血のついた包丁”を眺めていた。そこにイェブンと霊媒師が来たので、彼は慌てて道具箱を閉めた。ソヌはイェブンだけが来ると思っていたようだ。
2人にお茶を出したが、霊媒師のお茶をこぼし、教会のトイレで冷やすように言ったが、霊媒師はソヌについて来てほしいと言い、2人はいなくなった、
イェブンは道具箱を開け、血のついた包丁を見て、逃げ出した。ソヌが帰って来て、包丁を持ってイェブンを追った、彼女はソヌから逃げた、、。
が、彼女の前に、レインポンチョを着た本物の犯人が現れた。ソヌが犯人と戦い、イェブンに「逃げて」と言った。
イェブンは走って逃げ、隠れた場所で、ムンに「助けてください」と電話した。
イェブンはソヌの「信じてくれるのは院長だけ」と言う言葉を思い出し、大きなスコップを持って現場に戻ったが、、、ソヌが血を流して倒れていた。
感 想
、、、、、、、、。
犯人は、グォアンシクさんではなかったです。
そして、グァンシクさんもソヌさんも亡くなるという展開に、絶句です。
ムンは、ソヌさんを犯人だと決めつけてますが、その言動、今回は本当に目に余りました。
イェブンも、ソヌが犯人だと思わないなら、触って証明すればよかったのに、、。
画面が暗くて何が起きてるのかよくわかりませんし。
このドラマ、思わせぶりな場面が多く、それに翻弄されるのも前回までは面白かったです。
しかし今回の展開、2人も罪のない人が亡くなったのには、ここまでする必要がある?って思いました。
すごく楽しんで視聴してきたのに、14話でこんな展開になり、気分が沈んでしまいました。ブログには明るいことを書くのをモットーにしているのですが、、。
第15話 あらすじ
ソヌは、犯人に殺されてしまった。警察が来て、ムン刑事も現場に来た。ムンはソヌの遺体を見た。
ウォン班長たちが工房に行くと、霊媒師が倒れていた。「後ろから頭を殴られた」と言い、ソヌが死んだと聞くと激しく泣いた。
イェブンは署でカン刑事から事情聴衆を受けた。ムンはイェブンを庇おうと取調室に入り、カン刑事に言われたことにカッとして彼を殴り、署長に呼び出され、警察手帳と手錠を置いて部屋を出て行った。
翌朝、イェブンを心配したオッキが朝食を持ってきたが、イェブンは返事もせずベッドに寝ていた。
ムン刑事が外に出ると、ウォン班長、ナ刑事、ガッキ刑事が待っていた。彼の警察手帳を取り戻してくれ、ナ刑事が、夫の車(スモークガラスが濃い)を貸してくれた。
町の人々は、身寄りのないソヌの葬儀をどうするか話していた。
霊媒師が「私が成仏を祈る薦度斎を行う」と言い、準備した。
ヒョノクが、お供えの足しにとお金を渡すと、町の人たちがお供えの食物やお酒を持ってきた。
オッキがイェブンの様子を見に来たが、彼女は一口も食べず、ベットに寝たままだった。
「力をつけてムン刑事と犯人を捕まえなきゃ」と言ったが、イェブンは「聞きたくない。ムン刑事と同じ、顔を見たくない」と突き放した。
ヒョノクがイェブンに「霊媒師さんがソヌさんの薦度斎をやってくれる。あなたも供えたい物があったら」と言った。
イェブンはソヌが裸足だったことを思い出し、靴を買いに行った。
ムンは科捜研に行き、ソヌの遺体の様子を聞いたが、証拠は携帯だけだった。カン刑事が現れ、携帯は彼が持って行った。
夜になっていた。ムンは車のドアを開き、スモークガラスの窓を見て、ブラック画面のカラクリが分かった。
靴をもったイェブンと家の前で会った。
ムンは彼女に「ブラック画面のトリックがわかった。スモークグラス、一見すると真っ暗だが目を凝らせば全部見える。犯人が使ったのはサングラスだ。暗闇でサングラスをかければブラック画面に見える」と言った。
イェブンは「だから?超能力なんかない方が幸せだった。もう話かけないで」と行ってしまった。
靴を持って霊媒師の家に入ると、彼は”サングラス”をかけていた。彼女は一直線に彼に向かって行き、お尻を触った。
ソヌが殺されている顔が映った。音声録音、グァンシクがサングラスをかけた霊媒師を見て”ブラック’という声も聞こえた。
イェブンが手を離すと、霊媒師はサングラスをあげて、彼女の目を見た。
彼が横を向いた隙に、彼女は携帯の録音をオンにしたが、彼は彼女の目を見て、ポケットから携帯を出して録音を止めた。「目ね」とイェブンは彼の超能力がわかった。
「不思議だ、ソヌ先生は超能力なしに私が犯人だと見抜いた。惜しい人を亡くした、ハンサムで賢く人柄も文句なし、好奇心が身を滅ぼした。たまたま、あの日ゴミを出しに出たから、逃げ帰った私とぶつかった。包丁の隠し場所もなぜ分かったのか?私の能力にいち早く気づき、目を合わせなくなった。工房にポン院長と行った時、彼と目が合い包丁を隠した。殺されると分かっていながら、なぜ逃げなかったんだ。院長を助けるため?お前にできることは何もない」と彼は饒舌だった。
「ポン院長は生かしてやるよ。お祖父さんのことは不本意だった。何も知らない顔をして生きろ。これはソヌ先生の靴?お供えしておこう」
霊媒師はお供え物を用意して山に入り、薦度斎を行った。その声が夜中、町中に響いた。
翌朝、オッキは双眼鏡で屋上からイェブンの家の周りを見張っていた。ムン刑事が、何をしてるのかと聞くと、「イェブンを守ってます。会いたくないそうなので、ここから守る」と答えた。
イェブンは病院を再開した。
家の前に大きな荷物が2つ届いていた。ムンが手伝って1つ入れたが、イェブンはそっけない態度。霊媒師がやってきて、彼女の目をじっと見て「お元気そうで安心しました」と言って去った。イェブンはムンに「後悔している。二度と来ないでください」と言って、荷物を持って入った。
2人の様子を霊媒師が見ていた。夜、イェブンの病院に霊媒師が偵察に来た。
実はイェブンは霊媒師のお尻を触った時、ソヌが最後に言ったアラビア語 ”あなたの誕生日”を思い出し、朝、荷物を家に入れた時に、横からムン刑事にメモを渡したのだ。
”犯人は霊媒師、ソヌさんの携帯0906”、暗唱番号だった。
警察で、ムンがソヌの証拠品の携帯を出し、暗唱番号を入れ解除した。
その夜、霊媒師は、連続殺人の疑いで緊急逮捕された。証拠はソヌの携帯。彼は殺される前に、録音をオンにしていたのだ。
「パク・ジョンベ、お前が皆 殺したな」と言うソヌに「先生、”殺したな” は過去形でしょう。”殺すんだろ?”そう聞かないと。殺し続けるさ、こんなふうに」と霊媒師が言っていた。
パク・ジョンベ(霊媒師)は、取調室でくつろいでいた。カン刑事が被害者の写真を出した。
”キム・シア、パク・スンギル、イ・ジスク、チャ・ジュマン、チョン・ウィファン、チョン・グァンシク、キム・ソヌ、そしてオーストラリアで、ホン・ミヨン(妻)”
パクはム「ムン刑事をよんでくれ、彼にしか話さない」と言った。
ムンとイェブンは、ソヌの遺灰を海にまいた。
そこに、カン刑事から電話があった。
ムンは取り調べ室で、パク・ジュンべと対面した。
パクはムンの目を見て、
「ソヌ先生を海で見送ったな、寒いのに。目をみるのが仕事だ、おかげで超能力を手に入れた。あの夜、グァンシクの畜舎に入った時、流星群が光った。あの牛が霊物だった、牛と目が合ってから見えるようになった。なぜお前を呼んだと思う?”まだ一発残ってる”から。聞きたいか?なら手錠をはずせ」
ムンは手錠をはずした。そして「なぜ殺した?」と聞いた。
「親父がチャ議員に騙されたのはウソ、ソヌ先生のパクリ。動機は特になかった、ただ楽しむため。私が刑務所に入ったら、残りの一発は分からずじまいだ。私を釈放しろ。せざるを得ないぞ、誰かが死ぬから」とパクは言った。
その頃、オッキと連絡がつかなくなっていた。
イェブンが取調室に入り、パクのお尻を触った。
屋上からイェブンの無事を見張っていたオッキは、パクに拉致され、車で人気のない場所に連れて行かれた、、、しかし、その後はパクが目を閉じていて見えない。
パクは「ソヌが死に際にアラビア語でつぶやいたが、意味がわからなかった。だから保険をかけておいた。釈放しろ、オッキを助けたければ」と不気味に笑った。
感 想
犯人はもう霊媒師しかないとは思ってたけど(理由はわからず)、こんなに悪人だったとは、、。ソヌさんが本当に可哀想でした。彼に無差別に殺害された人々も。
しかし、ムン刑事、レインポンチョの男が霊媒師の家に逃げて入った時、なぜ、すぐに出てきたソヌを疑って、霊媒師は疑わなかったの?刑事はソヌを犯人と決めつけてましたよね。
イェブンは、お尻を触っても、一瞬で全てが読めるわけではないから、情報が不十分。
その点、霊媒師の”目”が超能力は、最強。目を見ながら人と話すのは普通だし、誰にも怪しまれない、、怖すぎ〜😱
オッキのイェブンを思う気持ちが温かい。しかし、そのオッキが狙われるなんて、、。
ラブコメかなと思ってたんですが、、連続無差別殺人ドラマだったのか、、。
明日が最終回です。
第16話(最終回)あらすじ
取り調べ室に入ったイェブンは、パク・ジュンべ(霊媒師)の首にナイフを突きつけ「オッキはどこ?」と外に連れ出した。ムンが車を運転し、外に連れ出した。
これはパクが自由の身になる為に、イェブンとムンにさせた芝居だった。
ムンは霊媒師の言う通りに運転したが、オッキの居場所ではなかった。
彼はまた保険を掛けていた。ムン刑事がおってるペク社長と一味が、ムンとイェブンを捕まえた。
霊媒師はペクに中国への密航を頼んでいたが、彼はペクの目を見て、彼の行っている数々の悪行を言い当て、「超能力だ。ムンといる女にも超能力が備わっている」と言った。
ムンは殴られ、イェブンは縛られ、麻薬注射を打たれそうになったが、結束バンドを外し、注射は男に打った。そして男のお尻を触りムンがいる場所に行き、彼を助けた。
ムンはすぐに回復して、ペクたちを次々に倒した。
ウォン班長たちはオッキを捜していたが、イェブンからチュンサン市と言われた。オッキの子分の女子たちがバイクで現れ、刑事とヨンミョン(高校の先生)を乗せてイェブンが言う場所に来た。
霊媒師は目を閉じていたから映像が見えなかったが、イェブンは音を頼りに、ヨンミョンに居場所を教えた。彼は、井戸の底におとされていたオッキを見つけた。
オッキは命に別状はなく、大学医病院に運ばれた。
翌日
ムンとイェブンは、ペクから霊媒師が船で中国に密航すると聞き、港に来た。
霊媒師が船に来た。船長がここで隠れてろと言った。船長からペクに電話があったが、霊媒師は逃げていた。船長の目を見て、ペクが連絡しろと言ったのを怪しんだ。
イェブンは街の人のお尻を触り、霊媒師の居場所を捜した。
霊媒師は男性にぶつかり、家の暗唱番号を盗み、その家に入った。
イェブンが霊媒師が家の中にいるのを見つけた。
霊媒師は、ムンたちを見て、包丁を持って出て行った。
彼は、道ゆく人を刺した、、
イェブンがお尻をさわると「追うな、今度は殺す」霊媒師は言った。
また、黄色ダウンを来た人が倒れていた。ムンが救急員を呼びに行き、イェブンが顔を見ると、霊媒師だった。
彼はイェブンを人質に逃げようとした。ムンが追いかけた。ムンは「俺にも超能力がある、1、2、3」と霊媒師を蹴り上げ、彼を捕まえた。
霊媒師は「刑務所の中でも、この能力があれば気楽に暮らせる」と笑い、イェブンが、霊媒師の目を突いた。
ムジンの町に平和が戻ってきた。
ウォン班長が、ヒョノクに「来月の25日は何している?」と聞いた。
「予定はないけど」と彼女が言うと
「じゃあ、その日は空けといてくれ、式場に行く」
「誰かが結婚するのね」
「ああ俺たちだ」
ヒョノクは「私たち?急すぎるでしょ」と喜んだ。
ウォンは「急じゃない。俺はな、30年も待ちわびてた」とヒョノクの手をとって言った。
ムンがソウル広域捜査隊に復帰が決まった。バスターミナルに班長とドッキ刑事が来ていた。イェブンの姿が見えない、、ムンはバスをパスして彼女を待った。
2人はバス停で、将来について話した。「俺に会いに来る計画も立てたらいい」とムンは言った。
8ヶ月後、
イェブンは ”動物心理分析家”として、テレビ等で大活躍していた。オッキが彼女のマネージャー、彼女は高校の先生のヨンミョンと楽しい恋愛中。
イェブンはムンに”たらこ💋”で会いに行った。
彼の捜査の協力で、刑務所に入った。”ある受刑者が、麻薬密売人の韓国のまとめ役の居場所を知ってる。彼女お尻を触り情報を得る”という仕事。
ムンも刑務官としてイェブンを守り、無事、お尻を触って、釜山にいると情報を得た。
イェブンとムンは走り、後ろから女子受刑者たちが追いかけた。
ーー完ーー
最終回まで見た感想
16話まで完走しました。
霊媒師、無事捕まりましたが、かなり話が雑で、都合よしだった気がします。
ムンとイェブンが霊媒師と警察を出て行ったのに、警察の車が追ってこないのはなぜ?ムンはペクの部下にボコボコに殴られたけど、すぐ回復して全員を倒せたし、、。
イェブンのお母さんの死にチェ議員が絡んでいて、お祖父さんがそれを暴こうとしたこと、ソヌのお母さんの行方などに話が広がるのかなと期待していましたが、あっさり議員が殺され、お祖父さんもソヌも殺されたのは、すごく残念でした。
一番良かったのは、ウォン班長が「急じゃない。俺はな、30年も待ちわびてた」とヒョノクさんに結婚を申し込んだところでした❤️
最後の刑務所にイェブンが潜入する場面は完全なおまけでしたね ☜と思ってましたが、ムン刑事が捜査していた”麻薬組織”の実態が判明したという意味でした。伏線の回収です。
イ・ジョンウンさんがカメオ出演されてたのは、『私たちのブルース』でハン・ジミンさんと共演した友情出演だったのかなと思いました。
笑える場面もたくさんあったのですが、多くの人が、無差別に殺害される内容がつらかったです。
ハン・ジミンさんが、可愛らしかったですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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