
2026年8月29日から配信が始まったNetflix 韓国ドラマ『フォーハンズ ~2人のソナタ~』。
ソン・ガンさんとイ・ジュニョンさんの主演の二人のピアニストの物語。
生まれた環境も生い立ちも全く違う2人、カン・ビオとチェ・ジョンヨ。富める者と貧しい者、しかし音楽の神様は富める者ではなく貧しい者の方に宿っているような、、。2人の葛藤、友情、意地、裏切り、、韓国ドラマのエッセンス満載のワクワクする展開です。
二人のピアニストを中心に、どんな人間模様が描かれるか?あらすじを紹介しながら、感想を書いていきたいと思います。
*ネタバレあり
『フォーハンズ ~2人のソナタ~』登場人物()はキャスト
〔主要人物〕
カン・ビオ(ソン・ガン):韓国芸術高校、ピアノ専攻、完璧主義者、トップを走り続けるが。
チェ・ジョンヨ(イ・ジョニョン):韓国芸術高校の理事長の目に留まり、奨学生として迎えられる。ピアノ専攻
ホン・ジェイン(チャン・ギュリ):韓国衛戍具高校、ビオラ専攻、ジオの友だち
〔カン・ビオの周辺の人々〕
カン・ジヘ(ユン・セア):ビオの母。カン・スンウンの娘
カン・スンウン(チョン・ジニョン):ビオの祖父、カン・ジヘの父。有名な指揮者
ユン・ソンジュ(ソ・ジェヒ):カン・スンウンの後妻、韓国芸術高校理事長
ト・ヒョンス(キム・ジュホン):ピアニスト、ビオとジョンヨにピアノを教える。カン・ジヘの先輩で元恋人
ハン・ヒョンジョン(キム・ヘファ):ジョインの母、カン・ジヘの友人、エデン代表
〔チェ・ジョンヨの周辺の人々〕
チェ・ギテク:ジョンヨの父、アル中、悪徳金融業者に追われている
キム室長:チェ・ギテクの債権者、悪徳金融業者
チョ・ヒョンチョル:キム室長の子分、ジョンヨをかばってくれる
第1話 あらすじ
〔2017年 プラハ ハーモニー国際コンクール〕
2人のファイナリストの1人、カン・ビオがステージに上がりピアノの前にすわった。しかし、彼は右手の小指にケガをしていた。
演奏が始まった、ベートーベン。ピアノの鍵盤は血に染まっていく、、、。観客席にいた祖父カン・スンウンは身を乗り出して、ビオの演奏を聴いていた。
一方、チェ・ジョンヨが乗った車は山の中に入って行った。コンサート会場に向かっていない。気づいたジョンヨは無理やり車から降りて逃げたが、、、同乗の男にピストルで撃たれて水面に沈んだ。
〔6ヶ月前〕
韓国芸術高校ピアノ科のカン・ビオは、コンクールでまた優勝し学校から表彰された。いつも1位、しかし彼はその表彰状をゴミ箱に捨てた。
ビオラ専攻のホン・ジェイン(ビオの友だち)が、ビオにビオラ練習の伴奏を頼んだが、彼は冷たく断った。彼女はいい演奏を聞き分けられる、”いい耳”を持っている。
チェ・ジョンヨは、ソンヨン高校に通っていた。彼には学校生活のすべての音が音楽に聞こえた。音楽のクラスの教師からコンサートのパンフレットを渡され、行けば実技の単位をあげると言われた。
彼は先輩チョ・ヒョンチョルと一緒に行動した。先輩はハッピー金融(悪徳金融業者)で働いていたが。ジョンヨの父はここで多額の借金をしていた。
ジョンヨの家は、楽器商店街の行き止まりの小さな部屋。散らかった部屋で父は今日も酒を飲んでいる。借金返済、公共料金支払いの督促状ばかり。ジョンヨがピアノコンクールで優勝したカップは無造作に積み重ねてあった。
ビオは、ホン・ジェインの母ハン・ヒョンジョンが代表の事務所エデンに登録している。ビオの母とヒョンジュンは友だちだ。彼らは、カン・スンウン(ビオの祖父)が指揮をするオーケストラのコンサートを鑑賞し感激した。ピアニストはト・ヒョンスでだった。
ビオと母が家に帰ると、コンサートを終えたヒョンスが来ていた。カン・スンウンはご機嫌だった。
ヒョンスがビオに「噂は聞いている」と褒めたが、祖父のカン・スンウンは、「才能のない子に希望を持たせるな」と冷徹な言葉を吐いた。
スンウンは娘のジヘが、父親のわからないビオを産んだことに怒っていた。
ビオは祖父に気にほめられたい一心で、幼い頃からピアノを頑張ってきたが、いつも無視されるか心無い言葉を浴びせられ傷ついていた。
ビオは祖父に、「僕が憎いから才能を認めてくれないのでは?」と恐る恐る聞き、祖父の前でピアノ演奏を始めた。しかし祖父は苦い顔をしてピアノの蓋を閉めた。
ビオは土下座し、「ノボレス・コンクールに出たら来てくれますか?」と頼んだ。祖父は承諾した。
ビオは、ノボレスに出場するために、ト・ヒョンスに習いたいと母を通じて頼んだ。しかしヒョンスは、ビオの演奏を聴き、レッスンを断った。
ジョンヨは単位取得のためにコンサートに行った。ビオに見覚えがあった。プログラムの”カン・ビオ”という名前を見て、小さい頃に同じコンクールに出てハンカチを借りた子だと思い出した。
ビオはコンサートで優勝したが、カデンツァ(即興演奏)で失敗したことで落ち込んでいた。ジェインがコンサートを見にきていた。
2人が控室に戻ると誰かがピアノを弾いていた。ビオは演奏に動揺した、ジョンヨだった。彼はビオに「僕を覚えていない?」と聴いたが、ビオは知らないと言った。ジョンヨから「カデンツァが平板だったがわざとか?」と聞かれ、ビオはドキッとした。
ジョンヨの演奏に感動した”耳のいい”ジェインは、ビオラの伴奏をしてほしくて連絡先を聞いたが無視された。
翌日、ジェインはソンヨン高校の前でジョンヨを待ち合わせた。ジョンヨは、伴奏料100万ウォンに釣られジェインの伴奏を引き受けた。
韓国芸術高校の練習室でジョンヨは伴奏をした。
理事長のユン・ソンジェとピアニストのヒョンスが廊下を歩いていてジョンヨの演奏に耳を止めた。
2人は練習室のドアをノックして中に入った。びっくりしたジョンヨはとっさに逃げたが、ヒョンスが追いかけて捕まえた。
ヒョンスと理事は改めてジョンヨの演奏を聴き、彼の才能に驚いた。
どこにもピアノを習っていないと聞き、もっと驚いた。ユン理事は、「寮も含め全て支援する。英才奨学制度で、無料でピアノに集中できる」とオファーしたが、ジョンヨは音楽では食べていけないと断った。理事は諦めきれず、彼に名刺を渡した。
ヒョンスは理事が、彼にすぐに転校を勧めたのには驚いた。理事は「7年ほど前にコンクールで出会った子で、逸材を逃したと悔やんでいた」と理由を話した。
ジョンヨ家に戻ると父はいなかった。債権者が来て父の居場所を言えとヨンジョを殴ったが、彼は逃げた。
雨に濡れぼそり行く当てのないジョンヨは、ユン理事に電話して寮に何日かおいてほしいと頼んだ。迎えに来た理事は、彼を寮に送る車の中で再度転校を勧めた。才能のある生徒を集めるのは自分の実績になるからと。
ヒョンスの家の前では、雨にうたれたビオが待っていた。ヒョンスは家に入れた。
ビオは、「何がダメか言ってください」と訴えた。ヒョンスは、「君の演奏は君自身の音楽に聞こえない、偽物だ。技巧は完璧だが、楽譜の向こうにある君の感情で聴く者の胸を打たなければ真の音楽ではない」と厳しいことを言った。
翌日、ジョンヨは芸術高校に転校した。クラスにはビオがいた。
彼は授業で、先生から早速ピアノを弾くように命じられたが、次の機会にと断った。
ヨンジョは、早速2人の生徒から絡まれたが、ビオが何気なく救ってくれた。彼にお礼を言おうとしたが、ビオは「つるむのはいやだ」とそっけない態度をとった。
翌日、ビオは早朝の練習室から聞こえてくるピアノを聴いた。子供の時、コンクールで大賞をとったチェ・ヨンジュだと気づいた。その時、ビオは初めて2位だった。母のカン・ジヘはヒステリーを起こし、2位トロヒーをその場で叩き割ったことも思い出した、、、。
第1話 感 想
1話から面白いです。王道の韓国ドラマという感じです。
冒頭のプラハのコンクールの出だしも衝撃でした。血に染まるピアノと、海(湖?)に沈むジョンよジョンヨ、、、これから展開が、この場面に繋がっていくのですね。
2人のピアニストの卵の対比、いかにもありありでしたが、ここではそれがきいていると思いました。
一見何もかも恵まれているカン・ビオ、全てのコンクールで優勝、しかしテクニックは完璧だが、”音楽の心がない”と祖父のカン・スンウンと尊敬するピアニストのト・ヒョンスに言われている。ビオの苦悩は深い、、、なぜなら、音楽の心は、練習では身につかないものだから。
一方のチェ・ジョンヨはアル中で借金まみれの父が失踪して、債権者からに追いかけれら、生活ができない。芸術高校の理事とピアニストのヒョンスに、ピアノの才能を見出され、芸術高校に転校してきた。彼には生まれ持った音楽の才能があり、現時点では彼の方が音楽の神様に愛されている気がしますが、、、。
ビオの母のカン・ジヘは、韓国ドラマによく登場する典型的なお母さんですね。ヒステリックで、何がなんでもピオが一番でないと気に入らない、こういうお母さんの心情はまったく理解できないですが、、。
ともあれ、次回からの展開が楽しみです。
ーー第2話に続きますーー


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