『キング・ザ・ランド』1話~16話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

第8話  あらすじ

アラブの王子は、ウォンに「一番高貴な伝統的な装束は”白い着物”」と騙されて、庭掃除をしていた。王子は怒り、ウォンを追い払った。

王子は、サランと二人になり、明日サランのためにパーティーを開くと言った。

その夜、ウォンは、1日中王子のために尽くしたサランを”福利厚生”とスイートルームに泊めた。

サランはウォンを、夜ご飯を誘った。野外のテーブルで、”インスタントラーメン、餃子とたくわん、ビール”で盛り上がった。

翌日、アラブの王様からサランにパーティー用のドレスが贈られた。白のシンプルでエレガントなドレスだった。

ウォンにもパーティー用の洋服が届き、サーバー用の服だった。ウォンが、アラブの王子とサランをもてなす係ということ。

王子は指輪を出して、サランにプロポーズした。ウォンはその指輪を取り上げたが、サランは私がもらったとウォンに返してもらい、「お気持ちだけいただきます。またホテルにご滞在ください」と丁寧に断り、指輪を返した。

その後で、3人で食事をした。

王子は、キング・ホテルのもてなしに満足し、今後、王子の関係者がソウルを訪れる時は、キング・ホテルに滞在すると約束した。


会長はウォンの仕事ぶりに満足し、100周年記念行事もウォンが担当するようにと言った。ウォンに、力がないとホテルを改革できないと自覚が生まれた。声を上げられない社員や、従業員のためにも力を持つ、と常務のファランに宣戦布告した。


客室乗務員のヒョンファは、チーフになるためには、どうしても免税品の売上を伸ばさなくてはならない。ダウルとサランに協力してもらい、”サウナで、お得な免税品が買える” 芝居をして、サウナの客たちに売った。

ウォンがサランに「今夜話がある」と、強引にサウナに来た。

ヒョンファたちは、彼をノ課長だと思っている。成り行きで、ウォンも、ヒョンファンの免税品を買う ”サクラ” になり、売上に協力した。

サランは、この行為は違法だと後で知り、これ1回にすると言った。ヒョンファンたちは、ホテルの上層部にこの現状を知ってほしいと言った。ウォンは心に留めた。

ウォンはヒョンファンたちから、サランが好きなら、きちんと告白するように助言された。


ウォンはサランを「僕たちのことを話したい」と言って、デートに誘った。それは、ウォンがサランのためだけに準備してくれた”レストラン”だった。

サーバーもシェフも、ウォンがひとりでやった。

ウォンの心のこもった料理に、サランの心は満たされた。

そして、メインのステーキ。特別なことがあると、彼が水を入れた。フライパンから火が上がったが、🔥の勢いが強すぎた。驚いたサランがワイングラスを落とした。同時に、スプリンクラーが作動して、照明が切れ、天井から水が落ちてきた。ウォンは、倒れそうになったサランを抱きかかえて、キスをした。

感 想

ウォンさん、ゆで卵のたべすぎで、頬が膨らんでいたのが笑えました ❤️❤️❤️

第9話  あらすじ

ウォンとサランは特別な夜を過ごした翌日、充実した表情でそれぞれ出勤した。

ウォンは、サランを見ていたくて、キング・ザ・ランドでコーヒーを3倍も飲み、スタッフたちから監視されていると疑われた。サランが出ていってもらい、ウォンは拗ねた。


キング・ザ・ランドに来たお客様が、光化門でお勧めのレストランを聞いたが、先輩は知識がなく困っていた。サランはさりげなく1冊のノートを先輩に渡した、エリア別のメニューと外国語が可能か書かれたリスト、先輩はそこからレストランを紹介し、お客様に感謝された。サランが休日に店を回って調べた物だった。「ここに入れておきます。みんなで共有すべきなので」と彼女は言った。


創立100周年記念行事について、会長、ファラン、ウォンと重役たちの会議が行われた。ウォンの担当になっていたが、ホテル全体に関わることだから彼には任せられないとファランは異議を唱えた。ウォンは「それなら今後は僕がホテルを引き受けよう」と言った。


恋愛不慣れなウォンは、サランの気持ちが読めず、ギクシャクしていた。

お花を買って、サランのお祖母さんのお店に来たら、お祖母さんは、店の電気を交換しようとテーブルに上がって背伸び、バランスを崩して落ちそうになった、ウォンが助けた。

ウォンは、お祖母さんを入院させて、この機会にちゃんと検査を受けてくださいと言った。

お祖母さんはウォンに「サランを好きなのかい?いくら心が通じていても、真心を言葉で伝えないと届かないことがある」とアドバイス。

そこにサランが駆けつけ「どれだけ心配したか。おばあちゃんがいないと私1人じゃ生きていけない」と泣いた。祖母は「わかった、注射も打って、検査もうける」とサランを慰めた。

ウォンはサランをお祖母さんのお店に送って行き、一緒に片付けると言った。が、電球を変える前にプレイカーをショートさせてしまい停電に、ウォンも泊まることになった。

ウォンはサランに「心から君を大切に思ってる。受け入れてくれる?」と伝えた。サランはキスをして頷いた。二人は手を繋いで寝た。

翌朝お祖母さんが戻ってきたが、店をサランに任せて、ウォンを連れて市場に来た。

市場の馴染みのおばさんたちに「サランの花婿候補一番」としてウォンを紹介。

次は銀行に連れて行き、彼の”住宅財形”の口座を開け、1回目の積立金を払い、次回から自分で積み立ててと言った。ウォンは心から感謝した。

お祖母さんはその夜、たくさんご馳走を作って、サランとウォンに振る舞った。美味しそうに食べる二人の姿に満足な笑顔を浮かべた。


二人でサランの家に戻った時、ピョンファとダウルに会った。山のようにビールを買っていた、二人は、これを飲んで死のうかと言うほど怒っていた。

ダウルは、売上30%増を達成したら”褒賞バリ旅行”と聞き、スタッフ全員死ぬほど働いて目標達成したら、”日帰りのバリ旅行”へ。国内の海の家で、マネージャーが写真を撮ってインスタにアップする行事に付き合わせれた。

ピョンファは、免税品の売上をチーム1位にしたら昇進させると約束したチーム長が、ピョンファの後輩を昇進させた。

売上にインセンティブはない、頑張るのは当然、売れなければ責められる。サランは2年連続で最優秀社員になったのに、もらったのはバッジ1つだけ(2年だから2つ)。

3人は、上司が見てるのは上だけ、手柄は上司のもので、失敗は部下のせい、という現実を話した。

ウォンは、このまま見過ごしてはいけない、僕が責任を持って、と憤った。ダウルたちは課長では無理、「ノ課長を本部長に!」と盛り上がった。


翌朝ウォンは、ノ課長に、航空1位、流通1位、ホテル1位の最高社員3人に、褒賞旅行を贈ると指示した。

常務の決済はなし、ウォンが責任を取る、最高の社員にふさわしい超豪華なツアーを組めと指令した。

サラン、ピョンファ、ダウルの3人は、褒賞旅行の招待状を受け取り、空港に集まった。

そこにウォン、そしてノ課長も来た

ウォンはとっさに、ノ課長を『褒賞旅行を企画したユ・サンシク部長」と紹介した。

感 想

ピョンファさんの上司のチーム長がひどすぎ、免税店のダウルさんの上司も相当です。彼女たちが言う通り、上司が見てるのは上だけで、上の人間はそれを鵜呑みして、その下で本当によく働く社員を見ていないのでしょう。

ウォンが、サランを通じて、この二人から聞く話は、今後の彼のホテル経営に生かされていくことでしょう。

サランが先輩にさりげなくレストランリストを渡して、共有すべきです、というのはとてもカッコよかったですね。

ウォンとサランのお祖母さんの場面に癒されます。

第10話  あらすじ

サランたちへの豪華褒賞旅行は”タイ”だった。

ユ・サンシク部長(実はノ課長)の指揮の元、参加者たちは団体行動で、掛け声は”ウシャウシャ!

到着後、まずホテルへ。タイらしい建築の素敵なホテルで、まず全員プールで盛り上がった!

次にユ部長は、白いお揃いのTシャツを用意していた。後ろに”文字”、5人で”ウシャウシャウ!”と。

ウォンとサランは二人っきりになる機会を伺うが、、。

ユ部長の下調べはなかなか大した物、ヌードルレストランは最高、その後も、各自も屋台で食糧を買い込み山ほど食べた。

素敵なホテルだが部屋は2つだけ。女子と男子に分かれた。女子3人が1つのベッド、男子2人が1つのベッドをシェアー(学生ツアーですね)。

ウォンとサランは、夜、部屋から抜け出し、夜中のプールでロマンチックな時間を過ごした。


翌日もユ部長は綿密な旅程を組んでいた。

ワット・アルン → 食の名店めぐり → アイコンサイアムで買い物 → 最後は船上ディナーパーティ。

ウォンはサランを船上パーティーの前に連れ出そうとしたが、失敗。全員で船上でディナーとなった。

「タイは人も明るいし、余裕を感じる。タイ語で”サバーイ”、せわしく生きるんじゃなく、少しだけゆっくり気楽に」とサランが話した。「”サバーイ”いいけど、それじゃ仕事が回らない。私たちには夢ね」と3人の女子たちは言い合った。

そこに、ピョンファの後輩のロウンが来た。彼はレイオーバーでタイにいて、彼女に今日の予定を聞いたのだ。彼は”ウシャウシャウ!メンバー”に合流して一緒に食事を。ピョンファは幸せな気持ちになった。

彼は、泊まることになり、男子3人が1つのベッドをシェアすることになったとさ。


翌朝は早くウォンとサランは飛び出し、2人で1日自由行動を楽しんだ。

ディナーは、ウォンが、豪華なタイ料理を手配していた(タイの王宮料理?)

食事の後ウォンは、自身のことを話した。

「姉とは母親が違う。父が再婚し僕が生まれたから。幼少期に母が失踪した、ある日、突然。僕は泣きながら母を捜すけど、周囲の人たちは皆笑ってた。その笑顔は獣のようだった。僕の周りに本当の顔を見せる人はいないのか、そして君が現れた、本当の顔で。母の痕跡はどこにもない。恋しがるべきか恨むべきか」と。

サランは「きっと見つかるわ」と言った。

お互いに「僕を選んでくれて、私を選んでくれて、ありがとう」と言い合った。

ウォンが用意したVIPのセダンは、バイクの後ろに荷台がついた物だったが、二人はそれに乗って、夜風を感じた。満月にサランは祈った。

二人は、正装して、素晴らしい夜景が見えるビルの屋上に上がった。

「さっき何を祈った?」とウォンが聞いた。「このまま幸せがつづきますように」とサランは言った。ウォンは「これ以上何も望まない、君がいるのに」と。

二人は「愛してる」と言って、キスをした。

感 想

タイ旅行はオールロケですよね。サラン、ウォンたちと一緒に、タイ旅行を楽しませていただきました。素晴らしい!食べ物もほんとに美味しそうで、屋台の料理〜王宮料理まで。

タイ語の ”サバーイせわしく生きるんじゃなく、少しだけゆっくり気楽に”、覚えておきましょう!

このドラマは、美しいイ・ジュノさんとイム・ユナさんを堪能するドラマのようです。

第11話  あらすじ

ウォンのはからいで、タイ旅行の帰り、全員ビジネスクラスになった。

サランは、キング・ザ・ランドの先輩スタッフ全員にお土産を渡して喜ばれた。

ウォンは100周年記念行事の準備に没頭していた。全従業員のギフトは、従業員が喜ぶ物を調べて決めるように、担当者に依頼した。

ク・ファラン常務は、VIPリストを渡し”議員に挨拶を頼んだ”とウォンの仕事に口を挟んだが、ウォンは自分のやり方を通した。


”免税店、アルガンダ” のマネージャーは、ダウルにまた無理なノルマを課し、無理なら、スタッフ一人クビにすると言った。そしてダウルに「私が出した高い目標のおかげでタイ旅行にいけたから、いい店でご馳走してね」と言った、、(この上司、本当に最低ですね)。


ピョンファは、ロウンのおかげで(セクハラ)機長からの誘いを断ることができ、二人で食事を。ピョンファが「私が好き?」と聞くと「はい、好きです」とロウンは答えた。「悪いけど、気持ちに応えられない」と言う彼女に「聞かれたから答えただけ。先輩の気持ちは先輩のもの、僕の気持ちは僕のもの」と彼は言った。(ロウン君は落ち着いてて本当にいい人です!


ウォンはサランのおばあさんの店に、タイのお土産を持って行った。おばあさんの市場の友達のお土産もあり「気が利くね」とおばあさんは喜んだ。ウォンは「おばあさんとサランのことは僕が必ず守ります」と約束した。


サランは、ドア・パーソンのマンのキム・ボンシクさんに、ハン・ミソという方をご存知かと訊いた。彼は、知人が知っているかもと、客室担当のキム・オクチャさんを紹介してくれた。


ウォンは父とホテルについて話し、「父さんにも過去には夢があったことが聞けてよかった」とタイのお土産のトラ軟膏を1つ渡した。


『キングホテル100周年記念式典』の当日になった。

ウォンは「キングホテルの100週年をお祝いします。お集まりくださった皆様、心より感謝いたします。このパーティーのために裏で汗を流す従業員の皆さんにも感謝の言葉を伝えます」と述べた。

ク会長の祝辞の後、来賓の祝辞。ク常務は「パク議員おねがいします」と小声で言ったが、、。

チェ・ヨンスさん”が呼ばれた。ウォンが勤続30年のキム・ボンシクさんから、印象深い話しを聞き、チェさん親子のこと知り、わざわざ大田まで行き招待したのだった。

「チェ・ヨンスです。私がこの場に招待されたは父のおかげだと思います。父は初代キングホテルの会員で、ホテルのエントランスの木は父が植えました。幼い頃は父とよく来て楽しい遊び場でした。父の事業の状況が悪くなり、厳しい生活の中で希望を失っていましたが、この場に呼んでいただき夢が持てました。来年のクリスマスには家族とキングホテルにきます、一生懸命生きるつもりです」と挨拶した。

ク会長が「ヨンスだな、チェ社長の長男」と懐かしそうに声をかけて、同じテーブルに座れと言った。

「次は、キングホテルのに根をはる大樹、キム・ボンシクさんからのご祝辞」とウォンが紹介した。

ボンシクさんは「接待でキングホテルのバーを利用して泥酔してロービーのソファで寝てしまったことがあった。目覚めた時、別世界が飛び込んで来た。ホテリエたちが笑顔で働いていた。その時”ここで働けば幸せになれるかもしれない”と思った。キングホテルに来て私は成し遂げました。私はキングホテルが誇る守門将であり、ドアーパーソンです」と祝辞を述べた。

次は客室係27年のキム・オクチャさんの祝辞。

記念祝典には、他にも、ホテルの電気の管理しているベテランの方、10年以上肉を切っている生肉担当の方などがVIPとして招待されていた。

「最高のホテルを作るのは、裏方の存在が大切。最前線にいる方々、制服を着ていないホテリエの存在を紹介したい」とウォン自らが会いにいき祝典に招待した人たちだった。

祝賀パーティは和気藹々と大盛況で終了した。

ク常務から祝辞を頼まれていたキム議員だけは、大立腹で、途中でパーティを抜けて帰ったが、、。

ク会長はその夜、ハン・ミソが作った”戦略企画書”「誰もが幸せになるホテル」を見直していた。

サランはウォンに「おめでとう。今度の日曜日うちに来ない?ピョンがいないから」と誘った。


日曜日、サランは手料理でウォンをもてなした。いい感じの二人、お姫さまだっこで、熱いキスを交わした、、、とその時、荷物の落ちる音が。

「あーー!」ピョンファ、ダウルの叫び声、ノ課長、ロウンが立っていた。

感 想

わぁー、ク・ウォン本部長、いつからこんなにできる男!になってたの?

100周年記念式典にVIPとして、ウォン自らが出向いて招待した方々が素晴らしかったです。

ホテルを支えているのは、目に見えないところで働いている裏方の人たち、ウォンが、そのことを分かっていることに感動しました。

式典に参加した裏方の方々の笑顔がまた素敵でしたね!

ウォンさん、パーティーの時のすきっとしたスーツ姿、堂々とした司会、かっこよかったです👍

ウォンはサランのおばあさんにもほんとにやさしくて、2人の場面に癒されます。

サランとウォン、あんなに熱いキスをしているところをみんなに見られて、言い逃れはできません、、ハハハ😂

第12話  あらすじ

熱いキスを見られたサランとウォンは、ソファの前に座らせれ、ピョンファ、ダウルから質問責め、ロウンは横で大人しく、ノ課長は部屋の入り口でヘニヤヘニャに。

ダウルから「もう隠し事はない?実は会長の隠し子とか」と言われ、ウォンは「会長の息子です。僕は本部長のク・ウォンです」と言った。「あちらがノ課長」とサランが付け足した。みんなは焦った、態度が豹変、ウォンに気を使い出し、タイ旅行の非礼をお詫びした。


100周年記念式典の成功で、”キングホテルは世界のホテルを抑え、ベストホテルを受賞、100年の歴史を共にした従業員の功績を讃え、最高級ホテルの品格を全世界に見せつけた”とネットニュースになった。

会社の役員たちも、ベストホテル受賞に喜び、ク本部長を評価したが、一人ク常務は超絶不機嫌に。役員たちは、彼女にゴマを擦り、会議では、グループ全体では停滞していると会長に提言した。

ク会長は、ファランとウォンに、次回までにどんな会社にするつもりか企画書を出すように言った。


ピョンファのチーム長は、機内販売で1位になり、本社に転属が決まった。ピョンファが「”ごめんね”ぐらい言うべきでは?」と言うと「チーフは無理だとわかってるでしょ?離婚経験があるから」といじわるく言った。

ピョンファは、以前、付き合った男に勝手に婚姻届を出された。彼女が冗談で”交際100日記念”に書いた婚姻届を。役所に行ったが取り消せず、”離婚”するしかなかった。結婚もしていないのに。


キング・ザ・ランドにパク議員が来た。「祝辞を頼まれたから来てやったのに」と先日のパーティーの件で、ク常務に怒鳴どなっていた。サランがサーブしていたが、彼女に八つ当たりし、ク常務に「社員教育がなってない、クビにしろ」とナプキンを投げた。

そこにウォンが来て「議員に見合う態度で」と丁寧にお願いしたので、議員は、カンカンに怒って帰った。ク常務はウォンを睨み、「一人の社員?ヘリまで飛ばした」とサランを見た。

サランは先輩たちに迷惑をかけたと気にしていたが「あなたのせいじゃにない」と、飲み会にも誘われた。サランは、チームの一員に認めてもらえた。

先輩たちは「本部長は真心がある。100周年記念で従業員全員に100万ウォンずつボーナスが入っていた。アンケートで社員の欲しいものを調査して、現金が1位になると、即入金!」と喜んでいた。

帰り、雨の中、ウォンが傘をもって迎えてに来てくれて、サランの家に行った。


ノ課長はク常務に呼ばれ、「ウォンの事を、業務から私生活までどんなことでも報告して(スパイになれ)」と要求された。ノ課長は「どこまで引き上げてもらえるか?」と訊いた。


サランは、リネン室にいるキム・オクチャさんに、ハン・ミソという方について尋ねた。キムさんは「一番の親友よ。誰よりも勇敢で本当に美しい人だった。性格もよくてね」と言った。

サランはウォンを呼び出して、海までドライブしてもらった。

「母に会いたい時におばあちゃんと海に来た。ある日、風力発電機ができた、急に海の道が開けたの」と指差した。引き潮の時に、遠くまで行ける道が出来ていた。「これが母へと通じる道になった」と言って、ウォンと一緒に歩いた。

サランはバッグから1枚の写真を出してウォンに渡した。「キム・オクチャさん、リネン室にいる長年の友人が下さった。勇敢で美しい方だった、性格もよかったと、一度話を聞くといい」と言った。

ウォンは、涙ぐんで一人で写真を見つめた。


ク・ファランは、夫から離婚届けを出され、印鑑を押すように求められた。

息子が一人で海外から戻ってきていたが、ファランは、まだ小さい息子を抱きしめもせず「ママを煩わせないで。帰って」と言った。


サランは、”ドリームチーム” に選ばれた。会長の私用にも同行する最高の地位で、今週末の予定に合流することになった。

着いた先にメイドの制服が用意されていた。着替えて部屋に入ると、、、

ク会長、ファーアスト・ロイヤルホテルの会長とその末娘のユリ、そしてウォンがテーブルに座っていた。サランは動揺した。

ク会長が「決まっていることだから手短に言う、ウォン、今年中にユリと結婚しろ」

サランは、お皿を落とした、、。

感 想

このドラマ、特に進展もなく、ただただ、サランとウォンの美しさを愛でるドラマかと思ってましたが、少しずつ進展してました。

ウォンが、本部長と知ってうろたえるピョンファとダウルが面白かったです。

キングホテルが、世界のベストホテル賞に選ばれたのは快挙!ク常務の顔色ばかり伺っている役員たちは情けないですが、だんだん常務から離れていきそうです。

ク本部長、10万ウォンずつボーナスを全社員に即入金なんて、理想の上司!上司が変わると世界が変わるって、サランの先輩も言ってました。


ピョンファのチーム長は最低です。しかし、ピョンファ、元彼に腹いせで婚姻届を出されたとは。教訓、大切な書類を冗談で書いてはいけない。


ノ課長、ク常務にスパイになれと言われましたが、まさか、ウォンを裏切ことはないですよね?裏切るように見せかけ、わざとウソの情報を与えるのでは?

ク常務、かわいい息子がいるのに、自分の邪魔になるから海外で住まわせているようです。


サランが、母の思い出の場所にウォンを連れてきて、彼のお母さんの情報と写真を渡しました。サランはよくできる人ですね。

しかし最後は衝撃、ウォンの政略結婚(?)の話、サランは動揺、、どうなる?

第13話  あらすじ

サランはお皿を落とした。

ク会長が「ウォン、今年中にユリと結婚しろ」と言ったから。ウォンがすぐに「ケガはないか」とサランを気づかった。サランは2階の担当に変更された。

会長たちはその後も、ウォンとユリとの縁談話しを進めた。ウォンは「愛する人がいる。縁談に興味はない」と食事の場を離れた。

サランが2階に食事を運ぶと、仮面をかぶった男の子に足をつかまた。驚いて注意すると、「坊っちゃまと呼べ」と生意気な態度、サランは「謝りなさい、お仕置きをしないとね」と遊んであげた。男の子は常務の息子の”ジフ”だった。会長に呼ばれたジブは、大人たちに完璧な挨拶をした(サランの目はまんまる😳に)

サランは日当をもらい家にもどった。そこには1ヶ月分の給料が現金で入っていた。

会長はウォンに「愛する人?別れろ」と言ったが、ウォンは「別れない。愛する人を守り抜く」と拒否した。


ウォンは「パフォーマンス・ステーキ」の店で、でサランを待っていたが、、あまりに元気のない彼に、シェフがビールをご馳走。「ケンカ?それともフラれた?」と言われ、ウォンは必死に否定、サランが現れ、やっと笑顔に。

「ゆっくり考えてみる」というサランに、ウォンが「別れる選択肢は捨てろ」と言うと「別れると?」と怒られてしまった。「縁談のこと?反対されるのは分かってるから心配しないで。ドリームチームのこと、参加して分かった、頂点を極めたところで富裕層のメイドにすぎなかった、私が夢見た世界じゃない」とサランは言った。

シェフのパファーマンスが始まった、最高ですね😁👏


会長から、ク常務とウォンに出された宿題 ”どんなホテルにするか”のプレゼンが行われた。

ク常務と役員が総出で出した案は、固定費、変動費の削減、特に人件費を削減することで、年間100億ウォンの経費節約の案、”削減”だけだった。

ウォンは「100億の10倍、1000億から」と始めた。彼は「世界30のホテルと委託経営契約を結んだ。キングホテルは海外に進出する。全世界どこでもキングホテルと出会える。”ワールドベストホテル”を受賞したからで、社員全員のおかげである。100年記念行事でキングホテルのイメージを確立できた」と将来の展望を披露した。

会長は「ク本部長、来月から社長に就任しろ」と即決した。


サランは会長の要望で、ジフのお世話をすることになった。会長の「孫の願いをかなえてやりたい」という個人的なお願いだった。サランは承知し、弟のように接しても?と了解を得た。

ジフはサランに威圧的な言葉遣いをしたが、サランはジブを弟のように扱って、すぐに彼の心を開いた。ジフには友だちがいない、「やさしくしないと友達はできない」と言うサランのことばを素直に聞いた。

会長は、ジフの嬉しそうな様子を見て、あんな笑顔をみるのは初めだ、と喜んだ。

サランがジフの部屋におやつを運んでいる時、家にいたウォンに見つかり、彼の部屋に入った。これからという時に、ジフに見つかりそうになり、うまくかわした。

ジフがリビングのソファで寝ていた。ウォンに「ママと3日前から会ってないので、ここで待っていても?」とジフは言った。

ファランが戻ってきた。「ママ」と走っていくジフに「なぜ家に?あなたまで煩わせないでと言ったはずよ、部屋へ」と冷たく言った。ジフはしょんぼりと部屋に戻った。

ウォンは初めてジフの部屋に入った。ジフは泣いていた。「やってみたいことは?叔父さんに言ってくれ」と出て行こうとすると、ジフはウォンの服を掴んだ。

ジフは、ウォンとサランと公園でピクニップ。ジフは楽しそうだった。

「叔父さんのようになりたい、世界中で一番かっこいいから」というジフに「大事なのは会いたい時に会いたいと言うこと、ママやパパにも。正直なのは勇気があるってこと。ジフには勇気のある人になってほしい」とウォン入った。

そして、自分も勇気ある人になろうと、リネン室のキム・オクチャさんに会いに行った。

「待ってたの、あなたが訪ねてくるのを」とオクチャさんは言った。

「僕に母の人事記録を送りましたね?」とウォンが聞くと、彼女は頷いた。

話を聞いた後、ウォンは母の大事な思い出の懐中時計をケースに仕舞い、「おなかすいた」とサランに電話、彼の目は濡れていた。

サランの家で、みそチゲ、キムチ、卵焼き、ごはん、の夕食。お揃いのパジャマで。

その後ビールを飲んだ。「お母さんに会わないの?」とサランが聞くと「僕から去った理由が分かったからいい」とウォン。サランが会った方がいいと思うと言ったが、ウォンは「これ以上、母のことは考えたくない。やっと少し楽になったから」と。「楽になったならいい」とサランはウォンを抱いた。彼は「うん、ありがとう」と涙ぐみながら言った。二人はキスをした。

二人は写真を撮られていた。

感 想

サランがいつもすごく落ち着いているのに驚きます。

サランの「頂点を極めたところで富裕層のメイドにすぎなかった」のことばが印象に残りました。

ウォンの”キングホテルの展望”のプレゼンは素晴らしかったです。社員と共に、キングホテルを世界のホテルへ、という未来の夢がありました。

ウォンの部屋に、修復された”大鯛”が額に入れられ、飾られていました。こういう小道具の使い方、とても上手ですね。

ジフ君、まだいました、可愛いです。母を恋しがっています、怖い母だけど。

それにしても、ク・ファング常務、ドラマが進むに連れて、ますます怖い顔になっていってます。

ウォンは、母の話を聞いた後、涙ぐんでいましたね。そんな時「おなかすいた」と電話できる相手がいる幸せ。そしてご飯はいつもの、普通のご飯が一番です。

最後の写真は、ク常務の仕業ですね。

第14話  あらすじ

ク会長は、ウォン熱愛の記事と写真がネットに出ると聞き、止めさせようとしたが、ク・ファランはその2倍支払い、ネットに載せ、次々と続報も流させた。

サランの顔もすぐにネットにさらされた。

ノ課長は、ウォンに「これはク常務の仕業だと思う。数日前に常務に呼ばれ、本部長の私生活から業務まですべて報告するように言われた。見返りに本部長の座を約束されたが断った」と話した。

サランはホテルのスタッフたちから、「本部長をどんな方法で落としたのあ?尻尾を振って」とねたみや嫌味を言われた。ウォン「好きになったは僕から。尻尾があるなら振ったのは僕」と堂々とサランをかばった。

ク常務は、過去のク会長とウォンの母親のことまでネットに晒した。

会長は激怒、「ウォンの母親の記事は下げさせろ、公的な立場としても個人としても許さない」と部下に命令した。

ウォンはキング・ザ・ランドのスタッフたちに「これは、スキャンダルではなくラブストリー、本部長としてではなく、恋人としてサランを頼みます」とお願いした。「サランさんは同じチームの仲間、頼まれなくても傷つかないように守ります」と一人のスタッフが言った。


チーム長になったピョンファの後輩は、ロウンをミュージカルに誘ったが断られた。ロウンがピョンファを好きだ知った彼女は、わざとチームの全乗務員がいるところで、ヒョンファに離婚歴があることを公表し侮辱した。ヒョンファはいたたまれず、その場を離れた。


ク常務は、役員たちを集めた。彼らは「”ホテル後継者が女子社員に手を出した”とイメージが落ちている、役員全員一致で、本部長の社長昇進に反対の意を示す」と常務に言った。

そこにク会長が入って来て、「記事を出したのは、ク常務だろ。お前の私欲が会社の価値を下げた。今日をもってホテルの全職務から手を引け」と役員たちの前で言い渡した。

ファランは「お父さんの心の中に、私がいたことはただの一度もなかった」と父に言った。


サランはウォンを連れて、おばあさんに挨拶に来た。

おばあさんはウォンの手を取って「サランを泣かせたら、それがお前の命日だ」と言った。ウォンは「そんな日が来ないように僕が尽くします」と。

そこにおばあさんの市場の友だちが「本物の財閥をみるのははじめて」と大勢押し寄せてきて、サインや写真やらと大騒動に。


会長はウォンに「ホテルチェーンの展開はすべてお前が進めろ。出張もお前が行くんだ」と言った。父は熱愛記事については何も言わなかった。

会長が、キング・ザ・ランドに食事に来て、サランを同席させ「別れとは言わないが、騒ぎが落ち着くまで静かなところにいなさい」と言った。これは会長命令、サランは従うしかなかった。


ウォンは出張に行く前日、サランを誘ってデートした。閉館した遊園地をプライベートで開けさせた。サランは異動命令が出たことは言わず、ウォンとの時間を楽しんだ。

ウォンが海外出張に出発した日、サランはバスに乗って、地方の”キング観光ホテル”に移った。

そこにいたのは、ホテルで働き始めた時のジムにいた先輩。彼女は「一度入ったら二度と出られない有名な流刑地、キング観光ホテル」と言った。

サランの部屋は、先輩と同室、何もかもキングホテルとは違った。

しかし、サランは制服に着替えて、気を引き締めた。


ウォンが3週間の出張から戻ってきた。サランに電話しても出ない、すぐにキング・ザ・ランドに戻ったが、サランの姿が見えない。

ウォンは作り笑いを浮かべるスタッフから、サランは異動になったと聞いた。彼は「ハナさん、その笑顔は本物ですか?」と聞くと、彼女は口元を引き締め「サランさんに関しては、かん口令がでた、キング観光ホテルだそうです」と言った。

ウォンが礼を言って外にでると、女性が立っていた。

横を通りすぎる彼を「ウォン」と呼んだ。ウォンは振り返った、母だった。

感 想

誰もが分かっていたことでしたが、ウォンとサランの写真を撮らせ、ネットに熱愛報道を載せたのは、ク常務でした。ウォンの母親のことまでネットに載せるとは、悪質です。

彼女のセコイ策略は、ク会長に見破られ、彼女はホテル業務の全てから外されました。

ク常務、彼女も父の愛を欲していたの?(”梨泰院クラス”の長会長の息子、グンウォンのように?)

いずれにせよ、ク常務のような人には誰もついて行かないし、このような人が経営する会社はいずれ潰れるでしょう。

ウォンが、ホテルのスタッフの嫌味や嫉妬からサランを守ったのは、カッコよかったです。

サランを ”キング観光ホテル” に左遷させられましたが、こんなホテルがあったとは?泣きたい気持ちだろうけれど、腐らず、制服に着替えて、キリッと働くサランはほんとに素敵な女性です。

最後に、ウォンの母の登場。いよいよ来週が最終週ですね。

どんなハッピーエンドを迎えるでしょう?楽しみです😁

第15話  あらすじ

ウォンの母は、ク会長と”キング・ザ・ランド”で話した。

「黙って去った理由は1つだけ、ウォンのため。お父さんがあの子を人質にとり、私を脅した、消息を絶てばウォンを守ると。警告に来たの、ウォンから人生を取り上げないで」と言って去った。

母は部屋から出てきたウォンを見た。「ウォン、お母さんよ」と声をかけて、近寄ろうとしたら、ウォンは後ずさった。

母とウォンは、部屋で向き合った。

母は「謝りに来た。ここを去ることであなたを守れると思ったけど、間違ってたようね」と言った。ウォンは「今は理解できるから罪悪感を持つ必要はない。今後は自分のために生きてください。恨んだことは一度もない、僕を愛してくれたと感じることができるから」と言って席を立った、母は一人部屋に取り残された。

しかし、ウォンは廊下に出て泣き崩れた、、、部屋に戻り、何も言わずに母の肩を抱いた。母は泣いた、二人は抱き合った。


サランは ”キング観光ホテル”でもよく働いていた。先輩が「経営が厳しく売るつもりだから、人員の補充はない。みんなここを守ろうと頑張ってる」と言った。

ホテルスタッフたちを集めて、食事とミーティンが開かれた。代表は「有給を取れ、ホテルはもうすぐ売却する」と。

サランが外でスピーカーのチェックをしてる時、ウォンが現れた。

「待たせてごめん、帰ろう」と言ったが、サランは「ここで仕事がある」と言い、ウォンも誘って中に入った。ウォンは、パーティー会場のテーブルセッティングを手伝った。

2人でお茶を飲んだ。ウォンは「母に会った。心の温かい、いい人だった。会ってみて気づいた、一度たりとも忘れたことがないと」とサランに話した。

サランは「ここの仕事、やりがいがある」と言った。

「ほんといいところ、裏に森があって神秘的、癒される気がする。ご案内できるように休日は近所を散策する。いいお店をたくさん見つけた。近所もいい方ばかり。ここは特別席、世界中の星が集まっているように見える」と空を見上げた。

「スタッフたちが守ろうとしているが、ホテルはもうすぐ売却されるみたい」と彼女は続けた。

ウォンはサランと一緒に、ホテルの裏の森を歩いたり、美味しいお店に行ったり、近所の人の溜まり場にも行き、ホテルの周辺を探索した。

そしてホテルのスタッフを集めて食事を。

そこに代表が釣り道具を抱えてやってきた。仕事の一環、市庁の担当者とホテルの跡地に文化院を立てる相談だったと言った。

ウォンが「僕が希望の額でキング観光ホテルを買います。十分検討した、”リフレッシュできるホテル”を作る」と言い、代表はお役御免となった。

サランはウォンに、みんなが希望を持てたと感謝した。

サランはウォンとキング・ザ・ランドに戻った。


ピョンファは、またノ機長からセクハラを受けていたが、彼女は機長に蹴りを入れた。なんと”婚姻届”を出した元彼は機長だったようだ!

ロウンが機長に「今度先輩にちょっかいを出したら許しませんよ」と警告してピョンファを追った。

二人はドライブした。海が見える眺めのいいところで、ロウンは「僕は過去の先輩に興味はない。好きなのは今の先輩。雨が降れば僕が傘になります」と言い、2人はキスした。


ノ課長、ダウル、ピョンファ、ロウンが、「キング観光ホテル」にやってきた。ノ課長が”サプライズ”を主張して、サランには内緒できたが、、。

受付で「サランは先ほど、ソウルに帰った」と言われ、ノ課長、みんなに牛カルピを奢ることに😭


サランは”キング・ザ・ランド”に戻った。会長が来たので「こんにちは」と挨拶したが、「久しぶりだな」と会長は言い、けわしい顔で通りすぎた。

ウォンは、キング・ホテルの社長に就任、会長に「キング観光ホテル」の件を話した。「キング・ホテルは世界的チェーンになる、その前に国内の基盤を整える必要がある」と言った。

そして「お父さんに逆らっても、僕は自分の思いを貫く(サランのこと)」と言うと、会長は「どうなろうと自分で責任をとれ」と言った。


ファランの夫が「お前の仕業だな」と激怒してやってきた。ファランが「お金を渡したらすぐに去ってくれた。はした金で、安っぽい愛ね」と言うと、夫は彼女を殴り、彼女は夫を殴り返した。「だからお前は愛されない。愛に飢えている哀れな人間だ」と夫は捨てセリフをはき出て行った。

ファランは泣いた。息子のジフが来て「ママ、泣かないで。言うことを聞いて、アメリカに帰るから」と言って母を抱きしめた。ファランもジフを抱いて泣いた。


サランは、おばあさんの家に来た。悩みがあることをおばあさんはすぐに見抜いた。


ウォンは、プロポーズの指輪を買い、サランと初めて食事をしたレストランに彼女を呼んだ。貸切で、プロポーズの仕掛けも十分に用意していた。

「実は君に大事な話があるんだ」とウォンが言うと、サランも「私も今日話したいことがあるの」と言った。

ウォンはサランに先に話すように言った。

「離れようと思う。何度も考えたけどこのままじゃ、私らしくいられない。離れたい、そうさせて」とサランは言った。

窓の外には、ウォンがプロポーズのために用意していたドローンが、大きなハートを作っていた、、。

感 想

ウォンは母に冷静な態度を取ったが、戻ってきて、母を抱きしめました、本当に2人にとってよかったです(涙)。

サラン、”キング観光ホテル”で仕事をしながら、休日は、お客さまをご案内できるように森を散策したり、お店を開拓したりしてます、ほんとにプロだわ!

そしてウォンに「あるのに、見ようとしないとそこにある大切なものが見えない」と話してました。大事なメッセージだと思います。


ピョンファはロウンと恋人になり、ダウルの免税店のひどい課長はいなくなるようで、良かったです。

ファランさんは「愛に飢えた可哀想な人」だった、でもジフはそんなママが大好きで、ファランさん、こんな可愛い息子がいてよかったです。


サランは、会長の硬い表情と態度に、”自分は歓迎されていない” とひしひしと感じたのでは?このままウォンと結婚しても、萎縮して自分らしくいられないと思ったのではないでしょうか?

明日の最終回はどうなるのか?

予想(というか希望)は、サランは、”キング・ザ・ランド” を辞めて、”キング観光ホテル”に再度 異動。そして”キング観光ホテル”を、彼女の理想のホテル、お客様に幸せな時間を提供できるホテルにリニューワルする。

明日の最終回が楽しみですね。

第16話 (最終回)あらすじ

サランはおばあさんに、「今しているホテルの業務は、私がしたかったことじゃない」と相談した。おばあさんは「一度きりの人生よ、心から望むことをしなさい」と励ました。


サランはウォンに「離れたい。ホテルを辞めたい。私はホテルのお客様に幸せな1日を贈りたかったのに、今の仕事は違うと思う。小さくても私らしいホテルを作りたい」と話した。ウォンは「幸せな決心だね、おめでとう。どこにいても何をしていても僕はいつも君の味方」と祝福した。


サランはレモン色の明るいスーツを着て、ク会長を”キング・ザ・ランド”での食事に招待した。

「私は退職します。ホテルを辞め、堂々と付き合おうと」と言うと、会長は愉快そうに笑い「だから君が好きなんだ。すまなかった、大人気なく振るまって」と謝った。

ふたりは笑顔で食事をした。

サランは、キング・ザ・ランドのスタッフたちからは餞別の贈り物をもらい、みんなとハグして感謝を言い合った。

荷物を持ってバス停で待っていると、白い大きなリムジンが止まった。ウォンが花束を持って出てきて、門出を祝い、白い素敵なパンプスをプレゼントしてくれた。「いい靴はいい所へ連れて行ってくれる」と言って。そして、サランに、これまでのキングホテルへの貢献に感謝を述べた。


ウォンは会議で、ジュニアスイートに置くコーヒーマシンを、スタンダードルームにも置く提案をした。

スタッフのための休憩室や仮眠室の準備も進めていた。

ノ課長は、ウォンから新しい名刺入れをもらった。そこには ”戦略企画室 部長”の彼の新しい名刺が。そしてもう1つ、ステキな時計もプレゼントされた。(もうノ課長ではなく、ノ部長ですね


サランは、自分のホテルを作るための物件を探し、ついに、海が見える理想の物件を見つけた。

チョン社長、開業おめでとう”、家ではダウルとピョンファがサランのお祝いパーティを開いてくれた。2人はいつもサランにいいことが祝ってくれる。

おばあさんのお店を手伝いに行った時、おばあさんは、サランに貯金通帳を3つも出した。

1つは 、今までの日当と退職金。2つ目は、智異山で採った山参(サンサム)を売ったお金。3つ目は「あんたが、好きなことに使えるようためたものよ」と。

「どんなホテルにしろ、あんたらしくしなさい。世界一、ステキなホテルになるよ」とおばあさんは言ってくれた。サランは「ありがとう」とおばあさんを抱きしめた。


ファランはアメリカに戻るジフを空港に送った。「ママ、本当に大好きだよ」とジフはファランに抱きついてから、走って出発口に戻った、、が、ファランはジフの手を取ってを「家に、もどろう」と引っ張った。ジフの顔が喜びに変わった。


ウォンは、記者会見を開いていた。記者からの”目標はキングホテルを世界一にすることか?”の質問に「誰もが心から笑える場になること、それがキングホテルの目標です」と彼は答えた。

サランの ”Hotel Amor ”の準備が整った。”愛の始まる場所 ホテルアモール 今夜、予約解禁です”とSNSでアップした。

夜遅くに物音が、ウォンがホテルの庭に花をいっぱい飾ってくれていた。サランはここは「5ス級ホテル,スマイル5つ、だから5ス級」と言って笑った。ウォンはその日、サランの部屋に泊まった。


ロウンは、ピョンファをドライブに誘った。「どこに行くの?」と聞くピョンファに、彼は「母のところに」と。連れて行ってくれたのは、彼の母が眠っているお墓だった。ピョンファは「末長く幸せな日々を送ります。見守ってください」とお母さんにお願いした。


ウォンは、毎晩、仕事が終わってから、サランのホテルに手伝いにやってきた。サランは忙しいウォンを気遣って、バイトを雇って週末に自分がソウルに行くと言ったら、、

ウォンがバイトに応募してきた。彼以上のバイトはいなくて、サランは彼を採用した。

そしてウォンは「一番大切な最終面接を」と言って、彼女の前にひざまずいて、指輪を出した。「一生一緒にいたい、結婚しよう」と。サランはうなずき、「愛している」と抱き合った。

おばあさんのお誕生日をサランとウォンが祝った。お料理はウォンの手作りと買った物で。サランとウォンが改まって、「僕たち、結婚します」と言うと、おばあさんは涙を流して喜んだ。


”キング・ザ・ランド”で、ウォンとサランの結婚式が行われた。

ウォンの母も来ていた。ファランはジフと一緒に、ウォンの母に会った。母はジフを抱きしめ「いい子に育てたわね」と言った。ファランは何も言わなかった、、。

結婚式には、ダウル家族、ピョンファとロウン、ホテルスタッフ、キング・ザ・ランドのスタッフたち、そしてもちろん、サランのおばあさんも参加。

ク会長が「親は子に自らの道を歩ませるべきだとお前の母親が言ってた。祝うよ」とウォンを祝福し、二人はハグした。

カッコいい新郎の入場、続いて、今日の主役、新婦が入場した。

新郎ウォンが新婦サランを迎え、2人は手を取って祭壇に上った。「行こうか」とウォンが言うと、サランはうなずき「どこへでも」と言った。

ーー完ーー

最終回まで見た感想

美しい最終回でした!(私が昨日書いた予想は、少しは当たっていたかな?)

最後の結婚式、新郎のジュノさんと新婦のイム・ユナさん、ほんとうに美しかったです。

15話のサランの「離れたい」が、ウォンと別れるとか距離を置くという意味ではなかった。

”自分の理想のホテルを自分で作りたい”というサランが本当にしたいことを見つけて、それに挑戦したいという意味だったのですね。

サランの話を聞き、彼女の挑戦を心から応援するウォンもすごくステキでした。

そしてサランは会長を食事に呼んで「堂々と付き合いたい」と宣言しました。それを聞いた会長はむしろ清々すがすがしく喜んでいました。ウォンの地位や財産で、彼に惹かれたわけではない。誰であろうが、自分が愛した人と堂々と付き合う、と言える彼女は素晴らしいです。


おばあさんが、サランのために貯金通帳を出してくれる場面、おばあさんの深い愛を感じて泣きました。ところで、智異山で採った山参(サンサム)を売ったお金、1億5000万ウォン!?には、本当に驚き😳

ロウンがピョンファをお母さんに紹介すると連れて行ったのが、お母さんのお墓だった。そこには、ピョンファが、ロウンが助けてくれた時、お礼にとお母さんへ送った”スカーフ”が置かれていました。この場面にもジーンときました。

ファランさんが、出発口に入ろうとしたジフを連れ帰る場面も。幼い息子が自分を守ろうとしてくれた。ファランさん、結婚式でウォンの母に会った時、一言も発しませんでしたが、その目に敵意はなかったですね。彼女も硬い心を解いて、少しずつ変わっていくでしょう。


シンデレラ物語のようで、そうではなかったと思います。

サランは、自分の意思で自分の人生を決める決定権をもっている女性、仕事へのプロ意識をもち優秀。笑顔を絶やさず、恋人も友達も大切にして、もちろんおばあさんもとても大事にしている、本当にステキな女性です。

ウォンが、そんなサランから影響を受け、彼の閉ざされていた心が、開かれていったように思います。ウォンはビジョンを持ち、社員を大切にする優れた経営者になりますね。

ジュノさんとユナさん、美男美女のカップルを堪能できたドラマでした。

最高のハッピーエンドで、幸せパワーも受け取りました❤️ ありがとうございました。

最後までお読みいただきありがとうございました☺️

Drama
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