『いつかの君に 』1話~12話(最終回)までのあらすじと感想 *ネタバレあり

第7話 あらすじ

〔1998年〕

ミンジュは、シホンとジュニに本当のことを話す時だと思った。

「夢の話をしたよね、あれは現実。私はハン・ジュニ、2023年からやってきた。ミンジュとは別人。証拠もある」とミンジュと自分の筆跡を見せた。「恋人の1周忌の後、テープレコーダーが届き、曲を聴きながら寝たら1998年に来てた。そうだ!犯人を捕まえなきゃ、ミンジュは10月13日に殺される」と必死で訴えたが、2人は信じなかった。しかし、彼らも確かにミンジュは、性格も話し方も変わったと認めていた。


夜の学校でダヒョンと子分の女子2名が、ミンジュの着替えの写真を教室に貼っていた。彼女の机に写真を入れたのもダヒョンの仕業だった。

夜の学校は怖い。2人がトイレに行っている間に、ダヒョンは”あの男子生徒”に口を押さえられ捕まった。

翌朝、ダヒョンは教室で亡くなっていた。

ミンジュは、例の2名の女子から、ミンジョの着替えの写真を昨夜教室に貼ったが、全てはがされていたと聞いた。

ミンジュはシホンの家で、このことを2人に話した。

彼の部屋は木工の作品がたくさんあった。シホンはミンジュを「ハン・ジュニさん」と呼んだ。「今は信じてる。話に一貫性があるし。俺の好きなハン・ジュニをもっと知りたい」と。

ミンジュは、机の上のスケッチブックを見た。彼は絵もとても上手。そして彼女は、”並木道を走る少女の後ろ姿”のスケッチを見つけ、動揺した、、。

「ヨンジュンなのね、あなたが」とジュニは涙目で言った。


〔2023年〕

ハン・ジュニは、ナウンに起こされ、2023年に戻った。彼女は、シホンの部屋でみた”少女の絵”を思い出し、急いで”カフェ27”のマスターに会いに来た。

「シホンがヨンジュンですよね。ヨンジュンもシホンの体に入った?」と聞いた。

「それは俺が答えるよ」と杖をついた男性が出てきた。

ジュニは涙ぐみ「あなたナム・シホンなの?ク・ヨンジュンなの?」と聞いた。


彼の話が始まった。

2002年、ナム・シホンはアメリカから1週間の予定で帰国した。彼は、チョン・インギュの面会に刑務所に行ったが、彼は面会を拒否した。インギュはミンジュ殺害を自白して、収監されていた。

バスでソウルに戻る時、大雨になった。彼はソ・ジウォン『涙を集めて』をカセットで聞いていた。運転手が運転を誤り、バスは崖に転落した、、。

交通事故で、ク・ヨンジュンが瀕死の状態で病院に運ばれたが、脳死状態に、、、しかし、彼は息を吹き返した。

目覚めた時、女性二人が「ヨンジュン」と彼を呼んだ。ヨンジュンの体の中で目覚めたのは”ナム・シホン”だった。

シホンが何年ですか?と聞くと、そこは2007年だった。彼は2002年から2007年に来て、ク・ヨンジュンの体に入ったのだった。

シホンは、1998年ミンジュが「夢の中で私はハン・ジュニ、あなたはク・ヨンジュンだった」と話したのを思い出した。

シホン(ヨンジュン)が、姉にどんな事故だったかと聞くと「友達のテハの運転する車で旅行中に事故に遭った。テハは手遅れだった」と姉は言った。

シホン(ヨンジュン)は退院し、ヨンジュンの家に戻った。

彼はノクサンに行き、「27レコード」を訪れた。今週で閉店の張り紙がしてあった。ミンジュの叔父さんがいた。

シホンは彼に「ナム・シホン、でも体はク・ヨンジュン。ジュニが言ってた彼女の恋人」と話した。

オーナーは、「レコード店を畳んでソウルでカフェを始める。ジュニが俺は将来カフェのオーナーになると言ってた。ジュニの話をキチンと聞いておけば、ミンジュの事件は避けられた」と彼は涙ぐんだ。

シホンはネットで”ハン・ジュニ”を検索し、彼女が”ソンドン大学の経営学部”に在籍していることを調べた。

感 想

前回までは高校生の三角関係、と気楽に思ってたら、学校で殺人事件が起き、それも曖昧なまま、2023年に戻り、ナム・シホンとク・ヨンジュンの関係が暴かれるという展開でした。

ナム・シホンが、ク・ヨンジュンの体に入った、つまり、ハン・ジュニの恋人だったヨンジュンは、実はナム・シホンだった。2002年のシホンが、2007年のヨンジュンに入ったので、年齢的なことも辻褄つじつまが合うわけですね。

杖をついて出てきた彼は、2002年にバス事故に遭った2023年の本物のナム・シホンという理解で合ってますか?

チョン・インギュが、ミンジュを殺害、、というのは、謎だらけですが。


第8話 あらすじ

ヨンジュン(シホン)は、雨の並木道を走るジュニの絵を完成させた。

ク・ヨンジュンで、住民登録書を取り、家を出た。

ミンジュの叔父の”カフェ27”が開店。お祝いをして、バイトをさせてもらうことにした。

彼はク・ヨンジョンとして生きるために、ジュニに聞いた通り、大学で彼女に出会い、彼女の恋人になろうと決めたのだ。

ジュニと同じ大学の美術学部に進学することに目標を定め、予備校と絵画教室に通い、見事大学に合格した。

大学の初日から、彼はジュニを見つけ、彼女のサークルのブースに行き、突然、告白、、とかなり積極的。しかしジュニには先輩の恋人がいた。

彼はひるまず、同じレストランでバイトも始め、とにかく彼女の近くにいた。

同じ美術学部の同級生に、オ・チャニョンがいた。

ジュニは、最初はあまりにも自分に積極的なヨンジュンを警戒していたが、だんだんと彼の人柄の良さに気づいていた。

ジュニは誕生日にバイト先から急なシフトで呼ばれたが、ヨンジュンが代わった。

彼女は、恋人が二股していたことで大ゲンカし、バイト先に戻ってきた。ヨンジュンが彼女のためにケーキを買っていて、二人で彼女の誕生日を祝った。


本物のシホンは、バス事故の後、数週間意識不明で病院にいて目覚めたようだ。

2006年、インギュは仮釈放された。シホンが杖をついて刑務所に迎えに来た。おばあさんが彼を待っていた。

シホンは、インギュが、ミンジュを殺したとは信じられず、事件の真相を調べていた。

カフェのオーナーは、「ヨンジュンは大学に進み、ジュニに会い、計画通り進んでいる」と本物のナム・シホンに電話で伝えた。


感 想

8話は、ク・ヨンジョンとして生きることに決めたシホンが、1998年にジュニから聞いた通りの”ヨンジュン”になろうと、彼女の近づいていった過程が語られましたが、正直、退屈でした、、人の人生をなぞっている感じでがして、、。

それから、本物のシホンについても謎です。バス事故で足が不自由になったようですが。

不思議なのは、カフェのオーナーが彼にヨンジュンのことを報告していたこと。ヨンジュンの中にシホンが入っているんだから、彼にはヨンジュンの行動はわかるはずでは?

本物のシホンと、シホンが中に入っているヨンジュンが同時代に存在できるのか?

インギュの話もリアリティーがない気がしました。


第9話 あらすじ

大学で、ヨンジュンは女子大生たちから大人気だった。ナウンがジュニに「学部一の美人ジヨンが彼に告白して ”運命の人を待ってる、君でないのは確か”と言ってフラれた」と話した。

ある日、ジュニが学校に来ていない、とナヨンが心配していた。ヨンジュンは、彼女の家に行き、ナウンに暗唱番号を聞いて部屋に入ると、彼女は倒れていた。勉強とバイトで無理をしすぎたようだ。彼はジュニを病院に連れて行き、家まで送った。ジュニが「今日は何の日?交際記念日」と言った。ヨンジュンは彼女を抱きしめた。


インギュがミンジュのお墓参りをして食堂に戻るとおばあさんが倒れていた。

おばあさんは病気で余命がわずかで、間もなく亡くなった。

葬儀に出席したのは、インギュとシホンだけだった。その夜2人で飲み、インギュはこの家を売ってソウルで再出発する、と言った。

シホンは酔っ払い眠った。目覚めた時、インギュがいなかった。彼はタクシーで、ミンジョが亡くなった廃墟に行った。

不自由な足で上まで上がったが、、インギュは、彼の目の前で、飛び降りた。


シホンの長い話が終わった。ジュニは彼を抱きしめた。

ジュニはシホンと一緒に家に戻った。

「幸せは永遠に続くと思ってた、あの日までは。君にニューヨーク行きの話を聞かされ、二度と離れたくない、その一心だった。でもお前から去る結末は変えられないと悟った」と彼女に話した。

シホンは、ク・ヨンジュンに空港で話しかけたのだ。「ナム・シホン、ヨンジュンが死ぬのはジュニから聞いてたよな?飛行機に乗ったら墜落事故が起きて、ヨンジュンの体は滅びる。お前の魂は2002年の事故で昏睡状態の自分の体に戻るだろう。それが俺だだからその飛行機に乗るな」と言って、もう1本後の便のチケットを出したが、ヨンジュンは「本来の便に乗らなければ、ジュニはどうやって1998年へ?俺が死んだからジュニに出会えて、愛し合えた。運命を受け入れるしかない」と去った。

そして、事故が起き、俺は2002年の自分の体で目覚めた。

事故から6週間が経っていた。それから長くてつらいリハビリの日々。

杖をついて歩けるまで1年以上かかった。でも本当に辛いのはそれからだった。お前に会いに行けなかったから。

「俺は空港でもう1人の俺、ク・ヨンジュンに会った。同じようにもう1本遅い便のチケットを渡そうとすると ”本当にジュニと一緒にいられるのか?俺が死ななければジュニは98年には来られない。次の便に乗ればジュニも俺も消えるんじゃ?”とヨンジュンが言い、その時予想外のことが起きた。

”今までのジュニの思い出がここにつまっている”とヨンジュンが携帯を俺に託してくれた。”飛行機に乗って死ぬのは俺の選択で意志だ、これでジュニは俺に会いにこられる。必ずジュニに会う、そして彼女を愛する。ジュニを頼む”と言い、指輪を俺に託した」とシホンは言った。

彼はそれをジュニの左手の薬指にはめた。


感 想

9話、理解不能でした、、。

墜落事故が起きて、ヨンジュンの体は滅びる。お前の魂は2002年の事故で昏睡状態の自分の体に戻るだろう。それが俺だ」と言っている人はナム・シホンではないの?

第10話 あらすじ

ジュニは、シホンから、「インギュがミンジュを殺したと言い、彼も自殺した」と聞いて信じられなかった。ジュニは「ミンジュが死んだ日を変えなきゃ、1998年に行く」とプレイヤーで音楽を聞いて眠ったが、行けなかった。

2人は「カフェ27」のオーナーに相談。彼は、1998年、殺人犯は2人(ダヒョンとミンジュ)を殺した後、なぜ殺人が止まったのか疑問に思っていた。彼らは当時のことを調べることにした。

シホンは学校で当時の担任の先生に会い「1998年、ミンジュの事件後、何か出来事がなかったか」と聞いた。先生は「別のクラスに精神科に入院した生徒がいた。閉鎖病棟に入っていた。名前はオ・チャニ」と学生記録から写真を見せた。

シホンはその写真を見て、オ・チャニョンの兄だとわかった。彼はカフェのオーナーに「犯人はオ・チャニだった」と電話し、写真を送った。


その頃、ジュニの家にオ・チャニョンが、ヨンジュンが作った椅子を持って来た。

彼女はネットで、ダヒョンとミンジュ事件のことを調べていた。彼はそれを見て、昔の事件を調べている理由を聞いた。

ジュニは彼に全てを話した。

「前に話した夢の話は事実で、タイムトリップして1998年に行き、ミンジュの体で目覚めた。ヨンジュンと再会したが彼は1998年で出会ったナム・シホンだった。このプレーヤーでソ・ジウォンの曲を聞いて眠り、目覚めたら98年にいた。私とミンジュヨンジュンとシホンは同じ顔をしているから移動できた。ダヒョンを殺した犯人が、ミンジュも殺したはず」と。

チャニョンは、小学生の時に兄の机でミンジュの写真を見つけたことを思い出した。兄に「好きなら、標本にして自分のものにすればいい」と彼は言ったのだ。

彼はチュニがコーヒーを作っている間、カセットを聞いて眠っていた。

ジュニは、チャニョンを起こした。

彼はジュニに「犯人犯の目星は?」と聞いた。「同じ学校の生徒だと思う、制服を着てた」とジュニが答えると、彼は「おかげで当時兄さんと何があったかわかった」とジュニをはがいじめにして、気絶させた。

彼はプレイヤーで1998年に行ったのだ。そして、兄が、交通事故に遭いそうになったミンジュをの助けた直後に、兄の体に入った。彼女を送るふりをして襲い、逃げたミンジュを後ろからパイプのようなもので殴った、、。その時、ジュニ起こされたので、彼は怒っていた。

シホンが帰ってきた、ジュニが倒れていた。チャニョンがプレイヤーを持って出てきた。

シホンはチャニョンの様子から、彼が殺人犯だとわかり格闘したが、彼に果物ナイフで刺された。彼は「ジュニのおかげで兄さんの体に入れる方法を見つけた」と言い、シホンは倒れた、、。

チャニョンはプレーヤーとミンジュの日記帳を持って逃走した。

シホンは死亡した、、。

悲嘆にくれるジュニだが、チャニョンから盗まれたプレーヤーを取り戻し、必ずシホンを助けると決心した。


チャニョンは、ホテルでプレーヤーを聞き、さっきの続きに戻った。

1998年の兄の体に入り、ミンジュが倒れている側に、昼間拾ったインギュの補聴器を捨てた。

家に戻り、小学生のチャニョン本人に会い「お前の言う通りだった、本当に好きなら標本にして自分のものにしなきゃ。秘密を教えよう、実は俺は、未来からきたお前だ。大きな標本を作りに行こう」と約束した。

そして、夜の学校に弟(小学生の自分)を連れて行き、ダヒョンを殺した、、。


ジュニはカフェのオーナーと、チャニョンの兄のチュニに会いに精神科の病院に行った。

ジュニが、1998年のミンジュの死について聞くと、彼は「何でも見ることができるが、それだけ」と言った。

夜の学校に弟を連れて行き、ダヒョンを殺したことを思い出した後、激しく動揺して「違う、僕はやってないんだ」と自分を叩いた。

彼は、注射器をミンジュに刺そうとする場面を思い出し「ミンジュ、僕はやってない。あいつらにやらされた」と興奮し、ジュニの手を掴んだ。


警察からチャニョンが逮捕されたと連絡が来た。ホテルでプレーヤーを聞き眠っているところに踏み込まれたのだ。彼は捕まる時に、プレーヤー床に叩きつけて壊した。


感 想

脚本にだいぶ無理があるように思いました。

突然、オ・チャニョンが犯人だと分かり、シホンが簡単に殺害されてしまったのには、、唖然としました。


第11話 あらすじ

ジュニは、ボロボロに壊れたプレーヤーを警察から受け取り、修理屋を回り、やっと修理してもらった。プレーヤーをオンにした。


〔1998年〕

ミンジュはシホンの部屋で目覚めた。手に”並木道を走る少女”のスケッチを持っていた。ミンジュは、ジュースを持って来たシホンに抱きついた。彼はミンジュを家に送り、明日迎えに来ると言った。(彼は「ジュニ」と呼んでいますね。)

部屋に入ったミンジュは、自分の顔を触って確認した。

”ミンジュ”と呼ぶ声が、それはジュニだった。

本物のミンジュが戻ってきて、ジュニは1998年のミンジュの体に入るつもりが、彼女の奥深くに閉じ込められてしまったのだ。

翌朝、ミンジュは自分が体に戻ったことを確認した。約束通りシホンが迎えに来てくれた。

学校には、ダヒョンの件で警察が来ていて、ミンジュは刑事に呼ばれた。

事件について知っていることや着替えの隠し撮りについて聞かれたが、知らないと答えた。

刑事は、ミンジュがインジュの件で警察に来た時とはあまりに態度が違うのを不審に思ったが、問い詰めなかった。

ミンジュは、奥にいるジュニに話しかけた。「私がそこにいる間、ハン・ジュニの仕草を何万回も練習した」と。ジュニは「チャニョンがチュニの体に入っている、あなたやシホンが危険」だと知らせたが、ミンジュには興味がなかった。

シホンは、ミンジュを家まで送り、すぐ連絡がつくようにと”ポケベル”を渡した。

ミンジュは日記帳に、シホンへの思いを書いたが、そのページを破った。

新しいページに、”彼がク・ヨンジュンだ”と書いた。そして奥のジュニに話しかけた。

「あなたに見せるために書いた。これを見て1998年にきたでしょ。あなたが私の中に入れば、シホンが私を好きになるから。計画どおりになった」とミンジュは言った。

ジュニは「10月13日にチャニョンに殺されるから、家にいて。シホンとインギュにチャニョンの狙いを伝えて」と必死で訴えたが。


翌日、ミンジュはシホンとインギュとソウルに行き、アトラクションを楽しんだ。

シホンは「アメリカにはいかないかも」とミンジュに話した。彼女はすごく喜んだ。

シホンとミンジュは、ソウルで撮った写真の現像を取りに行き、もう1つフィルムの現像を頼んだ。ミンジュが連絡先を書いた文字を見て、シホンは??と。

外に出ると雨。ミンジュが先に出た。シホンはスケッチの日の雨を思い出した。あの日の晴れやかなジュニの笑顔と、今の彼女は全然ちがうと気づいた。

彼はミンジュを避けるようになった。

インギュが、シホンを問い詰めると「ミンジュが変。ジュニを真似ているみたいだ。目を見ればわかる。あの時は確かにハン・ジュニだった」と言った。

インギュも気づいていた。「ミンジュがシホンに好かれたくて、ジュニを演じている」と。

ミンジュは二人の会話を聞き、息苦しくなり、その場を離れた。

ミンジュが「27レコード」の店番をしていると、チャニョンが入って来て、彼女は恐怖を覚えた。

店の帰り、彼がいるのではと恐れたが、途中でシホンが待っていてくれて、一緒に帰った。

家の近くのベンチで、彼は「ハン・ジュニ、最初にした会話は?」とを聞いたが、ミンジュには分からなかった。それでも彼女はまだジュニのフリをした。

彼は筆跡の違いを指摘し、「お前はジュニじゃない。俺の家を出る時から」と彼はミンジュを責め、彼女の中のジュニは「早く、チャニョンの狙いを話して」と迫り、ミンジュはパニックになった。

「私が正直に話したら、どうなるの?ハン・ジュニが戻ってこないとしたら、今までみたいに優しくしてくれる?」と彼に聞いた。

シホンは「教えてくれ、ジュニはまた戻ってくるのか?俺はどうすればジュニに会える?」と聞いた。

「2023年から来た明るくて魅力的なジュニ、そのジュニが忘れられずにいるヨンジュン、すべて私の作り話よ。だからあなたは絶対にジュニに会えない」とミンジュは言った。

シホンは、絶望した、、。


感 想

本物のミンジュが、自分の体に戻った場所や時間の設定は、すごく上手だと思いました。チョ・ヨビンさん、ミンジュとハン・ジュニをほんとうに上手に演じ分けておられますよね。

ミンジュが、ハン・ジュニに「あなたに見せるために書いた。これを見て1998年にきたでしょ。あなたが私の中に入れば、シホンが私を好きになるから。計画どおりになった」と言ったのが、また???で。ミンジュが、ハン・ジュニのタイムトリップを計画できたの?ありえないのでは?

ナム・シホン君、ハン・ジュニが好きなのは分かるけど、ミンジュにもう少し優しくって思ってしまいました。


第12話(最終回)あらすじ

〔1998年〕

ミンジュは翌日、弟やクラスメートから「暗いよ」「前のミンジュに戻ったみたい」と言われた。明るくシホンに話しかけたのに、「ジュニみたいなまなざしで見ないで」と言われてしまった。

ミンジュは屋上で一人で何か言ってた。インギュが彼女の唇を読んだ。

「ハン・ジュニ、私はこんなふうに陰口を言われてたの。あなたが私の中に入ってくれたから、少しの間、人気者で愛された。でもいい夢が醒めた後は余計つらい。私が自殺したらすぐに忘れられる。でも、もし今日10月13日に殺されたら、忘れ去れることはない。死ぬことで一番なりたかったクォン・ミンジュになれる」と。

インギュが屋上に行った時は、彼女はバッグを置いたまま消えていた。彼はシホンに、今日がジュニが言ってた10月13日と、ミンジュの危険を知らせた。

ミンジュはチャニョンの後について、襲われた場所の廃墟の階段を上がった。

ジュニ(ミンジュの奥の方にいる)は、必死でミンジュを止めようとしたが、、。

兄チュニの体に入ったチャニョンは、注射器をだして、ミンジュの首に刺そうとした。

その時、チャニョンは警察にホテルで起こされ、2023年に戻った)。

チュニに戻り、彼は「僕じゃない」と注射器を投げて逃げた。

しかし、ミンジュはガラスのかけらを拾い、死のうとしていた。インギュが走ってきた。

「私はどこまでも独り、どれだけ苦しんでいるか誰もしらない」という彼女に、インギュは「僕は君が大好きだ。そのままの君がすきだ。僕にチャンスをくれ」と説得したが、「インギュ、こんな人生、つらくてたまらない、、」と、、廃墟から飛び降りた。

インギュは地上に降りて、ミンジュを膝に抱いた。シホンが走って来て、2人をみた。インギュが「ミンジュは楽なったよ。僕が殺した」と言った。


〔2023年〕

ジュニは泣きながら目覚めた。何度プレーヤーを押しても動かない。テープがゆるんでいた。

ジュニは再度プレーヤーを修理に出した。形は戻せたが再生できない、テープは巻き直しされていた。

彼女は車を川縁に留めて、再度プレーを押してみた、、音楽が再生された。


〔1998年〕

ジュニは、廃墟から落ちる寸前のミンジュの中に入ることができた。インギュが彼女の手を引っ張り、ミンジュは助かった。

シホンが走って来た、彼は、ミンジュはジュニだと気づいた。

ジュニは、2人にプレーヤーとカセットを見せて「2023年のオ・チャニョンがこれで1998年に来たが、自分の体に戻ったので殺害に失敗。今日起きるはずのことが起きなかった。ミンジュはもうすぐ戻ってくる、彼女が助かったから、未来が変わる」と説明した。

「俺たちの未来も?大学で出会うことがなくなれば、お前がここに来て俺に会うこともない」とシホンは言った。

ジュニは家に戻り、体の奥にいるミンジュに語りかけた。

「私がそこにいた時、あなたの心が見えた。あなたがあんなに苦しんでいたのは、大きな希望や期待をこの世界に抱いていたからだよ。ミンジュ、あなたは希望に満ちあるれてるの」と。


ジュニはインギュに、プレーヤーとカセットの処分を頼んだ。そうすればミンジュが戻ってくるし、これがなくなれは、シホンは私のことを忘れる、と言った。

ジュニは、シホンと海に行った。

2人ともこれが最後だと分かっていた。

「終わりじゃない。シホンならきっと私を見つけられるはず」とジュには涙目で言った。

シホンは「なんとしても会いに行く」とジュニに約束した。

インギュは、プレーヤーとテープを燃やした、、。

海辺のジュニとシホンのシルケットが消えた。

ジュニは2023年の車に戻って来た。

彼女の家の写真も家具も何もかも、そしてジュニ自身も消えた。

シホンの少女の絵も、、消えた。


ミンジュは病院で目覚めた。ベッドの脇には、インギュがいた。

誕生日を祝った後、交通事故に遭って運ばれたのだ。

ミンジュは退院して、学校に戻った。

インギュに夢のことを話した。「事故の前は自分は不幸だと思ってた。でも夢の中のもう一人の自分に、 ”私が苦しんでいたのは世界に希望を持っていたから”と言われたの、それから心が軽くなった。インギュ、私はそばに誰がいるか見えているよ」と言った。


2011年、ナム・シホンは、新しく出版社を始めていた。

雪の日、帰りのバスの中、ラジオからソ・ジウォンの「涙を集めて」が流れてきた。

一人の女性がその歌をハミングしていた。

シホンは「クォン・ミンジュ?」と聞いたが、人違いだった。

彼女がバスを降りた。彼は、急いでバスを止めて降り、彼女を追って声をかけた。

ーー完ーー

最終回まで見た感想

前半6話までは、とても面白かったです。

高校生の3人も可愛らしくて、ミンジュの体に入ったハン・ジュニの明るくハキハキした高校生はとてもチャーミングでした。

ク・ミンジュンとナム・シホンはどういう関係なんだろう?

足を引きずった男性はク・ミンジュンで、飛行機事故から生き残ったのだろうと単純に思ってました。

ところが、7話で、ナム・シオンが、ク・ミンジュンの中に入った。

ク・ミンジュンが飛行機事故で亡くなることで、ジュニは1998年に行き、ナム・シホンに出会う。事故にあったナム・シホンが、ク・ミンジュンの中に入り、ジュニから聞いた通りに恋人になる、という種明かしをされ、そこから理解不能になりました。

つまり、どちらが先なの?ミンジュン(シホン)が、ジュニの恋人になるためには、ジュニは1998年に行って、シホンに会わなくてはならない。しかし、ジュニが1998年に行って、シホンに会うためには、恋人のミンジュン(シホン)が飛行機事故で亡くならなければならない。矛盾しませんか?(書いてても意味がわからなくなりますが😰、、)

後半は、ドラマの進行が雑で、脚本にも矛盾があるように感じました。タイムトラベル物は時間軸がずれるから、矛盾ではないのかも知れませんが、、。

最終回、ミンジュが、ジュニに言われた言葉で救われたこと、そして、自分の横にいる大切なインギュの存在に気づいたことが、このドラマの救いだったかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Drama
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コメント

  1. 福井広子 より:

    高校生と、30代を上手く演じているし、ミンジュとジニュの演じ訳も素晴らしいですが何か疑問が残るドラマでした。
    前半の方が良くて後半は都合の良い展開の様な気がしました。
    俳優さんは、皆さん素晴らしかったです。

    • yknetworks より:

      福井広子様
      コメントをありがとうございます。
      まだ最後まで視聴していないのですが、複雑で、理解できていません、、、。
      最後まで見て、感想を書きたいと思います。
      これからもよろしくお願いします。

  2. みるく より:

    難しかったですよね
    始まりが私は分からなくて
    タイムスリップできることをなぜ知っていたのか?ジェニに聞いていたから?なぜできるの?(笑)頭????

    罪を被っていた意味が最後わかってスッキリはしましたけど😊
    もう一度見れば謎は解けるでしょうか(笑)余計こんがらがりそうで悩んでます。

    とにかく
    わかりやすく解説ありがとうございました。

    • yknetworks より:

      みるく様

      コメントありがとうございます。
      私も難しかったです。最後の感想に書いた通り、ジュニとナム・シホン(ク・ミンジュン)が出会えた順序がわかりません、、。
      しかし最後、ミンジュが死ななかったことで、1998年に出会ったジュニとシホンは消えました。ジュニは違う人生を歩み、シホンは2011年にジュニを見つけた、初めて会う人として、でも消えた思いが残っていたから、というラストだったのかなと思います。
      私のブログが何かお役に立てたのなら、幸せです。
      これからもよろしくお願いします。