
2025年9月12日、全15話一挙配信のNetflix 韓国ドラマ『ウンジュンとサンヨン』。
キム・ゴウンさんとパク・ジヒョンさん主演。
ドラマ作家のリュ・ウンジュン、映画製作者のチョン・サンヨン。小学校時代から親友でありライバルであった2人は、あることで絶好し、疎遠になっていた。しかし、突然、ウンジュンはサンヨンから呼び出され、重い病を知らされる。二人の女性のどんなドラマが展開されるのかとても楽しみです。
あらすじを紹介しながら、感想を書いていきます。
*ネタバレあり
『ウンジュンとサンヨン』登場人物()はキャスト
〔主要人物〕
リュ・ウンジュン(キム・ゴウン):ドラマ作家
チョン・サンヨン(パク・ジヒョン):映画会社ツバメ代表
キム・サンハク(キム・ゴヌ):ウンジュンの恋人、映画監督
チェPD(チュ・ミンギョン):ウンジュンの仕事仲間
チョン・サンハク(キム・ジェウォン):サンヨンの兄
ユン・ヒョンスク(ソ・ジョンヨン):サンヨンの母、ウンジュの小学校時代の先生
チャン・スヨン(チャン・ヘジン):ウンジュンの母
キョン・スンジュ(イ・サンユン):ウンジュンやサンヨンの仕事仲間、監督
第1話 あらすじ
ドラマ作家のリュ・ウンジュンは、仕事仲間のチェPDから、百想芸術大賞の受賞式の動画を見るように言われた。そこで、映画制作者のチョン・サンヨンが、「すべては、友人のリュ・ウンジュンのおかげ」とあいさつしていた。。
ウンジュンは、チェPDに、「彼女とは絶交した」と言った。ウンジュンは、サンヨン成功に複雑な感情を持っていた。彼女の出世作の映画「青の起源」は、実はウンジュンのアイデアだったから。
ウンジュンは、チェPDに、”小学校時代のことを書いた”という脚本のドラフトを渡した。
1992年 4年生2学期 イルヨン小学校。
ウンジュンの4年生のクラスに12人も転校生が入ってきた。全員新しい団地の住人だった。
その中にチョン・サンヨンがいた。ソウルの有名な私立校に通っていた、おじいさんが大臣まで務めた有名な方だと先生が紹介した。
ウンジュンは牛乳配達をしている母と新しい団地に行った。母が部屋の掃除をするから。ウンジュンはその部屋に入って驚いた、とて明るくて広くて、家の中に2つも浴室があった。
ウンジュンの家は、母と弟と彼女の3人暮らしで、父親はいなかった。
学校では土曜日に学級委員長の投票があり、サンヨンが選ばれた。先生がいない時は、委員長が先生代わりで、叩いてもいい棒が渡された。
自習時間に、ウンジュンの隣の男子が彼女にちょっかいをだし、彼女は注意した。委員長のサンヨンは、2人を教室の前に呼び出し、棒で手のひらを叩いた。
ウンジュンは痛くて悔しくて、家に帰っても泣いていた。そして母に事の次第を訴えた。
ウンジュンは長い間、気が晴れず、5年になりクラスが変わっても、サンヨンを見ると闘志に燃えた。学級対抗ドッジボールでサンヨンを狙って打ったが、ボールが彼女の頭に当たってしまった。
サンヨンは保健室に行った。作文のユン先生が入ってきた。ウンジュンは謝って、仲直りの握手の手を出したが、サンヨンは「わざとだ」と怒って保健室から出て行った。
翌日の特別授業は、ユン先生の作文だった。ウンジュンはユン先生が好きだった。
1年前、ユン先生が、「お父さんがいない空っぽの場所を、好きなもので埋め尽くしたら、天国のお父さんもウンジュンを誇りに思うはず」と話してくれたのだ。
ウンジュンはケガをした母親に代わって団地の牛乳配達をした。
自転車での帰り道、戻ってきたサンヨンと彼女の父を見て、逃げるようにその場を離れた。
学校で1組の男子から、”牛乳配達をしてるんだろ”とからかわれたので、サンヨンが告げ口したと思い、彼女に喰ってかかった。
サンヨンは、「知らない。ドッジボールもわざとぶつけた」と言うと、ウンジュンは「先に叩いたのはあなた、4年の時 棒で叩いた」と言った。サンヨンは「私はあなたを叩いた日、お母さんに叩かれた、ユン先生に」と言った。
サンヨンは新しい学校に引っ越して行った。
学校の帰り、ウンジュンは、ユン先生から頼まれごとをした。団地の先生の部屋を開けて、テレビ台の2番目の引き出しから書類を取った。
よく見るとその部屋は、母と掃除に来た部屋だった。
壁には立派な家族写真が飾られていた。サンヨンがユン先生の娘だと知ってたのに、がっかりした。サンヨンが完璧に見えて、決して勝てない存在に感じた。
そこにサンヨンの兄のサンハクが戻ってきた。
原稿はここまでだった。チェPDはこの原稿が気に入った。
ウンジュンはサンヨンからの電話で呼び出された。サンヨンは、「私、死ぬみたい。がんの末期、まだ43歳なのに。お願いしたいことがある」と言って、封筒をだした。中にはチューリッヒ行きの航空券と安楽死のパンフレットが。「一緒についてきてくれない?」と彼女はウンジュンに言った。
第1話 感 想
1話目からかなり面白いです。
成人になり、ドラマ作家になったリュ・ウンジュンと、映画会社代表のチョン・サンヨン、2人とも成功していますね。
1話で、2人が1992年、小学4年の時に出会った時のことが描かれました。
子供の頃の2人の家庭環境は全く違っています。ウンジュンは、お父さんを亡くしていて母と弟の3人暮らし。一方、サンヨンは出来たばかりの立派な団地(浴室が2つもある)に引っ越してきた裕福な家庭の子供。そして極めつけは、ウンジュンが大好きはユン先生が、彼女のお母さん。
小学生のウンジュンが感じた、もやもやした感じを、子役が見事に表現していました。
この段階では、ウンジュンとサンヨンは、少しも親しくなっていません。
そして、話は現在に戻り、ウンジュンは、絶交したサンヨンから呼び出され、「安楽死するので、スイスに一緒に行ってほしい」と頼まれるという衝撃な場面で、1話終了。
絶交したにもかかわらず、サンヨンが、なぜ自分の人生の最後のお願いをウンジュンに託すことにしたのか? 2人にはどんな特別な関係があったのか?どんなドラマが展開されるのか、とても楽しみです。
ーー2話に続きますーー
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