Drama

『海街チャチャチャ 7話8話』あらすじと感想【みんなで食べて笑ってしゃべって、人生そのものです】*ネタバレあり

サーフィンの大きな波、カラフルな布団の洗濯物、軒先のツバメの巣、海の小さなカニ、飛び立つ鳥たち、赤い灯台、カメラがとらえたコンジンの町の一コマ。
Drama

『海街チャチャチャ:5話6話』あらすじと感想 【花とおばあさん三人組、八重歯、幸運の木、花火】*ネタバレあり

ホン班長の家から朝帰りして噂の的になるヘジン。班長の意外な経歴も知る。カフェのジュリは八重歯を矯正したがっている。ファジョンさんの左の頬が痛む。新たな重要人物の登場。幸運の木に花が咲く。
Drama

『海街チャチャチャ 3話4話』あらすじと感想【いつまでも見ていたい海、波、空】*ネタバレあり

最初の場面は ”コンジンの音” 。住民たちの日々の生活の小さな音が丁寧に拾われていく。物語もいろいろな要素を絡めながら自然に進んでいく。その合間、合間に挟まれるコンジンの海、街並み、港の様子などの映像がとてもきれいです。
Drama

『海街チャチャチャ 1話2話』あらすじと感想【物語の舞台となるコンジンの海が美しい】*ネタバレあり

へジンはソウルにある歯科医院を退職し、セルフ退職祝いに買った美しい靴を履いて海辺の町に行った。そこは子どもの頃に、父と母と三人で訪れた思い出の場所。ヘジンは靴を脱いで裸足で海岸を歩いた。戻ると靴は波に流されていた。一人の男が片方の靴を持って現れた。
Book

村上春樹「品川猿」感想【猿は丁寧な言葉で、愛情をもって核心をついた話をした】『東京奇譚集』より

わたしは名前をとる猿なのです。心惹かれる名前があるとそれを手に入れずにはいられません。悪いことだとは承知しています。しかしプラスの面がないわけではありません。同時に名前に付随しているネガティブな要素をも、いくぶん持ち去ることになるのです。
Book

村上春樹「日々移動する腎臓のかたちをした石」感想【心がざわっとする】『東京奇譚集』より

彼女は、河原を歩いているときに、石を一つ見つける。赤みがかった黒で、つるつるしていて見覚えのある形、腎臓のかたちをしている。彼女はそれを持ち帰る。その腎臓のかたちをした石は意志を持っている。彼女を揺さぶり続ける。
Drama

Netflix『グレイス&フランキー』アメリカドラマ【シリーズ7配信中】感想 人生現役!

Netflixで2015年にシリーズ1が始まり、現在シリーズ7配信中。1話30分の短いヴァージョンで、軽いタッチのコメディー仕様なので、次々と気楽に見ているうちに、シーズン7の最新配信まで来て、いつの間にか元気をもらっていました!
Drama

Netflix『ヴァージンリバー:シーズン1~3』感想【ヒューマンドラマ 】壮大な自然が美しい!

物語の舞台は、アメリカ、カリフォルニアの北の小さな町「ヴァージンリバー(架空の町)」この町にLAで看護師をしていたメルが移ってくるところから物語が始まる。この美しい小さな町でのメルの再生と住民たちの物語
Drama

『結婚作詞 離婚作曲 シーズン2』あらすじと感想【それぞれの顛末・謎の結末は脚本家の作戦?】

シーズン2、16話完走しました。最後まで飽きさせない脚本でしたが、最後の最後に、本当にやられた!という感じ。謎の結末は脚本家の作戦?ドラマをどのように終わらようとも、それは、脚本家や製作者の自由なんだ!と目から鱗でした。
Movie

映画『シークレット・サンシャイン』感想【深い深い映画】*ネタバレあり

『バーニング 劇場版』で心を鷲掴みされたイ・チャンドン監督作品。この深い映画の魅力を言語化できるだろうか? 癒されることがない苦しみ、宗教の矛盾、絶望の極み、それでも生きていくための僅かな光、観賞後、いろいろな思いが渦巻きました。